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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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12-03-19 #9 END  山陰本線 仙崎支線  〔山口県〕

04 11, 2013 | デンシャ旅 -中国(JR)

4 Comments
120319_73.jpg
2012年3月19日(月)、JR美祢線(みねせん)の駅めぐりを終え、
長門市駅から北へわずか2.2Km、数分で終わってしまう路線の旅へ。
673.8kmにも及ぶ長大な山陰本線の、唯一にして些末な支線、仙崎(せんざき)支線。

120319_74.jpg
長門市駅を発ってすぐ山陰本線と分岐、こんな風景の中を4分ほど進むともう終点。

120319_75.jpg
終着駅、仙崎。柱の陰で写真を撮っているのは横見さん。
この日の美祢線駅めぐりで実際は最後の訪問駅だった湯ノ峠から乗車の
列車の車内で出会ってここまで、まさか横見さんとの乗りテツ旅になろうとは。

120319_76.jpg
元は美祢線の貨物支線だった仙崎支線。
山陰本線の支線扱いでありながら、いまも運行系統としては美祢線に属するような形で、
時刻表でもそういう流れで記載されています。何れにせよ一日6往復しか便がなく、
いわゆる「乗りつぶし」で苦労させられる部類の路線のため、僕もこれが初訪問。

120319_77.jpg
仙崎駅舎。
昭和5年開業、同34年に全面改築。基本的にその時のコンクリ駅舎なのですが、
近年、木造駅舎風の装飾を施されたようです。

120319_78.jpg
そして、ここ仙崎は童謡詩人、金子みすゞの故郷。
そう、一時期誰もが耳にしたであろうあの詩の作者です。


「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
 
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
 
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
 
そうして、あとで
さみしくなって、
 
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
 
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


東日本大震災直後のACのテレビCMで繰り返し流れた『こだまでしょうか』。
この詩を忘れてたそこのあなた!確実に震災が風化してますね?(←何様)

120319_79.jpg
金子みすゞ記念館がこの駅前の通りの先にあるんですけど、
エラそうなこと言ってる僕も、このあとまた仙崎支線を列車で折り返しただけなのでした。

120319_80.jpg
山陰本線経由で九州へ向かうという横見さんとは長門市駅でお別れしたのち、
さらに美祢線を折り返し、ほぼ12時間ぶりに起点の厚狭(あさ)駅に戻ってきました。
翌日の都合で広島に宿をとったため、山陽本線の列車に乗り換え。
広島に着いたのは21時半ごろのことでした。
(最終日の旅につづく)

撮影日:2012年3月19日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-03-19 #8  美祢線終点 長門市駅  〔山口県〕

04 10, 2013 | デンシャ旅 -中国(JR)

2 Comments
120319_64.jpg
2012年3月19日(月)、青春18きっぷでJR美祢線(みねせん)の駅めぐり旅。
ついに終点の長門市(ながとし)駅に到着です。

mine_10.jpg
大正13年、美祢線全通時に正明市(しょうみょういち)駅として開業。
さらに延伸開業した区間と共に昭和8年、山陰本線に編入、昭和37年に現在の駅名に。

120319_65.jpg
例の昭和47年刊行の写真記録「日本の駅」掲載写真と変わらぬ姿で、
データには昭和33年に全面改築とあるので、ほぼその頃のままの駅舎なのでしょう。

120319_66.jpg
僕が着いてすぐ、山陰本線の観光列車「みすず潮彩」号が下関へ向け出発して行きました。
ちなみに美祢線には各停の普通列車しか走ってません…。

120319_67.jpg
ホーム上屋の柱に残る古い注意書き。こんな時代があったんですね。

120319_68.jpg
山陰本線経由で何度か訪れている長門市駅ですが、駅周辺をブラついてみたのは初めて。
山口では萩と並ぶ山陰の大きな街ですが、街並みはこんな感じでした。
現首相の安倍さんの本籍はここ長門市だそうですけど、アベノミクス…は関係なさそう?

120319_69.jpg
駅前ロータリーの一角にあったSLの動輪。
「本州最後のSLとして長門市~下関間のサヨナラSL列車を牽引した機関車
 (D51 612号機)の主動輪であります」と銘板にありますです。

120319_70.jpg
さて、実は美祢線にはもう一つ駅があるんです。それがこの板持(いたもち)。
駅舎のない、ご覧の片面ホームだけの駅なので、さすがにこれは…と降りませんでした。
一連の記事のシリーズ名を美祢線全駅下車の旅としなかったのはそのためです。

120319_71.jpg
ところで、実際は行ったり来たりを繰り返して駅めぐりを続けているうち、
車内でこんな出会いもありました。横見浩彦(よこみひろひこ)さん。
日本の鉄道全駅乗下車達成など、鉄道界では有名な方です。

120319_72.jpg
TV等のメディア出演も多く、その際の言動から某巨大掲示板などでのバッシングも
目にしますが、一度ならず訪問済みであろう美祢線をこうしてずっと
前面に張り付いて飽きずに車窓を眺め、駅舎を愛しそうに見つめる姿は、
乗りもしないでネットで文句ばっか言ってる人や、乗りテツを自称しながらも実際は
車内で寝てたりスマホに興じてる人なんかに比べれば、少なくとも僕には
「ホントに好きなんだな」とはるかに好ましく思えました。
(つづく)

撮影日:2012年3月19日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-03-19 #7  美祢線 長門湯本駅  〔山口県〕

04 07, 2013 | デンシャ旅 -中国(JR)

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長門湯本(ながとゆもと)駅

120319_54.jpg
2012年3月19日(月)、青春18きっぷでJR美祢線(みねせん)の駅めぐり旅。
9駅目は長門湯本駅。

mine_9.jpg
長門湯本温泉の最寄り駅。大正13年、美祢線全通時の開業。

120319_55.jpg
長門湯本駅舎全景。美祢線の古い駅舎の中では最も姿の美しい駅舎だと思います。
ただ、真ん前に円形の植え込みがあって写真が撮りにくく、美しく撮るのは難しい…。

120319_56.jpg
美祢線の実状を反映して、温泉最寄り駅で立派な駅舎なのに残念ながら無人駅…。
付け庇(つけびさし)の下、暗く写ってしまってますが「門前区公会堂」の看板があり、
駅舎の一部はそのようにも使われているようです。

120319_57.jpg
ワンコの散歩中に声をかけて下さったお二人。駅舎とか古い建物が好きで写真に、
と告げると、湯本温泉に廃屋じゃないかと疑うほど古い旅館がある、と
駅舎の情報以外リサーチして来ない僕には嬉しい穴場ネタを教えて下さいました!

120319_58.jpg
「それならオレについてきな」
…とは言いませんでしたが(笑)フラっと現れたニャンコも駅がお散歩コースのようです。

120319_59.jpg
教えていただいた通り駅から南へ、美祢線の踏切を渡ったりしながらしばらく歩きます。

120319_60.jpg
やがて駅周辺の鄙びた雰囲気から想像できないほど立派な長門湯本の温泉街が。

120319_61.jpg
写真左手の「恩湯(おんとう)」と奥にある「礼湯(れいとう)」の二つの共同浴場を中心に、
およそ600年と山口県内でも最古級の歴史を誇る温泉だそうです。

120319_62.jpg
恩湯・礼湯を経た入り組んだ坂道の途中に、駅で教えていただいたその旅館はありました。
温泉旅館 利重(とししげ)。

120319_63.jpg
なるほど、確かにこれは失礼ながら廃屋かと見紛う外観(笑)。そそられます。
時間の都合でこのあとすぐ駅に戻らざるをえず、これ以上お伝えできなくて無念ですが、
こちらのサイトにかなりイイ感じに詳しく紹介されているのでぜひご参照を。
(つづく)

撮影日:2012年3月19日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-03-19 #6  美祢線 於福駅/渋木駅  〔山口県〕

04 06, 2013 | デンシャ旅 -中国(JR)

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於福(おふく)駅

120319_46.jpg
2012年3月19日(月)、青春18きっぷでJR美祢線(みねせん)の駅めぐり旅。
7駅目は於福駅。

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大正9年、重安駅から延伸した美祢軽便鉄道の終着駅として開業。
なかなかの難読駅です。

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於福駅舎全景。例の如く、写真記録「日本の駅」刊行時(昭和47年)と比べても
窓や戸の材質や細かい点を除けば姿かたちは驚くほど変わっていません。

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待合室部分がモルタル壁に変わってしまってもいますが、
全景写真左手の妻面は押縁下見板(おしぶちしたみいた)で年季を感じます。

120319_49.jpg
ホーム側には木枠の窓も。ディテールに目が行くのはイイ駅舎であるのも確かですが、
駅周辺が交通量の多い国道316号+道の駅「おふく」という賑やかな環境なので
それらから目を逸らしたい、という心理が働いている面がなきにしもあらず(苦笑)。


渋木(しぶき)駅

120319_50.jpg
8駅目、渋木駅。こちらは山里の風情の中にある駅で、静かに駅舎と対峙できそうです。

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大正13年、美祢線全通時の開業。

120319_51.jpg
件の「日本の駅」の頃とほぼ変わりません。車寄せの屋根がスレートの波板なのも一緒。
その掲載写真には板張りだった妻面の看板に "待望の急行「はぎ」号運転開始 3月15日"
なんて文字も躍ってます。 (「はぎ」=山陰本線を走っていた急行列車)

120319_52.jpg
駅前は小川に沿った細い路地で、引きのスペースがなく全景写真が撮り難いのなんの…。

120319_53.jpg
駅舎の北側、どちらももう使われる機会もなさそうな留置線と給水塔。
(つづく)

撮影日:2012年3月19日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-03-19 #5  美祢線 重安駅  〔山口県〕

04 05, 2013 | デンシャ旅 -中国(JR)

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重安(しげやす)駅

120319_37.jpg
2012年3月19日(月)、青春18きっぷでJR美祢線(みねせん)の駅めぐり旅。
6駅目は重安駅。

mine_6.jpg
大正5年、美祢軽便鉄道の終着駅として開業。

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重安駅舎全景。何かの事務所のようにしか見えませんが、毎度参照してお伝えしている、
昭和47年刊行の写真記録「日本の駅」掲載時の頃と姿はまったく変わらず驚きました。
(瓦屋根がトタンに、板張りの外壁がモルタルに、といった改装は受けています)

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列車で駅に着く前から目を引いていた石灰岩の山が駅前にどーんと。

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採掘した石灰石を積み出すコンベアが駅前の民家をオーバークロスしてます。

120319_41.jpg
が、途切れてます。

120319_42.jpg
実はここ重安駅は太平洋セメント重安鉱業所の石灰石積み出し拠点だったのですが、
2009年に廃止、駅構内の積み込み施設も撤去されてコンベアの遺構も寸断された形に。
在りし日の姿は、相互リンクさせていただいてるLMさんのブログ記事でどうぞ。
この光景はちょっと僕も見てみたかったなぁ…。

120319_43.jpg
そして、この木造のホーム上屋。

120319_44.jpg
同じく相互リンクしていただいてる、奇しくも同じ春にここを訪問されたねじまきさん同様、
僕もこの駅に対する興味の対象はこの上屋だったんですが。

120319_45.jpg
実際に降り立ってみると、それらが渾然一体となって醸し出す、
この重安駅でしか味わえない独特の雰囲気に僕はすっかり魅了されていました。
(つづく)

撮影日:2012年3月19日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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