2012-12-23 #6 流鉄 小金城址駅と馬橋駅 〔千葉県〕
02 05, 2013 | 流鉄
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2012年12月23日、流鉄全駅下車の旅もあと2駅でフィナーレ。
ラス前は西日も眩しい、小金城址(こがねじょうし)駅。

全線単線の当路線で唯一列車の行き違いが可能な駅です。

県営住宅の2階が出入り口という、駅ビルスタイル。

ところが、1階のドラッグストアや2階の歯科クリニックなどテナント部が
ことごとく閉店・移転してしまったようで、少なからず廃墟感が漂ってます…。

2階のエントランスには閉鎖された旧窓口も。

現役の窓口&改札口は駅の裏手へ抜ける跨線橋の手前にあって、
実質、橋上駅のような形となっています。

思いがけずワンダーな空間だった小金城址駅をあとに再びデンシャに乗り込み、
最初に乗車した幸谷駅を経てオーラスの馬橋駅を目指します。

流鉄流山線の起点、馬橋(まばし)駅に到着。
JR常磐線(じょうばんせん)馬橋駅の一角にあります。

JRのホームから見た流鉄馬橋駅。

木造のホーム上屋。

窓口もイイ具合のレトロ感です。

再び流山へ折り返していくデンシャ。
日によって違うらしいですが、この日は赤い「あかぎ」号と黄緑の「若葉」号の
2編成が行ったり来たりを繰り返してました。

デンシャを見送る馬橋駅の駅員さん。
路線長5.7kmの流山線しか持たず、大手の鉄道会社の傘下にも属さない流鉄。
小さな一匹狼、だけど変な意固地さもなく、
全駅有人で利用者に優しいところも気に入りました。
流山市内を通る つくばエクスプレスが開業してから苦戦が続いてるそうですが、
3年後の2016年に開業100年を迎える流鉄、これからも頑張って欲しいです。
(つづく)
撮影日:2012年12月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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