2014-01-13 #08 END 東武鉄道完乗 旅のおわり 〔東京都~京都府〕
03 08, 2014 | 東武鉄道
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2014年1月13日(月)、今年最初の遠征旅。
お待たせしました、「東武鉄道全線制覇」もようやく最終回です。
曳舟駅からグランドフィナーレへエスコートしてくれるのは14:26の浅草行き普通列車。

とうきょうスカイツリー駅を過ぎ、浅草を発ったばかりの特急スペーシアとすれ違い。「あ、もう帰るん?また来てや」とでも言ってくれてるかのよう(何で関西弁)。

隅田川を渡ります。

渡り終えるともうそこは浅草駅。

14:31、浅草駅に到着。東武鉄道全線を乗り終える旅が終わりました。

拙ブログの熱心な読者の方なら、ちょうど一年前、ここから日光へ向け東武の旅を始めてるのをご存知かと思います(知らんがな)。

素晴らしい浅草駅舎。それも含め、一年越しとはいえ初めて意識して東武鉄道に関わったこの場所で是非とも旅を終えたかったんです。



浅草の雰囲気も好きだし。

さて、帰らないといけません。東京駅へ向かうとしましょう。東京メトロ銀座線と、神田でJRに乗り換えて。

20分ほどで東京駅に到着。

八重洲口に昨年(2013年)9月にオープンした「グランルーフ」を、時間の都合で遠目に確認(苦笑)。

まだ夕方、これまでの旅では考えられない早い時間に東京駅の東海道新幹線ホームにいますが、「ぷらっとこだま」という格安切符を今回初めて利用して、京都に丁度いい時間に着く便が限られているためなんです。

というワケで、15:56発の新大阪行き「こだま」669号に乗車。

分かってはいたものの、新幹線版鈍行列車「こだま」です。在来線よりは速いんだから、と高を括っていたら思いのほかキツい…。写真は熱海駅停車中のものですけど、毎度毎度「のぞみ」の通過待ちなんかをさせられて辛気臭いったらありません(泣)。そりゃ東京~京都間が3時間以上もかかるワケだわ…。

なので、車窓に京都タワーが見えた時はマジで故郷の港を照らす灯台のように輝いて見えました。スカイツリーがなんぼのモンやねん、やっぱオレにはオマエが一番や~(BGM:演歌)。

19:34、京都駅に到着。東武鉄道の旅ではほぼ全線車両の先頭部に突っ立って、あまつさえ写真まで撮り続けてましたが、何倍も遥かに疲れました…。

新大阪へ去っていく「こだま」669号を見送ります。同じN700系でも運行形態の違いでこれほど印象が変わるとは…。またひとつ勉強になりました。
以上が今年最初の遠征旅の顛末です。東武鉄道全線制覇を謳いつつ、東京モノレールやゆりかもめに寄り道したツケが鬼怒川線に及んでしまったのは無念でしたが(汗)、関東私鉄最長の東武鉄道は思いのほか手強く、またそれだけに乗り応えも、沿線の特色の違いの楽しみも大きく、制覇し終えたいまでは結構ファンになってる自分がいます。
ただ惜しむらくは、近年まで相当数残っていた味わい深い木造駅舎群が、いまや風前の灯となってしまっていた点。どうしてもっと早く訪問しておかなかったのかと悔やむ気持ちでいっぱいです。
今回もひと月以上にわたってグダグダと続いた旅記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
(おしまい)
撮影日:2014年1月13日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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