fc2ブログ
RSS
プロフィール

Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


JWordクリック募金


recommend_bnr03.png

カレンダー
10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
メールフォーム
メールでのご意見・ご質問はお気軽にコチラへ

お名前:
アドレス:何か入力しないと送信できないみたいです
件名:
本文:

10-09-04 #08 END  樽見鉄道終点 樽見駅  〔岐阜県〕

09 29, 2013 | 樽見鉄道

2 Comments
100904_66.jpg
2010年9月4日(土)、3年前の蔵出し近県私鉄散歩旅も、今回が最終回。
名鉄谷汲駅跡への寄り道を終え、再び樽見鉄道の谷汲口駅から終点の樽見駅を目指します。
まだ9月のはじめとはいえ、もう夕方5時過ぎ。時間的にも樽見鉄道の旅は終点までの往復で終わりそうです。

100904_67.jpg
谷汲口駅から乗ったのは、2008年3月末に廃線になった兵庫県の三木(みき)鉄道からやって来た車両。車体側面にラッピング広告など入っているものの、基本的に車内も含めて三木鉄道の頃のままで、ちょっと嬉しかったです。

100904_68.jpg
山間の集落にも夕暮れが迫っています。

100904_69.jpg
ずっと寄り添ってきた根尾川も、「渓流」と呼べるほどの上流域まで遡ってきたようです。

100904_70.jpg
そして終点・樽見駅に到着。起点の大垣駅からは1時間ほど。

100904_71.jpg
駅は樽見の集落を見下ろす位置にあります。

100904_72.jpg
駅前はバスロータリーと待合所的なものしかなく、この写真の右手にあった駅舎も2007年春に不審火で全焼してしまったという、ちょっと寂しい場所。

100904_73.jpg
大垣から34.5km、行き止まりの終点。大正時代は何と金沢まで繋ぐ計画もあったそうですが、国鉄樽見線時代の終点・神海(こうみ)駅からここまで延伸されたのでさえ平成元年(1989年)のことでした。

100904_74.jpg
滞在時間わずか10分ほどでまた同じデンシャで大垣へと折り返します。

100904_75.jpg
国鉄時代の終点・神海駅(当時は美濃神海駅)で列車の行き違い待ち。ここはぜひ訪問したかった駅なんですが、国鉄な雰囲気の残るホームに降り立てただけでよしとして、次回の楽しみに。

100904_76.jpg
大垣に近い平野部へ戻ってきた頃にはもう夕闇が迫っていました。

100904_77.jpg
大垣駅に帰着。折り返す便にそれなりの乗客の列ができているのはホッとする光景です。


100904_78.jpg
これにて今回の養老・樽見の2私鉄の旅は終了。大垣駅からの帰りはJR東海道線経由で。

日帰り旅なので10回以内に収めようとしてそれは叶ったものの、更新間隔が間延びした結果、やはりいつも通り冗長な印象になってしまったと思われますが(汗)、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回からは久々にお蔵入りモノではない「最新」旅の模様をお伝えできるかと思います。

(おわり)

撮影日:2010年9月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ 拍手も併せてありがとうございます

スポンサーサイト



10-09-04 #06   樽見鉄道   〔岐阜県〕

09 26, 2013 | 樽見鉄道

0 Comments
100904_46.jpg
2010年9月4日(土)、3年前の蔵出し近県私鉄散歩旅。
第6回、養老鉄道に次いで訪問したのが、樽見(たるみ)鉄道
JR大垣(おおがき)駅の6番線が乗り場です。

100904_47.jpg
第3セクター方式で運営されている樽見鉄道。元は昭和31年開業の国鉄樽見線でした。同59年の3セク転換後、路線が延伸され、大垣から北へ34.5km先の樽見駅までを結んでいます。
温泉施設の入浴券とセットのフリー切符(2,200円)をホームの事務室で手にして出発。入浴してるヒマは多分なく、単純に往復するだけなら1,800円なのでハッキリ言って損ですが、まぁ3セク鉄道応援ということで。

100904_48.jpg
大垣駅を発ち、名古屋方面へ続くJR東海道本線(右手の複線)としばらく並走したあと、北へ向かいます。

100904_49.jpg
全線単線なのは養老鉄道と変わりませんが、こちらは電化されてないので線路だけがひたすら北へと伸びています。

100904_50.jpg
樽見鉄道の中核駅、本巣(もとす)を過ぎたあたりから揖斐川(いびがわ)の支流・根尾川(ねおがわ)に沿って山へと分け入ります。

100904_51.jpg
大垣駅から40分ほど、とある駅で途中下車。

100904_52.jpg
谷汲口(たにぐみぐち)駅。昭和31年の国鉄樽見線開業時の終着駅。

100904_53.jpg
ホーム脇には樽見鉄道発足時に国鉄から購入したという客車が保存…というか野ざらしになってる、国鉄時代の当路線の面影を偲ぶことができるなかなかステキな駅です。

100904_54.jpg
が、肝心の駅舎が、公園のトイレか休憩所みたいな簡素なものに建て替えられていて残念すぎます…。西国三十三所めぐりの結願(けちがん)霊場・谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)の最寄り駅ですが、デンシャでの訪問客は少ないのかお金がないのか、それを意識した様子も見受けられません…。

100904_55.jpg
ともあれ、その華厳寺行きのバスに駅前から乗車し、ちょっと寄り道します。

(つづく)

撮影日:2010年9月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ 拍手も併せてありがとうございます