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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2013-10-15 #04  室堂、そして山を下りる  〔富山県〕

12 03, 2013 | 立山黒部アルペンルート(立山黒部貫光/関西電力)

4 Comments
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2013年10月15日(火)、家族デンシャ旅2日目・第4回。
立山黒部アルペンルートの旅もいよいよ大詰め、ルート内最高所・標高2,450mの室堂(むろどう)に到着しました。「冬の装備で」とか聞いてた割にはこれまで大したことなかったな、とか思ってましたが、ここはさすがに寒い!

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3,000m級の山々が連なる立山連峰が眼前に。フレームに収まり切らないスケール、こんなヘボ写真じゃ到底お伝えできないのが歯痒いです(泣)。

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ギザギザのあの山は剱岳(つるぎだけ)。

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雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の3つの峰の総称が「立山」なんだそうですが、標高3,003mの雄山の頂を望遠で。立山信仰の要、雄山神社峰本社があります。

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あの先はどうなってんのかな~と遊歩道を無闇に歩こうとする兄(オレ・中央)と案内板で丹念に確認する弟(右)。(撮影・オカン)

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ホテル併設の室堂駅。(撮影・オカン)

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室堂駅からは環境に配慮したハイブリッドエンジンの立山高原バスに乗車。

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標高2,000m前後にひろがる湿原、弥陀ヶ原(みだがはら)を50分ほど進みながら山を下りて行きます。

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バス車内から弥陀ヶ原ごしに望む剱岳。若い頃、山登りが趣味だったオヤジの、山への思いがこもった渾身の一枚(他がヒドいので)。今回の旅の行先は山を諦めていたオヤジのため、みたいなところも多分にあったし、本人も色々思うところがあったんじゃないでしょうか。

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美女平(びじょだいら)駅で最後の乗り換え、立山ケーブルカーへ。これから室堂へ向かう人たちと入れ替わりに乗車します。

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7分で終点の立山駅へ降りて行きます。この写真では分かりにくいですけど、ついに雨が降り出しました。

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終点の立山駅の駅舎(右手)が見えてきました。ここで富山地方鉄道と連絡してるんですけど、今年のGWに訪れた時はまさか家族で再訪することになるとは思いもしませんでした。

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ケーブルカーを下車。アルペンルートの旅が終わりました。

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実はこの時点でまだ正午前。8:00に扇沢からトロリーバスで出発して4時間、あっという間に駆け抜けただけとなってしまったのは、両親の体調を考えて混雑を避け、「イケそうなら迷わず行く」と乗り継ぎを最優先した結果なんですけど、終わってみればあまりにも焦り過ぎだった気がします…。

(つづく)

撮影日:2013年10月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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◆ おまけ ◆
記事中で何度か触れた「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅4」、
アルペンルート部分の動画を見つけたので貼っときます。トローリー!



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2013-10-15 #03  乗り継いで乗り継いで室堂へ  〔富山県〕

12 01, 2013 | 立山黒部アルペンルート(立山黒部貫光/関西電力)

2 Comments
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2013年10月15日(火)、家族デンシャ旅2日目・第3回。
立山黒部アルペンルートは特殊鉄道を乗り継ぐ旅でもあります。黒部ダムを堪能したあとの黒部湖駅からは、ケーブルカー。

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黒部ケーブルカーは日本で唯一、全線地下を走ります。

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わずか5分ほどで黒部平(くろべだいら)駅に到着。

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お次は立山ロープウェイ。

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後方展望。黒部平が遠ざかって行きます。(撮影・弟)

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景色がすんごい雄大で、もっと自由に撮りたかったんですけど車内はこんな感じで身動きとれません(泣)。

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この立山ロープウェイは景観保護のため斜長1.7kmの途中に支柱が1本もありません。そんなワンスパン方式のロープウェイとしては日本最長なんだとか。

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7分ほどで大観望(だいかんぼう)駅に到着。

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ここではちょっと展望台に出てみました。後立山(うしろたてやま)連峰、黒部湖(ダム)、そしてロープウェイが登ってきたタンボ平斜面が見晴らせます。階段が思ったより長く、着いた時に心臓の悪いオヤジの唇が真っ白でかなりビビったんですが(苦笑)。

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大観望駅からはアルペンルート内のもう一つのトロリーバス、立山トンネルトロリーバスに乗り継ぎ。

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トンネル内での対向バスとの行き違い。こちらと同様に満員のバスが何台も連なっています。

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そしてついにアルペンルート内、また日本の鉄道駅としても最高所の標高2,450メートルにある室堂(むろどう)駅に到着。

(つづく)

撮影日:2013年10月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-10-15 #02   黒部ダム   〔富山県〕

11 29, 2013 | 立山黒部アルペンルート(立山黒部貫光/関西電力)

4 Comments
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2013年10月15日(火)、家族デンシャ旅2日目・第2回。
立山黒部アルペンルートを長野県側からアタック!(by 登山家大泉さん)
扇沢から15分ほどトロリーバスに揺られただけでもうハイライトのひとつ、黒部ダムに着きました。
言い忘れてましたが、もうここは富山県。

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トロリーバスの黒部ダム駅から、220段の階段を登ってダム展望台へ。直接ダムサイトへ出るルートもあり、両親は階段は無理そうなのでそちらへ。

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弟と眺める黒部ダム。

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黒部ダムは1963年(昭和38年)の完成から今年でちょうど50年。戦後の急速な経済復興による関西の電力不足解消のため、7年の歳月と513億円の工費(当時)、延べ1,000万人の人手、171名の尊い犠牲により完成、とのこと(黒部ダムパンフレットより)。

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ダム下流部を望む。しっかし、よくこんなところにダム造ったよなぁ…。

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放水量・毎秒10立方メートル以上(と言われてもピンとこないけど)という観光放水。今年は6/26から始まり、奇しくもこの日、10/15が最終日でした。

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ダムサイトで両親と合流。高所恐怖症でビビりながら撮影してる左の男はオレです(撮影・弟)。

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「やっぱスゴかったなぁ」とか言いながら次の乗り物、ケーブルカーの乗り場へ。ダムサイトを渡り切ったところにあります。

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ここも行列です。(撮影・弟)

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立山黒部貫光・黒部ケーブルカー、黒部湖駅。くろべこ=黒い牛じゃないですよ、オッサンが言いそうですけど(オレか)。

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平衡感覚がおかしくなるぐらいの急坂をケーブルカーが下りてきました。乗り込んで次は黒部平(くろべだいら)へ向かいます。

(つづく)

撮影日:2013年10月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-10-15 #01  立山黒部アルペンルート  〔長野県~富山県〕

11 27, 2013 | 立山黒部アルペンルート(立山黒部貫光/関西電力)

2 Comments
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2013年10月15日(火)、家族デンシャ旅・2日目の朝。
ホテルの部屋から望む朝日。ですがこの日、太陽を見たのはこの時だけでした。残念ながら天気は下り坂の予報。というか、伊豆大島に甚大な被害をもたらしたあの台風26号が日本に接近しようとしていた日だったんですよね…。

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ともあれ、2日目の旅が始まりました。大町温泉郷から7:23のバスで立山黒部アルペンルートへ!

前日の松本・安曇野観光はいわば余興、この立山黒部アルペンルートこそがこの旅の本題だったんです。行先は任せた今回の家族旅行、彼らが導き出した答えがこれでした。胸や膝を患っている両親でもほぼ乗り物移動だけで大自然を満喫できるなかなかのプランだと思いましたし、僕自身のデンシャ旅的観点からもいつか走破すべき対象だったので、まさに一石二鳥な感じです。

で、今ごろタネ明かし的情報ですが、今回の旅で利用したのが「立山黒部アルペンきっぷ」。京都からの新幹線、中央線特急(共に指定席)に始まり、アルペンルート内だけでも1万円ほどする運賃まで込みのすごくお得な切符です。

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そんなワケで、長野県側からだと信濃大町駅が起点となるアルペンルートの路線バスでまずは扇沢(おうぎさわ)へ向け、山中へと分け入って行きます。

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7:40ごろ、扇沢駅に到着。スッキリとはしませんが、天気はまだ全然大丈夫。

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扇沢から本格的にアルペンルートの旅に。これから6つほど乗り物を乗り継ぐんですが、いきなり混んでますね…。

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最初に乗るのは、関電トンネルトロリーバス。
「水曜どうでしょう」ファンなら「トローリー!」「オー!」という掛け声と登山家大泉さんをすぐ想起されることでしょう(笑)。アルペンルートは「サイコロの旅4」の舞台のひとつでもあるのです(今回と逆ルートですが)。

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トロリーポールで架線から集電して走るバスです。

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8:00ちょうどに扇沢駅を出発。3台ほど連なってます(連結されてはいません)が、立ち客も出るほど。アルペンルート内は自家用車など一般車両は通行禁止のため、このような用意された乗り物を利用する他ありません。

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最盛期は各乗り物に1時間待ちなどはザラだそう。実はこの日は連休明けの平日。両親の身体も考慮し、仕事を休んで連休を外したワケなんですが、それでも先ほどのような具合です。ホテルの方の話によれば「平日は個人客は減るけど団体さんが増える」んだそうです(泣)。

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トロリーバスは、関西電力黒部川第四発電所関連施設の建設のため昭和33年に貫通したトンネル内を進みます。

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15分ほどで終点(途中駅はありません)・黒部ダム駅に到着。

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オカン撮影のトロリーバス。正式には「無軌条電車」と呼ばれる、電車の仲間なんだそうです。

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そんなワケで、いきなりハイライトの黒部ダムへ。何でも、この日が観光放水の最終日なんだとか。

(つづく)

撮影日:2013年10月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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