2009-10-12 #03 南阿蘇鉄道 〔熊本県〕
11 14, 2014 | 南阿蘇鉄道
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2009年10月12日(月)。5年前の九州「西日本パス」の旅最終日、第3回。
JR豊肥本線の立野駅に到着、ここからはかつての国鉄高森線(たかもりせん)を3セク化した南阿蘇鉄道に寄り道。

立野駅9:44発の下り第9列車に乗車。西日本パス適用外の鉄道だったハズなので、フツーに切符を買って乗ったんだっけか。残ってる時刻表以外の情報は5年も経つと忘れてるなぁ…。

1928年(昭和3年)の完成当時、高さ日本一だった第一白川橋梁を通過中。

高さ64.5m。怖い。

普通列車ですが、ワンマン運転士さんのアナウンス付きでこうしたポイントでは徐行運転してくれたり、「頑張る3セク鉄道」といった印象でした。

1928年(昭和3年)2月12日、立野~高森間が豊肥本線の前身である宮地線の支線として開業、同年12月2日の豊肥本線全通により高森線に、そして1986年(昭和61年)4月1日、第三セクター鉄道へと転換されたのが南阿蘇鉄道のあらまし。

最初の停車駅、長陽(ちょうよう)など開業時から存在した駅は全10駅中6つ。

日本一長い駅名で知られる、こちら「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」などは3セク化されてから誕生した駅。この旅から3年後、2012年に開業した「南阿蘇白川水源駅」なんて新駅も。

どこも厳しい3セク鉄道、いろいろ生まれ変わろうと頑張ってるんだとは思いますが、僕自身はやはり国鉄高森線時代の面影を見たいクチですけども…。

沿線風景はきっとほとんど変わってないんでしょうね。

線内唯一の列車交換可能駅、中松(なかまつ)で上り9010列車、トロッコゆうすげ2号と列車交換。

トロッコには遠足か何か分からないけどチビッ子が満載。手を振ると応えてくれるコたちがいたのでパチリ。ありがとう。

そんな一期一会があったりもして、ひたすら阿蘇南麓の田園風景をいくだけだけど、この旅で一番心に残った路線かも。

阿蘇五岳の最も東の山、根子岳(ねこだけ)が見えてきたら、そろそろ終点の高森(たかもり)駅。

10:15到着、行き止まりの終着駅、高森。駅舎は3セク化されてからのもの。

車庫や留置線のある構内。

駅前には、高森線の時代に活躍したというC12-241が。こちらの記事で当時の姿を拝めます。

高森10:28発の上り第10列車で10:54、再び立野駅。入れ替わりにトロッコ列車が入線した際の写真。
時間の都合で単に往復しただけに終わったものの好感触の南阿蘇鉄道、再訪したいと思いつつもう5年が過ぎてます…。
(つづく)
撮影日:2009年10月12日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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