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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2009-10-11 #01  西日本パスの旅、本格始動  〔熊本県〕

11 03, 2014 | デンシャ旅 -九州(JR)

4 Comments
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2009年10月11日(日)。
5年前の、企画切符「西日本パス」での九州の旅。三連休の旅でしたが初日は都合で九州入りしただけ、実質この日からが旅の本番。前夜宿泊した熊本市内のホテルから、まずは市電でJR熊本駅へ。

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JR熊本駅。九州新幹線の駅となるのはこの2年後、「くまモン」もまだ存在してませんでした(笑)。

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駅前の市電乗り場も、この翌年2010年4月にリニューアルされたそうですが、よく考えるとまだそれをこの目で見てないので、熊本駅訪問はこの時以来ご無沙汰ってことですね…。

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熊本駅構内の様子。右手の高架が、この当時まだ工事中だった九州新幹線とその駅部分。

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2011年3月の九州新幹線全通までは、博多から新八代(しんやつしろ)駅までをこの特急「リレーつばめ」が連絡してました。

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さて、この日最初に乗るのは、熊本8:28発の肥薩線(ひさつせん)下り1081D、特急「くまがわ」1号。

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「九州横断特急」とありますが、豊肥本線(ほうひほんせん)経由で九州を横断する運用がメインの車両なため。

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これから向かう人吉(ひとよし)駅までは1081D「くまがわ」として運転されます。いずれにせよ、アテンダントさん添乗の観光メインの列車。「2名以上」が購入条件の「西日本パス」に無理矢理付き合わせた同行人(非テツ)のためにも、今回はこうした列車の利用を主体に計画を立てたのでした。

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では出発。まだ架線柱しか立ってない九州新幹線高架を横目に、鹿児島本線を南下。

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当時、「九州新幹線」といえば2004年に先行開業していたこの新八代駅から鹿児島中央駅間のことでした。

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8:55、八代(やつしろ)駅。これから乗り通そうと思っている肥薩線の起点駅です。

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この当時は肥薩線はもちろんのこと、九州の南半分の路線は未踏でした。

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坂本駅通過中。肥薩線はこの2年後にも再訪してますが、球磨川(くまがわ)沿いのいわゆる「川線」区間に点在する古い木造駅舎は訪問したいと思いつつ未踏のままです…。

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1906年(明治41年)完成のアメリカ製、歴史的にも貴重な球磨川第一橋梁を渡る。

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八代~人吉間はホントにずっと球磨川に沿って走ります。

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9:52、終点の人吉駅に到着。1081D「くまがわ」はここで10:08発の1074D「九州横断特急」4号となり、別府へと旅立ちます。

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そんな「九州横断特急」や、肥薩線ハイライトの「山線」を走る観光列車「いさぶろう・しんぺい」号の発着駅でもあるため、とても賑わう人吉駅。

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小京都としても人気の人吉。三連休というのもあってか駅の外も人や車でごった返してました。
もちろんこのあと僕らは、「山線」へ。

(つづく)

撮影日:2009年10月11日
カメラ:Nikon D700 +
 Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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2009-10-10  西日本パスで熊本へ  〔大阪府~熊本県〕

10 31, 2014 | デンシャ旅 -九州(JR)

8 Comments
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来春3セク化されてしまう北陸本線にこだわってるのもありますが、気付けば最近すっかり西への旅とは無縁。そこで、山ほどお蔵入りしている過去の旅写真を掘り返すと、5年前の九州の旅を発見。これでしばし「Go West」な気分に浸りたいと思います。

というワケで時は2009年、10月10日(土)。この旅はナゼか午後の新大阪駅から始まります。

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新大阪16:09発、山陽新幹線下り「のぞみ」33号でスタート。
というのも、この旅で利用したのが2名以上でないと買えない「西日本パス」という企画切符で、頼み込んで 犠牲になって 同伴してもらった同行人(非テツ)の都合でこのような出発地/時間となったのでした。

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「西日本パス」は、当時JR西日本が高速道路の割引対抗策として発売。ホントに対症療法的にこの年だけで、現在は販売されてません。大体、「2名以上」っていうテツ排除な売り方とか、こんなカッコいい500系を新幹線版鈍行の「こだま」に格下げしたりとか、JR西ってホンマ好かんわぁ…。

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とか何とか言いつつも、こうして「西日本パス」にお世話になってるワケですが。実はこの年の6月、8月に続いてこれで3度目の利用で、今回は差額2,000円でグリーン車に乗れる「3日間22,000円」コースを選択。しかも今回販売時より四国・九州全域と利用範囲も広がり、名実ともに「西日本」パスに。

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まだグランフロント大阪が着工すらしてなかった頃の梅田の街並みを車窓左手に、いざ西へ。

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2列×2列で横も、そして前後もピッチに余裕があってシートの質もいいグリーン車はやっぱ最高です。第一、空いてるし(笑)。グリーン車で博多へ往復するだけで元が取れる寸法なので「3日間22,000円」がどれだけ破格かお分かりいただけると思います。

道中、「西日本パス」に関するアンケート調査をお願いされたので「ぜひとも来年以降も販売を」と希望を書きましたが、結局というかやっぱりというか、がっつり却下…。

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遅い出発だったので、山口県の徳山あたりで夕暮れを迎えました。

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終点、博多に着いたのは18:44。ちなみに今回の旅記事の列車時刻はすべて、手元に残っていた2009年7月号のコンパス時刻表(交通新聞社発行)を参照してます。

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まだ九州新幹線も全通してなかったので、博多からは在来線、18:52の鹿児島本線下り1019M、特急「有明(ありあけ)」19号に乗り継ぎ。

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この日の目的地・熊本まで90分ぐらいですが、豪華版「西日本パス」マジックでグリーン車に(笑)。

ところが楽をし過ぎてバチがあたったのか、久留米(くるめ)を過ぎたあたりでとんでもないトラブルが!
線路上に自転車が放置されてたとかで、列車が止まってしまったんです…。どんなDQNの仕業やねんガッデム!

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運転が再開されたのは1時間後、20:18の熊本着予定もそのままズレ込んでしまいました。

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熊本駅前から市電に乗ってとりあえずホテルでチェックインを済ませ、また市電で繁華街まで行って晩メシにありついたのは夜の10時過ぎ。

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熊本城にもちょっと寄り道したり。

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お濠で何かイベントもやってました。ともあれ、この日は完全に九州への移動だけと割り切ってはいたものの、とんだトラブルで調子が狂い、快適なグリーン車の旅も帳消しの散々な気分でした…。

(つづく)

撮影日:2009年10月10日
カメラ:Nikon D700 +
 Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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2008-01-13 #01  寝台特急なはで熊本へ  〔京都~熊本〕

03 12, 2014 | デンシャ旅 -九州(JR)

6 Comments
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計画していた2月の関東旅が大雪で流れたため、最新ネタがありません。こんなときは、例のごとく過去のお蔵入り旅。
時間をかなり巻き戻して、2008年1月12日(土)、この年3月のダイヤ改正で廃止となった寝台特急「なは」で熊本へ行ったときのお話。デンシャ旅2年目、カメラもまだコンデジしか持ってませんでした。

ちなみに「なは」というのは、当列車が運行を開始した1968年当時の沖縄の本土復帰を願って付けられた愛称で、もちろん那覇まで行くワケではありません。

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ヒドい写真ですねこりゃ。ともかく、寝台特急「なは」の下り便は京都が始発駅。20:02に発車です。牽引機はEF66 51。

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自分が乗るB寝台車の車両番号を撮ったようです。

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夜行列車に乗るのはこの前年の寝台急行「銀河」に続いて2度目でした。3月に廃止になると知って1週間前に乗車を決めた、と覚え書きにあります。

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洗面台。くたびれてるけどキレイにはしてありました。

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消毒実施済票の右肩に、「さようなら なは」の文字が。担当者の方が心情を綴ったものでしょうか。何かちょっとイイですねこういうの。

さて、2007年7月号の時刻表が手元に残ってるので、当列車のダイヤ等、記しておきましょうか。

列車番号:31 列車名:なは/あかつき(長崎行き)併結運転

京都 20:02発→新大阪 20:28(着)/20:35(発)→大阪 20:41/20:47→三ノ宮 21:11→姫路 21:53/21:55→岡山 23:00/23:02→倉敷 23:16→福山 23:49/23:50→尾道 0:07→三原 0:20/0:21→下関 4:22/4:29→門司 4:36/4:42→小倉 4:49/4:50→黒崎 5:04→博多 5:52/5:53→鳥栖 6:17/6:23→久留米 6:30/6:31→大牟田 6:56→熊本 7:36着
(ちなみに「あかつき」は鳥栖で分割され、長崎に8:55着)

運賃は京都市内~熊本 10,810円、特急料金 3,150円、寝台料金(B寝台)6,300円、合計 20,260円。やっぱ高いですね…。ただ、帰りの(昼行)特急&新幹線との往復割引で実質はもっと安くなったみたいです。

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翌13日(日)の朝。熊本駅に到着してます、あっさりと。下関で関門トンネル専用の牽引機EF81-400に、そして門司でこのED76への付け替え作業も、元々車両への興味が薄いので寝てたのか撮ってません…。

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一応ヘッドマークは撮ってました。

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客車のケツまで歩いて、いわゆる「ブルートレイン」の後ろ姿を撮るぐらいのことはしたみたいです。こんな僕ですが、それでも夜行列車特有の雰囲気や旅情はちゃんと楽しんでましたし、いまもしっかり記憶&身体感覚として残ってるんですよ。

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熊本駅。九州新幹線の全線開業もまだで、「くまモン」もいなかったころ。

(つづく)

撮影日:2008年1月12、13日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS

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2009-08-01~08-02  2009年8月北九州の旅 index

09 11, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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折尾駅、鹿児島線ホームで

2009年8月1日(土)

09-08-01 #01  九州へ 贅沢な旅立ち   〔大阪府~福岡県〕
09-08-01 #02  JR日田彦山線 香春駅  〔福岡県〕
09-08-01 #03  JR日田彦山線 採銅所駅  〔福岡県〕
09-08-01 #04  田川伊田駅と石炭・歴史博物館  〔福岡県〕
09-08-01 #05  日田彦山線終点 夜明駅  〔大分県〕
09-08-01 #06  日田彦山線 香春~大鶴  〔福岡県~大分県〕
09-08-01 #07  後藤寺線、福北ゆたか線  〔福岡県〕
09-08-01 #08  JR香椎線  〔福岡県〕
09-08-01 #09 END  博多へ  〔福岡県〕

2009年8月2日(日)

09-08-02 #01  JR筑肥線  〔福岡県〕
09-08-02 #02  虹の松原   〔佐賀県〕
09-08-02 #03  唐津、そして西唐津へ  〔佐賀県〕
09-08-02 #04  筑肥線 肥前長野駅  〔佐賀県〕
09-08-02 #05  伊万里、秘窯の里 大川内山  〔佐賀県〕
09-08-02 #06  伊万里~唐津線~佐賀  〔佐賀県〕
09-08-02 #07  筑豊本線を北上、鯰田駅  〔福岡県〕
09-08-02 #08  筑豊本線 直方駅  〔福岡県〕
09-08-02 #09  折尾駅   〔福岡県〕
09-08-02 #10 END  sonic 883 で小倉へ  〔福岡県〕


撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

ちなみに、この旅は上記のレンズを奮発(イチビるとも言う)して手に入れて初めてのデンシャ旅でした。高性能だけど値段もバカ高く、今の僕には持て余してハッキリ言うと要らないレンズになってますが(苦笑)、ともかくフツー、そんなので撮った写真なら早く見せびらかしたいようなモンなのに、まさか4年も経ってから日の目を見ることになるとは!

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09-08-02 #10 END  sonic 883 で小倉へ  〔福岡県〕

09 09, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記、ようやく最終回。
折尾駅から18:28の特急ソニック45号で小倉(こくら)へ向かいます。
この旅のJR九州内での最終ランナーは883系ソニックとなりました。
(写真は小倉駅で)

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小倉まで乗車時間わずか10分ほどなのに、何とグリーン車!
「西日本パス・グリーン車用」(※現在は発売されていません)という企画切符だったからこその贅沢な乗り方(苦笑)。

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革のシートを2列+1列に配置。10分ぐらいしか乗らないんだから何だって構わないんですが…。ちなみにこのソニック45号はこのあと日豊本線(にっぽうほんせん)へ入って大分まで向かう列車です。

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18:41、小倉に到着。

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九州に別れを告げる感覚で小倉の駅前を眺めます。

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小倉からはJR西日本の山陽新幹線、19:10の「のぞみ」58号に。

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これもグリーン車(笑)。

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その代わり、時間の余裕がなかったので、晩ご飯は折尾駅で買った東筑軒の「かしわめし」(泣)。
このあと、京都へ帰り着くのは21:49のこととなるのでした。

終盤、恨み節全開の駅めぐり(この当時はそんなこともなかったんです)となってしまいましたが、やっぱり4年も経つと結構変わってしまったことの多さに、自分でも驚いています。
理想はやはり旅の余韻の残るうちに速やかに記事にするのが一番ですが、一泊二日の旅でさえこんな風にグダグダ綴ってしまう当ブログなので、アップするタイミングを逃して同様にお蔵入りになっている旅はまだ山ほどあります(苦笑)。またご笑覧願えたら幸いです。
今回も長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

(おわり)

注: 記事中の列車ダイヤはすべて4年前(2009年)の時刻表によるものです。万が一、旅の参考にされる際は最新の時刻表でご確認下さい。


撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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09-08-02 #09   折尾駅   〔福岡県〕

09 08, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記2日目、第9回。
この旅最後の訪問先は、折尾(おりお)駅でした。
全面高架化にともなう駅周辺の大がかりな再開発計画がこの時すでに発表されていましたが、いよいよ本格的に動き出したようで、この大正時代の面影を残す素晴らしい駅舎もついに昨年(2012年)秋に解体されてしまいました。

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地上の筑豊本線を鹿児島本線が高架でオーバークロスする、日本初の立体交差駅でした。明治24年、それぞれの前身、筑豊興業鉄道と九州鉄道の駅として開業、この駅舎は大正5年に完成。

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昭和60年ごろに大改修を受けたそうで、外壁や内部もまったく大正時代のままではないものの、趣きや歴史をしっかり感じることのできる駅舎だったと思います。

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名物の、待合室の柱を利用した円形ベンチは創建当時のもの。

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駅舎だけでなく、明治期のレンガ造りの通路が迷宮のように入り組んだ、ここ折尾駅でしか味わえない独特の駅構造も大きな魅力でした。

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高架の鹿児島線ホーム。再開発後のホームの機能(筑豊本線含め4面7線に!)はすべてここに集約されるので、利用客は多いのにどこか長閑な味わいのあったこの光景も変わってしまうんでしょう。

この年の1月にも「もうそろそろヤバイ」と、もうちょっと時間をかけて訪問してたので御用とお急ぎでない方はその模様もどうぞ(【5】~【8】まで続きます)。

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この駅舎がなくなったなんて信じられない………。
直方駅といい折尾駅といい、保存を求める声が全国的に高かったにも関わらず、自治体側が率先して潰したがり、実際そうなったことにはものすごく歪んだものを感じます。震災後、重視されるようになった「風景の記憶」という潮流も、遠く離れた福岡の役所までは届かなかったんでしょうか。または、何につけ過去をなかったものにしたがる国民性にも起因してるんでしょうかね…。
まぁ、ただの古いもの好きの戯言と聞き流して下さい。とにかく残念というより無念です。

(最終回へつづく)

撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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09-08-02 #08  筑豊本線 直方駅  〔福岡県〕

09 07, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記2日目、第8回。
鯰田(なまずた)駅から17:05の列車で、次は直方(のおがた)駅へ。
この駅以南が未乗だった筑豊本線の完乗祝いがてらの訪問、といった形でしたが、
今となっては何であれそうしておいてよかったと心から思っています。
この駅舎も、2011年春に建て替えのため取り壊されてしまい、もう二度と見ることができないからです。

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明治24年(1891年)、筑豊興業鉄道の終着駅として開業。
この駅舎は明治43年(1910年)に初代の博多駅を移築したもの、という説があり、それが本当なら門司港駅のような重要文化財クラスの歴史的価値のある建築遺産であったはずなのに、ナゼかきちんと調査されることもなくあっさり壊されてしまいました。

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ホームは現在もそう大きくは変わってないようですが、新駅舎はこの跨線橋(こせんきょう)の位置あたりに橋上駅(きょうじょうえき)として建てられたようなので、この跨線橋もなくなったみたいです。

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改札口から跨線橋まで広い回廊が続く、昔の大きな駅らしいゆったりした造り。石炭輸送華やかなりし頃はどれだけ多くの人がここを行き来したことでしょう。

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駅舎の待合室部分。古い駅舎の風情は特に何もなく、今となっては悔やまれますが写真もメモ程度に雑に撮ってます(苦笑)。

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駅舎の主要部分は80年代に改築されてるようなので、やはり出色はこの車寄せでしょうね。

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軒下にはツバメが巣を作っていました。

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駅の外から見た跨線橋。真下が平成筑豊鉄道伊田線の直方駅でしたが、現在はこのあたりの位置にJRの新駅舎が建ち、乗り場としてはスッキリと統合されたような形となったようです。

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屋根がラウンドしている珍しい跨線橋でした。左手の壁は、駅東西の自由通路としても利用するため後年に後付けされた仕切り。

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まだこの時はハッキリと建て替えが決まっていたワケではなく、僕もこの年の1月以来2度目の訪問で初回より時間の余裕があったのでとりあえず色々撮ってみてたという感じですが、どれも撮り直したいような中途半端な写真で自分にムカついてます(苦笑)。特に、駅舎全景のつもりで撮ったらしいこの一枚はヒドい…。

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この年1月の初回訪問時、筑豊電鉄への乗り換えで利用した際に撮ったこっちの方がまだマシかな…。まぁとにかく、もう二度と撮り直すチャンスはありません。
教訓。その瞬間にベストを尽くせ(泣)。

駅舎保存の是非をめぐっては、直方市と駅舎の保存を求める市民団体との間で訴訟問題に発展するほど揉めに揉め、結局は半ば力尽くで市側によって解体が断行されたらしいです。そう考えると、100年間もこの町を見守り続けてきた駅舎に対して随分ひどい仕打ちで、最後としては可哀相な終わり方だったと僕なんかは思ってしまうんですが…。
少なくとも、もうこの駅舎のない直方を僕が再訪する理由はなくなってしまいました。

(つづく)

撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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09-08-02 #07  筑豊本線を北上、鯰田駅  〔福岡県〕

09 06, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記2日目、第7回。
佐賀駅から長崎本線を東進、鳥栖(とす)駅で鹿児島本線の列車に乗り換え、15:50、原田(はるだ)駅。
ここから分岐する筑豊本線(ちくほうほんせん)へ。
まずは「原田線」とも呼ばれる原田~桂川(けいせん)間を、ご覧の単行のディーゼルカーで。

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15:56、発車。乗客もまばらの車内。

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「原田線」は、冷水峠(ひやみずとうげ)という難所を控えた、筑豊本線で最後に開通した区間だそうですが、その苦労も虚しく現在では他の路線に連絡してるから仕方なく運行してるような、極端に便数も少ない見放されたような路線です。

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16:24、当列車の終点、篠栗線(ささぐりせん)との分岐駅・桂川(けいせん)に到着。

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桂川駅舎。明治34年、九州鉄道の長尾駅として開業、昭和15年、現駅名に。

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桂川駅からは16:34の「福北ゆたか線」の快速列車に乗車。この前日にも乗った、複数の路線にまたがり都市間輸送を担う、現在の筑豊本線の主軸です。

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後藤寺線との分岐点・新飯塚駅を経て16:49、鯰田(なまずた)駅で、またぞろ古い駅舎見たさに途中下車。

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鯰田駅舎。明治26年(1893年)、筑豊本線のルーツ・筑豊興業鉄道の駅として開業。
今年(2013年)でちょうど開業120周年となりますが、何と、少なくとも築100年を経ていたこの駅舎も、老朽化を理由に今年の春に建て替えられてしまったそうです…。

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「駅舎を見に来た」と告げると、九州男児な感じの陽気な駅員さんが嬉しそうに、かつ誇りを感じさせる口調で「明治の駅舎。この辺じゃもうここだけ」など色々話して下さいました。鯰田炭鉱があった頃はものすごく賑わってたんだとか。

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駅前の土手を上がると遠賀川(おんががわ)。

この記事を作成する今のいままで、この鯰田駅舎が建て替わっていたことを知りませんでしたが、この時訪問しておけて良かったと思います。

(つづく)

撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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09-08-02 #06  伊万里~唐津線~佐賀  〔佐賀県〕

09 04, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記2日目。
第6回、伊万里駅から13:11発の列車で筑肥線を折り返します。

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車内から、ふたたび肥前長野駅。やっぱボロっちいなぁ(笑)。

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唐津線(からつせん・写真左手の線路)をオーバークロスして分岐点の山本駅へ。

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13:51着の山本駅。無人駅。明治31年、唐津(興業)鉄道の駅として開業。

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現在の駅舎は、路線が国有化され国鉄唐津線となってのち大正元年に建築されたものだそう。

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山本駅で14:02の唐津線の列車に乗り換え。

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佐賀平野の田園風景の中を進んでいきます。

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小城(おぎ)駅停車中。イイ感じの駅舎に駅員さんと利用客の3拍子が揃った(?)僕が思うところの理想的なローカル線の駅。降りてみたかったなぁ。

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14:58、当列車の終点・長崎本線の佐賀駅に到着。唐津線は小城の次の久保田駅が起点で、その先は長崎本線なんですが、唐津線の全便がここを発着しています。

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躍動感があってカッコよかったのでワケも分からず撮った佐賀駅前の像。「面浮立(めんぶりゅう)」という、佐賀の伝承芸能らしいです。

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佐賀駅からは15:18の特急「みどり18号」で長崎本線を東へ。一泊二日の今回の旅もそろそろ終盤。

(つづく)

撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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09-08-02 #05  伊万里、秘窯の里 大川内山  〔佐賀県〕

09 02, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)

4 Comments
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2009年8月2日(日)、4年前の蔵出し九州旅行記2日目。
第5回、肥前長野駅から11:27の列車で11:44、筑肥線終点・伊万里(いまり)に到着。

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ちょいとバスにて移動。

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向かった先は、秘窯の里と呼ばれる大川内山(おおかわちやま)。
焼物は全然わかりませんが(苦笑)、旅のリサーチの際にたまたま目に付いたこの風景をぜひ見てみたかったんです。

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大川内山は、江戸時代佐賀鍋島藩の御用窯がおかれ、朝廷や将軍家などへ献上する高品位な焼物が焼かれたところで、この献上品が、世界の至宝「鍋島」と呼ばれています。現在の窯元は、藩窯で培われた高度な技法を受け継ぎながら新たな技術を取り入れるなど、300有余年の歴史を誇る伊万里焼の中心となっています。
伊万里市観光協会HPより)

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いやー、何でもとりあえず足を運んでみるもんですね。思いのほか良かったです。
詳しくは→「秘窯の里 大川内山」伊万里鍋島焼協同組合HP

(つづく)

撮影日:2009年8月2日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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