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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2015-03-14  江若鉄道 近江今津駅舎  〔滋賀県〕

03 18, 2015 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

2 Comments
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2015年3月14日(土)。
江若(こうじゃく)鉄道、近江今津駅舎。
大正10年開業、昭和44年に廃止された江若鉄道、唯一の忘れ形見。

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現役時代の近江今津駅。

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たまたま出会ったおじさんが現役時代の駅の様子を話してくださった。

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JR湖西線の車窓。


まったく予定もしていなかった江若鉄道の近江今津駅舎を訪問することになった。というか、駅舎の存在すら知らなかったのだが、大津市歴史博物館で開催中の企画展『江若鉄道の思い出』を見に行き、京都市電の写真展に何度かお誘いいただいている福田静二さんの「江若、最後の二日間を追って」という講演も拝聴していたところ、現在唯一残る江若鉄道の遺構である近江今津駅舎も近々取り壊されると耳にした、とおっしゃったからだった。

江若鉄道は僕の生まれる前に既になくなっていた鉄道なので実際に目にしたことはないし、廃線跡は現在のJR湖西線とほぼ重なっていて当時を偲ばせるものも皆無と言っていい。それでも、浜大津から近江今津までの長い距離をせいぜい2両ほどの気動車がのんびり走っていたという事実は僕の心を惹きつけて止まない。そのたった一つの遺構が駅舎という確かな形で残っていて、しかも間もなく消える運命にあると聞いては行かずにはいられない。本来の予定を不意にして往復2時間は少々ヘビーな気もしたが、大津京駅から湖西線に乗ってJRの近江今津駅へ向かった。

JR駅から徒歩数分で特徴的な三角屋根を持つ江若鉄道近江今津駅舎に辿り着く。正直、ずいぶん昔に潰れた趣味の悪い喫茶店か何かにしか見えず、知らずに通りかかっていても駅舎とは気付かなかっただろう。それでもスマホの画面に表示させた往時の写真と比べてみると意外に「そのまま」なことが分かって面白かった。結局、小一時間ほど滞在、昭和6年からここに建つ貴重な歴史的建築物の喪失を惜しむ気持ちでいっぱいになったのだが、通り過ぎる地元の人々は視線をちらりと向けることさえなく誰も気に留めていない様子だった。


撮影日:2015年3月14日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2014-04-26 #04 END  阪急京都線 洛西口駅  〔京都府〕

06 18, 2014 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

2 Comments
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2014年4月26日(土)、比叡山をケーブルとロープウェイで登って降りただけの旅を終え(苦笑)、京都市内へ戻ってきました。ここは鴨川、四条大橋。

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四条大橋から望む比叡山。さっきまで用もないのにあのてっぺんに居たんやなぁ、とか思うとちょっとウケますw

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さて、何の脈絡もなく唐突ですが阪急に乗って洛西口駅まで足を伸ばしてみました。阪急京都線の終点・河原町(かわらまち)駅から6つ先の、京都市西京区(にしきょうく)にある駅です。

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元は地上駅だったんですが、高架化工事が進んでると聞いて今のうちに記録しておかねば、と来てみたワケなんです。
が、上り(京都方面)線はもう既に完全に高架になってました…。昨年10月26日のことだったそうです。

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なので、高架はあるのに下り(大阪方面)のデンシャはいまだ地上の踏み切りを横切るため、一見シュールな光景が(苦笑)。

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下り線は駅舎もホームも仮設で凌いでるみたいですね。

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上り側だけ立派な高架駅舎が完成してます。まるで張りぼてか書き割りかっていう、ある意味面白い状態を目にすることができたのかもしれません。

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上り駅舎の改札口。何もかもが真新しい。

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高架ホーム。

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駅の東側は、かつてキリンビール京都工場だったんですが、跡地を現在、奥に建設中のイオンモール京都桂川をはじめ、大規模に再開発中。開発街区の愛称も「京都桂川 つむぎの街」に決定したとか。そういえば京都新聞の全面広告で見た気が。

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マンションも林立するみたいですけど、阪急の駅前に南海のマンション、ってややこしいな(笑)。

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洛西口駅高架ホームからも比叡山。っていうか京都市内どこでも北東を望めばそこに比叡山があって、僕なんかはいつもホッとするんです。

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高架ホームへと上がってくる、阪急の上りデンシャ。河原町方面へ戻るこのデンシャで、今日のプチ旅を終えることにしましょう。

(おしまい)

撮影日:2014年4月26日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR


★ おまけ ★

記事にはしてませんが、地元京都府内の鉄道駅はJRから地下鉄からほぼ全て訪問済みなんです僕(苦笑)。
こんな時に役立つ、過去(2007年撮影)の地上時代の洛西口駅写真を最後に。

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上り(京都方面)駅舎

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下り(大阪方面)駅舎

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ホーム

撮影日: 2007年8月19日
カメラ:Canon IXY DIGITAL 900IS

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2014-04-26 #03  叡山ロープウェイ&ケーブル  〔京都府〕

06 17, 2014 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

4 Comments
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2014年4月26日(土)、坂本ケーブルで比叡山頂に到着後、今度は叡山ロープウェイとケーブルで京都側へと下山を試みます。
行為としては甚だ不毛ですが(苦笑)、こんな形で比叡山にアプローチするのは初めてなので、僕としては新鮮な体験です。

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山頂のガーデンミュージアム比叡(かつての比叡山頂遊園地)脇の寂しい山道が乗り場へ続いているようなのですが…。

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…ここか?ここなのか!?

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もう少し先へ進むと目指す乗り場、叡山ロープウェイ比叡山頂駅がありました。
さっきのは戦前の「比叡山空中ケーブル」時代の遺構らしいです。

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っていうか、この乗り場もかなり廃墟テイスト強いんですけど(苦笑)。

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ちゃんと営業してるみたいなので、いざ叡山ロープウェイに乗車。

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眼下にひろがる京都の街並み(左京区の宝ヶ池あたり)。長年暮らしてきた京都の、こんなディープな(?)眺め方があったんやなぁ。

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右手(北)に視線を移すと、三千院などのある大原の集落も。

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約3分で終点のロープ比叡駅に到着。これまたレトロ。

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ここからは叡山ケーブルへ。

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ケーブル比叡駅。看板も何も出てなくてヘンテコですが、先ほどのロープ比叡駅の目の前なので乗り継ぎで迷うことはないです。

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駅舎内。大正14年(1925年)、京都電燈が叡山鋼索線として開業したのが叡山ケーブルの始まりだそうですが、もしかしたらその頃のもの?

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駅前からは京都市北部を一望できます。左端の緑の帯が下鴨神社の糺(ただす)の森。

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発車時刻がきたので叡山ケーブルに乗車。

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坂本ケーブルは日本最長でしたが、この叡山ケーブルは高低差(561m)で日本一なんだとか。

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あれ、この車体のマーク!と思ったら、叡山ケーブルもロープウェイも嵐電の京福電鉄による運営でした。

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約9分で終点のケーブル八瀬(やせ)駅に到着。比叡山横断の旅が終わりました。
関西私鉄グループの企画乗車券「スルッとKANSAI 3dayチケット」でのプチ旅だったんですが、叡山ロープウェイ&ケーブルは利用不可だったのが玉に瑕。

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ケーブル八瀬駅から歩いてすぐの八瀬比叡山口駅から叡電(えいでん=叡山電鉄)で帰ります。

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毎日眺めている比叡山が、今日はちょっと違って見えました。

(つづく)

撮影日:2014年4月26日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2014-04-26 #02  比叡山 坂本ケーブル  〔滋賀県〕

06 16, 2014 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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2014年4月26日(土)、京都と滋賀にまたがる霊峰・比叡山の頂への滋賀県側の交通アクセス、坂本ケーブルを訪問。昭和2年(1927年)開業の、現在のところ日本最長のケーブルカー路線です。

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起点のケーブル坂本駅。

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駅舎は昭和2年開業時のもので、国の登録有形文化財。

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灯台下暗し、こんな素晴らしい駅舎が地元(隣県だけど)に残ってたとは!

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ではケーブルカーに乗車します。

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終点までは約2km、前述したように日本最長のケーブルカー。トンネルやカーブがあったり、途中駅も「ほうらい丘」と「もたて山」の2駅があります。

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振り返ると眼下に琵琶湖。

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約10分強で終点のケーブル延暦寺(えんりゃくじ)駅。

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ケーブル延暦寺駅。この駅舎も昭和2年開業当時のもので、国の登録有形文化財。

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待合室。

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駅前からは琵琶湖が存分に眺められます。でも日本一大きな湖だけあって視界に全部は入り切らない。

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世界遺産で天台宗総本山の延暦寺へはここから徒歩10分ほど。

(つづく)

撮影日:2014年4月26日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2014-03-16 #01  くずはモール SANZEN-HIROBA  〔大阪府〕

03 21, 2014 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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2014年3月16日(日)。
昨年3月末に引退してしまった京阪電車旧3000系特急に再会してきました!

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場所は京阪本線、樟葉(くずは)駅を降りて目の前のショッピングモール、「KUZUHA MALL」の中。

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3月12日(水)にリニューアルオープンしたKUZUHA MALL。その南館ヒカリノモール内に「SANZEN-HIROBA」というスペースが設けられ、いつでも会いに行けるようになったんです。

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テレビカー3505号車がまるごと1両、鎮座まします。リニュ前の「くずはモール街」には「汽車の広場」ってのがありまして、現在は嵐山のトロッコ嵯峨駅前に移されたSL(D51)が、屋外でしたがかつてこんな風に置かれてたんですよねぇ(遠い目)。

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車内にも入れます。いやー懐かしい。

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プラットホームの壁面には「京阪電車全線全駅いま・むかし」と称して、駅の今昔写真が展示されてます。

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年代とか撮影位置が統一されてない上にデータの表記もないのがちょい残念ですけど、京阪沿線に縁のある方なら単純に楽しめると思いますし、実際、多くの方々が笑顔で見入ってました。

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昭和61年(1986年)、三条~七条間の地下化工事の様子を知らせる当時のポスターなどの展示も。

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本物の運転台を使用した運転シミュレーター(有料)なんかもあります。

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詳細はこちらで。イイもの作ってくれた京阪GJ。って京阪の商業施設ですから~。
僕、一時期くずはの隣の八幡市(やわたし)に住んでまして。大幅リニュ前の「くずはモール街」にはよく来たもんですが、面影がほとんどまったく残ってないのはちょっと悲しかったです。ワルツ堂(レコード店・とっくに倒産)フォーエバー…。

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駅舎も変わっちゃいましたしね。写真はデンシャ旅を始めた年、2007年7月の樟葉駅。


撮影日:2014年3月16日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
     OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(4~8枚目)

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2013-12-22  嵐山  〔京都府〕

12 29, 2013 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

6 Comments
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2013年12月22日(日)、阪急の新駅を見に行ったついでに阪急嵐山線で嵐山へも行ってみました。
(写真は起点の桂(かつら)駅で)

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余談ですが、終点ひとつ手前の松尾駅がこの前日の21日、「松尾大社」に駅名変更されました。同様に阪急神戸線の三宮が「神戸三宮」に、宝塚線の服部が「服部天神」、中山が「中山観音」とそれぞれ改称。新駅開業に併せて阪急にも変革の波?伝統のマルーンの車体色だけは変えないでね(笑)。

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終点、嵐山駅。ちょっと外れにあるのでJRや嵐電と比べるといつ来ても何となく寂しいイメージ。

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列車が到着した時はやっぱり賑わうんですけどね(笑)。

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桂川河川敷の特設ステージ。自分で「元気です!」ってアピールしてる人がいたらキモいんですけど、そうです、9月の台風18号で甚大な被害を受けた嵐山の復活宣言。

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23日まで「花灯路(はなとうろ)」というイベントが催されていて、そのキャッチコピーでもありました。

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渡月橋(とげつきょう)越しの愛宕山(あたごやま)が冠雪してるぐらい寒い日でしたけど、確かにこれまでと変わりない嵐山の景色です。

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ただ、河川敷にもまだ若干台風被害の爪痕らしき部分や、

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こうして下流側から見ると何でもない渡月橋も、

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道路を渡って上流側へ行ってみると。ちなみにここらあたり全部濁流に飲まれていたなんてホントに信じられない。

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渡月橋の上流側。

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傷んだ橋桁と橋脚のキズ、いまだ残る流木などが台風の惨禍を生々しく物語っていました。

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でもご覧のようにすぐ群がってくるハトも健在なぐらいホントにもう「元気」なんで、みなさまもぜひお越し下さい。

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渡月橋の北側の土産店が並ぶ通りも元通りです。

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こちらは嵐電の嵐山駅。

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久々に来たけど、いろいろリニューアルされてるんですね。改札ラッチもなくなってホームへも自由に出入りできるし、さらに親しみやすい駅になった気がします。

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個人的には、こちらはリニュされてずいぶん経つのに、いまだに京紫の車体カラーには馴染めないんですが(苦笑)。

今年の通常の更新は今回が最後です多分。ということでラストのカットは嵐電とあいなりました。
本年も拙ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。


撮影日:2013年12月22日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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13-03-23  ハービー山口さんの写真展と膳所本町駅  〔滋賀県〕

03 29, 2013 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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昨春の旅記事の途中ですが、2013年3月23日(土)。
滋賀県立近代美術館にハービー山口さんの写真展を見に行ってきました。

僕は元々はデンシャなんかより音楽の方が全然好きだったので、
ジョー・ストラマーとかを撮ったロンドン時代の写真でハービー山口さんを知りました。
それで何となくはずっと気にはしていた写真家さんなんですが、
今回の写真展はそのキャリアを俯瞰できるような内容だったので足を運んでみました。

改めて、すごくポジティブな眼差しで「人」を撮られる方なんだな、と感じました。
「人の心を清く優しくする写真を撮りたい」なんて何のてらいもなく言えて、
それを写真でホントに表現できる写真家さんはプロアマ問わずなかなかいないと思います。

ひとつ面白かったのは、何点かのネガのベタ焼きの展示。
作品として「これだ」というものに赤いマル印が付けられてたり、
写真を選りすぐる過程が垣間見れてとても興味深かったんですが、
その「OK」の写真の前後に、一見同じに見えるけどフレーミングやタイミングを変えた
数枚、被写体によっては10数コマのカットが存在してるんです。

こんな僕のク○ブログ写真でさえそんなやり方で撮った中から選んでるので、
あ、一緒なんや、ってちょっと嬉しくなったっていうか。
何か、プロとか達人の写真って、「一撃必殺」みたいな撮り方してるんだろう、
って思ってる部分もあったし、マジでひとつもよくないヘボ写真しか撮ったことないくせに
「それが"写真"ってものさ(ふふん)」みたいに思ってる僕の友人のようなヤツもいるけど、
ハービーさんでさえこうなんだから関係ないやんけ!と心強く思いました。

っていうかそんなことより、何とハービー山口さんを会場でお見かけしたんですよ!
現場で知りましたが、この日はプチ写真教室みたいなのが催されてて、来場されてたんです。
写真を撮らせていただこうと、会場のロッカーにカメラを取りに行ってる間に姿が…(泣)。


写真展の様子を撮影することももちろんできなかったので、
滋賀県立近代美術館には直接アクセスできませんが行き帰りは京阪電車、
石坂(石山坂本)線の膳所本町(ぜぜほんまち)駅に寄り道して帰った時の写真で
代わりにも何にもならないけどお茶を濁しておくことにします。

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膳所本町駅、訪問は二度目ですがやっぱ雰囲気サイコーです。
「美富士食堂」は「探偵ナイトスクープ」はじめ、関西のバラエティ番組では
何度も登場したり紹介されてる、めちゃ大盛りの満腹食堂です(笑)。


撮影日:2013年3月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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すみませんが

11 22, 2012 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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連休明けまでちょっとお休みします。

姫路モノレール跡   〔兵庫県〕

12 03, 2010 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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2010年11月13日。
姫路文学館訪問後、以前から気になっていた遺構を撮り歩いてきました。
昭和41(1966)年からわずか8年で営業休止、昭和54(1979)年に廃止になった
姫路市営モノレール。
その廃線跡なんですが、街の中心にこれほど大規模に残っているのは珍しく、また
新幹線や山陽本線、姫新線や山陽電車のいずれの車窓からも目にすることができるので
「何だアレ?」って僕同様に気になっていた方も多いと思います。

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昭和41(1966)年に手柄山で開催された姫路博覧会への輸送機関として
姫路駅前から手柄山までのたった2km弱の路線で開業、
延伸の計画もあったものの営業不振で短い使命を終えましたが
それから現在に至るまで、ところどころ分断されながらも
こんな街なかでここまで残る廃線跡というのもモノレールだからこそかな
と、いつしか夢中になって起点から終点まで撮り歩いてしまいました。

撮影日:2010年11月13日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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姫路文学館特別展 『鉄道と旅と文学と』  〔兵庫県〕

11 17, 2010 | デンシャ旅 -関西(私鉄・三セク)

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2010年11月13日、兵庫県・姫路文学館で開催中(28日まで)の特別展、
『鉄道と旅と文学と』を観に行ってきました。
(写真は現地看板のトリミング)

姫路文学館は播磨(はりま)ゆかりの文人たちを研究・紹介する施設だそうで、
今回の特別展は文学作品に描かれた鉄道をジオラマや写真、鉄道資料などから
多角的アプローチがなされたもの。

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建物は建築家・安藤忠雄さんの設計だそう。

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この特別展に限り、一部を除いて館内撮影OKでした。
ただ、その「一部」がココへ足を運んだ理由、僕が本当に見たかったものだったんですが…。

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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」のモデルとされる、賢治の故郷を走るJR釜石線(かまいしせん)
宮守川橋梁のジオラマで、作品の世界を立体的に表現。

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こちらも同様に三浦綾子「塩狩峠」を。

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写真に納め切れない鉄道資料の数々。


文学の珍しい形の視覚的表現と、国鉄時代の貴重な資料はなかなか見応えがありましたが、
僕がはるばる姫路までこの特別展を見に足を運んだのは、僕のデンシャ旅に多大な影響を
与えた鉄道紀行作家、故・宮脇俊三さんの「遺品」が展示されているからでした。

「時刻表2万キロ」の、全線完乗の軌跡を氏が自ら赤ペンで記した白地図。
「最長片道切符の旅」で実際に使用した、途中下車印で埋め尽くされたあの切符。
同作品の取材メモ帳や、元編集者だった宮脇さんらしい、製本の際の文字の大きさや
行間まで細かく指示を入れた自筆の原稿などなど。
見ているうちに氏のお人柄が偲ばれて、涙が出そうになりました。

想像してたのと違って手のひらに収まるくらい小さな「最長~」の切符だけでも
何とかカメラに納めたいと思いましたが、宮脇さんと内田百聞(ひゃっけん)さんの
コーナーだけ撮影禁止だったのがホントに残念でした。
でもしっかり脳裏に焼き付けたので、ホントに見に来た甲斐がありました。


撮影日:2010年11月13日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
     + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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