
ブログ再開以降、毎回末尾に好きな音楽の動画/音源を貼り付けてます。お察しの通り、僕は洋楽好きです。別に邦楽がニガテとかいうワケではないんですけど、そもそもギターという楽器の面白さに目覚めて音楽にのめり込んだようなものなので、それこそ当初はギターしか耳に入ってなかったぐらい、僕の音楽の聴き方というのは音そのものを楽しんでいる感じです。
だから変に歌詞の意味とかに引きずられたりしない洋楽の方がより楽しめる、という感覚でしょうか。今でこそほとんど差はなくなりましたが、僕が思春期で一番音楽に燃えていた8~90年代はまだ洋邦のサウンドクオリティーに厳然と違いがあり、劣化コピーのような邦楽の音を聞いてるんだったらモノホン聴くよ、みたいな中二病的な考えの名残りもあるかもしれません。
趣味の範疇ですがバンド活動なんかも通してそれなりに耳も肥え、現在では特定の楽器(まぁギターはやっぱり好きです)やジャンルにこだわったりもしなくなり、メロディー、声や音の感触、アレンジも含めた曲の構成、コード進行とか、曲全体を楽しめるようにはなりました。予想もつかない展開や音世界を提示してくれるアーティストに出会ったときは震えるような喜びを感じます。
ブログを見て下さった中のどれだけの方に音楽も聴いていただけてるか分かりませんが、一人でも、何かの偶然のタイミングでもいいから、そんな体験を味わっていただけてたら、こんな嬉しいことはありません。
ただ、いまだにどれだけ好きな誰のどんな楽曲でも、歌詞だけはちゃんと聞けてないんですよね僕(苦笑)。僕にとって音楽はカラオケで唄うためでも詞の世界に浸るためのものでもないので、歌声も音としての認識しかできてないんですね多分。何かの拍子に歌詞の意味を知って、「深ぇー!こんなこと歌ってたの!?」と驚いたりすることがままあります。
僕の音楽との接し方はある意味、まだまだ表層的に過ぎないのかもしれません。
撮影日:2016年2月14日
カメラ:Panasonic LUMIX DMC-GM1K
Adobe Photoshop Lightroomでレタッチ
ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS
" (What's So Funny 'Bout) Peace Love and Understanding "
そんな僕の胸にも、ずっとこの詞は突き刺さって抜けません。
「愛と平和と相互理解の、何が可笑しい?」
今こそ響かせたい、エルヴィス・コステロ初期の名曲。原曲はコステロの盟友ニック・ロウ。

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