2015-04-12 #09 END 丹鉄 また逢う日まで 〔京都府〕
05 22, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)
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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、最終回
天橋立駅15:50の宮豊線下り235Dで15:59、与謝野駅


写真2枚目の待合室建物財産標

与謝野駅南口 加悦鉄道廃線跡 かつてはフェンスの左手に加悦鉄道用のホームがあった

前日と同様、4113D「丹後あおまつ」3号が回送されてきた


前日の同じ時間、西舞鶴まで乗った232D この日はコミューター車両と呼ばれるリニューアル車での運用だった

16:29、上りの特急4006D「たんごリレー」6号に乗車


16:45着の宮津駅で進行方向を変え、宮福線へ 右手の線路は宮豊線

17:02着/発の大江駅 下り5087MのJR特急「はしだて」7号と列車交換

17:14、福知山駅に到着

左に停まっている17:21発の下り119MはJR普通列車車両だった


福知山駅18:02発の山陰本線上り1150M普通園部(そのべ)行きに乗車

福知山城

19:11、園部着 19:13発の上り274M普通京都行きに乗り継ぎ

どこから帰って来ても京都タワーを目にするとやっぱりホッとする

19:59、京都着
天橋立観光はこの旅最後のイベントだった。あとは帰るだけだ。一応、乗る列車は福知山まで最速で戻れる特急、「たんごリレー」6号に決めてあったのだが、観光を駆け足で済ませすぎて時間が余ってしまった。ふと思いついて、普通列車で福知山とは逆方向の与謝野駅へ。天橋立駅で、夕方2便しかない上り特急に乗客が集中するのは必至。ひとつ手前の停車駅、与謝野から乗れば座席を確保できると踏んだのだが、果たしてそれは正解だった。与謝野にて余裕で着席できた「たんごリレー」6号で天橋立駅に戻ると、空席はあっという間に埋まってしまった。
ただ、宮津駅から宮福線へと入る際、進行方向が変わるという大事なことを忘れていた。宮津で向かいの座席を転換させようとはしたのだが、その先の席のふんぞり返って半分寝ていたオッサンの面倒そうな態度と、その隣のビジネスマンのデカいキャリーバッグも障害になって断念せざるを得ず、小太りの中国人旅行客の男性ペアと向かい合わせで福知山まで過ごす破目になってしまった。別に中国人だからどうとかいう偏見は僕はないつもりだが、単純に二人組のオッサンと対面しているのは暑苦しい。
福知山からは、また往路と同様のJR山陰本線普通列車で、たっぷり2時間かけて京都まで帰った。驚いたことに、京都駅の改札口へ向かう人波の中に、天橋立観光船の帰りの便で見た、影のある一人旅の女性の姿があった。与謝野駅に寄ってないにしても、ダイヤとしてはつまり僕と同じタイムテーブルでここまで辿り着いたことになる。声の一つもかけたくなったが、船上と同じ「独りにしといてオーラ」が漲っているのでやめにする。斯くして追い抜いたから、彼女も改札を出たのか、それとも他の路線へ乗り換えたかは分からない。
北近畿タンゴ鉄道から丹鉄へ移行してどうなったか勝手な視察と、沿線の加悦と天橋立の訪問も果たせて個人的には満足の旅だったが、丹鉄は本当にまだようやく緒に就いたばかりで、北近畿タンゴ鉄道から利用客の数も含めてほとんど変化はないと言えるような状況だった。京都市内と宮津天橋立を結ぶ京都縦貫自動車道の7月全線開通など、取り巻く環境も前途多難だ。今後を注視していきたい。
(終)
撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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