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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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GW四国完全巡拝 #24 土佐くろしお鉄道・宿毛線 〔高知県〕

06 05, 2010 | 土佐くろしお鉄道

0 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第24回、旅3日目。
13:30、中村駅から土佐くろしお鉄道・宿毛(すくも)線で
四国鉄道路線の南西の終端、宿毛へ。
昼間の宿毛行きは2時間に1本しか便がないので、なかなか厳しい路線です。

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中村駅を発って四万十川を渡っているところ。
1両編成のワンマンカーで、お客さんが集中するので車内は満員でした。

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1997年(平成9)年に開業した全線単線・高架の鉄道(写真は列車交換が可能な有岡駅で)。
こんな感じの、誰が乗り降りしてるんだろうと心配になるような駅をいくつか経て、

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14:00、終点の宿毛駅に到着。
正式にはここが宿毛線の起点だそうですが、ともかくここもかつて
宇和島と繋がる計画があったという、行き止まりの駅です。
2005年には特急が車止めを乗り越えて激突するという大事故もあった
ちょっと悲しい過去を持つ駅でもあります。

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駅(写真右手奥)前には家電量販店。

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周囲もお店がたくさんあって賑やかな場所です。
地図では宿毛湾がすぐそばなんですが海の気配は全然しませんでした。
何と、お笑い芸人の間寛平さんがこちらのご出身なんだそうです。大阪人やと思てた…。

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14:34、折り返しの便に乗って中村方面へ戻ります。
東宿毛(ひがしすくも)駅を過ぎた宿毛湾へ注ぐ松田川に鯉のぼりの川渡しが。

15:04中村着、15:31発の中村線普通列車で窪川へ戻って土佐くろしお鉄道の旅を終え、
つぎは予土線で高知に別れを告げ愛媛へと入ります。

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撮影日:2010年5月1日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
 (2、3枚目のみレンズ:Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D)

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GW四国完全巡拝 #23 土佐くろしお鉄道 中村駅 〔高知県〕

06 04, 2010 | 土佐くろしお鉄道

0 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第23回、旅3日目。
足摺岬(あしずりみさき)、四万十川(しまんとがわ)など高知県西部の観光拠点、
中村(なかむら)。平成の大合併で四万十市と名を変えましたが、
「土佐の小京都」と呼ばれる旧中村市の中心部にあるのが
土佐くろしお鉄道・中村線の終点、中村駅です。

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1970(昭和45年)の国鉄中村線開業時に建てられた「国鉄」な感じの
実用本位のコンクリ駅舎。駅前ロータリーはさすが、タクシーでいっぱいです。
足摺岬行きの路線バスやレンタサイクルもあります。

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GWというのもあるのかもしれませんが、僕の乗って来たアンパンマン列車(南風3号)からも
たくさんの人がこの駅で降りて行きます。

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改札付近は最近改装されたのか、フローリングの床に液晶パネルの列車案内など
ガンバって今風な感じに。

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駅の西には四万十川(下流部、宿毛線の車内から)。フツーのブログなら「日本最後の清流」を
スルーするなんてありえませんが、個人的にも以前デンシャにまったく興味のなかった頃に
クルマで訪れたことがあるので割愛してしまいました(汗)。

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ということで、中村駅は土佐くろしお鉄道・中村線の終点ですが
この先に続く「宿毛(すくも)線」の起点でもあるので
13:30、くろしお鉄道の普通列車に乗って宿毛を目指します。

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撮影日:2010年5月1日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D


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GW四国完全巡拝 #22 土佐くろしお鉄道・中村線 〔高知県〕

06 03, 2010 | 土佐くろしお鉄道

4 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第22回、旅3日目。
土讃線で結構寄り道してたような気もするのでそろそろ先を急ぎましょう。
須崎(すさき)駅から12:22発の特急「南風」3号、ついに出ましたアンパンマン列車で
窪川(くぼかわ)を経てそのまま土佐くろしお鉄道の中村線へと乗り入れます。

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窪川~中村を結ぶ、国鉄の赤字ローカル線だった中村線を第3セクター方式で引き継いだのが
土佐くろしお鉄道・中村線。よってJRではありませんが土讃線特急も乗り入れていて、
今回利用したJR四国の「バースデイきっぷ」では普通列車にも乗車可能です。

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カツオの一本釣り漁船の拠点として知られる土佐佐賀(とささが)から海沿いを走ります。
この土佐白浜や、

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海の王迎(おうむかえ)駅など、無人ですが海がすぐそばの、
時間があれば降りてみたかった小駅が続きます。

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地図上では海沿いに見えても意外と海が見えない四国の鉄道。
この中村線は高知以西ではもっとも海を望める路線だと思います。

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13:24、終点の中村駅に到着。
(今回の写真は復路のものも混じってます)

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中村駅で買ったJR四国のキヨスクでしか売ってない剣山系の天然水。

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撮影日:2010年5月1日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D

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GW四国完全巡拝 #15 和食(わじき)で 〔高知県〕

05 26, 2010 | 土佐くろしお鉄道

2 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第15回。
土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線の和食(わじき)駅で途中下車。
駅のそばの海をちょっと眺めたら安芸(あき)駅へ戻ろうと思ってたんですが、
海と反対側の駅前の、懐かしい感じのする集落も覗いてみたら。

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ここで洋品店を営んでおられるこのオジさんに出会って、ここはいいトコですね
僕は旅の者で古い建物とか街並みが大好物なんです、というようなことを話すと
なら近くにもっとイイのがある、自転車貸してあげるから行ってきなさい、と
思いもよらない展開に!

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お言葉に甘えて教えていただいた場所までお借りしたチャリンコで行ってみると、
ホントにシブい建物。1927(昭和2)年築、30年間 医院として使用されていたという末延邸。
安芸市の野良時計に次ぐ、県下で二番目の登録有形文化財だと説明板にありました。

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そのすぐお隣に、これも教えていただいた仙頭酒造場。
清酒「土佐しらぎく」の蔵元で、創業は明治36年だそう。

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酒造場から続く大きな家も立派。高知では左手のような、白壁に小さな軒が連なった
独特の建築様式をよく目にするんですが、雨から漆喰を守る「水切り瓦」というんだそうです。

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チャリンコを返しに戻ると、「琴ヶ浜にお龍さんの銅像があるから」と
今度はオジさんもチャリンコにまたがって案内して下さいます。
何でも、駅近くの海水プールへ行く人へ貸し出す自転車をお店で管理されてるんだそうで
今回はご厚意で観光レンタサイクルとして僕に貸して下さったんですが、
でもまさか高知に来てオジさんとサイクリングすることになるとは夢にも思いませんでした(笑)。

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龍馬の妻・お龍さんと妹の君枝さんの銅像。お龍さんは京都の人なので何の縁が!?
と思ったんですが、妹の君枝さんのダンナさんがここ芸西(げいせい)村 和食出身の
海援隊士・菅野覚兵衛で、お龍さんも龍馬暗殺後しばらくここに身を寄せたこともあったそうです。

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この像をクルマで見に来られてた方が散歩されてたワンコ。
昔ウチで飼ってた、柴じゃないけどこんな感じの「ナツ」を思い出しました。

結局、予定していた安芸へ行く時間はなくなったけど、
思いもよらない温かい出会いと風景を味わえた和食でのひと時でした。
それに、桂浜もいいけどやっぱりこっちの方がいつもの僕の旅っぽいし(笑)。

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撮影日:2010年4月30日
カメラ:Nikon D700
レンズ:Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
   :Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D(2、3、5、6枚目)

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GW四国完全巡拝 #14 ごめん・なはり線 奈半利駅 〔高知県〕

05 25, 2010 | 土佐くろしお鉄道

2 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第14回。
土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線の終点、奈半利(なはり)駅に到着です。
高知駅を14:24に発ち、ずっと乗り通して15:42着。
後免(ごめん)~安芸(あき)間は快速ダイヤでしたが1時間以上かかりました。

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高架が途切れて行き止まりになっている様子は、1日目に訪問した阿佐海岸鉄道の
甲浦(かんのうら)駅と同様です。甲浦と繋がって「阿佐線」となる計画は頓挫したまま、
完成した区間だけは第3セクター土佐くろしお鉄道として開業したのでした。

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奈半利駅は、龍馬の盟友で共に京都で暗殺されてしまった中岡慎太郎の生誕地に近く、
また中岡慎太郎像の建つ室戸岬へもバスが出ているんですが今回は断念(泣)。
16:09、再び折り返します。

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海沿いにやたらビニールハウスが見受けられるので、何をつくってるんですかと
車内の買い物帰りのおばさん2人にお聞きしてみたら、ナスだ、いや文旦(ザボン)だと
意見が分かれました(笑)。どちらも安芸あたりの名産みたいです。正解は??

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安芸には後で寄ることにして、和食と書いて「わじき」駅で途中下車。16:42着。

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駅から民家を抜けると海がひろがっててイイ感じだな、と往路に思ったからでした。

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撮影日:2010年4月30日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
 (1枚目のみレンズ:Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D)

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GW四国完全巡拝 #13 土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線 〔高知県〕

05 24, 2010 | 土佐くろしお鉄道

4 Comments
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GW四国一周デンシャ旅・第13回。
桂浜から高知駅へ戻り、再び「バースデイきっぷ」を使ったデンシャ旅の再開です。

巡拝路線は「土佐くろしお鉄道」ごめん・なはり線。
徳島へ繋がる計画だった「阿佐(あさ)線」を引き継いだ第三セクター鉄道です。
JR四国の「バースデイきっぷ」でも全線乗れます。

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高知駅を発着してもいますが、後免(ごめん)~奈半利(なはり)間を結んでいるので
ごめん・なはり線。ほとんどの区間、高架で海沿いを走る眺めのいい路線でした。

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オーシャンビューに夢中になってたら、反対の山側に「安芸(あき)ドーム」。
サッカーファンの僕でも関西人ならやっぱり応援してしまう、
阪神タイガースの安芸キャンプ場です。広島じゃなくて高知なんです。

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安芸駅に到着。この路線は高知出身の漫画家・やなせたかしさんデザインのキャラクターが
駅ごとに配されてることでも有名です。ちなみに安芸駅は「あき うたこちゃん」。

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単線なので行き違い待ちをしていたら、対向列車はトラ模様の阪神タイガース車両でした。

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安芸は岩崎弥太郎の故郷で、「土佐・龍馬であい博」のサテライト会場もあるので
ぜひ訪れようと思ってるんですが、まずは終点の奈半利を目指します。
(安芸駅構内を車両最後尾からの撮影)

ちなみに、大河ドラマ「龍馬伝」では龍馬と弥太郎は幼なじみとして描かれてますが、
高知と安芸は40kmほど離れてるのであんな頻繁に行き来できるはずもなく、
史実では二人が出会うのは後年、龍馬が商社・亀山社中を興した長崎でのことです。

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ごめん・なはり線の旅はまだ続きます。


撮影日:2010年4月30日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D

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