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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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【archive'07】  くりはら田園鉄道  〔宮城県〕

01 30, 2010 | くりはら田園鉄道

3 Comments
★【archive'07】は、このブログを開設する以前の2007年、
僕がデンシャ旅をはじめた頃を振り返る記事です。
カメラはまだコンパクトデジカメしか持ってませんでした。

070310-8
2007年3月10日。
寝台急行「銀河」で東京へ、そして東北新幹線と東北本線を乗り継いで向かった先は、
この年の3月いっぱいで廃線になってしまった宮城県の第3セクター鉄道、
"くりでん"こと「くりはら田園鉄道」でした。

070310-9
JR東北本線・石越(いしこし)駅のすぐ目の前にある、くりでんの起点、石越駅。
くりでんの路線はここから25.7km西の「細倉(ほそくら)マインパーク前」までを結んでいました。
2010年現在、この駅舎は撤去されて跡形もないそうです…。

070310-10
廃線間際ということで、石越駅のホームはご覧の人だかり。

070310-11
普段は1両でのんびり走ってたみたいですが、2両編成で対応しても追いつかないほど
混雑していました。往路では旅行会社のツアータグを付けた団体さんも。

070310-12
車窓風景は名前の通り、のどかな田園風景。

070310-13
終点まで乗り通した復路、数少ない有人駅のひとつ、
沢辺(さわべ)駅で下車してみました。

070310-14
今の僕のカメラシステムでもう一度撮影に来たいほど味のある、沢辺の木造駅舎。
しかし、この駅舎も昨年(2009年)12月に解体されてしまったそうです…。

070310-15
それでもまだ線路はほぼ全線にわたって残っているそうで、
若柳(わかやなぎ)駅を拠点に車両などを含め、
保存活動が具体化しているみたいです。

→参照させていただいたサイト、ブログ:
「続・くりでんな風景」
「歩鉄の達人/廃線探索 くりはら田園鉄道


この時点で3回目のデンシャ旅ということで、まだ鉄道の楽しみ方も旅の要領も
全然わかってなくて、この時も午前中を中尊寺など平泉の観光にあてるという、
今じゃ考えられない行程を組み、最初で最後だというのに存分に堪能したとはいえない
くりでん訪問でしたが、それでも「遠いから」とあきらめずに出かけて
在りし日のくりでんを肌で感じることができたのはよかったと思ってます。


撮影日:2007年3月10日
カメラ:Canon IXY 800IS

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【archive'07】  寝台急行 銀河  〔京都府~東京都〕

01 28, 2010 | デンシャ旅 -関東(JR)

7 Comments
★【archive'07】は、このブログを開設する以前の2007年、
僕がデンシャ旅をはじめた頃を振り返る記事です。
カメラはまだコンパクトデジカメしか持ってませんでした。

070310-1
時は2007年3月。
この1年後、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止され、
姿を消してしまった寝台急行『銀河』。
この旅の目的地は東北だったんですが、そういう事情もあって
東京までは生まれて初めての寝台列車での移動を試みてみました。

070310-2
3月9日金曜の夜、22:58。京都駅0番ホームから乗車しました。
「銀河」はJR東海道本線の東京~大阪間を深夜に走っていた寝台急行。
僕の乗った上り列車は大阪駅を22:22に発ち、翌朝6:42に東京へ着きます。
上り列車の途中の停車駅は、新大阪、京都、大津、米原、名古屋、
富士、沼津、熱海、小田原、大船、横浜、品川。

070310-3
僕の人生初の夜行列車の寝台。一番安いB寝台でしたが、
それでも15,540円(!)の出費。
内訳は、京都~東京の運賃=7,980円、急行料金=1,260円、
寝台料金B寝台=6,300円ナリ。
最初は不安な気もしましたが、レールのリズムが心地よくて熟睡できました。

070310-4
3月10日、翌朝の車内通路の光景。
廃止までまだ1年あったからかファンが詰めかけて
フィーバー(死語)してる感もなく寝台に空きもあるぐらいで穏やかな朝でした。

070310-5
朝陽を浴びて京浜急行と併走しながら多摩川を渡ります。
「赤い電車(byくるり)」を見たのもこの時が初めて。

070310-6
写真のExif情報を見ると6:44となっていて、仮にカメラの時刻が正しかったとしても
概ね定刻通りに東京へ到着。

070310-7
東海道線の東京駅へ降り立ったのも多分、この時が初めてだったと思います。
ホントに東京まで寝てただけで写真もほとんど撮ってないという、
今となってはもったいない時間の過ごし方だった気もしますが、
「寝台列車の旅ってイイもんだなぁ」という記憶だけはしっかり残っています。


撮影日:2007年3月9~10日
カメラ:Canon IXY 800IS

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長良川鉄道 #END  雪の郡上八幡を歩いて  〔岐阜県〕

01 26, 2010 | 長良川鉄道

10 Comments
091220-48
長良川鉄道の旅もようやく最終回です。
09年12月20日、旅の2日目も前日の豪雪の影響で終日
郡上八幡(ぐじょうはちまん)駅で折り返し運転となり、
終点・北濃まで行って長良川鉄道全線完乗、という望みは絶たれました…。
なのであきらめて、郡上八幡の町を散策して帰ることに。

091220-49
奥美濃の城下町、郡上八幡。
小高い山の上の城(小さくて見えませんが)と
長良川の支流・吉田川を望む宮ヶ瀬橋からの眺め。

091220-50
風情のある町並み!
…なんですが、積もった雪が凍ってて歩きにくいの何の。

091220-51
前回の美濃市は雪がとけかけてましたが、こちらはこの有様。
雪の量がやっぱり違うんですね。

091220-52
町じゅう総出で、とにかく道路の雪かきです。

091220-53.jpg
とにかく雪かき。

091220-54.jpg
とにかく雪かき。
何か観光気分で歩いてるのが申し訳なくなってきます(苦笑)。

091220-55a.jpg091220-55b.jpg
町の中心部のお店は雪かきで忙しくて開店休業みたいな感じだったので、
駅寄りの新町商店街の「まるみつ」さんで遅い昼食。
人懐っこい店のおばあちゃんが僕のカメラを見て
「昨日も写真家さん(僕は違うけど)が来られて」
と、その方の名刺を手に話を切り出されるので見せてもらうと何と、
前日に僕が長良川鉄道の車内で出会った天野さんでした(笑)。
旅の縁って不思議ですね。このおばあちゃんの作ってくれた焼きソバも美味しかったし、
また来たいお店です。

091220-56.jpg
夏になると子供たちが遊びで川へ飛び込む光景で有名な新橋からの眺め。
(この下流側が淵になってます)


091220-57
夕刻、美濃太田まで戻ってくると、もう平野部の雪の痕跡はどこにも見当たりませんでした。
ここからまた青春18きっぷを使って京都まで帰る僕なのでした。


結局、2日間とも雪に翻弄されっぱなしで、2日間をひとつの鉄道路線に費やしながら
全線を乗り通すことができなかったという、そういう点では初の大失敗の旅でしたが、
こんなに雪景色を堪能したのも人生で初めてのことだし、
今までほとんど通り過ぎるだけで「何となく」なイメージしかなかった岐阜県を
明確なビジョンで思い起こせるという、かえってインパクトの強い旅になりました。
宿の方も含めて出会った方みなさん暖かかったし、やっぱり全線完乗も果たしたいし、
今度はまた違う季節に、違う風景を見にまた必ず訪れようと思います。

長良川鉄道訪問記、永らくのお付き合いありがとうございました。


撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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長良川鉄道 #7  うだつのあがる町、美濃  〔岐阜県〕

01 25, 2010 | 長良川鉄道

6 Comments
091220-40
09年12月20日。
再び長良川鉄道の旅に戻ります。
美濃市駅で途中下車した僕は旧名鉄美濃駅を訪問した後、
「うだつ」の町並みで知られる美濃市の重要伝統的建物群保存地区を歩いてみました。

091220-41
ひと目で「いいなぁ」と気に入ってしまいました。
同じ「和」の町並みでも、僕の住む京都ともやっぱり違うんですよね。
ちなみに野口五郎さんはこの町のご出身だそうです。

091220-42
元々は火災の類焼を防ぐための防火壁だった「卯建(うだつ)」。
美濃和紙と長良川の舟運で栄えた裕福な商家が次第に豪華さを競いはじめ、
そうした立派な「うだつ」を構えることのできない風采の上がらない様が
「うだつの上がらない」という慣用句になったんだそうです。

091220-43a091220-43b
うだつ、ホントに張り合うように上がりまくってます(笑)。

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建物自体も、国重要文化財に指定されてるのもそうでないのも一様に立派。

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角を曲がるとまた表情が変わるのでカメラを手に歩くのが楽しい町です。

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そして町の北側、長良川の畔にあるのが珍しい「川」の灯台。
江戸から明治にかけて舟運で栄えた
上有知湊(こうずちみなと)跡を象徴する建造物です。

091220-47
灯台と長良川。
当時の一大物流拠点だったこの川湊も、明治時代の鉄道開通によって廃れたそうで、
そんな場所を現在同じような境遇に置かれている長良川鉄道で訪れているのは
何だか皮肉な感じもします。


撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (2、3枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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名鉄美濃町線 新関駅跡  〔岐阜県〕

01 24, 2010 | 名鉄(名古屋鉄道)

3 Comments
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前回の続きです。
名鉄美濃町線の廃線跡はやがて小さな川に突き当たるのですが、
そこには短い鉄橋が線路ごと、そしてその先に
新関(しんせき)駅跡が駅舎ごと残っていました。

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雪が似合う、小ぶりながらも立派な鉄橋。

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名鉄、新関駅跡。
岐阜市内の徹明町(てつめいちょう)から続く美濃町線の列車の多くは
ここが終点だったそうで、実質的な終着駅といえるだけに
しっかりした造りの駅らしい駅の佇まいがほぼ当時のまま残ってるのは
奇しくもプチ名鉄廃線跡めぐりの旅になった僕には嬉しい限りです。
っていうか、何も知らなかった僕はこの時点でテンションMAX。

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相対するホーム側から駅舎の改札口を通して駅前を見ています。
時間がなくて駅舎正面へ回れなかったのが悔やまれます。

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さすがに駅名標は残ってませんでしたが、こんな当時のままの看板が。

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デンシャでここへ降り立ってみたかったです…。


事前にあまりリサーチしすぎると、ただそれを確認しに行くだけの旅になる気がして
僕はいつも大して下調べせずに旅に出ます。おかげでたったこれだけのことでも
「大発見!」と感動しまくりだったんですけど、帰ってからよく調べてみると
廃線から数年しか経ってないためか美濃町線の廃線跡は結構な範囲にわたって
遺構が残ってるみたいで、ネット上にたくさんの記事も散見されます。
当時は鉄道に興味がなくて乗る機会もなかった僕には
貴重な現役時代の写真と併せて拝見するととても興味深く、
また改めて美濃町線廃線跡だけを再訪したいと思えるほどでした。

ということで、旧名鉄美濃駅と関~新関駅間だけの
非常に断片的な僕の美濃町線廃線跡めぐりでしたが、
僕自身は長良川鉄道訪問のサイドストーリーとして
すごく楽しめたひと時でした。


撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (3、4枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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名鉄美濃町線 関駅跡  〔岐阜県〕

01 23, 2010 | 名鉄(名古屋鉄道)

2 Comments
091220-24
09年12月20日、長良川鉄道の旅2日目。
前回までの旧名鉄美濃駅から場所も時間も遡ってるんですが、
ともかく長良川鉄道の関(せき)駅です。

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その関駅の脇に、2005年に全廃となった名鉄美濃町線の
関駅の跡があるというので、ぜひ見てみようと降り立ったんです…が。
これがそうみたいです。
かつての状態を知らない上に雪。左手のモグラが移動した跡みたいな
二筋の盛り上がりが、辛うじて線路跡だということを教えてくれます。
(一番左の、フェンスの向こうの線路は長良川鉄道)

091220-26
先はどうなってるんだろうと反対側へ回ってみると、
県道281号関美濃線で途切れてます。ちなみに
コンクリートの架線柱に挟まれた雪の積もった部分が線路跡。

091220-27
が、道を挟んで同様に架線柱が並び、立ち入れないようになってるのに
雪が積もった道のようなものが続いています。

091220-28
注意して見てみると、鉄道ならではの線路の勾配率を示す
勾配標がちゃんと立ってます!

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ご存知の方には何を今さら、っていう流れだと思いますが、
僕は名鉄の関駅跡の存在しか知らずに来たので、
この時点では廃線跡まで残ってるとは夢にも思ってなくて
こんな遺構でもテンション上がりまくりです。

091220-30
そして踏切跡で、初めて雪に埋もれてない廃線路を目にすることができました。
踏切廃止を知らせる看板の日付は、平成17(2005)年の美濃町線の廃止日。

091220-31
何だか感無量です。僕がデンシャでこの上を通ることはなかったし、
これから先も永遠にないんですが…。

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もう少し先、川の手前にはイイ雰囲気の石畳の踏切跡も。

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廃線跡の脇にあった、ちょっと笑っちゃった立て札。
いつからあったものなんでしょう。





撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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旧名鉄 美濃駅のモ512  〔岐阜県〕

01 22, 2010 | 名鉄(名古屋鉄道)

2 Comments
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09年12月20日。
旧名鉄 美濃駅に保存されている車両の中で、ひときわ目をひくのが
赤白ツートンでレトロなフォルムの「モ512」。

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現役時代を知らない僕でもネット上の写真などで目にしてはいましたが
実際に対面してみると「乗れなくてもいいから動いてるところだけでも見てみたい…」
とさえ思えるほど可愛らしいデンシャでした。

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この旧名鉄 美濃駅のモ512、動かないけれど中を見学することはできます。

091220-19
外から見た形状そのまま、ラウンドした運転台。

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木製の、鎧戸式の日除けと網棚。

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楕円形の戸袋窓。

091220-22
こうして見てると、今にも走り出しそうです。
ああ…もう一度動いてくれる日は来てくれないものだろうか…(泣)。

▼旧名鉄 美濃駅舎内の解説パネル
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『モ512号車  美濃町線の前身である美濃電気軌道が大正15年に製造した車両で、長い間美濃町線で活躍していたが、昭和42年揖斐(いび)線と岐阜市内線の直通運転を実施するのを機に、直通用車両として揖斐線に転属した。最大の特徴は正面5枚窓の流線型と楕円形の戸袋窓で、白熱灯を用いた大きなグローブ付車内灯やヨロイ戸式の日よけと合わせて、大正の雰囲気を今に伝えている。昭和63年にはエバーグリーン賞を受賞、その際に塗色を赤一色から市内線直通運転開始時の赤と白のツートンカラーに変更した。』


撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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旧名鉄 美濃駅  〔岐阜県〕

01 21, 2010 | 名鉄(名古屋鉄道)

5 Comments
09年12月20日。長良川鉄道を訪れたら絶対見てみたかった場所。

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長良川鉄道・美濃市駅前の坂を北へ少し下ったところにそれはありました。
すでに廃線になってしまった名鉄・美濃町(みのまち)線の終着駅、
旧名鉄 美濃駅。

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駅舎とホーム、そして今にも再び動き出しそうなデンシャたちが保存されています。
当時を知らなかった僕には夢みたいな光景です。

091220-9
名鉄美濃町線の全廃は2005(平成17)年だったそうですが、
新関(しんせき)駅~美濃駅間はもっと早く1999(平成11)年に部分廃止され、
現在は登録有形文化財に指定されているこの美濃駅舎も、廃駅になってから
僕が訪れた昨年(09年)の時点でちょうど10年を経過したことになります。

091220-10
2枚目の写真と重複しているのがありますが、計4両(モ512、モ593、モ601、モ876)の
美濃町線を走った車両が静態保存されています。乗ってみたかった…(号泣)。

091220-11
駅まるごと、ほぼ当時のまま残されているそうなので、
その頃は鉄道にまったく興味がなくて
美濃町線の存在すら知らなかったような僕にも
かつての雰囲気を感じることができます。

091220-12
駅舎内から改札口を見たところ。今にもあの赤いデンシャが発車していきそうです。
ホントに素晴らしい…。

091220-13
この旧名鉄美濃駅は美濃市の所有だそうですが、
旧名鉄美濃駅保存会』の方々が委託管理を請け負っておられます。
こちらは駅舎内でグッズ販売などもされている方で、
何と!美濃市の町並みも散策したかった僕を「ワシも家に戻る用があるから」と
町の中心部までクルマで送って下さいました(感謝)。

091220-14
ホームの少し先、敷地内で途切れた線路。
かつてはその延長線上にある、現在は道路として整備されている
あの坂へ続いていて、デンシャが行き来していたんだそうです…。

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駅舎内に展示されていた、同じように雪の日の往時の美濃駅の写真。
(素晴らしい写真なので掲載させていただきましたが、問題があれば削除します)


・入場無料
・開館時間=9:00~17:00(4月~9月)
         ~16:30(10月~3月)
・休館日=毎週火曜、年末年始(12月29日~1月3日)





撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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長良川鉄道 #6  翌朝、美濃市駅  〔岐阜県〕

01 19, 2010 | 長良川鉄道

4 Comments
091220-1
09年12月20日。
大雪の旅の翌日も、僕はまだ長良川鉄道にいました。

当初の予定では旅の2日目は同じ岐阜県は大垣の
樽見(たるみ)鉄道を訪問しようと考えていたのですが、
まだ長良川鉄道の沿線で見てないものがたくさんあるし、
雪も止んでよく晴れたこの日はもしかしたら
終点の北濃まで行けるかも、という一縷の望みも託していましたが、
何より、長良川鉄道が僕は気に入ってしまっていたのでした。

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長良川鉄道を訪問したら絶対見てみたいと思っていた場所のある、
美濃市(みのし)駅へ降り立ちます。当時を体験したことはないけど、
いかにも「国鉄」のローカル線ホームといった雰囲気を感じます。

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ホームは築堤というか駅舎より高台にあって、地下道を通って改札口へ。
美濃市駅は1923(大正12)年、国鉄「美濃町(みのまち)」駅として開業した有人駅です。

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美濃市駅舎全景。日の当たるアスファルトの路面なんかは雪がとけてます。

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駅舎の右手にあるタクシー待機場所にネコが2匹いました。
1匹は、右目を傷めているせいか臆病そうだけど、思慮深い雰囲気もあるネコ。

091220-6
一方はやんちゃそうで、一瞬でこの場所へ逃げながらも先ほどのネコを心配してる様子。
最近ネコを飼い始めたので可愛くて仕方ないんですが、まだ一見さんで心を許してもらう術を
持ちあわせていないのが写真の間合いでお分かりいただけると思います(苦笑)。
「Miriam」のディタさんや「† ほら、このセカイは… †」のレイさんみたいに
魅力的に撮ってあげれるようになりたいです…。



撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (1枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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長良川鉄道 #5  長かった一日の終わり  〔岐阜県〕

01 18, 2010 | 長良川鉄道

6 Comments
09年12月19日、雪の長良川鉄道
郡上八幡駅からは無事にデンシャも動いていて、
これで宿のある美濃太田まで戻ることができます。
何をした、というワケでもないけど(苦笑)、長かった一日が終わります。

091219-37
大矢(おおや)駅で、列車の交換(行き違い)待ちの時間が結構あったので、
しばしデンシャから離れてみます。

091219-38
この大矢駅、元々、駅めぐりで訪れる予定だったので願ってもないチャンス。
1927(昭和2)年に国鉄「美濃下川(みのしもかわ)」駅として開業したという、
オーソドックスですが味のある木造駅舎の佇まいに大満足。

091219-39
車内では、わざわざ雪景色の郡上八幡の街並みを撮影に来られたというお二人と
楽しくお話しさせていただきました。ご夫婦かと思ったら左の方はお弟子さんで、
右は日本写真協会に所属されている天野さんとおっしゃる方でした。
どうもありがとうございました。

091219-40
美濃市あたりまで降りて来ると雪は止んで、夕焼け空もひろがっています。
関(せき)駅では、郡上八幡からこのデンシャに同乗されていた、
タクシーもご一緒したあの運転士さんともお別れしました。

091219-41
日もすっかり暮れて美濃太田まですぐというところまで帰ってきましたが、
まだもう少し長良川鉄道の余韻に浸りたい気分だったので、
往路で目にして感激した富加(とみか)駅で降りてみました。
1923(大正12)年、国鉄「加茂野(かもの)駅」として開業した歴史のある駅です。

091219-42
次の美濃太田行きの列車が来るまで30分ほどあるので、駅前通りも散策。
時間が止まったような「昭和」な町並みに、思わず嬉しくなってしまいました。

091219-43
こうして雪に翻弄された一日が過ぎていきましたが、
終わってみれば何とも印象深い一日でした。
雪の冷たさと裏腹に、出会う人みんな暖かくて。
終点まで行けなかったのは初の経験でしたが、いい旅でした。


撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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長良川鉄道 #4  郡上八幡駅で  〔岐阜県〕

01 17, 2010 | 長良川鉄道

6 Comments
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09年12月19日。
雪の長良川鉄道に乗車中、豪雪のため美濃白鳥駅で進退窮まったものの
長良川鉄道さんの方で用意していただいたタクシーで、
まだ列車の動いている郡上八幡(ぐじょうはちまん)駅まで
1時間ほど要しましたが無事に戻ることができました。

091219-30
駅前はロータリーになってるのが、車の轍(わだち)で辛うじて分かる状態です(苦笑)。

091219-31
駅の入り口に、急遽用意されたっぽい張り紙(笑)。
この郡上八幡駅で折り返し運転になっているようです。

091219-32
次の美濃太田へ折り返す列車が来るまで30分ほどあるので、
駅舎内にある、国鉄・越美南線だった時代の資料を集めたブース
「ふるさとの鉄道館」なんかを眺めながら時間を過ごします。

091219-33
郡上八幡駅のホーム。終点・北濃方面を望む図、なんですが
一応この駅までの線路らしき二筋の溝はうかがえるものの、
列車はちゃんと辿り着けるのかな…とちょっと不安になります。

091219-34
大丈夫。雪を掻き分け、顔を真っ白にさせながらも無事に到着(笑)。

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乗り込もうと思ったら、沿線にお住まいの女のコがホームのベンチに
カワイらしいオブジェを作ってて、何かほのぼのした気分に。
「撮らせてね」とお願いすると、一度落ちてしまった「L」の字を
再度貼り付けようとしてくれます。優しい…。

091219-36
元通りにはならなかったけど(笑)、何だか心温まるひと時でした。


撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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長良川鉄道 #3  美濃白鳥駅からの脱出  〔岐阜県〕

01 15, 2010 | 長良川鉄道

10 Comments
091219-21
09年12月19日。
雪の長良川鉄道を終点・北濃(ほくのう)まで乗り通そうとしていた僕。
しかし、残りあとわずかとなった美濃白鳥(みのしろとり)駅で、豪雪に行く手を阻まれ
僕の乗った列車はついに運転中止となってしまったのでした。
しかも進めないのはまだしも、戻ることも不可能な状況に!

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列車を降り、美濃白鳥駅前に出てみます。
どんな色・形の屋根を持つ駅舎なのか分からないぐらい積もってます雪が(泣)。
駅員さんも対応に追われて右往左往されてます。

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駅前風景です(苦笑)。結構大きな町みたいですね。
こんな状況じゃなかったら散策してみたかったなぁ…。

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さて、ホームへ戻ると僕の乗ってきたデンシャが車庫に入れられようとしていました。
この都合もあって何とかこの駅までは運転を続けたんでしょうね。
最初の写真のような状態なので、何度か後退して弾みをつけては雪塊を蹴散らし、
やっとのことで屋根のある車庫へ収まりました。

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作業を終えた運転士さんが戻って来られて、
線路を渡ろうとしているところです。
(一応、手前のミゾ状の部分が線路です・苦笑)

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駅員さんに抱えられてホームへ。どうもご苦労様でした。

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運転中止を告げられた時にはどうなることかと頭を抱えましたが、
実はちゃんと長良川鉄道さんの方で用意して下さっていたタクシー(無料)で、
まだ列車の運行されている郡上八幡(ぐじょうはちまん)駅まで戻れることに!

あれほどいた乗客は既にみんな郡上八幡で下車していたので、
この駅まで列車に乗っていたのは僕と、奈良から来られたという方の
酔狂な鉄道好き関西人ふたりだけ(苦笑)。
そして運転士さんを含め3人がタクシーに乗り込みます。

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デンシャに乗りに来て思いもよらない方々と一台のタクシーにおさまってるなんて
まったくどんな旅だコレ!?と苦笑せずにはいられませんでしたが、
無事に済んだからこそ言えることではありますが、
ある意味、貴重な体験をさせてもらったと思います。

(つづく)

★経験してみて痛感しましたが、ローカル鉄道や秘境駅ブームで
運転本数の少ない路線や辺境の無人駅を訪問されている、
または訪れてみたいという方も多いと思いますが
こんなアクシデントなどで最悪、帰れなくなる恐れもあります。
場所や天候によってはケータイの通じない状況もありえるので、
事前の計画は入念に、また現地ではくれぐれも無理をされませんように…。


撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (4枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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長良川鉄道 #2  絶体絶命  〔岐阜県〕

01 14, 2010 | 長良川鉄道

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09年12月19日、
あいにく雪の日の訪問となってしまった長良川鉄道。
でもこんな時でないとお目にかかれない鉄道風景を前に、
むしろ雪の日でよかった、と思いはじめていた僕でした。

が。

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長良川に沿いながら終点・北濃(ほくのう)へ向け、山中へ分け入って行くにしたがって
雪は激しさを増し、風景はどんどん白くかすんでいきます。

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車両後部のミラーもご覧のありさま。

郡上八幡(ぐじょうはちまん)から先へ向かううちに列車のスピードはみるみる落ち、
ダイヤは大幅に乱れつつも、誰も乗降しない駅をひとつひとつ律儀に停車しながら
それでも何とか前進を続けています。

そしてようやく終点まで4駅となった美濃白鳥(みのしろとり)駅へ辿り着いたその時!


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運転中止。


091219-20
しかも、
進むことも戻ることもできなくなってしまいました


…どうすんの、この状況!?
(つづく)


撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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長良川鉄道 #1 奥美濃への旅の始まり 〔岐阜県〕

01 13, 2010 | 長良川鉄道

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09年12月19日。
雪の中、京都から美濃太田を目指したのは
この長良川鉄道を訪問するためでした。

長良川鉄道はその名の通り、長良川に沿って
美濃太田から郡上八幡(ぐじょうはちまん)を経て
北濃(ほくのう)へ至る全長72.1kmの路線で、
国鉄時代、越美(えつみ)線として福井まで繋がる計画も頓挫して
赤字ローカル線だった越美南線(えつみなんせん)が
第3セクターとして引き継がれた、ちょっと哀しい歴史を持つ鉄道です。

それはともかく、この雪です。
何と、今日は終点・北濃まで列車が進めず、途中で折返し運転をしているとのこと…。

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が、そんな話をこの駅員さんから伺っている時に「北濃まで開通した」との連絡が!
「状況次第でまた変わるかもしれんよ」と駅員さん。
何はともあれ、終点まで乗ってはじめてその鉄道を訪問したと言える、
と考える僕には朗報以外の何ものでもありません。

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乗り込んでビックリ。メチャ混みです。
1両編成、ダイヤも1時間に1本ぐらいなので乗客が集中してもおかしくないんですが
これはちょっと多い!何でも、大学関係の多国籍の団体さんが乗車されてるんだそうです。

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どこにも座る場所がないので仕方なく車両後部の窓にカブリつき。
以降の写真はすべてそこからの撮影です。
先ほどの駅員さんに見送られて、いよいよ出発。

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長良川鉄道は全線非電化、単線です。
でも架線もなく一条のレールだけというのは雪景色に似合います。

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国鉄時代の古い木造駅舎も多く残ると聞いていた長良川鉄道。
早速、イイ感じの富加(とみか)駅が現れて僕のテンションは一気にUP。
とりあえず今は乗り通しを最優先にするけど、あとでまた来るからな!うぉ~!(アホ)

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地道にホームの雪かきをされてる方もおられます。
ローカル線らしい、小さな努力の積み重ねと人の温もりにジーン…。

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この駅は雪が積もったままですが、日も差してきて
こんな絵に描いたようなローカル線の光景にもジーン…。
僕の住む京都南部ではまず見られないシーンなので、
むしろ雪の日でよかった!と感謝すらしていたほどです。

…このあたりまでは。

雪の本当の怖さを知らなかったんです僕は…。

(つづく)


撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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雪の東海道/高山本線で美濃太田へ  〔滋賀県~岐阜県〕

01 12, 2010 | デンシャ旅 -東海(JR)

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09年12月19日、土曜。
米原(まいばら)は雪でした。
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というワケで、また新しい旅の記事を始めようと思います。
昨年(09年)の12月の、冬の青春18きっぷを使った旅です。
もっとも、それは目当ての鉄道のある地への往復に使用しただけなんですが、
とにもかくにも、京都を発った時は何ともなかったのに
滋賀県の米原駅は一面銀世界でした。

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米原は新幹線のホームもある大きな駅なんですが、
どんな季節でもナゼだか物哀しい雰囲気が漂ってる気がします。
名古屋方面への乗り換えの、古そうな7、8番ホームが僕は好きです。

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東海道本線はここ米原から東はJR東海の管轄。
JR東海の列車に乗り換えです。

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雪の影響で2、3分遅れて発車。
滋賀県と岐阜県の県境あたりも、もちろん真っ白。

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岐阜駅で、高山本線に乗り換えます。2両編成のディーゼルカー。

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岐阜と富山を結ぶ高山本線は「本線」とは名ばかりの、
ローカル感あふれる非電化・単線の路線。
単線ゆえにダイヤの乱れは大きく、対向列車の到着を
10分も待たされての出発となりました(泣)。

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結局、乱れは解消されず、10分遅れのまま目的地の
美濃太田(みのおおた)駅に到着。
ここでこの日の僕の18きっぷの旅は終わり(笑)、
今回の旅のメイン、この駅を発着する
第3セクター・長良川鉄道の旅がスタートします。

(つづく)



撮影日:09年12月19日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (2枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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また旅に出ます

01 09, 2010 | 京都

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今年最初の旅に出てきます。
新しい旅の記事を予約投稿していこう
…と思ったのに時間がありませんでした。
今年こそは毎日更新、と意気込んだものの見事3日坊主に終わり、
やっぱり今年もダメな僕でした…。

写真:10年1月3日、妙心寺付近で
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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Tag,京都

since1910 嵐電開業100周年  〔京都府〕

01 07, 2010 | 京福電鉄(嵐電)

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今年2010年は、京阪や阪急など関西の私鉄の開業100周年の年なんですが、
京都市内を走る嵐電(らんでん)も今年3月25日、
前身の「嵐山電車軌道」時代から数えて開業100周年を迎えます!

ということで100年も都を走り続ける愛すべき地元のデンシャの、
記念すべき1年を毎月記録してみようかなと年明け早々、
一日フリー切符でブラブラ撮り歩いてきました。

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▲ 「あと81日」この数字は1月3日時点のものです。四条大宮駅で。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D


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▲ 本名(?)は「京福電鉄」、京福(けいふく)電気鉄道株式会社です。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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▲ 等持院(とうじいん)駅で。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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▲ 同じく等持院駅のそばで。角に古いタバコ屋さんがあって
その鄙びた佇まいに、通るたびに僕はいつも和んでしまいます。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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▲ ラッシュ時以外は1両でトコトコ走ることが多い嵐電ですが、
この日は初詣客への対応か終日ほぼ2両編成。
妙心寺(みょうしんじ)駅でモボ621形を先頭に。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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▲ 2両しかないレトロ調のモボ21形が行き違いで並ぶ光景は
初めて見ました。竜安寺(りょうあんじ)駅で。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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▲ 広告ラッピング電車も2種類あります。
京漬物の「もり」の広告をまとったモボ101形106。
嵐電天神川(らんでんてんじんがわ)駅付近で。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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▲ もうひとつは井筒八ツ橋「夕子」のモボ101形104。竜安寺~等持院間の踏み切りで。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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▲ 今年全線開通100周年を迎える江ノ電との提携記念で
昨年(09年)江ノ電カラーになったモボ631。
帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅で。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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▲ いつも大抵、西院(さい)駅の車庫か帷子ノ辻駅で休んでて
出番の少ないモボ501形も正月出勤。嵐山駅で。
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

r11
▲ 北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅前で。
嵐電の正月風景を撮りたかったんですけど、不景気だからか
休み終わりの3日だったからか、晴れ着姿の人とかは見かけませんでした…。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

r12
▲ あんまり関係ないけど、竜安寺駅付近の廃レールを利用した鉄道柵と
近所の人が育ててる(のか?)サボテン。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

r13
▲ 冬の夕空を嵐電の車内から。
西大路三条(にしおおじさんじょう)~山ノ内(やまのうち)の
路面を走る区間で。
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

最初にお話ししたように、100周年イヤーの嵐電を
毎月一回は撮りに行こうと思ってます。
「こんな風景・光景が見てみたい」ってのがありましたら
コメント欄ででもお伝えいただけたら、できる限り努力してみます。
大混雑はニガテなので、100周年イベントだけはちょっと避けたいんですが…(苦笑)。


撮影日:10年1月3日
カメラ:Nikon D700 (使用レンズは各写真に付記)

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サボってたら転落してますが(笑)、拍手も併せていつもありがとうございます

ことでん・琴平線 #END 羽床・栗熊・岡田・羽間・榎井駅 〔香川県〕

01 05, 2010 | 高松琴平電鉄(ことでん)

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ことでん=高松琴平電鉄・全駅下車の旅。
都合で終点の琴電琴平駅は先に記事にしてしまったので、
琴平線の滝宮駅から先、残り5駅を一気にご紹介。

kotohira-72 羽床(はゆか)駅 1927(昭和2)年開業。
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▲ ホームがひとつ、そして待合室があるだけの小さな無人駅です。
kotohira-74
▲ ホームから讃岐七富士のひとつ、羽床富士こと堤山(つつまやま)が見えます。

kotohira-75 栗熊(くりくま)駅 1927(昭和2)年開業。
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▲ 国道32号線沿いにある、長いホームと待合室があるだけの無人駅。
kotohira-77
▲ 踏切から先ほどの羽床方面を見たところ。右手に堤山。

kotohira-78 岡田(おかだ)駅
1927(昭和2)年開業、1991(平成3)年に現在の場所へ移転。
kotohira-79
▲ 駅舎もあって列車の行き違いもできる大きな駅なんですが無人駅です。
kotohira-80
▲ この駅は経営破綻で2000年に閉園した遊園地を別の複数の企業がリニューアルした
ニューレオマワールド」の最寄り駅です。が、徒歩ではちょっと遠そうです。

kotohira-81 羽間(はざま)駅 1927(昭和2)年開業。
kotohira-82
▲ 列車の行き違いのできる、ホームも2面ある無人駅です。
kotohira-83
▲ 岡本駅と同じく、ホームのすぐ脇に大池というため池があります。

kotohira-84 榎井(えない)駅 1927(昭和2)年開業。
kotohira-85
▲ ホームひとつと待合室だけの無人駅。古いホーム跡も向かいに残ってます。
kotohira-86
▲ 次はもう終点の琴電琴平駅。
こんぴらさん門前町の大きなホテルがデンシャの向こうに見えます。


これにて琴平線の全駅を制覇(したからといって何ということもありませんが)。
ことでん全52駅のうち、半数近い21駅をご紹介できたことになります。
続けてあと2つの路線、志度線と長尾線も、と思ったのですが
さすがに毎回、駅の写真ばかり見せられてもみなさんお困りだと思うので、
別の旅の記事を挟んでまた別の機会に、ということにさせていただきます。
ことでん琴平線の旅、11回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました。

★コメントのお返事ができてなくてすいません…。

撮影日:09年11月22日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (最後の写真のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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"こんぴらさん" 金刀比羅宮  〔香川県〕

01 03, 2010 | デンシャ旅 -四国(私鉄・三セク)

5 Comments
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ことでん琴平線の終点、琴電琴平駅まで辿り着いたらやっぱり、
「こんぴらさん」こと金刀比羅宮(ことひらぐう)へのお参りは欠かせません。
重いカメラとレンズを抱えて石段を登り切れるか一抹の不安はありましたが(苦笑)、
ともかく歩き出してみました。

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石段がはじまる前から麓の参道沿いには店が建ち並び、
この時は獅子舞なんかが披露されてて早くも賑やかな雰囲気。

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石段を登りはじめてしばらくは土産店が両脇にひしめく
まだまだ余裕のたたずまい。

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「はぁ…もうだいぶ登ったんちゃう?」と思った頃に、ようやく金刀比羅宮の大門。
門のところで365段目だそうです。

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「無理!でもお参りはしたい…」という方には
有料ですがカゴで担いでいってもらうこともできます。

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大門を抜けたところに「五人百姓」と呼ばれる、金刀比羅宮の境内で唯一
土産物の販売を許されているという名物の飴を売る5人の女性がおられます。
帰りに購入してみた際に撮影させていただきました。

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もう思い残すことはない、ってぐらい登ったところに本殿
…かと思ったら「旭社」という重要文化財の大きな建造物。
まだもうちょっと先があります。

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石段の幅が狭くさらに急になってきてくじけそうになった頃、
ようやく空が開けてきて…

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今度こそ本殿です。ここまで785段。
金刀比羅宮は全国の金刀比羅/琴平/金比羅神社の総本宮なんだそうです。
ご利益は海の安全、五穀豊穰、商売繁盛などなど。

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実はまだこの先、計1,368段を登り切った先に「奥社」があるんですが、
まだこの時点では「ことでん」全駅下車の旅も道半ばで
「時間がないな…やむをえない」と苦しい言い訳を胸に、
本殿脇から讃岐平野の大パノラマを眺めてから引き返したのでした。

でもバッグ含め総重量3kgぐらいのこのカメラセットで
これからさらにどこでも行けそうな自信だけはつきました(苦笑)。


撮影日:09年11月22日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
 (最後の写真のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))

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ことでん・琴平線 #10  琴電琴平駅  〔香川県〕

01 02, 2010 | 高松琴平電鉄(ことでん)

3 Comments
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ことでん=高松琴平電鉄・全駅下車の旅の続きです。
お正月ということで初詣の参拝客も多そうな「こんぴらさん」、
金刀比羅宮(ことひらぐう)をご紹介したいので
10回目はちょっと順番を無視して琴平線の終着駅、琴電琴平(ことでんことひら)駅です。

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1927(昭和2)年、前身の琴平電鉄「琴平駅」として開業。
1942(昭和17)年、現在の駅名に改称。

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1988(昭和63)年に改築されたという和風の駅舎に合わせて
正面に駅名の立派な扁額が。

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和風というか和洋折衷ですね。駅舎の中は大正ロマンの香り的な洋風の造りで
外観の2階に見える部分は吹き抜けになっています。

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ホーム。奥が駅舎で、左手の高さ日本一の灯篭という「高燈篭」が目を引きます。

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ホームと上屋(うわや=支柱と屋根の部分)は古そうです。
駅名標もこの広告付きのレトロな書体のものが似合ってると思います。

次回、本題の金刀比羅宮をご紹介します。



撮影日:09年11月22日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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2010年 あけましておめでとうございます

01 01, 2010 | その他

11 Comments
今年もよろしくお願いします!
2010年は寅年ということで、本年イッパツ目は
我が家の縞模様のない白黒の珍しいトラをご紹介します。

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ニッポンの新しい夜明けニャ…。(ホントは夕方)

19-2
あ、19(イッキュー)と申します。♂です。

19-3
凛々しいトコも見せとかんと。キメっ。

19-4
っていうかもうネムいんですけど。イイの撮れた?
トラみたい?あ、そう。

19-5
ウチの飼い主ときたらイイ歳こいてデンシャデンシャと
休みになったら家を空けて…とほほ(泣)。


昨年(09年)1月9日に捨てられてたのを拾ってきたので
「19(イッキュー)」と名付けたネコです。
これまでの人生を5匹のワンコと過ごしてきた僕は
いままで完全にイヌ派だと思ってたんですが、
飼ってみたらネコもホントかわいいですね。

では、あらためて本年もよろしくお願いします。


カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
 (4枚目のみレンズ:Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED)

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※この記事は予約投稿です。いきなりどうもすみません。
Tag,ネコ