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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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GW四国完全巡拝#57 高徳/鳴門線 池谷駅 〔徳島県〕

07 31, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

3 Comments
100504-41.jpg
GW四国一周デンシャ旅、第57回。旅の最終日。
5泊6日で四国を乗り尽くして、いろいろ駅も巡ってきましたが
最後に(進んで)訪問したのは高徳線と鳴門線の分岐点、池谷(いけのたに)駅でした。
大団円に相応しいかどうかは別として、個人的には四国で一番オモシロイ駅だと思いマス。

100504-42.jpg
徳島駅から高徳線を北上。この池谷が分岐点で、東へ向かう鳴門線のホームはこちら。

100504-43.jpg
南の徳島駅方面を向いた写真ですが、三つ又の跨線橋を反対側へ渡ると…

100504-44.jpg
西へ向かう高徳線のホーム。

100504-45.jpg
先ほどの三つ又の跨線橋上から見るとこんな感じで、レイアウトが何か壮観です。
僕の好きな富山地方鉄道の寺田駅を彷彿とさせますが、こちらは中央のデルタ部分に
ホームの機能はなく、駅舎だけが鎮座していて駅への出入りもここからのみ。

100504-46.jpg
三つ又跨線橋の真ん中を降りて駅舎へ向かう途中、一見 意味不明の坪庭的スペースが。
よく見ると小さな祠も。その昔、当駅ができて住処を奪われたこの辺りの総領タヌキが
人に祟ったので「段四郎(タヌキの名)大明神」として祀った、と脇の駒札にありました。

100504-47.jpg
駅前から見ても、ホームからと印象の違わない池谷駅舎。
簡易委託駅だそうですが、この時は誰もいない無人駅でした。

100504-48.jpg
駅前風景。右手前に「食堂」「喫茶」と看板のあるお店が並んでましたが
営業されてる気配はなく、また人通りもまったくなくて一抹の寂しさが…。

100504-49.jpg
お店の向かいの並びの廃墟らしきお宅はこんなことになってるし(泣)。

100504-50.jpg
突き当たりのカドまで歩いても、誰にも会わず開いてるお店もなく。
打ち捨てられたアーケードゲーム筐体に、幼少の頃の自分の幻影さえ見たような、
駅に降り立った時のテンションがいつの間にかしんみりしてしまった昼下がりでした。

100504-51.jpg
デンシャがやってきてのんびり行き違いをしているので駅へ戻って跨線橋からパチリ
…とかやってる場合じゃありませんでした!
ナゼか45分発だと思い込んでた、これから乗る予定の14:37発の高松行き特急
「うずしお」18号をファインダーで確認して凍り付いてしまいました。
危うく乗り過ごして帰宅のシナリオが崩壊するところでした(滝汗)。

という締まらない状態のまま、次回いよいよ、っていうかやっと最終回です。


撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(1、6、9、10枚目)

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GW四国完全巡拝#56 徳島線 鴨島駅 〔徳島県〕

07 30, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

0 Comments
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
100504-34.jpg
GW四国一周デンシャ旅、第56回。旅の最終日。
徳島線の駅めぐり、最後は鴨島(かもじま)駅です。

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
100504-35.jpg
広い駅前を持つ鴨島駅。アーケード付きの比較的大きな駅前通りが続くものの、
どこかのどかな雰囲気。

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
100504-36.jpg
平行してこっちが昔の駅前通りだったのかな、っていう「銀座商店街」。
レトロな雰囲気は最高なんですが、GWだからなのか寂れているのかシャッター通りの様相…。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100504-37.jpg
再び駅に戻ってから「あっちの古そうな民家も見てみたかった…」と気付いたり。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100504-38.jpg
でももうデンシャの時間。徳島線の旅の終わりは普通列車で。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100504-39.jpg
徳島に近づくにつれ乗客が増えていって…。

Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
100504-40.jpg
13:40、徳島駅へ4日ぶりに再び到着。
徳島線や牟岐線で到達すると何かものすごい大都会に感じます(苦笑)。


撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700
レンズ:各写真に付記

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GW四国完全巡拝#55 徳島線 駅めぐり 〔徳島県〕

07 29, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

0 Comments
100504-27.jpg
GW四国一周デンシャ旅、第55回。旅の最終日。
完全巡拝終焉の地、阿波池田駅からはこの旅二度目の徳島線で駅めぐりを。

くどいのは承知ですが、徳島線は途中どこにも降りてないし、
「四国フリーきっぷ」も可能な限り有効活用しよう、
ということでタラコ色のキハ47で穴吹(あなぶき)駅に到着。

100504-28.jpg
穴吹駅。駅前はちょっと昭和レトロな風景で、
ホントはそっちを上手く写真にしたかったんですが…。

100504-29.jpg
駅前からすぐの歩行者専用橋から眺めた吉野川。

100504-30.jpg
再び穴吹駅から特急「剣山(つるぎさん)」で次の駅へ。
同じ駅めぐりでも青春18きっぷと違って特急も利用できるのが
列車本数の少ない路線ではなおさら嬉しいです。

100504-31.jpg
お次は阿波山川(あわやまかわ)駅。なかなか味のあるナイスな駅舎なんですが
周りに特に何もなく、土地勘のない僕には特急が停車する理由がよく分かりませんでした…。

100504-32.jpg
学(がく)駅。合格祈願の入場券(文字の配置が「入学」と読めるそうです)が人気。
でも土日祝日は窓口休業とのことで、この時も無人でした。

100504-33.jpg
阿波川島(あわかわしま)駅。JR四国でお馴染みのパン屋さんも閉鎖されて長い感じで
こちらはかなり寂しい感じの駅。


撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
          + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D(3枚目)

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GW四国完全巡拝#54 コンプリート! 〔香川県~徳島県〕

07 27, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

3 Comments
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GW四国一周デンシャ旅、第54回。旅の最終日。
JR琴平駅を訪問したついでに、目と鼻の先なので琴電琴平駅へも半年ぶりに寄ってみました。
僕の中では既に何だか懐かしい気がしましたが健在で何より。

100504-20.jpg
ことでんのデンシャにも再会しようと改札口まで行くと、カメラを手にした僕を見て
駅員さんが「どうぞどうぞ」と快くホーム入れて下さいました!
お願いしたワケでも、乗るのでもないのに(感涙)。ことでんさん、ホントに大好きです。

100504-21.jpg
再びJR琴平駅に戻って、9:54発アンパンマン列車の特急「南風」3号に乗車。
アンパンマン列車を見に改札口に並ぶ親子連れの姿は、この旅ではすっかりなじみの光景に。

100504-22.jpg
土讃線を南下、勾配を登りながら讃岐山脈へと分け入っていきます。

100504-23.jpg
県境をトンネルで抜けると、秘境駅として有名な坪尻(つぼじり)駅が。
もちろん特急「南風」は一瞬で駆け抜けていきます。

100504-24.jpg
山を越えると、吉野川沿いの街を見下ろしながら一気に勾配を駆け下りて…。

100504-25.jpg
駆け下りつつ大きく孤を描きながら吉野川を渡って阿波池田駅へ。
この一連の区間はホントにダイナミックな絶景ポイントで、
前回訪問時以上に、特急でのそれは輪をかけて爽快でした。

100504-26.jpg
10:17、この旅2度目・4日ぶりの阿波池田駅に到着。
これにてGW四国完全巡拝の旅、コンプリートです!

過去に既に乗車していた区間も含めて、四国のJR全線と
第3セクター全路線をこのGWだけで全部乗りつくしたというのは
フツーの感覚ではマニアックでバカげた行為だと苦笑しつつも、
やっぱり何かひとつやり切った感があって気持ちイイです。

今回利用したJR四国の「バースデイきっぷ」と「四国フリーきっぷ」で
乗ることの出来ない琴電、土佐電や伊予鉄などの私鉄も
過去に既に完乗しているので、僕としてはホントに
四国八十八箇所を周り切ったような「完全巡拝」な感覚の旅だったのでした。

s-map38.jpg

でも実はまだ続きます(汗)。

撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(2枚目)
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(3枚目)

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GW四国完全巡拝#53 土讃線 琴平駅 〔香川県〕

07 26, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

4 Comments
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GW四国一周デンシャ旅、第53回。旅の最終日。
古い駅舎があまり残っていないJR四国において随一の名駅舎なんじゃないかと思う、
土讃線・琴平(ことひら)駅です。「こんぴらさん」のJRでの最寄り駅。
琴電の旅の際に一度訪問してるんですが、何度見ても素晴らしい駅舎です。

100504-13.jpg
大正ロマンあふれる洋風の駅舎に昭和な「JR琴平駅」の箱文字看板が絶妙。

100504-14.jpg
車寄せから見た駅前の光景。「こんぴらさん」へは距離はありますが、
狛犬や灯篭が並んで既に参道の様相。

100504-15.jpg
古くからこんぴら参りの拠点駅だけあって待合室も広いです。

100504-16.jpg
ホームからの改札口の様子。

100504-17.jpg
こんぴら(金刀比羅宮)さんのシンボルマークには
「全ての人が長く平和に暮らせるように」っていう意味があるんやで、
と、この駅員さんが教えてくださいました。

100504-18.jpg
もともと海上交通の守り神のこんぴらさんだけに、
長い島式ホームの途中には舟形の洗面所も。

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撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
          + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D(3、4、7枚目)
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(5、6枚目)

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GW四国完全巡拝#52 土讃線 善通寺駅 〔香川県〕

07 24, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

2 Comments
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GW四国一周デンシャ旅、第52回。旅の最終日。
この日ひとつ目の訪問駅は、土讃線の善通寺(ぜんつうじ)駅。
名前が示すように、四国霊場75番札所・善通寺の最寄り駅です。

100504-8.jpg
NHK「にっぽん木造駅舎の旅」でも紹介されてた風格のある駅舎。
思ったより改修されてて小奇麗で個人的にはちょっと物足りない気も。

100504-9.jpg
この時はお遍路さんの姿は見かけませんでしたが、善通寺の参拝客らしき方や
地元の方が入り混じって適度に賑わってました。

100504-10.jpg
長いホームと木組みの柱が「昔の大きな駅」であることを
改めて感じさせてくれます。

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このホーム上で生まれたワケじゃもちろんありませんが(笑)、
ここ善通寺市が、仏教の枠を超えた平安時代のスーパースター
弘法大師・空海の誕生地だそうです。

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撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
          + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D(2枚目)

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GW四国完全巡拝#51 高松から土讃線へ 〔香川県〕

07 23, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

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GW四国一周デンシャ旅、第51回。最終日の朝の高松駅です。
すでに四国の鉄道も乗り尽くしたし、一周もしたからもう別に帰ってもいいんですが(笑)、
「四国フリーきっぷ」の残り一日分を有効に使うためにも、ここはやはり駅めぐりを。
…大丈夫です、今月中には終わる予定です(苦笑)。

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高松駅ホーム。

100504-3.jpg
8:25発の土讃線特急「しまんと」に乗車。

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車内前方の青いカバーの座席は指定席ですが、「四国フリーきっぷ」は
特急乗り放題ではあるものの自由席のみなので、僕は白カバーの自由席に。
ぶっちゃけ、確実な座席の確保とカバーの色の違いだけの問題ですが(笑)。

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高松から予讃線を、前日の夕方にも訪れた多度津駅から「しまんと」は土讃線へ。

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土讃線の、前から気になってたのに未訪だったこの日最初の目的駅に到着です。


撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(4枚目以降)

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開業100周年イヤーの嵐電 ~7月~  〔京都府〕

07 22, 2010 | 京福電鉄(嵐電)

5 Comments
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開業100周年を迎えた京都のデンシャ、嵐電(らんでん)。
代わり映えしない写真で100年目の嵐電を毎月記録してますが、
ついに僕の超ニガテな暑苦しい夏がやってきてしまいました…。
写真は夏空のひろがる西院(さい)駅で。

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竜安寺(りょうあんじ)駅で行き違い中のモボ26とモボ616を
等持院(とうじいん)駅との間の踏切から。
祇園祭・山鉾巡行を見に行った帰りの撮影ですが、
こちらはいつもどおりの光景で何だかホッとします。

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ガンガン陽のあたるホームに草が生えてます。
等持院駅で。

r50.jpg
人間は日陰にいないと命がキケンです。同じく等持院駅。

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ふたたび西院駅。道路は四条通。
この日 山鉾巡行が行われていた場所からはかなり西になります。

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西院駅の北側には嵐電の車庫があります。
車庫の中に入れてもらってるデンシャは心なし涼しそう。

撮影日:2010年7月17日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
     + Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF) (2、4、6枚目)

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GW四国完全巡拝#50 ぐるっと一周、高松ふたたび 〔香川県〕

07 21, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

0 Comments
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GW四国一周デンシャ旅 第50回、旅5日目もついに終わりです。
旅の初日、四国で最初に降り立った高松駅に
四国をぐるっと一周して4日ぶりに戻ってきました。

100503-83.jpg
駅前で。これまでにも何度か訪れている高松駅ですが、夜は初めてかも。

旅はまだあと1日残ってるので、「明日はどうしよかな」と
時刻表を眺めながら晩ご飯を食べてたら、あることに気付きました。

100503-84.jpg
東京行きの寝台特急「サンライズ瀬戸」が間もなく高松駅を出て行くことに。
「四国フリーきっぷ」で乗ることはできませんが、駅への出入りには使えるので
そそくさとホームへ。いたいた、一番北の端、9番ホームに。

100503-85.jpg
車両をバックに記念写真を撮られてる乗客もおられましたが、
大半はすでに乗車済みなのか客室の窓のブラインドは降りてホームもひっそりと。

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800kmかなたの東京へ向け、山陽本線・東海道線を走る最後の寝台特急。
東京到着は翌朝7:08。いつか乗ってみたいなぁ…。

100503-87.jpg
車両にはほとんど興味のない僕も、これはカッコイイですやっぱ。
ちなみに女性の運転士さんだったのも驚きました。すごいなぁ。

と、松山の伊予鉄に始まった旅5日目は
こんな風に高松のサンライズで幕を閉じたのでした。

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撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(5、6枚目)

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GW四国完全巡拝#49 予讃線 多度津駅 〔香川県〕

07 20, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

0 Comments
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GW四国一周デンシャ旅 第49回、旅5日目。
松山から予讃線を東へ。高知へと至る土讃線との分岐点、多度津(たどつ)駅。
明治22(1889)年に讃岐鉄道がここを起点に営業を始めたという、
四国の鉄道発祥の地でもあるそうです。

100503-77.jpg
1枚目の写真のSL時代の給水塔をはじめ古きよき時代を感じさせる、
訪問も2度目の好きな駅なんですが、色も意匠も意図が不明な駅舎だけがちょっと残念…。

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予讃・土讃の乗客が入り混じって賑わう広くて長いホームも好きです。

100503-79.jpg
隣の海岸寺駅にはここから普通列車に乗り換えて行ってたんですが、
これはその時の写真。乗務員さんと一緒に前方を見つめるチビっ子が微笑ましくて
気に入ってた写真でしたが上げ損ねてたのでここに。

100503-80.jpg
駅の脇に保存されているSL。見に行くのを忘れてましたが8620型58685だそうです。

100503-81.jpg
2面4線、側線もたくさんあって今でも四国の要衝駅であることを感じさせる佇まい。

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撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(5、6枚目)

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グッバイ祇園祭

07 18, 2010 | 京都

6 Comments
100717-1
毎年7月17日に行われる京都・祇園祭のハイライト、山鉾巡行。
今年、2010年は土曜日で、雨の祭日だった06年以来4年ぶり、
デジタル一眼を手にしてからは初めての山鉾巡行を楽しみに
出かけました。

100717-2
梅雨明けが発表されて晴天にも恵まれました。
四条通、阪急百貨店前。

100717-3
8月で閉店してしまう阪急百貨店前で辻回し中の月鉾。

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阪急百貨店をバックに山鉾が巡行するのも今年で見納めです…。

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巡行のコース沿いはどこも人だかり。よく見るとビルの最上階の窓にも人。
河原町通で。

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からくり仕掛けでリアルに動くカマキリが人気の蟷螂山(とうろうやま)。

100717-7
山や鉾を飾る懸装品(けそうひん)も見どころの一つです。
こちらは孟宗山(もうそうやま)の前掛け。

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長刀鉾。

100717-9
長刀鉾の鉾頭。

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ギリギリの幅の、狭い新町通をいく長刀鉾。
間近で見るならここが一番です。

100717-11
河原町、御池、新町と各通りを巡行して再び四条通へ戻ってきた長刀鉾。

100717-12
鉾町界隈の民家の軒先には「献燈」の文字の入った提灯。


天気も良かったし思ったほど蒸し暑くもなくて上々のコンディションでしたが
何か腹の立つ日でした。あんまりネガティブなことは書きたくないんですけど
シニアのカメラマンにヒドイ人が多かったですね…。
人が撮ってるのに前に入って、しかも屈むとか気を遣うとか一切ナシ。
歩道から出るなと沿道の警備の人に注意されても知らん顔、
気が回らないのかやったモン勝ちだと思ってるのか…。
混んだ通路で立ち止まるなとアナウンスがあるのに
やれ「押すな」だの、ゴリ押しの強行突破を図ろうとするのも
イイ歳こいた人ばっかだったし、何かヒドい光景ばっか見せられて
祇園祭っていうかイベントとかはもういいや、って気になりました。
思えば西国三十三所の特別開帳巡拝を途中でやめたのも、
そんな状況があまりに続いてアホらしくなったからでした。

デンシャ旅で出会うのはみんなイイ人ばっかなのに、
催しにワーッと集まるような人たちが厚顔無恥に見えるのは
僕にも何か問題があるんでしょうか。


撮影日:2010年7月17日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
         + Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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Tag,京都

GW四国完全巡拝#48 讃岐の屏風ヶ浦 〔香川県〕

07 16, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

5 Comments
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GW四国一周デンシャ旅 第48回、旅5日目。
海岸寺(かいがんじ)駅の近く、予讃線が海のすぐそばを走る
鉄道写真の撮影ポイントとしても有名な場所があります。

今さら僕なんかが、と普段はそうした定番場所での撮影は滅多にしないんですが、
駅から歩いてもそう遠くないし、どんなもんかと足を伸ばしてみたら
これがまぁ、いつまでも海とデンシャを眺めていたい素晴らしい場所でした。

100503-72.jpg
海岸寺駅前の道を北へ、突き当たりの県道21号線を西へ数100M。
写真左手の坂を登り切ったあたりが当該のポイントです。

100503-73.jpg
坂を登り切るとクランクして予讃線を渡る橋があり、橋の手前の道路脇に
この「さぬき百景 屏風ヶ浦公園」と記された碑が。
四国新聞社が選定した香川県の名所のひとつ、ということらしいです。

100503-74.jpg
露出をミスって明る過ぎた失敗写真ですが(汗)、8000系特急と瀬戸内の海。
岸壁の落書きと潮の満ち方が足りないのも残念な感じですね。
正直、そこに行けば誰でもハズレのない写真が撮れる定番ポイントなんて、
と反発していた部分もあったんですが、様々な条件をクリアして
思い描く一瞬を待ち、見事とらえたときの喜びは大きいだろうな
と、こうした場所での撮影の面白さが初めて分かったような気がしました。

100503-75.jpg
そんな有名撮影地、GW期間中なので三脚がズラッと並んだ光景を想像していたのですが、
駐車スペースが皆無の、道路と浜の狭間という超ピンポイントなのが幸いしてか
誰ひとり他に撮影者の姿はなく、恐縮しちゃうぐらい独占状態でこの風景を堪能できて
すごく幸せなひと時でした。



撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
 (最後の写真のみレンズ:Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D)

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GW四国完全巡拝#47 予讃線 海岸寺駅 〔香川県〕

07 15, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

2 Comments
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
100503-63.jpg
GW四国一周デンシャ旅 第47回、旅5日目。
松山から予讃線を東へ。寺シリーズというワケでもないんですが
観音寺に続いての訪問駅は海岸寺(かいがんじ)です。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100503-64.jpg
小さな無人駅舎と島式ホーム1面2線の小ぢんまりした駅。

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
100503-65.jpg
懐かしい感じのする駅前の風景がすごく気に入りました。

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
100503-66.jpg
今は使われてないみたいでしたが何だか魅かれる建物も駅前通りに。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100503-67.jpg
駅前にいたワンコ。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100503-68.jpg
海岸寺駅の跨線橋から西の方角を眺めた光景。
左手の小高い丘の上に、駅名になっている四国別格二十霊場十八番札所・海岸寺
奥の院の大塔と、線路の向こうには瀬戸内の海が見えます。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
100503-69.jpg
本坊は駅前通の突き当たりにあるんだそうですが、塔に惹かれて奥の院の方へ。

Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
100503-70.jpg
奥の院の境内のすぐ脇を、夕陽を背に予讃線の列車が通り過ぎて行きます。

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撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700
レンズ:各写真の上部に付記

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終わっちまいましたW杯

07 13, 2010 | その他

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イッキュー

スペイン悲願の初優勝で幕を閉じた2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会。
デンシャ旅やカメラ趣味よりはるかに長いサッカーファン歴を持つ僕にとって
夢のような1ヶ月がとうとう終わってしまいました…。寂しい(涙)。
全64試合放送のスカパー!で、9割方の試合は見ました。

決勝はどちらもパスサッカーを身上とするオランダ×スペインということで
かつてないほどビューティフルなファイナルを期待してしまったんですけど
双方とも初優勝が懸かっていたいただけに1点勝負の現実的な展開で、
今大会名物とすらいえる怪しいジャッジも手伝って、残念ながら
(スペインの人以外には)歴史と記憶に残るような名勝負にはならなかった、
と少なくとも僕は感じました。

でもスペインの美しいサッカーがユーロに続いてW杯でも頂点を極めたのは嬉しいし、
結局相手がどこであろうと自分たちのサッカーを貫いたスペインが優勝というのは
納得の結末ではあります。歓喜の輪の中にラウルの姿がないのは寂しい気も。

全然期待してなかった日本も素晴らしい試合を見せてくれたし、
初のアフリカ大陸での開催もひとまず成功に終わったわけで
総じてなかなかイイ大会だったと思います。

次は2014年、ブラジル!


写真は愛猫・19(イッキュー)です
撮影日:2010年7月4日 
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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GW四国完全巡拝#46 予讃線 新居浜駅/観音寺駅 〔愛媛~香川県〕

07 12, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

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GW四国一周デンシャ旅、第46回。旅5日目。
いくつかの駅を巡りながら予讃線を東へ。
愛媛県で最後に訪問したのは新居浜(にいはま)駅でした。

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開業は1921(大正10)年、この駅舎になったのは1979(昭和54)年だそうですが、
昭和のモダン建築というか、僕は何かすごく気に入りました。

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駅舎の中も国鉄というか70年代チックで素晴らしい。

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新居浜は東予地方を代表する大きな街ですが、駅前は気持ちいいぐらい何もない!(笑)
バスのりばの雰囲気がまた駅舎同様、昭和レトロな感じでたまりません。

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さて、さらに東へと進んでついに香川県へ戻ってきました。
観音寺(かんおんじ)駅で下車して4日ぶりの香川の土を踏みしめます。

100503-60.jpg
観音寺駅も国鉄な感じの駅舎です。名前の通り、四国霊場69番札所の観音寺、
68番札所の神恵院(じんねいん)も近くにあります。

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ロケみつ「四国一周ブログ旅」で稲垣早希ちゃんが四国旅初の
サイコロ6の目を出したのはこの駅前です(笑)。

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特急も停車する3面4線の、懐かしい雰囲気の駅らしい駅です。


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撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
          + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(6枚目以降)

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GW四国完全巡拝#45 予讃線 駅めぐり 〔愛媛県〕

07 11, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)

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GW四国一周デンシャ旅、第45回。2010年5月3日、旅の5日目。
居心地のいい松山の街をあとにして、昼過ぎには再びJRの列車で予讃線を東へ。
2年前(08年)に初訪問した際には岡山からノンストップで通り過ぎた
松山以東の予讃線の駅を「四国フリーきっぷ」を使って
いくつか降りてみたかったからです。

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松山の一つ隣の駅、三津浜(みつはま)。三津浜港には東へ1km弱ほどの所にある
伊予鉄の三津駅の方が近く、あの旧駅舎と比べると特徴の無さ過ぎる、
降りてみてちょっとガッカリした駅舎でした…。

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お次はそのまた隣の伊予和気(いよわけ)駅。
駅前に出て全景を目にした瞬間は「イイやん!」と思ったんですが…。

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よく見ると、JRの駅舎なのにどういうワケか伊予鉄の三津駅のような意匠が随所に。
同じ建築家が手がけたか、当時流行の駅舎のスタイルなのかともこの時は思ったんですが…。

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帰ってから調べてみると、「懐かしの旧駅舎ギャラリー」というHPにある
伊予和気旧駅舎写真はまったく別物のオーソドックスな姿をしてますし、
火事で全焼して90年に現駅舎に建て替わったとWikipediaにもあります。
雰囲気はイイだけに、何か複雑な気分…。

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かわって、伊予北条(いよほうじょう)駅。
この日の朝、列車交換待ちの際に急いで駅舎を眺めてみただけなので、
特急も停車する地理的な根拠や、神社のように紙垂(しで)が張られている理由が
謎のままになってしまった、駅舎自体に魅力は感じないけど(苦笑)気になる駅です。

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そして今治(いまばり)駅。松山に次ぐ愛媛県下第2位の人口を誇る今治。
広島へ通じる「しまなみ海道」の四国側の起点でもあり、駅前にバス乗り場もあります。
駅の近くには藤堂高虎築城の今治城も。

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新幹線の駅のような近代的な高架駅。今治もゆっくり散策してみたい街でしたが、
もっと色んな駅も見たいのでアンパンマン列車の特急「いしづち」で先を急ぎます。


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撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Ai AF Nikkor 35mm F2D(1、6枚目)
          + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

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【archive'08】 伊予鉄道 坊ちゃん列車 〔愛媛県〕

07 09, 2010 | 伊予鉄道

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【archive】は、僕のコンパクトデジカメ時代のデンシャ旅を振り返るシリーズです。

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松山といえば夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台としてあまりに有名ですが
作中で『マッチ箱の様な汽車だ』と表現されている小さなSLが現在、
伊予鉄道の「坊ちゃん列車」として復元運行されています。

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明治21(1888)年に軽便鉄道として営業を開始した伊予鉄がドイツから輸入した豆SLを
細部までかなり忠実に復元したのが現在の坊ちゃん列車ですが、動力はディーゼルです。
この写真では写ってませんが、水蒸気によるダミーの煙も出ます(笑)。
客車の屋根からハシゴのようなものが伸びてるのは、分岐点のポイント操作用。

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乗ってみるとホントに「マッチ箱のような」サイズの車内。
レトロな雰囲気は最高ですが、足回りもレトロな2軸の板バネ式のため、
分岐点などでは「ガッ!タン!」と板張りの座席がお尻を直撃します(笑)。

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当時を再現した制服着用の車掌さんが、坊ちゃん列車の由来や
名所案内などを肉声で適時アナウンスしてくれます。

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客車の後部からの光景(上一万付近)。
路面電車のある街はホントにいいです。

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GW四国一周デンシャ旅5日目に2年ぶりに再会した時もやっぱり人気者でした。


1回の乗車につき300円、路面電車の1DAYチケットでもプラス100円で乗れます。
運行ルートや乗り降りできる電停は限られていますのでご注意。
ダイヤも夏休みなどは変更があったりするので、詳しくは伊予鉄さんのHP、
「坊ちゃん列車」のページでご確認ください。

撮影日:2008年2月11日(最後の写真のみ2010年5月3日)
カメラ:CANON IXY Digital 900IS
  (最後の写真のみNikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D)

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GW四国完全巡拝#44 THE 松山観光 〔愛媛県〕

07 07, 2010 | デンシャ旅 -四国(私鉄・三セク)

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GW四国一周デンシャ旅、第44回。旅5日目。
伊予鉄の路面電車は400円の「1Dayチケット」で一日乗り放題なので、
気軽に松山市内観光もできてホントに便利…なんですが、すごい人!
写真は道後温泉本館前。そういえばこの時、GW真っ最中なのでした。

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2年前(08年)松山初訪問時は路面電車ばかり乗ってて松山城へ行けなかったので、
今回こそは、とロープウェイ乗り場へ来てみると長蛇の列(泣)。
暑い日で、2~30分かけて本丸まで歩いて登る気力も起きず今回も松山城、断念…。

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ロープウェイ駅舎の2階ではNHKドラマ「坂の上の雲」のスペシャルドラマ館が開館中。
ドラマも見てたので魅力的でしたが入館料600円というのでパネル写真だけ撮影(汗)。

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近くにその「坂の上の雲」の主人公、秋山兄弟の生誕地があるというので行ってみましたが
復元家屋だそうで、300円払って見たいほど秋山兄弟ファンでもないのでここも断念…。

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そんなワケで松山城最寄りの大街道(おおかいどう)電停から再び路面電車に乗り、
道後温泉駅へ。明治時代の旧駅舎を20年ほど前にかなり忠実に復元した駅舎だそうです。

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ホーム側から見ても絵になる、古くないけど好きな駅舎のひとつです。

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そして駅前のアーケード商店街を数分歩いて抜けた先に、道後温泉本館。
ちなみに、「水曜どうでしょう」の記念すべき初ロケ、サイコロの旅1で
若き日の大泉サンが滑って転んだのは右手のカドです(笑)。

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国の重要文化財であり、夏目漱石も頻繁に通い、宮崎監督のアニメ「千と千尋の神隠し」の
「油屋」のモデルとも言われる道後温泉本館はホントにどこから見ても素晴らしい。
前回08年は夜にお風呂に入りに来て、しかもコンデジで上手く撮れなかったので
デジイチでちゃんと撮影したかった、というのが今回また訪れた理由でした。

100503-46.jpg
というワケで、元々とくに力を入れて観光しようという予定もなく
行きたかった松山城はまたも次回の宿題になってしまいましたが、
路面電車で気軽に名所をブラブラできる松山はやっぱりイイところです。

戦時中、大空襲を受けた街なので、僕の大好物の古い民家が
ほとんど残ってないのが唯一残念なところですけど
時間がゆっくり流れてる感じの、好きな街です。また来ます。


撮影日:2010年5月3日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D      
       + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(2~4枚目)
       + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(5枚目)

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GW四国完全巡拝#43 伊予鉄・旧京都市電のモハ2005 〔愛媛県〕

07 06, 2010 | 伊予鉄道

8 Comments
W杯の日本敗戦ですっかり何もかもやる気を失くしてしまってましたが(陳謝)、
GW四国一周デンシャ旅、再開です。第43回、旅5日目。

100503-33
松山の歴史ある私鉄・伊予鉄道は、先にご紹介した「郊外線」と
松山の市街地を走る、観光にも便利な路面電車の「市内線」がありますが、
京都出身の僕がとにかく嬉しいのは、かつて京都で走っていた
京都市交通局2000形電車が5両、当時の番号のまま元気に活躍してくれていることです。

2年前(08年)に松山を初めて訪問した際に会えたのは2002、2005、2006番の車両。
その時に一番長く乗ったのが2005番だったんですけど、
今回も偶然乗車できたのが2005番で、元気な姿に再会できて嬉しかったです。
写真は道後温泉駅にたたずむ2005。

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08年訪問時に撮影した2005の全景。車体は伊予鉄カラーになってて
細部も若干変わってるそうですが、まぎれもなく1965~77年まで、
僕の生まれる前から京都の街を走っていた(僕にとって)偉大な京都市電なんです。

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今もこうして松山の方々(と僕のような観光客)を乗せて元気に頑張ってる光景は、
市電のなくなった京都から来た僕には夢のようです。

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08年に撮った、乗客の居ない瞬間の車内の写真。
ただ、これだけ喜んでる割には京都で現役だった時代を幼少だったゆえに
よく覚えてなくて、当時のままかどうかもホントは分からないんですよね…(苦笑)。

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この1枚ドアと浅い角度のついたステップは何となく記憶があるような…。

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08年訪問時撮影の運転台。松山市駅前で。

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08年に撮影した、大手町の2005と郊外電車のダイヤモンドクロス。

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車体側面のマークは京都市交通局ではなく伊予鉄さんのに換わってますけど、
松山のみなさん、伊予鉄さん、これからも末長くよろしくお願いします。


撮影日:2010年5月3日(2、4、6、7枚目は2008年2月11日)
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D      
    CANON IXY Digital 900IS(2、4、6、7枚目)

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開業100周年イヤーの嵐電 ~6月~  〔京都府〕

07 05, 2010 | 京福電鉄(嵐電)

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開業100周年を迎えた京都のデンシャ、嵐電(らんでん)。
ワールドカップ一色だった6月は、雨の嵐電を撮りたかったんですが叶わず、
雰囲気だけでも、と私的な色のない梅雨のイメージでモノクロにしてみました。

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西大路三条(にしおおじさんじょう)駅前の歩道から。

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モボ616の車内で。

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太秦広隆寺(うずまさこうりゅうじ)駅停車中の車内から。

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天神川を渡る嵐電。

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嵐山駅で、「貸切」のモボ27に出会いました。
車内では何だか楽しそうなパーティーが。

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美しいアコーディオンを奏でる美しい女性が
演奏しながら快く撮影に応じて下さったので
撮影させていただきました。


撮影日:2010年6月27日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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なんか虚脱感

07 01, 2010 | その他

4 Comments
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昨日の今日で、日本の敗戦を引きずってやっぱりまだ気分が重いですね…。
疲れと決勝Tの重圧に飲まれて、やろうとしてもできなかったんだろうけど
やっぱりデンマーク戦のようなメンタリティーで戦って欲しかったです。

涙をのんだ選手たちの姿にグッとくるのは僕も同じですが、
だからって「感動をありがとう」なんて安いフレーズや、
「選手たちの感動秘話」みたいなワイドショー的浪花節に
簡単に飛びついて「いい思い出」にしてしまうのは
僕にはできません。

W杯に出るのが夢だった時代は遠くに去りました。
予選リーグ突破に大騒ぎしたのを懐かしく思えるようになった時、
この夢の続きが見れるんだと思います。
そのためには、サッカーの本質や選手のプレイと関係ない
枝葉の部分にすがりついてるヒマなんてないハズです。
もっともっと多くの人がサッカーを見る厳しい目を養わないと、
いつまでも「惜しかったけど感動をありがとう」の繰り返しです。

…と、オシムさんを気取って「アンタ何様?」なこと書いてしまいましたが
やっぱどう考えても悔しいんですよコンチクショー!(涙)


撮影日:2010年6月27日 天龍寺の方丈で
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

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