GW四国完全巡拝#57 高徳/鳴門線 池谷駅 〔徳島県〕
07 31, 2010 | デンシャ旅 -四国(JR)
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GW四国一周デンシャ旅、第57回。旅の最終日。
5泊6日で四国を乗り尽くして、いろいろ駅も巡ってきましたが
最後に(進んで)訪問したのは高徳線と鳴門線の分岐点、池谷(いけのたに)駅でした。
大団円に相応しいかどうかは別として、個人的には四国で一番オモシロイ駅だと思いマス。

徳島駅から高徳線を北上。この池谷が分岐点で、東へ向かう鳴門線のホームはこちら。

南の徳島駅方面を向いた写真ですが、三つ又の跨線橋を反対側へ渡ると…

西へ向かう高徳線のホーム。

先ほどの三つ又の跨線橋上から見るとこんな感じで、レイアウトが何か壮観です。
僕の好きな富山地方鉄道の寺田駅を彷彿とさせますが、こちらは中央のデルタ部分に
ホームの機能はなく、駅舎だけが鎮座していて駅への出入りもここからのみ。

三つ又跨線橋の真ん中を降りて駅舎へ向かう途中、一見 意味不明の坪庭的スペースが。
よく見ると小さな祠も。その昔、当駅ができて住処を奪われたこの辺りの総領タヌキが
人に祟ったので「段四郎(タヌキの名)大明神」として祀った、と脇の駒札にありました。

駅前から見ても、ホームからと印象の違わない池谷駅舎。
簡易委託駅だそうですが、この時は誰もいない無人駅でした。

駅前風景。右手前に「食堂」「喫茶」と看板のあるお店が並んでましたが
営業されてる気配はなく、また人通りもまったくなくて一抹の寂しさが…。

お店の向かいの並びの廃墟らしきお宅はこんなことになってるし(泣)。

突き当たりのカドまで歩いても、誰にも会わず開いてるお店もなく。
打ち捨てられたアーケードゲーム筐体に、幼少の頃の自分の幻影さえ見たような、
駅に降り立った時のテンションがいつの間にかしんみりしてしまった昼下がりでした。

デンシャがやってきてのんびり行き違いをしているので駅へ戻って跨線橋からパチリ
…とかやってる場合じゃありませんでした!
ナゼか45分発だと思い込んでた、これから乗る予定の14:37発の高松行き特急
「うずしお」18号をファインダーで確認して凍り付いてしまいました。
危うく乗り過ごして帰宅のシナリオが崩壊するところでした(滝汗)。
という締まらない状態のまま、次回いよいよ、っていうかやっと最終回です。
撮影日:2010年5月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
+ Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(1、6、9、10枚目)

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