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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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12-08-15 #1 JR佐世保線/大村線 早岐駅 〔長崎県〕

09 30, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

2 Comments
120815_1.jpg
2012年8月15日、お盆の旅4日目の朝です。
2晩お世話になった佐世保を去って次の目的地へ向かうんですが、
時間をつくって、前々日に一瞬降り立っただけの早岐(はいき)駅を再訪してみました。

120815_2.jpg
JR佐世保線とここから分岐するJR大村線の駅で、
松浦鉄道の一部の列車も乗り入れる要衝駅。
風格のある大きな駅舎は、ここまで引いても全景が収まりませんでした(汗)。

120815_3.jpg
駅舎の建物財産標には明治30年11月11日の竣工と記されています。
前身の九州鉄道の駅として開業した当時とほぼ変わらぬ姿なんだそうです。

120815_4.jpg
駅舎内の天井のレトロな意匠もきっとその頃のものなんでしょうね。

120815_5.jpg
元国鉄職員だった歌手の藤井フミヤさんが勤務されてた駅でもあるんだそうです(笑)。

120815_6.jpg
ホームの駅舎の脇に、一見ちょっと意味不明なスペースが。
昔の駅にはよくあった(らしい)枯池、ミニ庭園のようです。
大村湾の名所でかつて東洋一のアーチ橋だった西海橋を模してあるみたいですが、
何か書いてあったっぽい看板も失せてかなり残念な姿に(苦笑)。

120815_7.jpg
早岐=はいき、つくづく不思議な響きの駅名です。
30分弱の滞在でしたが、寄り道し甲斐のあったいい駅でした。
(つづく)

撮影日:2012年8月15日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #10 END 大村線 千綿駅と南風崎駅、そして 〔長崎県〕

09 28, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

0 Comments
120814_82.jpg
2012年8月14日、お盆の旅3日目。
LMさん&Kさんにご一緒いただいたこの日後半の旅も今回でおしまいです。
お二人が最後にご案内下さったのはJR大村線(おおむらせん)の2駅。
一つ目は、千綿(ちわた)駅

120814_83.jpg
ホームのすぐ先が海(大村湾)という素晴らしいロケーションの駅。3年ぶりの再訪です。

120814_84.jpg
長崎行きの列車が駅を去って行くのを見送ります。やっぱイイなぁこの雰囲気。

120814_85.jpg
古そうに見えるけど平成5年に古びたスタイルにわざわざ改築された珍しい駅舎。

120814_86.jpg
その千綿駅と松原駅の間にある棚田の広がる高台へもご案内いただきました。
駅から徒歩では厳しい、普段のデンシャ旅だとまず訪問できない場所です。
めちゃめちゃ感動してるんですが、それが写真で表現できてないのが残念(泣)。


120814_87.jpg
そして最後はかなりの難読駅、南風崎(はえのさき)
無骨なコンクリ駅舎ですが、これはこれで国鉄テイストな良さがあります。

120814_88.jpg
この駅に着くまでLMさんとKさんから焦燥感のようなものが漂ってたんですが、
国鉄急行カラーの列車の到着に間に合わせるためでした(笑)。

120814_89.jpg
特別な列車の運行とか全然リサーチしてない僕なので、このサプライズは嬉しかったなぁ。

120814_90.jpg
この南風崎駅は、終戦後、多くの引揚者を迎えた場所でもあるんだそうです。
ちょうど翌日が終戦記念日ということも踏まえてのLMさんのチョイスでしたが、
とにかく地元の、しかも駅への愛情と造詣の深いお二人との駅めぐりは、
単に古さや建築様式を愛でて終わり、みたいないつもの僕の旅では味わえない、
とても有意義で貴重な経験でした。
LMさん&Kさん、あらためてありがとうございました。


が、もう日も暮れようとしているのにお二人はまだどこかへ向かおうとされてます。
線路からは離れ、どんどん山中へと分け入って行くので、もう駅めぐりではない。
まさか…
見てはいけない何かを知らずに目にしてしまった僕を、消そうとしているとか!?
さっきの南風崎駅での二人の焦燥感もそう考えると怪しい!

120814_91.jpg
しかし、視界が開けて辿り着いたのは、こんな素晴らしい風景がひろがる場所。
西海国立公園の九十九島を見晴らす、展海峰。
雨だったら諦めていたが天気が回復したので是非にも、と連れて来て下さったのでした。
快晴の日の夕暮れ時は比べ物にならないほどの美しさだそうですが、
僕はもう十分この光景とお二人のお心遣いに感動しっぱなしでした。
…ヘンな妄想で疑ったりしてゴメンなさい(笑)。
(翌日の旅につづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #9  JR唐津線 厳木駅  〔佐賀県〕

09 27, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

0 Comments
120814_75.jpg
2012年8月14日、お盆の旅3日目。
LMさん&Kさんによる駅ナビゲーション、筑肥線を離れてJR唐津線(からつせん)へ、
オーソドックスなスタイルだけどシブい木造駅舎の厳木(きゅうらぎ)駅
建物財産標によれば、昭和5年9月5日の竣工だそう。

120814_76.jpg
…が、引いて全景を眺めると、モノ凄い違和感!

120814_77.jpg
めちゃめちゃ強引にギャラリースブースらしきものが増築されてるんですよ…。
無人駅を少しでもコミュニティーなスペースに、って善意からだと思うんですけど、
もうちょっと親和性の高いデザインにしていただきたかった…(泣)。

120814_78.jpg
駅舎はちょっと残念ですが、向かいのホームの脇には
明治32年の駅開業当初からのものだというSLの給水塔が。

120814_79.jpg
入り口(?)が開いてたのでお邪魔してみたんですが、
給水塔の内部を目にしたのは初めて!

120814_80.jpg
悠久の時の流れを感じます。

120814_81.jpg
佐賀行きと唐津行きの列車交換を跨線橋から。
駅舎の増築部分が残念なことを除けば(苦笑)、風情は申しぶんないイイ駅です。
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #8 JR筑肥線 駒鳴駅と西相知駅 〔佐賀県〕

09 26, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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120814_65.jpg
風邪が完治したと言った尻からぶり返してまたダウンしてましたが、
2012年8月14日、お盆の旅3日目の続きです。
LMさん&Kさんに肥前長野駅の次にご案内いただいたのは、
同じくJR筑肥線(ちくひせん)の駒鳴(こまなき)駅
ホームと待合スペースしかない無人駅なんですが…。

120814_66.jpg
これが何と!森田芳光監督の遺作となった映画『僕達急行 A列車で行こう』のロケ地で、
そのことを示す看板も誇らしげに建っています。

120814_67.jpg
今年3月公開の映画で、僕はまだ観てないんですが、
ここに主演の松山ケンイチさんと瑛太さんが来てたのかと思うとちょっと嬉しかったり。

120814_68.jpg
ちょうど筑肥線の列車が到着、青年が一人降りてきました。
地元の人でも鉄ちゃんでもない感じだったので、ロケ地めぐりの方かな?


120814_69.jpg
次に向かったのは、やはりJR筑肥線の西相知(にしおうち)駅
LMさんもおっしゃってたように、現役とは思えない廃線の駅のような佇まい。
ここもホームと待合スペースしかありません。

120814_70.jpg
国鉄マークの入ったゴミ箱と朽ちかけの木製ベンチ。
時間が止まってしまったような錯覚に陥りそうです。

120814_71.jpg
かつては唐津(からつ)炭鉱で栄えたそうで、賑わったであろう構内の側線も剥がされ
使用されなくなったもう一つのホームも草に覆われた現在では見る影もありません。
先の駒鳴駅もそうですが、元々は駅舎があったそうで、
LMさんのブログ記事で在りし日の貴重な姿を見ることができます。

120814_72.jpg
ホームの先の踏み切りも、誰のためのものか分からないような状態(笑)。

120814_73.jpg
運転本数の少ない筑肥線ですが、この時もちょうど列車に遭遇。
ここはLMさんの「駅を撮る」という営みの原点となった場所だそうですが、
この、えも言われぬ情感を醸し出す光景には、共鳴させられるものが確かにありました。
そんな思い入れのある場所に案内いただけたことにもジーンとしてしまいました。

120814_74.jpg
こちらはトイレ休憩で立ち寄った肥前久保(ひぜんくぼ)駅ホームにいたネコ。
トイレの無い無人駅は多いので、秘境駅ブームなどで気楽に駅訪問をお考えの方は
くれぐれもご注意を(笑)。
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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いろんな駅があるもんだ。

09 23, 2012 | その他

4 Comments
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結構いろんな駅をご紹介してるつもりの拙ブログですが、
まだまだ未踏の駅がたくさん、たとえばこの「パチンコガンダム」駅とか。

…いや、ないですからそんな駅(笑)。
iPhone5(iOS6)に搭載の新マップが誤表記が多くて「使えねー!」と
話題になってる問題の一例です。

今年iPhone4Sでスマホデビューした僕も気になるiPhone5ですが、
先日発表されたNikonのD600もそそられますねぇ。

12sep_2.jpg
ずっとウワサになってた、エントリークラスのフルサイズ一眼。
小型軽量、廉価だけど視野率100%のクラス越え完全実用モデル。
D3s持っててナゼ欲しがる!?とお思いでしょうが、
やっぱ僕の写真レベルと旅カメラのサイズとしてはこれぐらいが妥当かなぁ、と。
でも使いたいレンズは28-300VR以外考えられないので、
この小さなボディと釣り合いとれないに決まってるからD3sのままでいいや(爆)。

一週間もご無沙汰した挙句にどうでもいい話ですみません。
連休の旅から帰ってずっと風邪ひいてしまってまして、本日ようやく完治しました!
次回から通常の更新に戻りますので、今後ともよろしくお願いします。


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12-08-14 #7  JR筑肥線 肥前長野駅 〔佐賀県〕

09 14, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月14日、お盆の旅3日目。
LMさん&Kさんに次にご案内いただいたのは、
JR筑肥線(ちくひせん)、肥前長野(ひぜんながの)駅

120814_56.jpg
愛を込めて言いますけど、JRの現役駅舎とは信じ難い、
笑っちゃうぐらいボロっボロ(笑)の駅舎なんです。

120814_57.jpg
ネット画像で見かけたあまりの衝撃に、3年前にも一度訪問してるんですよ。
これはその時の写真。井戸の屋根組みと、壁面の庇がこの時はまだあったんですね。

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使用済みの朽ちた駅名標。国鉄時代のものでしょうか。
3年前は裏返ってたのもあって特に気に留めてなかったんですが。

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漆喰が剥がれて下地板が剥き出しの部分も。
壁にラクガキも多いので、イタズラで剥がされたりもしてるんでしょう…。

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ガラス戸の欠損部から駅舎の中を覗いてみると…。
物置、っていうか単なる廃品置場と化してます。

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レンズの歪みではなく、屋根がホントに波打ってるんです。
耐震性など色々問題もあるハズですが、JRとしては建て替えはおろか、
解体にもお金をかけたくないんじゃないでしょうか正直なところ。

建物財産標が見当たらなかったんですが、
昭和10年3月1日開業とWikipediaなどには記載があります。

120814_62.jpg
廃墟同然の、どうしようもない部分ばかり目立つ可哀相な駅舎なんですけど、
しばらく過ごしているとそこが逆にチャームポイントに思えてくるというか、
遠からず朽ちてしまう前に少しでも長く一緒に居てやりたい、
と情が移ってしまうような魔力も秘めた駅だと言えるかもしれません。

どうなってるかな、朽ち果ててないといいな、と気にはなってたんですが
本来の旅の予定ではまったく訪問予定はなかったので、
まさかの再訪を叶えて下さったLMさんとKさんにはホントに感謝です。

120814_63.jpg
ところで、3年前の訪問時に戯れた、駅前の民家のワンコ。
写真もその時のものですが、どうしてるかな~、と犬小屋を覗くと、
姿がない!

120814_64.jpg
…と思ったら、雨と暑さに参ってる感じで犬小屋の裏で休んでました(笑)。
健在なのは分かったので、ちょっと残念だけど起こさずに駅をあとにしたのでした。

まだまだ続きますが、連休は旅に出る予定なので僕もしばらくお休みします。
(つづく)


撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(3、9枚目のみ2009年8月2日、Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDで撮影)

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12-08-14 #6 JR佐世保線 上有田駅と永尾駅 〔佐賀県〕

09 13, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月14日、お盆の旅3日目。
松浦鉄道の旅を終え、有田駅でLMさん&Kさんと合流。
駅舎好きの僕のためにお二人がまず案内して下さったのは、上有田(かみありた)駅

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有田駅の2.5kmほど東にあるJR佐世保線の駅で、
GWの有田陶器市開催中はこの小さな駅がとんでもなく賑わうそうです。

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駅舎の竣工日を記す建物財産標には明治30年7月10日とあり、
前々回の大正2年改築の松浦鉄道・蔵宿駅より古いことになりますが…。

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「んなワケない!」ってぐらいすべてがキレイです。雰囲気を残しつつ改装されてるんですね。
元の姿が想像つかないようなのに建て替わるよりイイけど、かと言って胸に迫る感動もない。
古駅舎好きには一番ビミョーで悩ましいタイプの駅ですが(笑)、
その辺はLMさんたちも心得てる方で、まずは肩慣らし的な寄り道です。


120814_49.jpg
お次もJR佐世保線、永尾(ながお)駅
ここは個人的にもかねがね訪問したいと思っていた駅なので超ラッキー!

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駅舎の出入り口に角度がついてるのが面白いなぁ。
建物財産標によれば昭和22年3月の建築のようです。

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前日、列車の交換待ちの際にホーム側から見た時も寸詰まりな駅舎だと感じましたが、
待合室部分を残して駅事務室側の半分を断ち切った形になってました。
固定資産税対策なのか何なのか(笑)、以前、久大本線の善導寺駅にも同様の駅舎が。

120814_52.jpg
出入り口のドアこそサッシに替わってるものの、窓はすべて木枠なのがまたイイです。

120814_53.jpg
フツーの利用者にとっては上有田駅みたいな方がイイに決まってますが、
やっぱりこの湿っぽさというか暗さが日本の古い駅舎には不可欠と申しましょうか。

120814_54.jpg
特急の行き交う佐世保線も普通列車での駅舎訪問となると苦労する路線なので、
LMさんとKさんの案内によって松浦鉄道の旅の終わりからわずか30分ほどで
既に2駅も堪能できているなんて、本当にありがたい話です。
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #5  有田へ 松浦鉄道完乗  〔佐賀県〕

09 12, 2012 | 松浦鉄道

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2012年8月14日、お盆の旅3日目の松浦鉄道。
蔵宿駅を11:08の619D列車で離れます。

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11:12、伊万里方面へ少し戻った大木(おおぎ)駅でまた途中下車。
一応ダイヤ通りデンシャが動いてるみたいなので冒険してみました。

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ここも子供たちの絵が飾られている駅。
どうやら駅壁画ペインティングコンテストの作品のようで、最優秀賞と記されています。
ホントいい絵だ。有田町立大山小学校のみんな、おめでとう。

120814_40.jpg
ここ大木駅は築堤上のホームと待合室しかない駅で、駅がどうというより
歩いてみたい町並みが周りにひろがってたんですが、この雨じゃ…。
11:20、大人しく有田行きの622D列車に乗ることにします。

120814_41.jpg
この日(8月14日)、京都では宇治で豪雨災害が発生していたんですが、
遠く離れた西の地でも雨に悩まされることになろうとは…。
っていうか最近のデンシャ旅では必ずヒドい天気に見舞われてる気が。

120814_42.jpg
11:31、それでも何とか無事に有田へ到着!松浦鉄道、ついに完乗です。
前日乗ってきたJR佐世保線の駅でもあり、端っこの3番ホームが松浦鉄道のりば。

120814_43.jpg
JR/松浦鉄道 有田駅。
GWの有田陶器市開催中はものすごい賑わいなんだそうです。

120814_44.jpg
そしてナゼか有田からクルマに乗っている僕。
何と、ここからLMさんとKさんが合流、
Kさんのクルマでお二人のオススメスポットを案内していただけることに!

松浦鉄道訪問が主題だった僕の今回の旅プランを尊重して
完乗まで待って下さってたワケなんですが(感涙)、
沿線散策もままならないこの日の天気では正に願ってもない展開です!
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #4  松浦鉄道 蔵宿駅  〔佐賀県〕

09 11, 2012 | 松浦鉄道

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2012年8月14日、お盆の旅3日目の松浦鉄道。
いつデンシャが止まるやもしれない大雨の中、あと少しで完乗だというのに
蔵宿(ぞうしゅく)駅で降りてしまいました。

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いつ失くなっても不思議じゃない、松浦鉄道に唯一残る古い木造駅舎。
僕の松浦鉄道訪問のモチベーションの9割方を占めていたその駅舎の姿を目のあたりにして、
やっぱり1秒でも早く降りたくなってしまった、というべきでしょうか。

120814_31.jpg
1898(明治31)年に伊万里鉄道が開業した、
松浦鉄道で最も歴史の古い有田~伊万里間にある駅。

120814_32.jpg
伊万里鉄道と九州鉄道の合併を経て国有化されてのち1913年(大正2)年に改築され、
以後ほぼ当時のままの姿を松浦鉄道の駅となったいまも留めている貴重な存在です。

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鉄製の改札ラッチは国鉄時代のものでしょうか。
いずれにせよ、ながらく無人駅だそうで、ここに立つ駅員さんの姿はありません。

120814_35.jpg
駅舎内から駅前を。赤ポストが駅舎側にないのが珍しい気がします。

120814_36.jpg
駅の風情と裏腹に、周囲は割と今風の民家が建て込んでいて、
なおさらこの駅舎が建て替えられずに残ってるのが不思議です。
雨には参りましたが、10:35に着いてから11:08に去るまで
この駅舎を独り占めできた幸せな時間を僕は忘れません。

…とかキレイに締めようと思ったんですが、伊万里駅で見かけた立て看板によれば、
今年の4月~6月にかけてこの蔵宿駅などで下半身を露出する男が出没
不審者を目撃したらすぐに110番通報を、とのこと。
誰じゃゴルァー!しょーもないことすなアホンダラぁ!>犯人
…って、この時の僕がまさか通報されてたりして!?
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #3  松浦鉄道 伊万里へ 〔長崎県~佐賀県〕

09 10, 2012 | 松浦鉄道

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2012年8月14日、お盆の旅3日目の松浦鉄道。
8:48、たびら平戸口駅を後にして、次なる訪問地へ向かおう…としてたんですが。

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松浦発電所前駅すぐの松浦(火力)発電所の排気塔が霞むほどの強い雨。

120814_21.jpg
9:12、また10分ほど交換待ちで停車した松浦駅。
傘を差して駅舎を撮りに行こうとデンシャを離れると、構内放送が何か告げています。

「激しい雨のため、現在、佐世保方面の列車の運行を見合わせています」

120814_22.jpg
佐世保行きの対向列車611Dが一応時間通りやってきて、
「(どこかの駅で)友達と待ち合わせしてて…」と困惑顔の少女と
運転士さんのやり取りが始まりましたが…。

120814_23.jpg
僕の乗る上り列車はひとまず先に進むようで、定刻に動き出しました。
さっきの少女がどうなったのか気になりますが、こちらの運転士さんも
「どっかで止まるかも分からんね」

120814_24.jpg
せっかくの海が見える絶景ポイントなのに、気もそぞろ。

120814_25.jpg
海の見える駅で途中下車、とか色々考えてたんですけど、
乗り通せるかどうかも怪しくなってきました…。

120814_26.jpg
屋根付きベンチしかない小駅には地元の子供たちのものらしい
絵が飾られてたりするんですが、これはなかなか幻想的でイイな。
っていうかこのピンチな状況が何かぜんぶ夢のような気がしてきた…。

120814_27.jpg
反対側の座席には、車窓を一心に見つめるおばあちゃん。
デンシャが止まらないか不安な心情、霞む車窓風景、そんなのが入り混じって、
いま写真を見返しても松浦から先はひどく現実感のない時間だったと思います。

120814_28.jpg
9:59、なんとか無事に伊万里(いまり)駅まで到達。ここは佐賀県。
JR筑肥線(ちくひせん)との接続駅で、松浦鉄道は運転系統が変わって
この先 有田へ進むのに乗り換えが生じる駅。
右の312Dから左の有田行き620D列車に乗り換えて、何はともあれ完乗を目指すことに。
(つづく)


090802_1.jpg
伊万里へ来るのは実は2度目で、3年前のデンシャ旅でJR筑肥線での訪問でした。
その時は伊万里鍋島焼の里、大川内山(おおかわちやま)など観光したんですが、
いまだブログ記事にできてません…。(写真は2009年8月2日撮影)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #2  松浦鉄道 たびら平戸口駅  〔長崎県〕

09 09, 2012 | 松浦鉄道

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2012年8月14日、お盆の旅3日目は松浦鉄道訪問。
8:35、日本最西端の駅に着きました。



120814_12.jpg
駅の名は、たびら平戸口(ひらどぐち)。
JR/国鉄時代は単に「平戸口」だったそうです。

120814_13.jpg
本筋に関係ないけどつい目が行ってしまった駅舎の庇の社名。
3セク化されて20数年のハズですが、もっと以前から時を経たようなハゲ方ですね(笑)。

120814_14.jpg
駅舎の正面右脇にも日本最西端の駅であることを示す碑と看板が。
碑には「昭和37年秋」とあるので、国鉄時代のもののようです。

2003年に沖縄ゆいレールが開業、那覇空港駅が現在の日本最西端駅らしいですが、
ゆいレールはモノレールなので、いわゆる誰もが思い描く「鉄道の」という意味では
今もここがそうであってもいいんじゃないでしょうか。

120814_15.jpg
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120814_17.jpg
随所に「国鉄」な感じの古い懐かしいような空気が漂ってます。
バブルの頃に3セク化されたのに、トレンディ(死語)なつもりの
幼稚でファンシーなリニュ受けたりせずによくぞ残ってくれたものです。

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8:48、たびら平戸口駅での10分ほどの滞在を終え、松浦鉄道の旅を続けます。
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-14 #1  MR 松浦鉄道  〔長崎県〕

09 08, 2012 | 松浦鉄道

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2012年8月14日、お盆の旅3日目。
前日辿り着いた佐世保駅からのスタートですが、青春18きっぷは今日はお休み。

120814_2.jpg
これから乗るデンシャが佐世保駅のホームに入ってきました。
第3セクターの松浦(まつうら)鉄道です。

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JRの787系特急と。
駅舎に独立した入り口もありますが、ホームも繋がってて、
JRの駅に間借りしてるようなよくある形なのでこんな2ショットも。

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MR=松浦鉄道は、元はといえばJR(国鉄)松浦線だったのです。
ご多分にもれず、赤字で廃止予定だったのを3セク方式で引き継いだ鉄道というワケです。
僕は佐世保から乗ろうとしてますが、起点は有田(ありた)で、
佐賀県と長崎県にまたがり、路線距離は93.8kmにもおよびます。

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そんなワケで、佐世保7:08発の上り312D列車に乗車。
最初はこんな風にガランとした車内でしたが、停車毎に乗客は増えていきました。

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3セク鉄道に18きっぷでは乗れないので、車内で一日乗車券を購入。
っていうか、今回の旅はこの松浦鉄道訪問が主題みたいなものなので、
目いっぱい楽しむぞ、と意気込んでいたのですが…朝から生憎の雨。

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雨の佐世保駅を出発。ここから全線、非電化の単線となります。

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交換可能な駅では列車の行き違いも発生しますが、
国鉄時代からの古い路線だけにこんな風景もどこか歴史と情緒を感じます。
(3セク化されてから新設された駅も多いですが)

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そんな交換待ちで10分ほど停車した吉井(よしい)駅で。
かつて国鉄 世知原線(せちばるせん)が分岐していたという、広い構内を持つ駅。
写真は構内踏切からの撮影です。

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しかし雨が…止む気配がないどころか激しさを増す一方です。
(つづく)

撮影日:2012年8月14日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #7 END 佐世保線で佐世保へ 〔佐賀県~長崎県〕

09 06, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月13日、お盆の青春18きっぷ旅2日目は今回でおしまい。
肥前七浦駅から長崎本線上り2870M列車で肥前山口(ひぜんやまぐち)駅まで戻り、
佐世保線(させぼせん)に乗り換えて本日の最終目的地、佐世保へ。
(佐世保線にしたのは大村線経由より佐世保到着が若干早いので)

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肥前山口17:58発の佐世保線下り941M、交換待ちの永尾(ながお)駅で。
佐世保線もイイ駅舎が結構あるんですが、もう立ち寄る時間がないのが残念…。

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18:52到着の早岐(はいき)駅で長崎発・大村線経由の3242D、
快速シーサイドライナーに乗り換え。ここはもう長崎県です。

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18:56の発車なので時間はなかったけど駅前に飛び出して駅舎をパチリ。
こんな形での訪問が惜しまれるイイ駅舎です…。

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佐世保到着目前の大塔(だいとう)~日宇(ひう)間の風景。
結構稀な、行き止まりの終点に向けひらけて来るところと、
どちらも坂の町という点で佐世保は長崎に似てる気がします。

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19:08、高架の佐世保駅に到着。JRの日本最西端の駅でもあります。

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デンシャ旅での佐世保訪問は2度目。
ホームの飾り窓からこんな風に港が見えるって知らなかったな。

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本日の全行程は終了。
…なんですが、当ブログともリンクさせていただいていつもお世話になっている、
こちら方面にお住まいのLMさんが、旅の直前に連絡を差し上げたにも関わらず
まずは晩メシでも、と快く会って下さることになったのです!

ネットで接するLMさんの、常に紳士で超がつくほど丁寧な物腰から、
最近ハマった、奇しくも佐世保を舞台にしたマンガ
『坂道のアポロン』の主人公 ↓ みたいな、
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メガネきらーん☆ちょっと神経質、な方だったらどうしよ(笑)、
とか若干ドキドキしてたんですが、実際にお会いしたLMさんは
全然真逆の、「おぉ、正に九州男児」といった感じのナイスガイでした。
さらに、LMさんのご相棒で車を出していただいたKさんもこれまたいい方で、
お二人には晩ごはんをご馳走になったばかりか、
次の日のベストな旅プランを自分のことのように熱心に考えて下さったり
夜の佐世保の街を(ヘンな意味じゃないですよ)案内して下さったりと、
これだけでも佐世保に来た甲斐があった!とジーンとしてしまうような、
素晴らしい時間をプレゼントしていただけたのでした。
(翌日の旅につづく)


撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #6  長崎本線 肥前七浦駅  〔佐賀県〕

09 05, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月13日、お盆の青春18きっぷ旅2日目。
JR長崎本線はもう何度目かになる路線なんですが、
今回はこの駅に来たいがために乗ったのでした。
肥前七浦(ひぜんななうら)駅。

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竣工日が記された建物財産標には「昭和8年12月10日」とあるので、
来年で築80年にもなるのにすこぶる良好な状態をとどめる素晴らしい駅舎。

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無人駅ですが、駅舎の中もおそらく有志の方の手で
荒れることなく非常に美しく保たれています。

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珍しいのは、窓口さえベニヤ板などで塞がれてしまって大抵は窺うことすら叶わない、
駅務室が待合スペースとして開放されていること。
駅員さんの手で長年使い込まれたその窓口の引き出しなんかに触れられる機会は
なかなかありません。

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他にも、壁には国鉄時代と思われる頃の時刻表や安全綱領、
若き日の宮崎美子さん(笑)の啓発ポスター的なものまで、
チョー貴重な様々な掲示物がそのまま残されていました。

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駅前風景。道の突き当たりは有明海(ありあけかい)の七浦海岸。

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見に行ってみると、干潟で鳥たちがエサをついばんでいました。

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2857M列車で15:17に着いて、次の列車は上りも下りも17:26!
特急列車は頻繁に通過するんですが普通列車は何と2時間も来ないような有様で、
なかなか途中下車に勇気の要る長崎本線の小駅の中でも、
やっぱり来てみてよかったな、と心から思えた肥前七浦駅でした。
(つづく)

撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #5  鹿児島本線から長崎本線へ 〔福岡県~佐賀県〕

09 04, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月13日、お盆の青春18きっぷ旅2日目にして
ようやく本題の九州入りを果たしたワケなんですが、真の目的地はまだまだ西の彼方。
小倉(こくら)から11:33の鹿児島本線下り4239M、
快速 荒尾(あらお)行きでまずは鳥栖(とす)を目指します。
(写真は鳥栖駅で)

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行ってみたいとは思わないんだけど(失礼)車窓の眺めをいつもちょっと楽しみにしてしまう、
小倉から10分ほどのところにあるスペースワールド
バブル時代に新日本製鐵八幡製鐵所の遊休地に開業した遊園地だけどガンバってます。

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折尾(おりお)駅、健在!!
全面高架化&周辺再開発計画で大正5年築のこの名駅舎の存続が
随分前から危ぶまれてるんですが、まだ今んとこ無事みたいで良かったよ…(涙)。

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山陽/九州新幹線と並走、12:43、列車は博多(はかた)へ。
それにしても天気がコロコロとよく変わる一日でしたねこの日は。

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13:12には長崎本線との分岐駅、佐賀県の鳥栖に到着。
幹線の要衝駅の宿命というか、ここも乗り換えだけとか特急で素通りしがちな駅なので、
駅舎を見に外に出たのは久しぶり。明治44年改築の名駅舎も健在で嬉しい限りです。

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鳥栖からは13:50発の長崎本線下り2857Mに乗車。
頻繁に特急が走る長崎本線も普通列車となると恐ろしく本数が少ない!
そんな現実を、ホントは賑やかな鳥栖駅で心象風景として写真にあらわしてみました(?)。

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5分で新鳥栖駅。長崎本線に乗るのも久しぶりですが、そうだった、
昨年全線開通した九州新幹線接続の新駅ができたんでしたね。
先日、長崎ルートの着工認可も正式に降りて、さらに色々変わって行くんでしょうね…。

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(きっと昔から)変わらない風景も。
このデンシャに、間に合わないと分かってても走る高校生たち。
実際 間に合いませんでしたが(笑)、青春やね~! 肥前白石(ひぜんしろいし)駅で。

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肥前竜王(ひぜんりゅうおう)駅ではお盆増発便の特急「かもめ」96号との交換待ち。
九州新幹線全線開業で余った787系が長崎本線にも回ってきてるとは聞いてましたが、
僕には何かすごい違和感…。やっぱ色々変わってきてるんですね。

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2駅先の肥前浜(ひぜんはま)駅でも「かもめ」26号との交換待ち。
ここは駅舎を見てみたいと思ってた駅だったのでラッキーでしたが、
そうだ、普通列車での長崎本線も便数僅少&交換待ち再三の苦行路線だった…。
(つづく)

撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #4 下関~門司~小倉 九州到達 〔山口県~福岡県〕

09 03, 2012 | デンシャ旅 -九州(JR)

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2012年8月13日、お盆の青春18きっぷ旅2日目。
幡生(はたぶ)駅の隣は、西へ向かうと* 本州最後の駅・下関(しものせき)。
JR西日本とJR九州の境界駅で、必ず乗り換えが発生します。
左のJR西から右のJR九州の列車に乗り換え、関門トンネルをくぐっていざ九州へ。
(* 厳密に位置的な意味では山陰本線梅ヶ峠駅が本州最西端の駅)

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…と、その前に。そんなターニングポイント的な駅ほど乗り継ぎの便の良さから
素通りばかりで未訪問だったりするんですが、今回初めて下関駅で下車してみました。
が、2006年1月の放火事件で焼失して以来ずっと仮駅舎での営業が続いてるそうで、
着くなり降り出した土砂降りの雨に濡れながらペデストリアンデッキから眺めてみても
ただの工事中の高架駅のような何らオーラも感じられない残念な印象でした…。

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さて、では今度こそ下関10:48発の5153Mで九州へ。

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関門トンネルをくぐって10:55に門司(もじ)駅に。
隣り合う駅ですが、駅名標もJR西日本からJR九州のものに。
記号的に過ぎるので駅名標だけ載せるのは大キライなんですが、今回はそんなワケで。

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いままで何度も通り過ぎた門司駅にも初めて下車してみました。
神戸起点のJR山陽本線の終点でもあるんですが、うーん、何かフツーの駅…。
ちなみに大正浪漫レトロ駅舎で有名なのは門司(もじこう)駅なのでお間違えなく。

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門司駅からは11:07の5155Mに乗車。

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5155Mの終点・小倉(こくら)駅には11:13の到着。
結果的に幡生から各駅に途中下車する形に(苦笑)。

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小倉駅はもう何回も訪問済みですが、モノレールが伸びる独特の風景見たさに
つい駅前に足を運んでしまいます。何か改装工事中みたい。

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ホームに戻って乗り継ぎ電車を待ってると、カメラを抱えた人がワラワラ湧いてきたので
何だ!?と思ったら、国鉄色の485系特急「にちりん」が入線してきたのでした。
九州にこんなのが走ってるって知らなかったのでちょっと得した気分。

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(僕にとって)JR九州といえば水戸岡デザインの手前のヤツみたいな車両。
これから乗る813系は普通列車で、単純に「新旧」じゃないけど、記念の2ショット。
(つづく)

撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #3  山陰本線終点・幡生駅  〔山口県〕

09 02, 2012 | デンシャ旅 -中国(JR)

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2012年8月13日、お盆の青春18きっぷ旅2日目。
京都が起点の山陰本線を順ルートで走破したからには、終点の駅もちゃんと見てみたい。
そう思って、幡生(はたぶ)駅で降りてみることにしました。

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終点といっても名義上の話で、山陽本線の途中駅でもある幡生駅。
それにしてもこんな小ぢんまりした駅舎だったのかぁ。
開業は1901(明治34)年5月だそうですが、もちろん改装されてるんでしょうね。
そこまでの古さは感じられません。

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駅舎の中。有人駅です。

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待合所のスペースにはシャッターの降りた駅そばスタンド。
「下関駅弁」の文字も見受けられますが…。

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入り口からカニが入ってきました(笑)。こういうのニガテな方、ゴメンなさい。
海はちょっと距離があるし、駅のそばの川から来たのかな。

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古い駅ならではの長い長いホームの、舗装の途切れた端まで行ってみる。

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そこからの光景。駅に隣接する下関総合車両所に、
クモハ11 117という古い古い車両が雨ざらしでたたずんでいました。
広島の可部線(かべせん)を走っていた、昭和50年代に廃車になった車両だそうです。

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山陰本線863Dで9:49に着いてから30分ほど過ごしましたが、
そろそろ九州へ向け出発、10:21の山陽本線下り3547Mに乗車します。
それにしても地味な感じな駅の割に乗降客が多いのがちょっとビックリです。
(つづく)

撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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12-08-13 #2 山陰本線【END】 長門市~幡生 〔山口県〕

09 01, 2012 | デンシャ旅 -中国(JR)

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2012年8月13日、2日間にわたったJR山陰本線走破の旅もラストスパート。
7:46着の長門市(ながとし)駅で7:52発の小串(こぐし)行き965Dに乗り換えます。
この黄色いの、山陰本線の風景に一番似合ってると思うからスキ。

ちなみに、ここ長門市駅は山陽へ抜ける美祢線(みねせん)と
山陰本線仙崎(せんざき)支線が分岐する要衝の駅で、
この時間、益田から乗ってきた1561Dは7:52発の美祢線724Dに、
向かいのホームの同じ型の車両は7:56発の仙崎行き、
さらに、僕がこれから乗る965Dと同じホームに7:53発の1564D益田行き、
と、ほぼ同時刻に四方へ散る、乗り間違うと泣きを見る修羅場と化していました。
実際、右往左往されてる方も多かったので、ご利用の際はくれぐれもご注意を。

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それにしても長州ってば何か、常に海も山も穏やかな感じ。
幕末維新の嵐を巻き起こしたあの気骨が、これのどこから生まれるというんでしょう(笑)。

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逆ルートで走破した時も心引かれた長門粟野(ながとあわの)駅で列車交換。
今度はぜひイカす駅舎を巡る山陰本線の旅も遂行せねば。

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難読駅で知られる特牛(こっとい)。
関西ほか一部地域放送の「ロケみつ」マニアなら「西日本横断ブログ旅」で
早希ちゃんが訪れた(&例の如く地獄を見た)駅としてもご存知のハズ(笑)。

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もういよいよ残り少なくなった日本海ビューポイントを慈(いつく)しみます。

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9:05、定刻に965Dの終点・小串(こぐし)駅に到着。

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左の1両の965Dから右手2両編成の9:11発・下関(しものせき)行き863Dへ、
今回の山陰本線の旅、最後の乗り換えです。

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吉見(よしみ)~福江(ふくえ)間。
日本海を見晴らせるのはこのあたりが最後だったと思います。

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終点ひとつ手前の駅、綾羅木(あやらぎ)。
沿線風景も停車駅毎に混雑する車内もすっかり都市圏の路線の様相です。

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山陽本線と合流、定刻9:49、ついに山陰本線の終点・幡生(はたぶ)駅に到着。
京都から673.8kmの長い長い旅が終わりました。
863Dは下関まで行きますが、逆ルートで走破の際もスルーしてしまった幡生駅に、
今度こそは表敬訪問を果たしたい、と下車することにしました。
(つづく)

撮影日:2012年8月13日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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