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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2012-12-23 #3 ニューシャトル 埼玉新都市交通 〔埼玉県〕

01 31, 2013 | 埼玉新都市交通 ニューシャトル

2 Comments
121223_19.jpg
2012年12月23日。
ガーラ湯沢から大宮まで戻り、次に訪れたのは「ニューシャトル」こと
埼玉新都市交通伊奈線。
ずっと前から気になってて、一度乗ってみたいと思ってたんです。

121223_20.jpg
乗ってビックリ、レールを走るデンシャじゃなかった!
ゴムタイヤで走行する、案内軌条式鉄道の一種でした。

121223_21.jpg
これの何が気になってたかっていうと、この光景、見て下さいよ!
東北新幹線の高架脇をへばりつくように走ってるんです。
で、新幹線に乗る度に、あれは何なんだろう?って確かめたくて仕方なかったんです。

121223_22.jpg
何でも、東北・上越新幹線建設で町域が分断される地域住民への見返りという、
多分に政治的な背景のもと70年代後半に導入が決まった鉄道らしいですが、
現在では地元の方の生活基盤に、また鉄道博物館へのアクセス路線として
すっかり定着しているようすです。

121223_23.jpg
大宮から12.7km、20数分で終点の内宿(うちじゅく)駅に到着。

121223_24.jpg
車止めの脇を高速で駆け抜けていく新幹線。(車内からの撮影)

121223_25.jpg
新幹線の高架下に駅舎…というか改札口のある内宿駅。
周囲は何の変哲もない住宅地で、折り返しのデンシャを待つ間はちょっとヒマでした。

121223_26.jpg
内宿駅と、東北新幹線と上越新幹線が分岐する位置にある丸山(まるやま)駅の間は単線。
10分間隔(休日ダイヤ)と運転頻度も高いので、行き違い待ちも頻繁でした。

121223_27.jpg
丸山駅には車両基地があります。
写真はガーラ湯沢からの帰りの上越新幹線車内からの撮影。
奥の高架は東北新幹線。

121223_28.jpg
丸山駅から大宮駅の間は新幹線を挟む形の複線、つまり新幹線高架の両脇に、
上りと下りの路線が各々通っているワケで、折り返しの際も新幹線は常に右手に。
写真は東北本線(宇都宮線)をまたいで鉄道博物館を俯瞰しているところ。

121223_29.jpg
新幹線車内から以前の僕のようにこちらを不思議そうに眺めている人がいました。
すぐ横をオモチャみたいなデンシャが走ってるんですから、無理ないですホント(笑)。

121223_30.jpg
大宮駅に戻ってきました。1枚目の写真の光景を車内から見るとこうなります。
というのも、路線は大宮駅構内でループしていて、列車はまたそのまま下り線へ入るのです。

121223_31.jpg
大宮駅を出て行くニューシャトル。

121223_32.jpg
往復で680円と結構な運賃でしたが、新幹線にダイレクトに寄り添って
しかもゴムタイヤで走るアトラクションと考えてもなかなか楽しいニューシャトルでした。
(つづく)

撮影日:2012年12月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-23 #2  ガーラ湯沢駅で  〔新潟県〕

01 30, 2013 | デンシャ旅 -信越(JR)

0 Comments
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2012年12月23日、冬季限定営業の臨時駅・ガーラ湯沢。
越後湯沢~ガーラ湯沢間の乗りつぶしのためだけに訪れた僕。

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ホームの越後湯沢方の端の喫煙スペースでぼんやりタバコを喫っていると、
列車の到着アナウンスと共に一斉に融雪スプリンクラーが稼動、
トンネルから9:41着のMaxたにがわ403号がヌメっと顔を出しました。

121223_11.jpg
普段、自分の乗る(乗った)車両ぐらいしか撮影しない僕も、
他ではなかなかお目にかかれないこの入線シーンにはちょっとエキサイト。

121223_12.jpg
こうした工夫が滅多に止まらない「雪に強い上越新幹線」のイメージを支えてたんですね。
まぁこの12月アタマに停電で立ち往生したりもしてましたけど(苦笑)。

121223_13.jpg
2線しかないホームに、僕が乗ってきた列車(左)と仲良く納まりました。

121223_14.jpg
駅というより、もう完全にスキー場のエントランスの様相の駅舎内。
カメラを手にウロつく僕は完全に浮いてます。いや沈んでるのか。要するにヘンな人。

121223_15.jpg
列車だけでなく、シャトルバスからも続々とスキー客が押し寄せます。
ちなみにこのシャトルバス、無料で越後湯沢~ガーラ湯沢間を結んでるそうで、
乗りテツの裏ワザとして片道はこれを利用する人も多いようです。

121223_16.jpg
そんなシャトルバス利用も考えましたが、ウィンタースポーツと縁のない僕は
もうきっと二度とこの区間を乗ることもないだろうからと、復路も列車へ。
10:23発のMaxたにがわ408号。この時間に帰る人もいないので、座席は選び放題です。

121223_17.jpg
東京方面へ戻ります。再び上毛高原駅付近。新潟を去ると雪の「ゆ」の字もなし。
ホントに越後湯沢~ガーラ湯沢間1.8kmを乗りに来ただけの傍目にはバカらしい旅でしたが、
そんなミクロな区間の乗り残しが消化できた僕は清々しい気分でさえありました。

121223_18.jpg
11:34、埼玉県は大宮駅で下車。
新幹線利用で浮いた時間で、次なるターゲットへ。
(つづく)

撮影日:2012年12月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
          SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(1、5枚目)

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2012-12-23 #1  冬しか行けないあの場所へ 〔東京都~新潟県〕

01 29, 2013 | デンシャ旅 -信越(JR)

6 Comments
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2012年12月23日(日)、クリスマス三連休の中日。
初日は東急を乗りまわり、今回の旅の基本は首都圏の私鉄めぐりの腹づもりでしたが、
2日目は少し趣向を変えて、関東甲信越のJR路線で唯一乗り残しているあの路線へ。

鈍行だと一日仕事になるため、時間を買うことにして東京駅から
朝8時ちょうどの上越新幹線、Maxたにがわ87号に。

121223_2.jpg
並走する埼京線のデンシャなど眺めつつ、関東平野を北上。

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上毛高原(じょうもうこうげん)駅付近。

121223_4.jpg
国境の長いトンネルを抜けると…そこはホントに雪国でした。
大清水トンネル内で新潟県に入り、トンネルを抜けると越後湯沢(えちごゆざわ)駅。
そこから分岐する支線がターゲットの未乗区間なのです。

121223_5.jpg
9:29、ミッション完遂。
越後湯沢駅からわずか1.8km、たったの3分で乗り終えてしまう、
冗談みたいな支線を乗り残していた理由は…。

121223_6.jpg
支線の終着駅の名はガーラ湯沢。
スキー場直結の、冬季スキーシーズンしか営業しない臨時駅。
ゆえに、この越後湯沢~ガーラ湯沢を結ぶ支線も、冬しか乗りに来れないワケなのです。
今冬も、前日の22日から営業が始まったばかり。

121223_7.jpg
2つ前の写真で下車して行った人たちはみんなスキー・スノボのお客さんばかり。
かように乗りにくい路線なので、他にも乗りテツの人がいるかと思ったけど僕ひとり。
たったこれだけのことで新幹線ではるばる訪れたオレってホンマ、
アホやなぁ、と一瞬虚しさも感じた瞬間でした。

121223_8.jpg
路線の終端部にも融雪用の温水スプリンクラー。
上越新幹線でしかここには来れませんが、扱いは在来線の上越線の支線だそうで、
越後湯沢からは運賃100円+特急料金140円でOK(青春18きっぷは不可)。

121223_9.jpg
ガーラ湯沢駅舎。
(つづく)

撮影日:2012年12月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
          SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(7枚目)

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2007-05-19  東急 世田谷線  〔東京都〕

01 28, 2013 | 東京急行電鉄

2 Comments
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2012年12月22日、東急全線走破の旅・最終回。
…なんですが、これがまた実を言うと世田谷線だけ今回はノータッチだったんです。
というのも、いまから6年も前に訪問済みで、時間の都合で割愛することに。
なので、何となくズルしたような気分ですが(汗)、まだブログ未掲載だったので
東急世田谷線については2007年5月19日訪問時の写真でお伝えすることにします。

当時はカメラもまだコンパクトデジカメしか持ってませんでしたが、
「見る目」が全然変わってないし(笑)、コンデジ写真の明るく鮮やか過ぎる傾向も
画像編集ソフトで調整してみたので、それほど違和感はないと思います(苦笑)。

070519-2.jpg
世田谷線の起点、三軒茶屋(さんげんぢゃや)駅。
ここから下高井戸(しもたかいど)駅までの5.0kmを結ぶ、東急のみならず
都内でも他には都電荒川線しか存在しない軌道線(路面電車形式)の路線です。

070519-3.jpg
東急300系という一形式の車両しか走ってませんが、
カラーバリエーションは10種類ぐらいあるようです。

070519-4.jpg
この時は、現在も発売されている一日乗り放題の「世田谷線散策きっぷ」(320円)で
東京在住のMikaさん(非テツ)にお付き合いいただいて沿線ぶらり旅を楽しみました。

070519-5.jpg
閑静な住宅地だけでなく下町っぽい風情も数多く残っているので
路地裏歩きも楽しい世田谷線沿線でした。

070519-6.jpg
宮の坂(みやのさか)駅近くの豪徳寺で。
招き猫発祥の地とも伝わる、ネコと縁の深い古刹です。

070519-7.jpg
同じく宮の坂駅の下りホーム脇には、
世田谷線の前身・玉川電鉄時代の車両が静態保存されています。

070519-8.jpg
車内に入ることもできます。
晩年は譲渡先の江ノ電で活躍したという里帰り保存車両ですが、
車体には「EER」と江ノ電の名残りも。

070519-9.jpg
いわゆる路面電車の「電停」というよりは、非常にしっかりした「駅」の造り。
このあたりは大手私鉄・東急のプライドのなせるわざでしょうか。

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環状7号線を路面電車が横断する、世田谷線の名所「若林踏切」。

070519-11.jpg
元々、路面電車の走る町を訪ねようと思ったのが僕のデンシャ旅のはじまりだったんです。
まさかデカいデジタル一眼レフを手に、東急全線はおろか、
全国の鉄道を巡ることになろうとは、この時の僕は思いもしませんでした(苦笑)。

070519-12.jpg
三軒茶屋のランドマーク、キャロットタワーを背景に。

070519-13.jpg
キャロットタワーの展望フロアからの眺め。右手に細く伸びて行くのが世田谷線です。

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そして5年後。2012年12月22日の世田谷線・三軒茶屋駅前。
左手にそびえるのがキャロットタワー。
日が暮れてしまったけど乗ろうかどうしようか、と一応来てみてはいたんです。

121222_77.jpg
家路を急ぐ人たちで賑わう三軒茶屋駅。
やっぱ明るい時間にまたゆっくり再訪しよう、と諦めたワケですが、
今回の2、3枚目に写ってる「302」という編成の車両と再会、元気な姿に嬉しかったり。
うーん、でもこうして比べて見ると、色や立体感の再現性は
カメラ(やレンズ)の性能によるところって、大きいですね結構(笑)。


そんなこんなで最後は変則的な形も交えながら、
東急全線走破の旅記事は今回でホントにおしまいです。
地元の沿線にお住まいの方などからすればツボを外しまくってたり
起点と終点の紹介に何の意味が、という不可解な部分も多々あると思われますが、
大手私鉄の広範な路線網の旅を通して、首都圏の様々な街の表情や人の営みを
垣間見ることができたことは僕にとって非常に新鮮で興味深い体験でした。
(2日目の旅につづく)

撮影日:2007年5月19日(最後の2枚は2012年12月22日)
カメラ:Canon IXY DIGITAL 800IS
    Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR(15枚目)
          SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(14枚目)

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2012-12-22 #7 東急 こどもの国線と田園都市線 〔神奈川県~東京都〕

01 27, 2013 | 東京急行電鉄

6 Comments
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2012年12月22日、東急全線走破の旅も残るは3路線。
まずは、田園都市線の長津田駅から分岐する、路線長わずか3.4kmの「こどもの国」線。

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車両と施設は「みなとみらい線」の横浜高速鉄道が保有、東急が実際の運行を担う形で、
駅名標のデザインも他の路線とは異なっています。

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何と単線!元々は戦時中の弾薬庫への引き込み線(跡を一部利用)なんだとか。
「こどもの国」への旅路がそんな大人の事情で成り立っていたとは。

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唯一の途中駅、恩田(おんだ)の手前にある長津田車両工場で。
何ちゅー色のデンシャやねん、と一応撮っておいたんですが、
調べてみたらこの年の2月に引退した東急デヤ7200系っていう電気検測車のようです。

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わずか7分ほどで終点の「こどもの国」駅に到着。
駅前はコンビニと新興住宅地、あとは『こどもの国 入り口だよ!』と記された横断幕。
オッサンも童心にかえってしまうような雰囲気は微塵も感じられませんでしたが、
旧日本軍 田奈弾薬庫跡地を利用したという行楽施設「こどもの国」は
行楽シーズンにはそれなりに賑わうんだそうです。


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さて、軌道線(路面電車)の世田谷線を除けば実質最後の訪問路線、田園都市線。
渋谷~中央林間の31.5kmを結ぶ東急最長の路線。ラインカラーはグリーン。

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行程の都合で、戸籍上の終点・中央林間駅からの乗車です。

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南町田(みなみまちだ)付近で一瞬 東京都をかすめた以外、
路線の半分以上の区間、神奈川県内を走り抜け、二子玉川駅で再び東京都へ。
田園都市線には東武鉄道も乗り入れているので、車両を単に訪問先の鉄道会社の
アイコンとして捉えている僕としてはホントにややこしい…。

121222_73.jpg
世田谷線との連絡駅、三軒茶屋(さんげんぢゃや)で。
二子玉川から先は地下に潜ってしまい、駅も何もかも地下鉄の様相です。

121222_74.jpg
路線自体も東京地下鉄半蔵門線(はんぞうもんせん)と相互直通、
東横線の渋谷駅のようなターミナル感はまったくありません。
地下化される東横線もこんな風になるかと思うとちょっと寂しいですねぇ…。

121222_75.jpg
終焉を迎える地上の東横線渋谷駅から始まり、
田園都市線の地下の渋谷駅で幕を閉じた僕の東急全線走破の旅。
地上へ出ると、青ガエルこと東急初代5000系が人ごみに埋もれていました。


※実を言うと、記事のタイトルに「2012-12-22」と銘打ちながら、
今回に限っては12月24日の写真が大半を占めています。
フツーにテキパキとこなせば東急全路線の訪問は一日で可能だと思いますが、
各路線の起終点駅の下車とその駅舎の適切と思われる撮影場所へのこだわりに加え、
スモーカーの僕は喫煙の許される場所を探し回る時間がヒジョーに余計で(苦笑)、
つまりは22日のみで全路線走破を終えることができなかったというワケです。
記事の(つまらない見た目の)整合性を優先して事実と異なる点をお詫びします。

撮影日:2012年12月24日(後半4枚は22日)
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-22 #6  東急 池上線と多摩川線 〔東京都〕

01 26, 2013 | 東京急行電鉄

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2012年12月22日、東急全線走破の旅。
今回は共に蒲田(かまた)駅を終点に持つ二つの路線を。
まずはJR山手線をまたぐ高架の五反田(ごたんだ)駅が起点の池上線(いけがみせん)。

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五反田~蒲田 10.9kmを結ぶ路線。ラインカラーはピンク。

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東急五反田ビルの4階が池上線ホーム。
通路でJR山手線と都営地下鉄浅草線にも連絡しています。

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駅ビルの南側で。高架で目黒川を越えてホームに入っていく池上線のデンシャ。

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高架は五反田駅付近だけで、あとはこんな感じの地上を走ります。
すれ違ったのは、地方私鉄の旅でよくお世話になるタイプの「東急らしい」車両。

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大井町線との乗換駅、旗の台(はたのだい)。

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旗の台駅の池上線下りホームには、都心の駅とは思えない木製のベンチが!
かなり使い込まれてる様子で、これからも末永く残して欲しい逸品です。
池上線は全体的にちょっと下町っぽさを感じる、東急で僕が一番気に入った路線です。


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かわって、こちらは多摩川駅を起点とする東急多摩川線。ラインカラーはパープル。
多摩川~蒲田 5.6kmと短い路線ですが、元は目黒線と1本の「目蒲線」だったそうです。

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東横線・目黒線との乗換駅でもある多摩川駅(東口)。
1979年までこの駅前に多摩川園遊園地があったんだそう。

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東横線・目黒線は高架ですが、多摩川線ホームだけ地下にあります。

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蒲田へ向け、地下ホームを出て行く7000系デンシャ。


121222_62.jpg
そして東急多摩川線と池上線が出会うのが、共に終点の蒲田駅。

121222_63.jpg
ターミナル駅らしい、蒲田駅の頭端式5面4線ホーム。

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駅ビルの東急プラザ蒲田の2階がホーム。
JR京浜東北線の蒲田駅も隣接しています。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
     SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(13枚目のみ)

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2012-12-22 #5  東急 大井町線  〔東京都〕

01 24, 2013 | 東京急行電鉄

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2012年12月22日、東急全線走破の旅。
大井町(おおいまち)駅~二子玉川(ふたこたまがわ)駅の10.4kmを結ぶ大井町線。
ですが、まず目を奪われたのはこの車両。

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急行専用の6000系だそうですが、こんなトンガった通勤形デンシャを僕は知りません(笑)。
これはちょっと無駄にカッコイイ。(自由が丘駅で)

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駅名標はどうも路線ごとにラインカラーを変えてあるようです。
大井町線はオレンジ。

121222_44.jpg
大井町駅舎。JRと東京臨海高速鉄道のりんかい線にも連絡していて、
駅前の陸橋からはJRのホームも見えました。

121222_45.jpg
頭端式の大井町駅ホーム。1面2線ですがホームはフットサルができるぐらい広いです。

121222_46.jpg
先ほどの写真左手の車両(9000系?)の車内。
東急の譲渡車の多い地方私鉄の旅で僕がよくお世話になってるのはこのタイプの内装。
「本家」はこの日が初体験、というのが何とも本末転倒な按配です。

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東横線との乗換駅でもある自由が丘駅の夕暮れ時はかなりの混雑ぶりでした。
戸籍上の終点は二子玉川ですが、ほとんどの列車が田園都市線の溝の口に直通します。

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自由が丘駅西側の大井町線踏切。

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終点、二子玉川駅。田園都市線の駅でもあります。

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複合商業施設とセットの、大きくて人の流れの多い活気あふれる駅でした。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-22 #4  東急 目黒線  〔東京都〕

01 23, 2013 | 東京急行電鉄

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2012年12月22日、東急全線走破の旅。
2路線目は、目黒線。
戸籍上は目黒が起点の6.5kmの短い路線ですが、
旧駅舎が保存されている終点の田園調布駅からの旅。

121222_35.jpg
基本は乗りつぶしの旅なれど、漫然と乗っててもつまらないので
起点と終点の駅だけでも必ず下車するという縛りで、
東横線の途中駅でもある当駅地下ホームから地上へ。こちらが現役駅舎。

121222_36.jpg
先ほどの改札を出て左手に、大正12年の目黒蒲田電鉄開業時の頃の
復元駅舎が保存されています。

121222_37.jpg
復元駅舎の向こうには、かの渋沢栄一氏が夢想・具現化した、
田園調布の閑静な住宅街がひろがっていました。

121222_38.jpg
地下ホームへ戻って、目黒へ。

121222_39.jpg
東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線も乗り入れているので、
車両もバラバラで行先表示を見てもすぐにはどこへ向かう列車か分からず、
土地勘のない僕みたいな人間にとって首都圏の鉄道はホントややこしいです。

121222_40.jpg
東急の路線図を手に「そんな行先あらへんがな」とか
1本乗り過ごしたりしながらも目黒に到着。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-22 #3 横浜高速鉄道 みなとみらい線 〔神奈川県〕

01 22, 2013 | 横浜高速鉄道みなとみらい21

2 Comments
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2012年12月22日、東急全線走破の旅。
横浜が終点の東横線ですが、ほとんどすべての列車が
第3セクターの「横浜高速鉄道 みなとみらい21」線に直通します。
運転や駅業務も東急が請け負っているらしく、実質、東横線の延長といえそうなので、
終点の「元町・中華街」駅まで乗ってみます。

121222_27.jpg
東急5000系とベースは同じだそうですが、一応オリジナル車両という位置づけの
横浜高速鉄道Y500系。

121222_28.jpg
シート柄もヨコハマの港をモチーフにしてある感じです。

121222_29.jpg
全線地下を走り、横浜から4駅を経て終点の元町・中華街駅。

121222_30.jpg
壁面に横浜開港当時の写真がプリントされたシブいホームでした。

121222_31.jpg
横浜高速鉄道本社併設の元町口改札(左手)。右手が元町の入り口。
この時点で走破できてたのが東横線だけだったので、観光もせず折り返し…。

121222_32.jpg
全体的にオシャレなイメージ。

121222_33.jpg
「みなとみらい線」が2004年2月に開業する以前、
東横線は横浜から2.1km先の終点・桜木町駅まで地上を走っていたそうです。
写真はその名残を昨年(12年)1月にJR根岸線から撮影したものですが、
意味も分からず撮っていたものが「繋がる」のはデンシャ旅の醍醐味でもあります。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日(最後の写真のみ2012年1月8日)
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-22 #2  東急 東横線  〔東京都~神奈川県〕

01 20, 2013 | 東京急行電鉄

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2012年12月22日(土)。
首都圏の大手私鉄、東急全線走破の旅。
東横線渋谷駅から、まずは渋谷~横浜間24.2kmを結ぶ東横線。

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普段のローカル線の旅と違い、次々と発車する列車に何も考えずに乗ったら各停でした。
最初の写真の車両の車内。

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中目黒(なかめぐろ)駅停車中。東京メトロとか、東急以外の車両ばかり並ぶ姿は、
他の会社との相互乗り入れがほとんどない関西に住む人間にはすごく奇異に映ります。

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車両最後尾から、渋谷へ向かう列車を。

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最初に途中下車したのは自由が丘駅でしたが、
このあと他の路線を巡る際も何度も通ることになります。

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多摩川を渡って、神奈川県へ。

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途中で他の路線へ寄り道したりと、実際の時間軸に沿うととっ散らかりすぎるので
天気などがバラバラですが路線ごとにまとめることにしました。

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東横線の終点、地下駅の横浜に到着。
特急なら渋谷から25分ほど、運賃も260円(特急料金不要)と早くて安いのも驚きでした。

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ほぼすべての列車が「みなとみらい線」に直通しますが、
戸籍上とはいえ東横線の終点に敬意を表し、下車して地上へ出てみます。

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横浜(西口)駅舎。
JR、京浜急行、相模鉄道、横浜市営地下鉄ブルーラインの駅でもあるんですよね。
関東だな、って思います。関西は目と鼻の先の位置でも各々別の存在でいたがる。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-12-22 #1  東横線 渋谷駅ふたたび  〔東京都〕

01 19, 2013 | 東京急行電鉄

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昨年、2012年最後の旅は12月22~24日の三連休、首都圏の私鉄めぐりでした。
わけても、地下化で今年3月に姿を消してしまう(地上の)東横線の渋谷駅へは
できる限り早く再訪したかったので、初日は東急=東京急行電鉄と決めていました。
そんなワケで、まずはその渋谷駅をじっくりと。

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(2012年12月22日現在の表示です)

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11月に続いて訪れたのはこれが二度目、ホームに入ったのがこの日はじめてという、
いままでまったく何の縁も所縁もなかった僕が何を言ってやがるんだって感じですが、
一番なじみの京阪電車の三条駅や四条駅が地下化される以前をおぼろげな「記憶」でしか
留めていない僕にとっては、これは代償行動のようなものかもしれません。
どのみち、見たいと思っても誰ももう二度と目にすることのできなくなる光景ですし、
単純に、本当に失くすのは惜しい、とても味わい深いターミナル駅だと感じました。

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ではそろそろ渋谷駅に別れを告げて、まずは東横線の旅に出るとしましょうか。
(つづく)

撮影日:2012年12月22日(24日撮影の写真も混ざってます)
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
     SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(6枚目)

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2013年のデンシャ旅は…前途多難?

01 16, 2013 | デンシャ旅 -東北(私鉄・三セク)

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ご無沙汰してて申し訳ありませんでした。
12~14日の三連休、2013年の初デンシャ旅に行ってまいりました。

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天候にも恵まれ、こんなネコ駅長にも出会えたり、

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こんな駅舎を訪問できたり、幸先のいいスタートだな、と喜び…かけていたのですが。

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最終日、爆弾低気圧の接近で帰れなくなる恐れに加え、
まさかの体調不良(風邪が悪化、発熱)に見舞われて、
旅を途中で断念!
という、2007年から始めた僕のデンシャ旅史上初の非常事態に。

予定を押し通していたら帰れてない上に風邪も無為に悪化させていたのは間違いなく、
サイアクな結果は免れたので最善の選択だったと自負してはいますが、
新年1パツ目の旅がこんな終わり方だとやっぱちょっとヘコみます…。

みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
まだ風邪は完治してないので、とりあえずご報告でした(泣)。

撮影日:2013年1月12日
カメラ:Nikon D7000 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G IF-ED VR

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2012-11-23~11-25    2012 三連休東北旅 index

01 13, 2013 | その他

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旅最終日、夜の東京駅丸の内駅舎。


2012年11月23日(金)

2012-11-23 #1  2012年、東京駅  〔東京都〕
2012-11-23 #2  千駄ヶ谷、渋谷  〔東京都〕
2012-11-23 #3  東横線 渋谷駅  〔東京都〕
2012-11-23 #4  新宿、写真展、そして東北へ  〔東京都〕

2012-11-23 #5  JR仙石線  〔宮城県〕
2012-11-23 #6  仙石線 代行バス区間 〔宮城県〕
2012-11-23 #7 END  仙石線から石巻線、女川へ 〔宮城県〕

2012年11月24日(土)

2012-11-24 #1  東北新幹線で八戸へ 〔宮城県~青森県〕
2012-11-24 #2  JR八戸線  〔青森県〕
2012-11-24 #3  八戸線 リゾートうみねこで久慈へ 〔青森県~岩手県〕
2012-11-24 #4  三陸鉄道 北リアス線  〔岩手県〕
2012-11-24 #5  三陸鉄道 連絡バスで小本へ 〔岩手県〕
2012-11-24 #6 END  三陸鉄道の旅の終わり 〔岩手県〕

2012年11月25日(日)

2012-11-25 #1  盛岡から横手へ  〔岩手県~秋田県〕
2012-11-25 #2  JR北上線  〔秋田県~岩手県〕
2012-11-25 #3  JR大船渡線  〔岩手県~宮城県〕
2012-11-25 #4  JR気仙沼線 BRT代行バス  〔宮城県〕
2012-11-25 #5  気仙沼線BRT 志津川を経て柳津へ 〔宮城県〕
2012-11-25 #6 END  JR気仙沼線 柳津駅  〔宮城県〕


撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-11-25 #6 END  JR気仙沼線 柳津駅  〔宮城県〕

01 11, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2012年11月25日、東北被災路線を巡る旅最終日。
JR気仙沼線の不通区間をBRTで辿り着いた柳津(やないづ)駅。
この先は列車が運行されていますが、気仙沼線全体(72.8km)の3割にも満たない距離です。

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柳津駅全景。
BRTバスの隣はトイレで、左手の建物が駅舎と待合室も兼ねた観光物産館「ゆうキャビン」。

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デンシャが時間通りに駅にやってきます。
そんな当たり前のことが、とてもありがたく幸せに感じました。

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草木が覆いはじめている気仙沼方面の線路。
再びこの先に列車が進める日を願って、ひとまずさよならを。

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先ほど到着した列車に、そろそろ乗りましょう。

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16:21発の前谷地(まえやち)行き。
前谷地が上り方面の気仙沼線終点です。

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このあと前谷地と小牛田(こごた)で乗り換え、仙台へ。
仙台では初日に乗り残していた仙石線の仙台~あおば通に乗車したり、
東北新幹線で東京に戻ってからは夜の東京駅丸の内駅舎を撮影したりと
あと一、二回分の記事ぐらいは作れそうな分量の写真も残っています。

が、被災路線の現状を体感したあとでは いずれも瑣末なことに思え、
この時もいまも、気分的には今回の旅はここで終わった感覚ですので、
今回の旅記事もこれでおしまいにさせていただこうと思います。

年までまたいで長々とお付き合い、ありがとうございました。
(おわり)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
     (4枚目のみDXモードで撮影)

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2012-11-25 #5 気仙沼線BRT 志津川を経て柳津へ 〔宮城県〕

01 10, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2012年11月25日、東北被災路線を巡る旅最終日。
本吉駅を発ったJR気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)はさらに先へ進みます。

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陸前小泉(りくぜんこいずみ)駅付近、小泉橋梁。衝撃的な光景でした…。

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その陸前小泉駅は、築堤上のホーム跡にその残骸らしきものが並べられていました。
震災直後に比べれば、これでもきっと「片付いた」状態なんでしょうね…。

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こちらは歌津(うたつ)駅付近。BRTは基本的に国道45号を走っていたんですが、
入江を横断するその国道が津波で寸断された様子を迂回路から目にしているところ。

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ここは被災したクルマの集積場のようです…。

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そしてバスはこれまでの入り江の町と規模の違う、ひらけた場所へ。
南三陸町で一番大きな、志津川(しづがわ)地区です。

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大きな町だったことは分かるのですが、残っている建物はこのような状態のものだけです…。

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かつての南三陸町役場(防災庁舎)。42名もの職員の方々が犠牲となり、その一人、
24歳の女性職員の方が最後まで防災無線で避難を呼びかけ続けた、あの場所です…。
この屋上部分まで津波に呑まれたなんて、自分の目で見てもまだ信じられません。

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志津川駅。ホームのあった築堤以外は流され、BRT用の待合室が設置されているばかりです。

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志津川駅(BRTバス停)が町の奥にあるため、町の中をぐるりと周る形になるのですが、
その短い間だけでも、こんな光景ばかり目にしていると形容しがたい気持ちになります…。

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そして瓦礫の山。

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山…。

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志津川を離れても、やはり入り江に差し掛かると繰り返すこんな光景。

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気仙沼線上り方面・海沿い最後の駅、陸前戸倉(りくぜんとぐら)。
築堤は崩れ、ホーム跡らしきコンクリート塊が横たわっています…。

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やがて海は後方へ去り、何もなかったかのように田園風景の中を進むバス。
しかし、続けざまにあのような光景を目の当たりにした僕は、かなり憔悴しきっていました。

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気仙沼発の上り便BRT終点・柳津(やないづ)駅に到着。
こうして気仙沼線の不通区間の旅は終わったワケですが、
実際にあれほど壊滅的な現状を目にすると、JRが仮復旧の手段だというBRTにより
気仙沼線を廃線のように受け止める人の気持ちも分かるような気がしてきました。
…ですが、あきらめの悪い僕は信じたいです。復活の日を。
(つづく)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-11-25 #4  JR気仙沼線 BRT代行バス  〔宮城県〕

01 09, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2012年11月25日、東北被災路線を巡る旅最終日。
大船渡線で辿り着いた気仙沼からは、宮城県内を石巻方面へ南下するJR気仙沼線へ。
ただ大部分が激しく被災したため、BRT(バス高速輸送システム)方式による
代行バスでほとんどの区間を走り抜けることになります。

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8月に本格運用が始まったと聞いていたBRTですが、時間帯なのか何なのか、
大船渡線から乗り継ぐ人も地元の方らしき乗客もほとんど見受けられず。

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気仙沼駅を出たバスは街の中心部へ。ちょっとした渋滞にもハマり、
ラッシュ時の定時運行の問題など少し気になったりも。

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渋滞を抜け海の方へ降りて行くと、途端に瓦礫の山などが見え始め…。

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やがてバスは道路をそれて、バス一台分の幅の専用道へと入りました。

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もしかして、という予感はこの光景を目にして確信に。
バス停など整備されていますが、これはまぎれもなく鉄道の駅。
この道は、気仙沼線の線路跡を舗装してつくられた専用道だったのです。
愚鈍な僕はここで初めて、ただの代行バスとは違う「BRT」の真の姿を知りました…。

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跨線橋、ホーム、撮り逃しましたが「陸前階上(りくぜんはしかみ)」の駅名標も残る、
とても切ない光景でした。

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その先で専用道はひとまず終わっていましたが、不通区間の約6割を専用道に整備、
という計画だそうなので、現在はもっと延伸されているかもしれません。

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再び道路に戻り、悲しいくらいキレイな海と線路のない路盤を横目にバスは進みます。

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ほんの短い区間でしたが、残存する線路を目にした時は本当に嬉しかったです。

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本吉(もとよし)駅に到着。ここで運転手さんの交替のため数分停車というのでバスの外へ。

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この駅は海から離れた高台にあるため直接被災してはいませんが、
いくら待ってもデンシャがやってくることはありません…。

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ここも専用道に整備するんでしょうか。断ち切られた線路、そして気仙沼線の行く末は…。
(つづく)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-11-25 #3  JR大船渡線  〔岩手県~宮城県〕

01 08, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2012年11月25日、東北被災路線を巡る旅に戻って、
一ノ関から大船渡線(おおふなとせん)へ。
12:21発の下り列車に乗って太平洋沿岸の港町・気仙沼(けせんぬま)を目指します。

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まずは軒下に干し柿を吊るした民家などのんびりした風景を眺めながら、
列車は内陸部を東へ。

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北上川も渡ります。

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陸中門崎(りくちゅうかんざき)駅から、地形に阻まれるワケでもないのに
進路が急に直角に北へと向かいます。

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車窓からチラッと見える名勝・猊鼻渓(げいびけい)の入り口。
このあたりから再び進路は東へ。

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摺沢(すりさわ)駅。ここでまた直角に南へ向かう進路をとります。

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パチンコ店のようなスーパーの建つ摺沢の風景。ここまでで一番大きな街でしたが、
その昔、この町に鉄道が通るように政治の力で路線のルートが大きく変更されたのでした。

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そんな政治がらみの迂回ルートが、この南進でやっと終わります。

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千厩(せんまや)駅。ここでようやく本来の東へ向かうルートに戻ります。
陸中門崎からは直線距離およそ10km、それが先述の理由で逆U字形に
倍以上もの距離を迂回させられるという、我田引「鉄」の典型例として
大船渡線のこの区間はつとに有名なのです。

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まぁでも地元の方にはそれなりに意味があるルートなのか先ほどの摺沢で乗客も増え、
進行方向左手に室根山(むろねさん)を眺めているうちに列車は宮城県へ。

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沢沿いに谷を降りていくと、間もなく当列車の終点・気仙沼。13:40着。

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列車を降りて改札を抜けると、この光景。
え?港も見えない高台のこんなところまで津波が!?

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Wikiなどによれば、12月の「漁港のまち」を象徴する駅舎への
リニューアル工事の最中だったようです。

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それより気になったのは、この納品されたばかりと見受けられる新しい駅名標です。
大船渡線は本来、この先太平洋沿岸を陸前高田(りくぜんたかた)などを経て
盛(さかり)駅までを結ぶ路線なのですが、この表示は完全に…ここが終点…。
(つづく)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-11-25 #2  JR北上線  〔秋田県~岩手県〕

01 06, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2012年11月25日、三連休東北旅。
横手駅から10:03発のJR北上線(きたかみせん)上り列車へ。
北上線は岩手県の北上を起点に、秋田県の横手までの61.1kmを結ぶ、
2時間に1本と運転本数の少ない、趣味で乗りにくる(苦笑)には苦労するタイプの路線です。

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乗客が集中するため単行列車の座席がすべて埋まるくらいの乗車率で横手を出発。
もう紅葉は終わったようですが、晩秋の東北ローカル線らしい車窓風景に和みます。

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岩手へ戻ることになるため、路線は違うもののさっき新幹線で越えてきた
奥羽山脈に再び挑むワケなんですが、横手から10数分でこの光景。

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晴天の空の下、暖かい車内から見てるぶんには嬉しい景色ですが。

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11月下旬でこの雪景色、やっぱ関西とは気候が違うんですね。

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駅に温泉施設のある「ほっとゆだ」駅を過ぎると、錦秋湖(ダム湖)が見えてきました。

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撮りテツの撮影名所だという、錦秋湖を渡る第二和賀川橋梁を通過中。

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確かに撮るのも乗るのも、この錦秋湖のあたりが北上線のハイライトでしょうね。キレイ。

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11:19、当列車の終点・北上に到着。
1時間強と、ローカル線の旅としては多少物足りないぐらいの乗車時間でしたが、
特別の要素はないものの、なかなか楽しめる路線でした。

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東北新幹線駅でもある北上駅。新幹線なら盛岡から2駅南の岩手県内へ
3時間かけて戻ってきたことになります(苦笑)。

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さて、寄り道はここまで。行程の都合で東北新幹線に飛び乗り、一ノ関へ急ぎます。

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11:47、何度か来てるけど駅舎を眺めたのは初めての、一ノ関駅に到着。
ここからはまた太平洋沿岸部へと向かう、大船渡線へ。
(つづく)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2012-11-25 #1  盛岡から横手へ  〔岩手県~秋田県〕

01 05, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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年をまたいでしまいましたが、昨年11月の三連休旅の続きです。
2012年11月25日(日)。
23日は仙石線・石巻線、24日は八戸線・三陸鉄道など震災被災路線を旅しましたが、
最終日の午前中はちょっとその流れから外れて、内陸部の路線に寄り道することに。

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盛岡駅7:57発の秋田新幹線「こまち」95号秋田行きに乗車。

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東北新幹線と分岐、一路西へ向かう車窓右手に岩手県の名峰、岩手山(いわてさん)。
全景が拝めなくて残念でしたが、富士山のように裾野だけでも威容がうかがえます。

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新幹線とは名ばかりの、実情は在来線のJR田沢湖線に乗り入れる形の秋田新幹線。
奥羽山脈へクネクネと分け入るうちに、山肌もうっすら雪化粧。

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角館(かくのだて)あたりの平野部へ降りて来ると雪の影もなく長閑な表情に。

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8:55、スイッチバック駅の大曲(おおまがり)。
奥羽本線に乗り入れてさらに秋田へと向かう新幹線とはここでお別れします。

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9:02の奥羽本線の在来線列車に乗り換えます。

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さっきは気付かなかったけど、やっぱ平野部も寒いんですね。

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9:21、横手(よこて)駅に到着。結構広い構内を持つ駅ですが、
乗ってきた列車がポツンと寂しい印象。

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横手で降りたのは、ここから分岐する未乗路線の北上線(きたかみせん)訪問のため。
待ち時間が40分もあったのでB級グルメの横手やきそばでも食べてみようと思ったのに
どこのお店も開店時間が10時とか11時で結局空振りに終わりました(泣)。
(つづく)

撮影日:2012年11月25日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-01-03   初詣 side-B  〔京都〕

01 04, 2013 | 京都

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昨日アップした2013年1月3日初詣のside-B的な写真をいくつか。
B面なんてアナログな表現もちょっとサブいですが、
明日から通常の更新に戻ろうと思うのでユルくご笑覧いただければ。

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京都人が京都で一番好きな場所は鴨川、っていうのを最近何かで目にしたことがあります。
僕も同感です。写真は出町柳駅前の河合橋からの高野川(鴨川の支流)。

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川の中州でネコが2匹寄り添って日向ぼっこ(一瞬死んでるのかと思ってビビった)。

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「鏡絵馬」が並ぶ河合神社。
美人祈願に自分の普段使いのアイテムでメイクする珍しい絵馬です。

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下鴨神社に奉納されてた寄せ書き形式の大きな絵馬から。
自分の名前間違える初歩んトコでつまづいてるけど大丈夫かルフィー。

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構造がよく分からない壁面。

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半世紀にわたる歴史に終止符を打ち、建て替えのため解体作業が進められている京都会館。
前川國男氏による20世紀を代表する名建築のひとつと反対の声も多かったんですが…。

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側面(疎水側)は早くも廃墟じみてきた感じが。

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もちろん入れませんが、外から覗いた限りは中はまだ往時のままのようです。
もう何年前だろう?エルヴィス・コステロのライブ観に来たのが僕にとっては最後でした。

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エントランス部の床面も昭和なテイスト。
どこにでもあるようなフツーのホールに変わるのは残念です。

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どこの町でも楽しいのはやっぱ路地裏歩き。

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元が何だったのか分からないけど、唐破風屋根の玄関を持つ建物を発見したり。

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こんな地名があるのも知らんかったなぁ。

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虫籠窓(むしこまど)のある民家。探し歩いてる方もいる仁丹の町名ホーロー看板も。

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伏見稲荷駅の近くの、トレインビューな公園。


撮影日:2013年1月3日
カメラ:Nikon D7000 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G IF-ED VR

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Tag,京都

2013-01-03   初詣   〔京都〕

01 03, 2013 | 京都

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2013年1月3日。初詣は新しいカメラを手に京阪電車沿線の神社を3つハシゴしてきました。
最初は出町柳(でまちやなぎ)駅から世界遺産・下鴨神社=賀茂御祖(かもみおや)神社へ。
干支の絵馬はかなりリアル系スネーク。

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丹(に)塗りの神矢(しんや)。

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尾形光琳が国宝「紅白梅図屏風」のモデルにしたという梅、
「光琳の梅」のつぼみも芽吹いたばかり。

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お次は神宮丸太町(じんぐうまるたまち)駅から平安神宮。

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本殿の参拝客が大杉で「しばらくお待ち下さい」。

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何度も来てるけどこんなレトロアイテム置いてたの知らんかったなぁ。
記念メダル販売機と刻印機。現役で絶賛稼動中。

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最後は伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へ。

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初詣参拝客数が全国でも毎年上位にランキングされるだけあって
三が日最終日の夕方でもハンパない人の数。

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駅に戻るのもひと苦労でした。

新しいカメラですが、ご覧の通り写真自体は以前と何も変わりありません(笑)。
「見る目」が変わらないんだから違いは撮る側の気持ちというか使い心地です。
まず言えるのはD3sに比べて圧倒的に軽い!楽チン!
反面、頼りないというかシャッター音もショボいので撮り応えがない。
ただそれも、物理的にミラーサイズが違うD3sの静音モードより静かなので(笑)、
デンシャ内で車窓を撮ることの多い僕には好都合かな。
あとは4枚目のようにすごく平板に写る場面があることや、
初代18-200mmVRレンズだからというのもあるのかピントの精度が怪しく感じる面も。
まぁこんなモンかなぁ、って感じですが、機動力はホント間違いなく上で
何をするのも嫌になる超ニガテな夏場は特に頼りになりそうです。

撮影日:2013年1月3日
カメラ:Nikon D7000 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G IF-ED VR

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Tag,京都

2013、Kyo-toの年頭所感

01 02, 2013 | その他

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あらためて新年あけましておめでとうございます。
2013(平成25)年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに
一言所感を申し上げ、年頭のご挨拶とさせて…って、え?
どっかから拾ってきてコピペしたような前置きはいらないですね、はい。

要するに今年の抱負的なものを書いておこうかな、と。
2007年1月から始めたデンシャ旅も、気付けば7年目に突入、
過去6年間でJR路線の乗車率も97.167%に達するまでになりました。
あとは東北の数路線を残すのみですが、震災後の復活の見込みが
ハッキリしない路線もあり、なにをもって「100%完乗」とするのか
難しい状況となってしまいました。まぁ所詮「乗りつぶし」なんて
別に厳格なルールのあるワケでもない自己申請のお遊びですから、
僕としては震災が起きた時点で既に「100%」はあきらめてた部分もあって、
これからは被災路線の状況を注視しつつ、復旧なった暁には喜びとともに
慈しみながらその区間に乗りに行く、といった形をとろうと思ってます。
ゆえに復活を強く信じたい願いも込めて、先日乗りに行った被災路線も
代行バス区間は省いておくことにしました。

っていうか、震災の影響は僕にとって精神的にもホントに大きくて、
「廃線以外に物理的に乗れなくなる、なんてことが起こりえるんだ…」と
近年はとにかく乗りつぶしておくことに重点を置いて
駆け足で路線を巡ることが多くなってしまってました。
でも、もう9割方乗り尽くしたいまは、何が何でも終点まで、とか
分岐する線路の先を気にすることなく、駅めぐりや町歩きなど
もう少し余裕のある本来の旅に戻れるんじゃないかと思ってます。

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他方、私鉄(公営・3セク鉄道含む)に目を移すと、乗車率は70.788%。
こちらのマップはちょっと見辛いんですけど緑の部分が乗れてない路線です。
こんなのを見ちゃうと「乗りテツ魂」のようなものが疼いてきて、
また今日明日にでも駆け足で蹂躙したい欲望に駆られるワケで…。

結局今年もそんな「業」を背負った懲りないバカのままな気もしますが、
その様子を拙ブログを通して生温かく見守っていただけるみなさんのおかげで
こうして旅を続けていられることだけは間違いのない事実です。
あらためて、今年もどうぞよろしくお願いします。


マップ:『乗りつぶしオンライン』にて作成(クリックで拡大します)

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2013年もよろしくお願いします。

01 01, 2013 | その他

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あけましておめでとうございます。
2013年もみなさんにとって良い一年でありますように。
ウチのネコ、19(イッキュー)ともども今年もどうかよろしくお願いします。

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昨年末、新しいカメラ買っちゃいました。Nikon D7000。
まる2年使ってきたD3sは手放してないので買い増しですが、
旅の終わりごろに「足に来る」重さと、汗だくの夏にウザいデカさをカバーすべく、
もう2年以上前のカメラですけど出た当初の半額ぐらいになってて、よし、と導入。

ずっとお蔵入りしてたDXレンズの18-200mmVRを使いたかったのも大きいんですけど、
一枚目のイッキューがそれ(D7000+18-200)で撮った写真で、
これぐらい写れば全然オッケー、むしろメイン機材にしてもいいぐらいの手ごたえです。
やっぱ高感度域の美しさや余裕っぷりはセンサーサイズの違いでD3sには劣りますが、
ぶっちゃけ僕の写真に要求されるレベルの話じゃないのはもとより承知、
2台を気分や体調に応じて使い分けて、今年もまた楽しく旅ができたら言うことナシです。


撮影日:2012年12月29日
カメラ:Nikon D7000 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G IF-ED VR(1枚目)
    Nikon D3s + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(2枚目)

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