
2013年5月6日(月)、GW旅最終日。
巡りたい駅はまだまだあるんですが、もういい加減タイムアップ。
有間川駅から13:21のデンシャで京都への帰途につくことにします。

そういえば、
「えちごトキめき鉄道」になる北陸本線新潟エリアにはトンネル駅で有名な筒石(つついし)なんてのもありました。元々この手の変り種とか秘境駅への興味が薄いため、今回もスルーしてしまいましたが…。

13:49、糸魚川(いといがわ)駅。かつて素晴らしい赤レンガ車庫のあった場所に、北陸新幹線駅がそびえ立っていました。

10分停車というので急いで駅前へ。中途半端すぎる写真しか撮れませんでしたが、仮駅舎と背後に新幹線駅。ここから分岐する大糸線の、北陸新幹線開業後の行く末も気になります。

再び車中の人となり富山県へ戻ってきました。
「あいの風とやま鉄道」となる富山県内の北陸本線と地鉄が並走する区間、地鉄の早月加積(はやつきかづみ)駅を。ずっと変わらないこんな駅舎を見るとホッとします。やっぱイイなぁ地鉄は。

15:11、今朝ここを発ってからかれこれ8、9時間ぶりの富山駅。15:26の金沢行きに乗り換え、今度こそ去ります。さようなら4日間お世話になった富山。

金沢到着直前の光景。平行する線路は北陸新幹線。一応、長野からこの金沢までが2014年度中に開通する区間。それに伴う石川県内の北陸本線3セク化後の名称は
「IRいしかわ鉄道」。
…ひらがなにせんとあかんあんもくのおきてでもあるんかい(いらっ)

金沢16:38発のデンシャに乗り換え、なおも西へ。松任(まっとう)駅で10数分のGW臨時特急の通過待ち、駅前へ。連続する三角屋根の駅舎背後の高架は、新幹線基地となる白山(はくさん)総合車両基地への回送線。福井方面への新幹線延伸後はもちろん営業線となる予定。

18:05、福井駅。東口の新幹線高架は行き止まりの形の、以前からの暫定的整備状態のまま。

金沢~敦賀(つるが)間の早期開業をアピールする看板。敦賀から先は複数ルート案をいまだ検討中の段階。よって、2014年度中の北陸新幹線金沢開通後も、米原~金沢間の在来線は当分北陸本線として存在し続けます。

福井を18:16に発ち、19:07、敦賀に到着。ここから先の滋賀県・長浜駅まで今朝から利用しているフリー切符「北陸おでかけパス」の有効エリア。というワケでずっと鈍行で帰り続けていたんですが。

もう最後の最後にメンドくさくなって(苦笑)、敦賀から19:15の特急サンダーバードで京都まで。20:08着。
こうして今回の旅も終わりました。
地鉄をメインに、3セク化予定の北陸本線も含めて駅を存分に巡り倒した旅でしたが、せっかく訪問した素晴らしい駅舎たちだからと丁寧に綴ろうとするあまり、恐ろしく長編のシリーズと化してしまいました(汗)。
ほぼ毎回、駅舎しかでてこない変化のない旅記事にも関わらず、最後までご覧いただいた方には心の底から感謝いたします。本当にありがとうございました。
(おわり)
撮影日:2013年5月6日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

拍手も併せてありがとうございます