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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2013-09-22 #08 END  サイクリング大館 to 東大館  〔秋田県〕

10 30, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

10 Comments
130922_95.jpg
2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・最終回。
JR花輪線の旅を終え、ハチ公のふるさと大館(おおだて)に到着。
駅前のハチ公像を見つめていると、そういえばこれで足かけ6年に渡る僕のデンシャ旅JR編の全線訪問も完了したんだな、と思い当たりましたが、まったく達成感とか充実感といった感慨を覚えません。震災の影響で乗れない区間があるので完乗とは言えないせいもありますが、まぁ、案外こんなものなのかもしれません。

とりあえず、午後4時という中途半端な時間に花輪線完乗を果たしてしまい、さてどうしようかと思案していたところ、大館駅舎内の観光案内所に「無料レンタサイクル」の文字を見つけ、思わず「借ります」と言っている自分がいました(笑)。午前中、花輪の町でもレンタサイクルにお世話になりましたが、やっぱり知らない町を見て周れるのは楽しいんですよね。それにしても、ここも無料だなんて、秋田は旅人に優しい土地だなぁ(感涙)。

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ただ、貸し出し時間が午後5時までということで、タイムリミットは1時間。ハチ公ゆかりの町なのでせっかくだから「秋田犬会館」ってのを覗いてみようと決めて、いただいた「大館 町めぐりまっぷ」を手に出発。
っていうか待ってくれよ、走り始めていきなりこんな物件出てきたぞ。ヤバイ、面白そうな町じゃないですか~。

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道路が線路を横断してるのにどのクルマも一旦停止しないと思ったら、廃線跡のようです。マップを見ると「旧小坂鉄道(こさかてつどう)」とあります。

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小坂鉱山の鉱石輸送に始まり、ここ大館から小坂までを結んでいた2009年廃止の貨物線で、1994年までは旅客営業も行っていたそうです。この廃線跡を辿るのだけでも面白そう…。

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メインストリートらしき道路を南進、花輪線でも渡った長木川(ながきがわ)を越えると、「ハチ公通り」と記されたアーケード街に。

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マップを見ると隣の東大館駅寄りの位置で、大館駅付近より開けている印象。大館の街の中心はこの辺りのようです。

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アーケード街の主役を張ってるっぽいデパート…だったようですが、どう見ても廃墟です。

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交差点の角地の店なのにシャッターが。日曜で休み…なのか?ただ、「昭和」な建築物の数々にはそそられます。

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ちゃんと営業されてるお店も、「昭和」な懐かしさにあふれててイイ感じです。

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こちらのビルは壁に「伊多波うどん店」と書かれているのに、テナントは時計店と荒物屋さん。面白いなぁ、何時間でも過ごせるぞこの街!…と夢中ですっかり忘れてましたが、秋田犬会館を目指してたんでした。再びマップを確認してみると、何ともう通り過ぎてる!(汗タラーリ)

ちょっと迷いましたがここまで来たら東大館駅が近いようなので、予定を変更して駅舎を見に行くことにします。後で分かったことなのですが、秋田犬会館は4時で営業時間が終わっていたので、結果的には正解でした。

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大通りから駅の方へ横道に入るとこんなたたずまいに。つくづく魅力的な街です。

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東大館駅に到着。

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花輪線の車内からチラっと見た時も思ったけど、イイ駅舎!来た甲斐がありました。
大正3年、私鉄の秋田鉄道の駅として開業。昭和9年の秋田鉄道国有化で花輪線の駅に。

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駅前の食堂もイイ感じ。営業されてるかどうか分からないんですが。

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島式ホーム…ですが駅舎側の線路は撤去されています。花輪線の車内から見た時は駅員さんがおられたんですが、業務時間が終わったのかこの時は無人でした。

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洗面所の前に、こんなレアな手洗い場が!花輪線の(勝手に)駅舎大賞は、東大館駅に授与したいと思います。

このあと20分ほどでチャリンコをすっ飛ばして大館駅に戻り、レンタサイクルを無事返却。それでもまだ夕方5時で明るく、今宵の宿も大館駅前にとってるし、もう一度花輪線に乗ってブラブラしてみるかな、と思っていたんですけど、さっきから駅前をたくさんの荷物を抱えてウロウロしてる女性が気になったので、下心とか全然なしに(ホンマか?)声をかけたんです。
そしたら何か、宿を探してるような探してないような、も一つよく分からない感じだったんですが、とりあえず僕が泊まる、駅から目の前に見えてるホテルまで案内したら、ナゼかそのままお茶したり、挙句に晩メシもご一緒することに。仕草がトレンディードラマ全盛期の浅野温子さんを連想させる年上の方でしたが(笑)、荷物いっぱいでナゼ独り旅なのかイマイチ話しの要領がよくつかめないし、結局僕と同じホテルにチェックインしたんですけど、僕の部屋番号まで聞かれて若干別の意味でコワいような気もしてきたので有耶無耶にしてお別れしちゃったのが、いまとなっては何か妙に心に引っかかってるんですが、それにしても連日、一日の終わりに思いがけない展開が待っている、今回の旅はちょっと変わった旅だな、とか思いました。
僕のデンシャ旅も6年でとりあえずひと段落、次のステップに進むために旅の神サマに何か試されてるのか?(苦笑)

(3日目の旅につづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #07  花輪線、終点大館へ  〔秋田県〕

10 29, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

2 Comments
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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第7回。
鹿角花輪駅からJR花輪線の旅を再開、14:42の列車に乗車して終点の大館(おおだて)を目指します。
(写真は十和田南駅で)

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鹿角花輪を発ってわずか10分、スイッチバック駅として知られる十和田南(とわだみなみ)駅に到着。駅に進入するところを車両先頭部から撮影した写真ですが、この先に線路は延びてなくて、駅で進行方向を変えることになるのです。

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運転方向転換作業で14:58まで6分間停車、十和田南の駅舎を見に外へ。大正9年、私鉄の秋田鉄道の毛馬内(けまない)駅として開業。昭和9年の秋田鉄道買収・国有化に伴い国鉄の駅に、昭和32年に現駅名に改称。急いで全景を撮ったので雑な写真ですが(汗)、右手のバス乗り場の大きな庇が印象的な駅舎。

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ここがスイッチバック駅だと知ってはいたのに、実は発車後に進行方向が変わって「あぁ、そうだった」と思い出した次第で、だから駅に居る間はこんなどうでもイイ写真しか撮ってませんでした(汗)。

ちなみにこの駅がスイッチバック構造なのは秋田鉄道時代からの話で、東北本線(現・青い森鉄道)の三戸(さんのへ)駅まで繋げる計画だった名残りだとか云われてますが、何にせよまったく意味がないのに現在まで解消されずに残っている点では貴重な存在だといえそうです。

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さて、十和田南を出発した列車はすぐ米代川に沿って走り始めますが、8月の、全線不通になったほどの豪雨の爪痕がまだ随所に見受けられました。

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花輪線内で湯瀬温泉に次いで駅名に「温泉」と付く駅、大滝温泉(おおたきおんせん)。東北はどこにでも温泉がある感じで羨ましいです。

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いちめん田園風景の扇田(おうぎた)駅付近。もう間もなく花輪線の旅も終わりを迎えます。

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東大館(ひがしおおだて)駅あたりから市街地が広がってきました。

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JR奥羽本線(おううほんせん)をオーバークロス、ぐるっと回り込んで奥羽本線と合流する形で大館駅へと滑り込んで行きます。

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15:36、花輪線の終点であり、奥羽本線の駅でもある大館に到着。

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大館駅。起点の好摩駅から106.9kmの花輪線の旅が終わりました。

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…のハズなのに、すべては幻だったんでしょうか、僕はナゼか渋谷駅のハチ公像の前に立っていたのです!

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はい、しょーもなかったですね(失笑)。ここ大館は、渋谷駅で亡き主人の帰りを待ち続けた秋田犬、「忠犬ハチ公」の生まれ故郷。至るところ「ハチ公」の姿と名前があふれています。

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これはちょっとやり過ぎな感が(笑)。
でもこのホームから大正13年の正月にハチ公は荷物車に載せられて上京したそうで、それを思うと手のひとつも合わせてやりたくなるなぁ。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #06  花の湯 そしてさよなら花輪  〔秋田県〕

10 28, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第6回。
本命の訪問先がガッカリで予定より早く鹿角花輪駅前に戻ってしまい、余った時間でまた花輪の町をぶらっと歩いてみることに。さっきバスの中から見かけたイカす建物を、確かこの辺だったと探してみると、あった!

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何だろコレ渋いなぁ、と夢中で写真を撮ってると、背後からチャリンコのおっちゃんに話しかけられました。
「これ風呂屋。どっから来たの?京都!」
通りすがりの話し好きな人かと思ったら何と、こちらのお風呂屋さん「花の湯」のご主人でした(笑)。見せたいものがあるから入って、とおっしゃるので、思ってもみなかった展開に戸惑いながらもお言葉に甘えてお邪魔させていただきます。

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ホントにお風呂屋さん。うわ、中もシブっ!

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で、ご主人は奥から何やら引っぱりだして来て僕の前にちょっと誇らしげに掲げました。何でも、天保7年(江戸時代)の風呂免許状だそう。

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見せたいものというのはこれだったようです。図書館で調べたというメモを手に熱心に説明して下さいます。創業180年近いということになりますから、確かにスゴイことです。

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でも僕自身は、こんな味のあるお風呂屋さんに思いがけず招き入れていただいたことだけで十分満足(笑)。

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こんな傘立て(なのか?)とかサイコー!

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浴槽への入り口も木枠の妙に狭い開き戸とか、たまらん味わい深さです。

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まだ営業時間前の、年季の入った浴槽も拝見させていただきました。

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ご主人の見せたいものと僕の見たいものは違ったかもしれませんが(苦笑)、とても幸せなひと時を過ごさせていただきました。何より、あなたにお会いできたことが嬉しかったです。本当にありがとうございました。

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これからもお元気で、末永く営業を続けられることをお祈りしてます。今度はぜひ、お風呂に入りに来たいな。

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こちらの、観光案内所の方にも色々相談に乗っていただいたり鉱山訪問の愚痴を聞いていただいたり(苦笑)、本当にお世話になりました。本命の訪問先はガッカリでしたが、花輪の町は思いがけず素晴らしい思い出がいっぱいの忘れられない場所になりました。

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気付けはもう14時半、朝9時に到着してからまさかここで5時間以上も過ごすとは思いもしませんでしたが、すっかり名残惜しさを感じつつ、再び花輪線の旅へと戻ります。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #05  ガッカリ沢鉱山  〔秋田県〕

10 27, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第5回。
JR花輪線の旅、鹿角花輪(かづのはなわ)駅で途中下車してから3時間近く経過しましたが、ようやく本命の訪問先へ向かいます。その名は、尾去沢(おさりざわ)鉱山

…え?本記事のタイトルと違う?まぁ、追々お話しいたしましょう…。

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レンタサイクルを返却し、鹿角花輪駅前から11:52の秋北バス、尾去沢方面行きに乗車。一日2便だけ尾去沢鉱山へ直通する便があり、この時間までそれを待ったというワケです。

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25分ほどで終点、史跡尾去沢鉱山へ到着。が、何か想像と違う妙なアミューズメント感に、若干イヤ~な予感がしました。ちなみにここは坑道観光の拠点みたいです。

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が、すぐ傍には採掘された鉱石を選別する選鉱場跡などの坑外遺構がちゃんと控えていました。とりわけ廃墟マニアというワケでもない僕ですが、これコレ、この感じを期待してたんです。

本命の訪問先ということで、さすがに一応リサーチはしておいたんですが、観光コースにはいくつかあって、バスで辿り着いた場所は坑道見学コース、そして屋外の鉱山施設群は産業遺産コースとなっています。

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僕が望んでいたのは後者の産業遺産コースで、本来はガイド料と10名以上の予約が必要なんですが、予めTELで、そして現地の受け付け窓口でもお聞きすると、マップをお渡しするので個人でも歩いて見て周れます、とのことでした。で、歩き始めてすぐ、コース利用者が乗るマイクロバスとその先にガイドの方とお客さんの一行が見えたので、それがコースルートなんだと思って僕も後を追いました。

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写欲をそそられる光景に夢中でシャッターを切りながら一行に近付いて行くと、ガイドさんに呼び止められました。「ここ、立ち入り禁止ですよ」。
えぇ~~っ!?
いや、確かに道路との境界に札とチェーンはありましたが、見学者は無関係かと勝手に思ってました。そして写真撮影はもうこの際イイですけどWebへのアップは禁止、立ち入れるのはガイド予約者だけ、窓口の「歩いて見て周れる」のは道路から見える範囲の話、とか「HPにも載ってないし聞いてねぇ…」というような色々な注意を丁寧ではありますが散々受けてしまいました(泣)。
で、この写真は陳謝後すごすごと立ち入り禁止エリア外に引き返して望遠で撮った、ここの鉱山施設の雰囲気を精一杯表現したつもりの一枚。撮影を許していただいたエリア内の写真の方がもちろんイイんですけど約束は守ります…。

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さっきと別角度ですが、どのみち、道路からフツーに眺めるとこんな「?」な感じなんですよね…。

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結局、望遠で寄るしかない。あー、やっぱり望遠レンズって便利だなー(棒読み)。

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唯一、道路脇にあるので近付けるのが、鉱石の品質をチェックした場所だというこの分析所跡。

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あとは、ガケ崩れ跡にしか見えない精錬カス堆積場跡ぐらい。

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その他、窓口で戴いた坑外散策ルートマップ掲載の10数箇所ほとんどすべてが「立ち入り禁止」なのでした…。

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というワケで、ここで半日過ごすぐらいの勢いだった尾去沢鉱山訪問は、一日2便以外の通常のバスの終点、尾去沢までこんな山道を失意の中とぼとぼ引き返しただけに終わりました。本当にガッカリです。ガッカリ沢鉱山です。

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ルートマップ掲載15番スポット、尾去沢小学校跡が最後に眼前に現れました。幸い立ち入り禁止箇所ではないようです。が、失意と30分も歩いた疲れで、イイ感じのアングルを探して撮る気力もありませんでした…。

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尾去沢方面行きバスの通常の終点、尾去沢バス停に到着。

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尾去沢へ来てこの待合所だけが唯一、心から感動できたスポットでした(苦笑)。

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13:20のバスで、ガッカリ沢鉱山を後にして再び鹿角花輪駅前に戻ります。

とまぁ、僕の訪問はこんな顛末でしたが、尾去沢鉱山は1,300年の歴史があるとも言われる、日本最大規模の銅鉱脈群採掘跡が残る鉱山で、近代化産業遺産にも認定されています。精錬場の規模も大きく、僕はその廃墟写真をネットで見かけて、花輪線訪問の際は絶対見に行こう!と決めていた次第だったんです。
朽ち方が激しく、危険なので立ち入りと写真のWebへの掲載が禁止されるのも分からないではないですが、鉱山サイドが見せたいのはバスで到着した地点のアミューズメント施設化された坑道らしく、実質ひとりや二人では坑外施設見学が叶わない、僕のような者も含めた多くの訪問者の希望とズレがあるように見受けられたのは、連休中日にも関わらず閑散とした坑道施設の様子と無関係ではない気がします。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #04  旧関善酒店  〔秋田県〕

10 26, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第4回。
JR花輪線の旅、鹿角花輪(かづのはなわ)駅で途中下車して花輪の町を散策しています。
残り時間も少なくなってきた頃に辿り着いたのがここ、旧関善酒店(せきぜんしゅてん)さん。

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江戸時代、安政3年創業の造り酒屋で、大火で類焼した明治38年に再建されましたが、明治時代の商家として日本最大級の吹き抜け木造架構の、国登録有形文化財です。

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見学料(保存維持費)500円が必要でしたが、ガイド付き、ということでこちらの方が付きっ切りで逐一丁寧に案内して下さいました。

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内部の様子の、ほんの一部。ココへ来る前に気まぐれに50mmレンズに替えちゃって、ホントはもっと広角で撮りたいぐらい広々してます。

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個人的にめっちゃ気に入ったのがコレ。ちょっとくたびれた何でもない障子に見えますが…。

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スライドさせると市松模様になるんですよ!
掲載写真枚数を抑えるため泣く泣く割愛しましたが、他にも色んな部分の意匠がとにかく凝っていて、「粋」だなぁと思いました。

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創業当時の着物だとか。歴史を感じます。

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花輪地域有数の財産家だった「関家」ゆかりの品々、例えば蓄音機やタイプライター、顕微鏡など多数展示されてましたが、中でもツボだったのは、この「自の魂(ミヅカラノタマシヒ)」という真空管式の民間医療器具。今となっては眉唾モノな感じですが…(笑)。

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伊藤博文の直筆の書なんかも。

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子供用の遊具。

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他にも、地域の工芸・美術品などが常時展示されています。言い忘れてましたが、もう酒店としての歴史は幕を閉じていて、現在はNPO法人「関善 賑わい屋敷]さんが保存活用に取り組んでおられるためです。

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蔵は、ライブなんかもできるイベントスペースに。

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雪国のアーケード「こみせ」が残っているのも特徴です。
駆け足の訪問でしたが、観光案内所の方もプッシュされてただけあって見応えのあるスポットでした。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

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2013-09-22 #03  鹿角花輪  〔秋田県〕

10 24, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第3回。
JR花輪線の旅、盛岡からたっぷり2時間、鹿角花輪(かづのはなわ)駅までやって来ました。ここで途中下車したのは、花輪線を訪問したら絶対行きたい!と思っていた場所の最寄り駅だからなのでした。

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駅前風景。

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ロータリーの真ん中に、「陸中花輪駅」開業50周年記念のSL動輪。昭和48年に設置されたもので、その50年前というと1923年=大正12年。開業当時は私鉄の秋田鉄道の駅で、昭和9年の同鉄道買収・国有化で国鉄花輪線の駅に、昭和62年の民営化と平成7年の駅名改称を経て現在はJR鹿角花輪駅に、と設置後40年の間にも変化がありました。

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それはそうと、まずは駅脇の観光案内所で情報収集。僕が行きたいと思っている場所へはお昼前に出るバスを待った方がイイみたいで、見どころの多い町だし何とレンタサイクルが無料だというので先に花輪の町を散策することにしました。「花輪まちなか観光マップ」もいただいて出発。

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観光案内所の向かいに運送会社だったというこんな建物があったり、もういきなりイイ感じ。期待が持てます。

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同様の看板建築の商店なんかも。いいぞ鹿角花輪。

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駅前通りの突き当たりにアーケード商店街。

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そこから少し横道に逸れて進むと、垂涎の木造建築物が。

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大正5年に大正天皇御大礼記念として建てられたという、鹿角郡公会堂。現在は民族資料館。

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山手の小路には社寺仏閣が並ぶ一角も。柱の彫刻がなかなか見事な長年寺。

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こちらは山門が特徴的な恩徳寺。どちらのお寺にも戊辰戦争で戦死した南部藩士が葬られているんだとか。

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町の通りのところどころで見かけたこんなスペース。何だろうと立ち寄ってみると…。

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「おせど」と呼ばれる共同井戸だそうで、心地良い水音と共に湧き出る清水を誰でも利用できるようになっています。

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写真を撮っていると、「手袋を洗いに」と向かいのお店の方が(笑)。上段は飲用、その下が何かを冷やしたり、一番下が洗い物、と用途によって水槽が分けられてるんだそうです。何かイイですよねぇ、生活の中にこんな場所がフツーにあるって。

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こちらは何か雰囲気モノの写真っぽいですけど、次の写真をご覧下さい。

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同じ場所にかつてこんな素晴らしい校舎が建ってたそうなんです。左右の門柱と県指定天然記念物というシダレカツラはそのままですが、肝心の校舎は現在、道の駅みたいな「鹿角観光ふるさと館 あんとらあ」というのに建て替わってます。これは残して欲しかったなぁ…。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #02  花輪線 鹿角花輪へ  〔岩手県~秋田県〕

10 23, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)、みちのく9月の三連休旅二日目・第2回。
僕のデンシャ旅史上最後の未踏JR路線、花輪線を旅しています。

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前回の大更(おおぶけ)駅を7:37に発ち、7:49、松尾八幡平(まつおはちまんたい)駅に停車中。運転本数が極めて少なく利用状況も厳しそうな路線なのに、こんな風に最近建て替えられたっぽい駅舎(無人ですが)が結構多かったです。

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松尾八幡平を過ぎると隣の安比高原(あっぴこうげん)駅あたりまで33.3‰(パーミル)という急勾配が続きます。SLの時代はハチロク(8620形蒸気機関車)が三重連で挑んだという難所だったそう。それはちょっと見てみたかったなぁ。

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8:14ごろ到着の荒屋新町(あらやしんまち)駅で2度目の列車行き違い待ち。

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5分ほどの停車時間で荒屋新町の駅舎を見に外へ。昭和2年開業の駅。SL時代は機関区が置かれていたそうで、転車台と扇形車庫も残ってましたが、それに気付いたのは8:19の発車直後のこと、慌ててカメラを向けたもののお見せできるような写真ではありませんでした(泣)。

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次の横間(よこま)駅あたりからまた25‰ほどの急勾配区間に入ります。奥羽山脈越えの厳しさを体感しますが、景色はすんごいキレイなんですよね。

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2両編成にする意味あるのかな~?ってぐらいの空きっぷりなんですけど(苦笑)、自由に動けて気兼ねなくシャッターも切れるので個人的には嬉しい展開。

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米代川(よねしろがわ)を渡っているところ。能代(のしろ)で日本海へと注ぐ大河で、花輪線もいよいよ秋田県へ突入。

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湯瀬(ゆぜ)温泉、八幡平(さっきの松尾八幡平とは別の駅)を経て山越えもようやくひと段落、再び田園風景がひろがります。

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湯瀬温泉駅から乗ってこられたおばあちゃんたち。朝風呂でも楽しまれたんでしょうか(笑)。

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8:59、花輪線の中核駅のひとつ、平成7年まで陸中花輪(りくちゅうはなわ)と呼ばれていた鹿角花輪(かづのはなわ)駅に到着。

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ここ鹿角花輪駅近くにぜひ見たいものがあるので途中下車。改札口に立つ駅員さんと一緒に、乗ってきたデンシャを見送ります。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-22 #01   JR花輪線   〔岩手県〕

10 22, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月22日(日)。
みちのく9月の三連休旅二日目は、今年1月14日に体調不良と大雪で諦めた旅の続きを、ここ盛岡から始めます。すなわち、リベンジ旅。あの日挑もうとしていたのは、岩手と秋田を結ぶJR花輪線(はなわせん)でした。

自分でも粘着質だと思いますが(苦笑)、こだわるのは一応ワケがあって、2007年から足かけ6年続けてきた僕のデンシャ旅において、JR線でまだ一歩も足を踏み入れていない路線はこの花輪線だけなのです。震災の影響で実質乗れない未乗区間を残した路線もあり、「100パーセントの」JR全線完乗の夢は現状では幻ですけど、一つの区切りにはなるということで、僕の中では重要な意味合いを持つ旅だったのです。

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そんなターニングポイントを急な風邪でパーにした1月の僕もアホでしたが、この日もやらかしました。朝6:55発の列車に危うく乗り損ねるところだったんです。というのも、花輪線の乗り場だけが他のJR線とは離れていてたことをうっかり忘れていたからなのでした。これを逃すと次の便は9:46という、花輪線はとても運転本数の少ない路線。これは飛び乗る直前に辛うじて撮った一枚です(駆け込み乗車はやめましょう)。

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盛岡以北の、かつての東北本線が三セク転換された「IGRいわて銀河鉄道」の路線を好摩(こうま)駅まで進みます。
JR花輪線の起点は、ここ好摩。花輪線の列車はIGRの路線を経由して盛岡駅を発着しているため、盛岡駅の乗り場も他のJR線とは別(IGRの乗り場)なのです。

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7:21着/発の好摩駅を過ぎると、西へ分岐する形でいよいよ花輪線の旅が始まります。起点駅の好摩への表敬訪問が果たせなかったのは心残り。

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でも、標高2,038mの岩手山がキレイな山容を露わにして出迎えてくれました。

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何度か訪れている岩手で、こんなにクッキリした岩手山を見れたのは初めてかも。前日同様、この日も好天に恵まれそうな気配です。

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全線単線・非電化の花輪線。大正時代、岩手と秋田(当時は私鉄の秋田鉄道)の双方から延びて昭和初期に繋がった、奥羽山脈を横断する路線の一つです。

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まだ始まったばかりの花輪線の旅は、田園風景の中をのんびり行きます。

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7時半頃、最初の列車行き違い可能駅、大更(おおぶけ)に到着。

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7:37の発車まで数分の列車行き違い待ち時間を利用して、大更駅舎を見に駅前へ。なかなかイイ駅舎。
大正11年、岩手側で最初に開通した区間の花輪線の駅として開業。昭和47年まではここから松尾鉱業鉄道という私鉄も延びていたそうです。

(つづく)

撮影日:2013年9月22日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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サボりすぎ

10 20, 2013 | その他

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すっかりご無沙汰してしまってました。
ちょっと変則的な休みを取って、ナゼかまた地鉄を訪問したりもしてたんですけど、
ようやく10月らしい過ごしやすさが訪れた途端、とにかく眠くて眠くて。
どうもすみませんでした。そろそろ復活します。


撮影日:2013年10月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #08 END  今年2度目の盛岡へ  〔宮城県~岩手県〕

10 14, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・初日の最終回。
くりでん廃線跡の訪問を終え、再び石越駅からJR東北本線の列車へ。と言っても時間的にもう今夜の宿泊地へ向かうだけですが、まずは16:01の一ノ関(いちのせき)行きに乗車。

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JRの車内から、くりでん廃線跡にさよならを。

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16:23、一ノ関駅に到着。16:28発の盛岡行き列車に乗り換え。

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秋の東北の、田園風景と広い空を堪能。

それはいいんですけど、車内ではちょっとした事件が。途中の駅で、白い杖を手にした視覚障碍があるらしき男性が乗って来られたんですが、そのままドアの脇に仏頂面で立っておられるので、ロングシートは空いてる部分もあるんですけど、声をかけてもし「放っておいてくれ」って言われたら、とかちょっと躊躇する雰囲気だったんですね。で、そのまましばらく何駅かやり過ごしてしまったんですが、この列車の終点の盛岡まで乗られるんだったらまだまだ先だし、えーい、ままよ、と思い切って「席、空いてますよ」って声をかけてみたら、「あ、ありがとうございます」ってすごく真っ当な返答が。僕の隣のスペースに案内して、何か話そうかな、と思ったけど何にも話題が思い浮かばなくて、車内には一ノ関からずっとケータイで通話してるみたいに独り言を話し続ける女性の声だけが響き続けてるっていう、何かシュールな時間が流れてたんです。
そして、盛岡の手前で、その白い杖の男性は「ご親切にありがとうございました」って降りて行かれましたが、やっぱり声をかけてよかった、とか、人は見かけで判断しちゃいけないな、っていう思いと共に、結局終点まで続いた女性の独り言を耳にしながら、つくづくデンシャは色んな人を運んでるんだなぁ、と妙な感慨にふけることになったひと時でした。

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今年1月の釜石線(かまいしせん)訪問のため訪れた花巻(はなまき)駅を経て、17:24、花巻空港駅に停車中。駅の傍のこのJA施設の宮沢賢治を目にするたび、岩手に来たなぁ、と感じます。

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18:00ちょうど、初日の最終目的地、盛岡に到着。

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突然体調を崩し、ここ盛岡で旅を断念した今年1月以来、8ヶ月ぶりに戻ってきました。翌日からはそのリベンジ旅。ひとまず今宵は盛岡駅前に投宿します。

(つづく)

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #07  くりでん若柳駅跡  〔宮城県〕

10 13, 2013 | くりはら田園鉄道

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第7回。
くりはら田園鉄道の廃線跡を、起点の石越駅から辿りながら歩くこと約3km。
懐かしい車両が待つ、若柳(わかやなぎ)駅へと到達しました。

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前回最後の写真より一すじ駅寄りの踏切からの撮影。
くりでん本社と車両基地のあった駅だけに、かなり大がかりな保存整備が施されているようです。

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若柳駅舎。6年ぶりの対面に涙…どころか何の感慨も湧かないので変だと思ったんですが、廃線後に一度解体され、同様に取り壊された沢辺(さわべ)駅の部材を利用して再建された、復元駅舎だったのです!

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6年前の訪問時の若柳駅舎写真。どうりで…(苦笑)。

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駅舎の脇には、開業から廃線までの経緯を簡単に記した記念碑。
この若柳駅跡は平成22(2010)年に栗原市によって鉄道公園として整備され、碑もその際に建立されたものだそうです。

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6年前のくりでんの主力&僕が乗ったのはこのタイプの車両。雨避けの屋根を付けてもらってその下で静かにたたずんでいます。

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くりでんの前身・栗原電鉄時代の車両の姿も。新車のようにキレイにお色直しされています。

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左手の名鉄から来た車両など、くりでん廃線前は当駅構内に雑然と留置されていた車両たちが手厚く保存されていました。

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しかし、駅全体がフェンスで覆われていて(駅舎も入り口に鍵)、どれも遠目に眺めることしかできないのが残念でした。イベント時には開放されるみたいで、何と!短い区間ですが車両を動かして乗車体験のできる日もあるようです(この記事をしたためている10/13が正にその日だそうです!)。

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駅西側の本来車庫だった場所は道路で寸断され、当時を知らない人には意味不明な孤立した物件に成り果ててましたが、車庫内にはちゃんと くりでんの車両が。

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くりでん本社屋も、もちろん使用されてはいませんが健在でした。

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いつもほとんど下調べをせずに旅に出るため、今回、残念ながら駅構内に立ち入ることはできませんでしたが、これだけ色々残ってることが分かると、今度また再訪する楽しみがモリモリ湧いてきました。

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徒歩移動ということで、くりでん廃線跡訪問は一応2時間ほどみていたのですが、そろそろ石越駅へ戻らないといけません。帰路は気を散らさず黙々と歩きに専念できるよう、車道(県道4号線)を選択。

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…ですが、町が古くご覧の写真館のような味のある建物が結構点在していて、やはり歩く足がついつい止まりがちに(苦笑)。

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次のJR東北本線のデンシャの時間まで残りあと僅か!とピンチを迎えた時、渡りに船、とばかり石越駅行きの路線バスに遭遇、迷わず飛び乗りました。
写真はバス車内から後方、若柳駅方面を「危なかった~…」と見送っているところ。

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ミヤコー(宮城交通)バスさんのお陰で、余裕で石越駅前に帰還。
当初は くりでん廃線後の代替バス的な位置づけのこちらのバスでの廃線跡めぐりも考えていたのに、休日ダイヤで時間が合わず、使えねぇ~とか思ってたんですが、最後に助けられました。感謝!

結局、路線全長26km弱のうち、たった3kmほどの若柳駅までしか辿ることのできなかったくりでん廃線跡探訪でしたが、6年前に十分堪能できなかった後悔の念を払拭するような実りある時間を過ごせた感がありましたし、廃線となった事実もようやく受け入れられた気がしました。

(つづく)

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #06  石越へ くりでん廃線跡  〔宮城県〕

10 11, 2013 | くりはら田園鉄道

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第6回。
石巻線の浦宿駅から折り返し便でそのまま起点の小牛田(こごた)駅まで、そして小牛田から東北本線の列車に乗り換え、14:11、次なる目的地に到着。

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やって来たのは、もう岩手との県境にほど近い、石越(いしこし)駅。
ここからは、震災の被災路線からは離れて私的な思い出の路線を辿る旅。と言っても、それは「くりはら田園鉄道(以下、くりでん)」という、廃線になって6年も経つ、いまはもう存在しない幻なのですが…。

6年前の2007年、僕は廃線直前のくりでんを訪れました。デンシャ旅を始めたばかりで、当然、廃線の実感や機微など何も分かってなかったんですけど、それゆえ、もっとちゃんと乗っておきたかったとか、キチンとお別れできてない、というような後悔というかモヤモヤした思いがずっと残っていて、廃線跡と分かっていてもいつか再訪したいと思い続けていたのでした。

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さすがに6年も経ってしまうと色々変わってるんだろうなとは予想してましたが、先の写真のJR石越駅の駅舎は建て替わっていたものの、駅前風景は記憶のままでした。

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しかし、肝心のくりでんの石越駅が、敷地の空白だけを残して跡形もなく消えていました…。

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JR石越駅舎脇の駅周辺絵図には、くりでんの前身・栗原電鉄の頃からのものと思われる表示が残っていましたが、くりでんとJRの位置関係は正にこのようなものでした。

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くりでん石越駅のホームがあった場所。整地され、コンクリートの枕木が駐車場の車止めのように並んでいたりもして、何らかの形で跡地利用が進められているようですが…。

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しばらく先へ進むと、あっ!ありました、線路が。昨年秋に東北本線の車内から線路跡が見えていたのでついに剥がされたのかと思いましたが、ひと安心。写真は先ほどのホーム跡の方を振り返ったもの。

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平行していた東北本線と別れる形で西へとカーブしていく地点。いまにも向こうから くりでんの車両がやって来そうな気がしました。

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でも、やっぱり廃線なんですよね…。

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線路脇の色んな鉄道標識も、妙にリアルに残ってます。「D」って何だ?と調べてみたら、軌道の下に排水管などが通してあることを示すDrain post(ドレインポスト)だそうです。

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踏切があった場所からこんな風に撮ると、車両先頭部からの眺めを楽しんでいるような気になれます。

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線路脇では老夫婦が農作業にいそしんでおられました。多分、くりでんが走っていた頃から変わらない光景。

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踏切跡は、このようにガードレールで完全に鉄路と遮断され、元から道路だったような顔をしている場所も見受けられました。
線路跡は、特に「立ち入り禁止」などの注意書きや柵は見当たりませんが、何かとすぐ問題になるご時世なので、線路上を歩いたりはせず、脇に道があればそこを、このようなガードレールを乗り越えるのが憚られるような場合は道路を迂回して辿りました。

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線路脇を歩きながら稲刈りの終わった田んぼなどを眺めていると、くりでんに乗ってもう一度この風景の中を旅したかったなぁ、という思いが強くなっていきます…。

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そうこうしているうちに、何やら腕木式信号機や車両の姿が見えてきました!どうやら、ひとまずの目標としていた若柳(わかやなぎ)駅跡に辿り着いたようです。
(写真は踏切跡からの撮影。この辺りから「立ち入り禁止」の札が添えられていました。)

(つづく)


撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #05  復活!JR石巻線  〔宮城県〕

10 10, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第5回。
石巻駅からは、JR石巻線(いしのまきせん)へ。
僕の中では今回の旅の最初のハイライトと位置づけていたほどで、というのも今年3月16日、震災により不通になっていた渡波(わたのは)駅から先、浦宿(うらしゅく)駅までが復活したからです!

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石巻を11:56に発ち、12:07、渡波(わたのは)駅。

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昨年11月訪問時はここ渡波までだったんですが、いよいよこの先へデンシャで進むことが叶います!

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いきなり次の万石浦(まんごくうら)駅付近で仮設住宅が目に入り、デンシャで浮かれている自分に少し後ろめたさを感じたり…。

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沢田(さわだ)駅付近から万石浦沿いへと至り、まだ若干痛々しい感じの光景もあったり…。

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ですが、鉄路は確かに震災前のルートで甦ったのです!新しく護岸された場所も見受けられます。

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昨年11月訪問時に僕が左手の道路を行く代行バス車内から復旧作業を目にしたのは確かこのあたり。ホントに復活したんだなぁ、としみじみ感じ入りました。

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昨年秋から今年1月にかけて自分なりに被災路線を見て周り、暗たんたる思いにかられたりもしましたが、こうして復活した時の喜びといったら!悲しみが大きい分、喜びはその何倍も上回るんだと実感しました。

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穏やかな万石浦。本当に至福の時間でした。

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やがて列車は現時点での終点、浦宿(うらしゅく)へ。

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12:19、浦宿駅に到着。
駅名票の中段右手、隣駅であり本来の石巻線終点・女川(おながわ)の表示が白く覆われているのが寂しい…。

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線路終端部から、草むらに覆われた路盤が女川方面へ伸びているのが見えます。駅間距離約2kmほど、たった一駅の区間ですが、被害が甚大だった女川への「あと一歩」が成就して石巻線完全復活の日を迎えるのは、まだ当分先の話になりそうです。

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浦宿駅。昭和31年、国鉄石巻線の駅として開業。駅舎は元々なかったようで、簡易な待合所とホームだけの無人駅。

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駅前、道路を挟んですぐのところから女川行きのJR代行バスが出ています。いまの女川の様子も見たかったのですが、あとの行程の都合で断念、折り返し便の発車までのわずかな時間の滞在となってしまったのが心残りです…。

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12:27、再び石巻へ向け出発。先ほどの写真右手の酒屋さんでお昼ごはんがわりのパンとコーヒーを調達した際、お店の方もお客さんも表情が明るかったのは心に残りました。

(つづく)

※本記事は往路と復路で撮影した写真を織り交ぜて構成しています

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #04  仙石線 矢本~石巻ふたたび  〔宮城県〕

10 08, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第4回。
JR仙石線、代行バス終点の矢本(やもと)駅からデンシャ旅の再開。11:33発の石巻(いしのまき)行きに乗車。昨年11月訪問時と同様、「奥の細道」ロゴの陸羽東線/西線用車両でした。

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2両編成で、代行バスから乗り継いだ人と地元の利用客が半々、といった感じも変わりません。

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車両連結部。この車両たちが本来の陸羽東線/西線の運用に戻れるのはいつになるんでしょうか。

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幼稚園でしょうか、チビっ子たちの運動会が行われていました。これからの石巻を支える頼もしい存在です。…なんて、余所者が気楽に過剰な期待を口にするのはおこがましいんですけど、そんな風に感じました。

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矢本からわずか10分ほどで石巻の中心地へ至り、間もなく終点の石巻駅へ。

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11:47、石巻駅に到着。

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石巻の駅舎。震災の年の秋以来、3度目の訪問です。
石巻沿岸部や被災から復活した石ノ森萬画館なども見たかったんですが、時間の都合でこの後は石巻線へ。

(つづく)

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #03  仙石線代行バス区間ふたたび  〔宮城県〕

10 07, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第3回。
松島海岸駅からはJR仙石線の不通区間を連絡する代行バスに乗車。
不通区間は昨年訪問時と変わらず高城町(たかぎまち)駅~陸前小野(りくぜんおの)駅間ですが、バスが実質的に運行されているのは松島海岸駅~矢本(やもと)駅間。JRの代行バスなので、今回利用している「三連休乗車券」で乗車が可能です。

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先ほどのバス写真の2台ともに代行バスで、どちらも10:42の発車時間までには席が埋まるほどの乗車率でしたが、僕は居住性の良さそうな大きい方に乗りました。

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発車するとすぐに松島湾の定期観光遊覧船乗り場をかすめて行きます。

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遊覧船桟橋も五大堂(左手の屋根)もなかなかの賑わいで、観光客が戻ってきてることが実感できて喜ばしい限りです。

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仙石線が最も海沿いを走っていた陸前富山(りくぜんとみやま)駅~陸前大塚(りくぜんおおつか)駅間。

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昨年11月の訪問時は何も手がつけられていないように見えましたが、この区間は震災前と同じルートで復旧させるんでしょうか、工事が盛んな様子が見受けられました!

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が、その高揚した気分も東名(とうな)駅~野蒜(のびる)駅間に差し掛かるとしぼんでしまいました…。

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震災から2年半も経ったとは思えない光景がまだそのまま残っていたからです。

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そして野蒜(のびる)駅。

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野蒜駅舎。

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野蒜駅の脇の、コンビニだったと思われる建物。とにかく昨年訪問時とも何も変わっておらず、まるで復旧を諦めたかのようです。

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それもそのはず、東名~野蒜駅を含めた約3.5kmの区間を、写真のような山側に移設して復旧する計画なのです。街そのものも高台に、そして線路は高架になるのか、橋脚工事の様子も見受けられます(写真右手)。

ともあれ、仙石線は再来年2015年の全線復旧が予定されているそうです。もちろん、その際にはまた訪問するつもりです。

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やがてバスは、時刻表通り11:24、矢本(やもと)駅に到着。
ここからは再びデンシャで石巻へと向かいます。

(つづく)

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #02  仙石線ふたたび  〔宮城県〕

10 06, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)

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2013年9月21日(土)、みちのく9月の三連休旅・第2回。
仙台駅でほんのわずかな時間お付き合い下さった「かくさん」と名残りを惜しみつつお別れし、いよいよ本題の、もはや完全復興を遂げる日までライフワークにしたいとすら思っている、震災後の東北を訪ねる旅路へ。
まずは昨年11月以来2度目のJR仙石線(せんせきせん)。10:08の快速高城町(たかぎまち)行きに乗車。

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仙台近郊の生活路線で、鉄路で松島へ赴く観光客も加わるため、前回同様賑わっている車内。

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空いている席に座って写真を撮る雰囲気でもないので、やっぱり前回同様先頭部に立って沿線を眺めます。

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多賀城(たがじょう)を過ぎ、塩釜港を望む本塩釜(ほんしおがま)駅からの光景。昨年より一層活気が感じられたような気がしました。

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が、対岸の様子はほとんど昨年と変わってない気も…。

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陸前浜田(りくぜんはまだ)駅付近。沿岸の整地などは進んでいるみたいです。

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「松島」な風情とともに松島湾エリアへと至り、松島海岸駅が近付いてきました。

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ちょっとした半島部分をトンネルで抜けると、松島海岸駅。

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10:35、松島海岸駅に到着。

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日本三景・松島の観光拠点駅で、仙石線不通区間(昨年と変わらず高城町~陸前小野間)の代行バス乗り換え推奨駅でもあるので、かなりごった返す松島海岸駅。
昨年は高城町駅まで行ってしまって失敗しましたが(苦笑)、今回はちゃんとここで代行バスに乗り換えます。

(つづく)

撮影日:2013年9月21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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2013-09-21 #01  9月、久々に旅に出る  〔京都府~宮城県〕

10 05, 2013 | デンシャ旅 -関東(JR)

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このところお蔵入りネタを掘り返してばかりでしたが、ようやく最新の旅です。
2013年9月。GW以来、久々の旅。
21日からの三連休を利用した旅なれど、はじまりは20日(金)、夜の京都駅から。

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というのも、夜行バスでまずは東京へ向かうため、前夜京都を発ったというワケです。
当ブログをよくご存知の方には見慣れたパターンだと思いますけども(苦笑)。
で、その夜行バス、これまであまりちゃんと触れたことはありませんでしたが、最近はもっぱらVIPライナーさんにお世話になってます。サイトでの予約時に座席位置指定ができる数少ない業者さんであること、予約を比較的とりやすい点やシートの快適性、あとVIPラウンジっていう待合スペースがあるので寒空の下で待たなくていいことなどがその理由。
中でもこの「ロイヤルブルー」っていう便を多用してますけど、神戸三宮と埼玉(さいたま新都心)を結んでて、京都は23:00発。名神高速から新名神経由で東名高速、というルートで翌朝、都心へと至ります(道路状況等で変化することも)。

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明けて21日(土)、早朝6:00過ぎ、新宿西口に到着。
これまでは東京駅八重洲口が乗降場所だったんですけど、昨年の関越道バス事故を受けて今年8月の法改正で規制が厳しくなった結果、停留所のある場所でしか乗降できなくなった影響でか、全然望んでない新宿で降りるハメに…。

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仕方なく、新宿からJR中央線快速で東京駅へ向かいます(泣)。

さらに!これまで東日本の三連休の旅で何度もお世話になってきたJR東日本の企画切符「スリーデーパス」がいつの間にか「三連休乗車券」という身もフタもない名の商品に変わっていて、しかも当日購入可能だったのが使用開始日前日までしか売らないよ、という実質JR東日本エリア外の旅行者排斥っぽい改悪まで!
辛うじて事前に分かったので、ネットで最も古い付き合いの東京在住Mikaさんに入手しておいてもらったんですけど(おおきに)、ホントにまぁ、それなりのスパンでこんな旅を続けていても改正だ廃線だ何だと「できなくなる」悔しい思いばかり増えてる気がします…。

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ということで、三連休乗車券をハナから行使して新宿から今回の旅の本当のスタート地点、東京駅へ。

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東京駅からは、7:32発の東北新幹線「はやて」23号に乗車。くだんの「三連休乗車券」ではプラス特急料金で乗れます。座席指定は事前にJR東日本「えきねっと」サイト(要会員登録)で可能。

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出発を待つ「はやて」23号の勇姿。
…って、ホントは喫煙コーナー探してたのに全然逆の車両最後尾の方に歩いてしまって虚しく撮った一枚(泣)。

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7:32、東京駅を出発。さっき新宿から乗ってきた中央線快速を左手に見ながら北上を開始。

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前週末は台風18号に京都もヒドい目に遭わされた悪夢の三連休でしたが、とりあえずこの日は朝からイイ陽気。宇都宮(うつのみや)あたりから見える那須連山は若干かすんでますけども。

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9:13、最初の目的地、仙台に到着。
ここで、デンシャ旅を始める以前、絵のブログを開設していた頃からお世話になっていた仙台在住の「かくさん」という方と初めてお会いする約束をしていたのですが、果たしてこんな朝早くから「かくさん」は僕の到着を待って下さっていた上に、フレッシュネスバーガー仙台駅店で朝食までご馳走して下さり、さらにいきなり仙台のお土産まで戴いてしまいました(感涙)。
ご尊顔を写真に撮らせていただいたんですが顔出しNGとのことで(笑)、せめて「かくさん」の描かれるすごくセンシティブな絵だけでもご紹介できたら、と思ったんですが、当ブログにもリンクさせていただいてる「KleeiZm」という「かくさん」のブログは現在ちょっと中断中だそうで、結局なんのお役にも立てずお世話になりっぱなしの僕なのでした…。

(つづく)

撮影日:2013年9月20~21日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
         + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(1、2枚目のみ)

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2010-09-04   2010年9月 近県私鉄散歩旅index

10 04, 2013 | その他

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養老鉄道 ラビットカー側面アイコン


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養老鉄道パート

10-09-04 #02  養老鉄道  〔三重県~岐阜県〕
10-09-04 #03  養老鉄道 養老駅  〔岐阜県〕
10-09-04 #04  養老鉄道 大垣駅へ  〔岐阜県〕
10-09-04 #05  養老鉄道終点 揖斐駅  〔岐阜県〕

樽見鉄道パート

10-09-04 #06   樽見鉄道   〔岐阜県〕
10-09-04 #07   名鉄谷汲駅跡   〔岐阜県〕
10-09-04 #08 END  樽見鉄道終点 樽見駅  〔岐阜県〕


撮影日:2010年9月4日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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やっと涼しくなってきて、夏の疲れが一気にキタのと先月末の仕事の忙しさが重なってか、著しく体調を崩して連夜ダウンしてました…。コメントいただいていた方、更新を楽しみにされていた方、どうもすみませんでした。
っていうか、こんな内容でも一記事作るのにやたら時間がかかってしまう僕のブログライフもそろそろ考え直す時が来てるのかもしれません…。