2013 デンシャ旅総集編
12 31, 2013 | 総集編
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本年最後のエントリーです。1年間ホントにありがとうございました。

1月。
昨年末購入の新しいカメラ、D7000を手に12~14日の3連休に東北へ。初日は浅草から東武日光線、鬼怒川(きぬがわ)線、野岩(やがん)鉄道、会津鉄道などで北上、盛岡へ。写真の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅ではネコ駅長の「ばす」にも会えました。
※ 色付き文字は乗りつぶした路線

2日目は盛岡からJR釜石線(かまいしせん)。遠野(とおの)の町をブラついたりもしました。釜石からは被災・運休している三陸鉄道・南リアス線に相当する区間を路線バスで辿りましたが、その夜に風邪をこじらせてしまい、3日目は6年のデンシャ旅史上初、旅を途中で諦めて帰るという、2013年の初旅は前代未聞(大げさ)の幕切れとなってしまいました(泣)。
ちなみに思いのほか気に入らなかったんでしょう、D7000と共に泊りがけの旅をしたのはこの時だけでした(悲)。

3月。
1月にいきなりコケて悟りました。これまでずっと調子こき続けてましたが今年はちょっと落ち着いて足元を見直してみるべきなんじゃないかと。というワケで2月は旅に出ず、3月はこの月に引退する地元の馴染み深い京阪電車旧3000系特急との別れを惜しみました。

4月も遠征の旅には出てません。大阪市交通局南港ポートタウン線(ニュートラム)や、先日売却問題で揺れた泉北(せんぼく)高速鉄道など未乗の大阪の民鉄にちまちま乗りに行ったり。

2017年頃には高架駅になってしまう阪急の淡路(あわじ)駅が今どんな感じか見に行ったり。既にアーケードが取り払われて独特の趣が失われてました(泣)。

神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)や神戸市営地下鉄など、とにかく近場で乗ってなかった鉄道を楽しみました。

5月。
そろそろガッツリ旅したくなってきたので、GWの3~6日までの3泊4日で富山へ。富山地方鉄道の味のある古い駅舎を存分に訪問しました。

最終日には2015年の北陸新幹線金沢延伸開業と共に3セク化されてしまう区間のJR北陸本線の駅舎めぐりなども哀惜の念と共に楽しみました。

今年の夏はことさらクソ暑かった。ということでどこにも出かける気にならず、ようやく9月、1月のリベンジも兼ねて再び東北へ。一部復活したJR石巻線で浦宿(うらしゅく)駅まで行けた喜びは大きかったです。

デンシャ旅を始めた2007年に廃線になってしまった、くりはら田園鉄道の廃線跡を辿ってみたりもしました。

そして本当なら1月の旅3日目に訪れるはずだったJR花輪線(はなわせん)。今度こそ訪問が叶いました。そしてこれをもってひとまずJR全線訪問の達成、とあいなりました。

同様に秋田内陸縦貫鉄道へのリベンジも果たせて、満ち足りた気分で旅を終えることができました。

10月。
今年4月頃に急に思い立って始めた古いネガのデジタル化に端を発し、子供の頃にたくさん旅行に連れて行ってくれた恩返しとばかり、両親を連れて家族旅行に。行先は立山黒部アルペンルートでした。

11月。
地元関西で、用があって利用はするもののデンシャ旅としては眼中になかった大阪市営地下鉄にチャレンジしてみる…ものの、やはり景色が見えない「苦行」のため、一番長い谷町線(たにまちせん)を乗り通してみたりしただけでとりあえずギブアップ(苦笑)。

そして12月、先日アップした阪急の新駅、西山天王山を訪問したついでに、地元京都の鉄道だというのに観光路線なのでどうにも足が向かなかった嵯峨野観光鉄道をついに訪問。D7000を手放して新たに手に入れたカメラ、オリンパスOM-D E-M1を手にした高揚感もあったワケですが、真冬にトロッコは寒すぎる(比喩ではなく体感として)!まぁおかげで空いてて乗りやすかったですけども。

あと、もうみんな帰省とか大掃除とかしてる時だっていうのにおとついの29日、和歌山電鐵を訪問してきました(笑)。ここも「たま駅長」とか「たま電車」とか観光要素が強くてニガテだったのでずっと放ったらかしにしてた鉄道。これはまた来年早々にでも記事化したいと思ってます。っていうか目下、OM-D撮影写真のRAW現像に試行錯誤してる最中で、どうにもネムい感じになってしまってるのがイタイ…。
そんなワケで今年1年のデンシャ旅回顧は以上の通りなんですが、もしかすると今年一番ハマったのは、古本の収集かもしれません(笑)。夏ごろだったか、ふと何の気なしにネットオークションで鉄道関連の品を眺めてたら、全然見たことも聞いたこともなかった鉄道書籍、しかも僕がタイムマシーンがあれば旅しに行きたいと心から願う70年代・80年代の国鉄時代に刊行された面白そうな本がいっぱいあることに気付き、時にはそのネットオークションで、時には古本サイトで、と、ちまちま集めだしたらヤバいくらい面白い!
機会があればまた戦果を記事化したいとも思ってますが、中でも気に入った本のひとつが、以下のシリーズ。

『日本の鉄道 国鉄幹線車窓の旅』(山と渓谷社)、1983年発行の絶版、全12冊シリーズ。

写真がすごく温かくてイイんです。僕自身、鉄道車両のディテールとかはどうでもいいので、こういう当時の光景、駅や車窓風景がふんだんに織り込まれてるのがホントに最高です。

タイトル通り、国鉄の「幹線」がメインで支線はコラム的な情報で端折られてるのだけは残念ですが、駅にもデンシャにも旅情がまだまだ確かに存在していた時代の雰囲気が活写されていて、何度も言いますがホントに最高です。
人気があるのか、程度のイイひと揃えを入手するのは難しいようですが、グッときた方には手に入れる価値のあるシリーズです。
それでは改めて、今年1年、本当にありがとうございました。みなさまどうか良いお年を!!
拍手も併せてありがとうございます

1月。
昨年末購入の新しいカメラ、D7000を手に12~14日の3連休に東北へ。初日は浅草から東武日光線、鬼怒川(きぬがわ)線、野岩(やがん)鉄道、会津鉄道などで北上、盛岡へ。写真の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅ではネコ駅長の「ばす」にも会えました。
※ 色付き文字は乗りつぶした路線

2日目は盛岡からJR釜石線(かまいしせん)。遠野(とおの)の町をブラついたりもしました。釜石からは被災・運休している三陸鉄道・南リアス線に相当する区間を路線バスで辿りましたが、その夜に風邪をこじらせてしまい、3日目は6年のデンシャ旅史上初、旅を途中で諦めて帰るという、2013年の初旅は前代未聞(大げさ)の幕切れとなってしまいました(泣)。
ちなみに思いのほか気に入らなかったんでしょう、D7000と共に泊りがけの旅をしたのはこの時だけでした(悲)。

3月。
1月にいきなりコケて悟りました。これまでずっと調子こき続けてましたが今年はちょっと落ち着いて足元を見直してみるべきなんじゃないかと。というワケで2月は旅に出ず、3月はこの月に引退する地元の馴染み深い京阪電車旧3000系特急との別れを惜しみました。

4月も遠征の旅には出てません。大阪市交通局南港ポートタウン線(ニュートラム)や、先日売却問題で揺れた泉北(せんぼく)高速鉄道など未乗の大阪の民鉄にちまちま乗りに行ったり。

2017年頃には高架駅になってしまう阪急の淡路(あわじ)駅が今どんな感じか見に行ったり。既にアーケードが取り払われて独特の趣が失われてました(泣)。

神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)や神戸市営地下鉄など、とにかく近場で乗ってなかった鉄道を楽しみました。

5月。
そろそろガッツリ旅したくなってきたので、GWの3~6日までの3泊4日で富山へ。富山地方鉄道の味のある古い駅舎を存分に訪問しました。

最終日には2015年の北陸新幹線金沢延伸開業と共に3セク化されてしまう区間のJR北陸本線の駅舎めぐりなども哀惜の念と共に楽しみました。

今年の夏はことさらクソ暑かった。ということでどこにも出かける気にならず、ようやく9月、1月のリベンジも兼ねて再び東北へ。一部復活したJR石巻線で浦宿(うらしゅく)駅まで行けた喜びは大きかったです。

デンシャ旅を始めた2007年に廃線になってしまった、くりはら田園鉄道の廃線跡を辿ってみたりもしました。

そして本当なら1月の旅3日目に訪れるはずだったJR花輪線(はなわせん)。今度こそ訪問が叶いました。そしてこれをもってひとまずJR全線訪問の達成、とあいなりました。

同様に秋田内陸縦貫鉄道へのリベンジも果たせて、満ち足りた気分で旅を終えることができました。

10月。
今年4月頃に急に思い立って始めた古いネガのデジタル化に端を発し、子供の頃にたくさん旅行に連れて行ってくれた恩返しとばかり、両親を連れて家族旅行に。行先は立山黒部アルペンルートでした。

11月。
地元関西で、用があって利用はするもののデンシャ旅としては眼中になかった大阪市営地下鉄にチャレンジしてみる…ものの、やはり景色が見えない「苦行」のため、一番長い谷町線(たにまちせん)を乗り通してみたりしただけでとりあえずギブアップ(苦笑)。

そして12月、先日アップした阪急の新駅、西山天王山を訪問したついでに、地元京都の鉄道だというのに観光路線なのでどうにも足が向かなかった嵯峨野観光鉄道をついに訪問。D7000を手放して新たに手に入れたカメラ、オリンパスOM-D E-M1を手にした高揚感もあったワケですが、真冬にトロッコは寒すぎる(比喩ではなく体感として)!まぁおかげで空いてて乗りやすかったですけども。

あと、もうみんな帰省とか大掃除とかしてる時だっていうのにおとついの29日、和歌山電鐵を訪問してきました(笑)。ここも「たま駅長」とか「たま電車」とか観光要素が強くてニガテだったのでずっと放ったらかしにしてた鉄道。これはまた来年早々にでも記事化したいと思ってます。っていうか目下、OM-D撮影写真のRAW現像に試行錯誤してる最中で、どうにもネムい感じになってしまってるのがイタイ…。
そんなワケで今年1年のデンシャ旅回顧は以上の通りなんですが、もしかすると今年一番ハマったのは、古本の収集かもしれません(笑)。夏ごろだったか、ふと何の気なしにネットオークションで鉄道関連の品を眺めてたら、全然見たことも聞いたこともなかった鉄道書籍、しかも僕がタイムマシーンがあれば旅しに行きたいと心から願う70年代・80年代の国鉄時代に刊行された面白そうな本がいっぱいあることに気付き、時にはそのネットオークションで、時には古本サイトで、と、ちまちま集めだしたらヤバいくらい面白い!
機会があればまた戦果を記事化したいとも思ってますが、中でも気に入った本のひとつが、以下のシリーズ。

『日本の鉄道 国鉄幹線車窓の旅』(山と渓谷社)、1983年発行の絶版、全12冊シリーズ。

写真がすごく温かくてイイんです。僕自身、鉄道車両のディテールとかはどうでもいいので、こういう当時の光景、駅や車窓風景がふんだんに織り込まれてるのがホントに最高です。

タイトル通り、国鉄の「幹線」がメインで支線はコラム的な情報で端折られてるのだけは残念ですが、駅にもデンシャにも旅情がまだまだ確かに存在していた時代の雰囲気が活写されていて、何度も言いますがホントに最高です。
人気があるのか、程度のイイひと揃えを入手するのは難しいようですが、グッときた方には手に入れる価値のあるシリーズです。
それでは改めて、今年1年、本当にありがとうございました。みなさまどうか良いお年を!!

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