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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2014-01-11 #03  ゆりかもめ  〔東京都〕

01 31, 2014 | ゆりかもめ

8 Comments
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2014年1月11日(土)、今年最初の(遠征)旅。
行きがけの駄賃は、東京モノレールだけじゃなかったのでした。
お次は新橋から臨海副都心、いわゆる「お台場」へのアクセス路線、ゆりかもめ
これもモノレールかと思ってたんですけど、ガイドウェイを走るタイプの新交通システムなんですね。

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当時の青島都知事が中止を決めたものの、臨海副都心で1996年開催予定だった世界都市博覧会も見越して計画され、95年に開業したゆりかもめ。起点の新橋を発って汐留(しおどめ)あたりの風景ですが、何にしてもこういう乗り物はどんな街より東京に似合ってますなぁ。

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芝浦ふ頭を過ぎるとモノレール車内から目にしたレインボーブリッジが間近に。

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いよいよお台場へ向け、レインボーブリッジを渡ります。

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ループ線(右手に見えてる部分)でブリッジへ至るまでの高さをかせぐ仕組みになってるんですが、ゆりかもめ路線図の当該部分も律儀に輪っかになってるんですよ(笑)。

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レインボーブリッジを渡り終えるといよいよ臨海副都心。駅名に釣られて、ちょっと途中下車してみます。

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駅の名はお台場海浜公園。ちょっと歩けば、そこがそうなのでした。わぁ、ホンマによくTVとか写真ブログで見たのと同じ景色や~(笑)。

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都心部とは思えない、すごくゆったりした時間が流れてていくらでも長居できそうでした。

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再びゆりかもめ車内。フジテレビ本社ビルを左手に見て台場駅に差しかかろうとしているところですが、駅のデザインは統一されてるのか、どこもこんな感じです。臨海副都心にある有明コロシアムの意匠を踏襲、もしくは同じデザイナーさんの手によるものなんでしょうか。

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台場駅を発って左へ折れると…しまったぁああ!!お台場って言うたらガンダムやんけ!
無念ですが、もう時間の余裕がないので今回は諦めます(泣)。

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しかし色んなものがあるなぁ。これは船の科学館。

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大観覧車が目印のアミューズメントスポット、パレットタウン。Zepp Tokyo(ライブハウス)もここにあるんですね。

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東京ビッグサイト(東京国際展示場)。
臨海副都心、ゆりかもめから眺めてるだけでも楽しいし、色んな施設を巡れば一日楽しめそうです。

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何かまだ色々造ろうとしてますね。2020年の東京オリンピックの会場にもなったりするんでしたっけ。

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そうこうしてる間に終点の豊洲(とよす)駅が近付いてきました。

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豊洲駅、車止め。

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ただ、都営地下鉄・勝どき駅への延伸構想があるそうで、確かに路線終端部が工事の途中みたいな形で勝どき方面に曲がってます。
さて、そろそろ余興はこのくらいにして、本題の東武鉄道へと向かうことにします。

(つづく)


撮影日:2014年1月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2014-01-11 #02  東京モノレール  〔東京都〕

01 29, 2014 | 東京モノレール

6 Comments
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2014年1月11日(土)、今年最初の(遠征)旅。
実は羽田空港へ来たホントの理由は、未乗の東京モノレールへの訪問なのでした (ゝω・)テヘペロ
朝の、空港から都心へ向かう便なら空いてて気楽に楽しめるだろうと思ったんです。

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昭和39年(1964年)の東京オリンピック開催にあわせて開業した東京モノレール。今年でちょうど半世紀なんですね。当時はこの世に存在すらしてなかった僕も、今日ついに東京モノレールの歴史の一部になります(やかましいわ)。

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では、戸籍上は終点の羽田空港第2ビル駅からスタート。まずは京急空港線と同様、地下を走る。

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最後尾に乗ってるんですが、地上に出ると滑走路が遠くに。

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進行方向左手、神奈川県方面にはキレイな富士山が!関東の人は珍しくもないみたいですけど、関西人はこれだけでめっちゃテンション上がります(笑)。

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それで、途中下車の予定はなかったのに乗車してわずか3駅目の羽田空港国際線ビル駅で思わず降りてしまいました。

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ホームからだけでもイイ写真(とこの時は思った)撮れたし。駅の外に出ればもっと色んなものが見れるぞ、と。

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ところが改札を出ても国際線の出発ロビー、駅の外に出てもバス乗り場があるだけで、道路はあるけど歩道は見当たらず、周辺散策を断念(泣)。
ちなみにこの駅は2010年にできた、線内で最も新しい駅。そもそも開業当時の終点は西隣の天空橋(てんくうばし)駅付近にあった羽田駅だそうで、いま乗ってきたのは平成5年(1993年)以降に延伸した区間なんだとか。

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再びモノレールに乗車。その天空橋を過ぎると途端にレールも確かに古さを感じさせるものに変わります。

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それにしても京浜運河の上を通ったりビルの間をすり抜けたり、東京モノレール楽しいな。

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お、あれがレインボーブリッジか。とか完全におのぼりさん状態。

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路線自体は全長17.8kmと短いので、東海道本線/新幹線が見えたと思ったらもう終点(戸籍上は起点)のモノレール浜松町駅に到着。一日乗車券もあるみたいだから、今度はじっくり訪問してみたい。

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モノレール浜松町駅。予想通りここまでの車内は空いてましたが、これから空港へ向かうホームはご覧の様相(ホッ)。ともあれ東武鉄道への行きがけの駄賃で済ますには惜しいくらい楽しめた東京モノレールでした。

(つづく)

撮影日:2014年1月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2014-01-11 #01  '14年初旅スタート  〔神奈川県~東京都〕

01 28, 2014 | 京浜急行電鉄

8 Comments
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2014年1月11日(土)、今年最初の(遠征)旅。
前夜の京都駅から始まります。
というと僕の場合、例の如く夜行バス移動です。

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11日早朝。VIPライナーさんのバスを降ります。降車地の都合でいつもよりグレードダウンした便になったんですが、前後のシートピッチがキツかった…。

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どこかお分かりでしょうか。疾走する京急、川崎Le FRONT(ルフロン)…夜行バスを降りたのは、神奈川県の川崎駅前です。

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京急川崎駅から、早速デンシャ旅を開始。

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2012年のクリスマスイブに訪問して以来の京急。懐かし~。

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さっきのは大師線でしたが、いま用があるのは空港線。高架ホームに上がると人の波。三連休とはいえ、土曜だっけ今日。

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京急蒲田駅(右手の建物)から空港線へ。再訪すると、たとえばあの歩道橋に1年(と少し)前の僕が立って写真撮ってたんやな、とか考えてちょっとウケます(笑)。

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さて、辿り着いた空港線終点の羽田空港国内線ターミナル駅。

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三連休初日、浮き足立つ人たちで賑わう羽田空港ロビー。

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これが羽田空港かぁ。

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朝の光が差し込む展望デッキ。

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スカイツリーもよく見える。さぁ、フライトの時間だ。

…って、以前ちょっと告知した通り、今回の旅のターゲットは東武鉄道。飛ぶ必要もなければ空港に用があるワケもないんですけど、以前の京急空港線訪問の折にはすぐ折り返して心残りだった羽田空港を、眠気ざましがてらちょっと寄り道して眺めてみたというワケです。

(つづく)


撮影日:2014年1月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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さよならストレンジャー、佐久間正英さん

01 27, 2014 | その他

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1月16日、佐久間正英さんがスキルス胃がんのため逝去されました。
自身も音楽家であり、ボウイ、JUDY AND MARY、GLAYなど
数多くのビッグアーティストの作品を手がけた名プロデューサー。
昨年暮れの大滝詠一さんに続いて、またも痛烈な訃報が届いてしまいました…。

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僕の大好きな、京都出身のバンド「くるり」の1stアルバム、
「さよならストレンジャー」のプロデュースも佐久間さんでした。
(写真はアルバムの裏ジャケ 京阪電車の深草駅)

61歳なんて、若すぎます…。
才能にあふれてまだまだやりたいことがたくさんあった人の死を前にすると、
クソの役にも立たない自分のような人間が何不自由なく生きていることが憚れ、
寿命をちょっとでも分けてあげることができたら…といつも思ってしまいます。
ご冥福をお祈りします。



くるりの代表曲、「東京」。「さよならストレンジャー」にも収録。


J.A.Mは、現役当時はあまり好きじゃなかった。いま聴くとホント素晴らしい。
ギターのTAKUYA(京都出身)は、佐久間さんが最後まで「大好き」とおっしゃってたギタリスト。


撮影日:2014年1月26日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #06 END  和歌山駅をあとにして  〔和歌山県~奈良県〕

01 26, 2014 | 和歌山電鐵

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2013年12月29日(日)、和歌山電鐵の旅の最後は和歌山駅もちょっとだけご紹介しておきましょうか。JR和歌山駅の9番ホームが和歌山電鐵の乗り場。

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中間改札口があり、一日乗車券の購入などもこちらで。

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JR和歌山駅のホーム間移動は跨線橋もありますが、和歌山電鐵の乗り場へは地下通路のみ。目印はこの階段壁面。

日帰り訪問の和歌山電鐵、ほんの2、3時間の滞在で、しかも僕の斜め上の視点による記事では魅力がちっとも伝わってないと思いますけど、相互リンクしていただいてる風来坊さんのブログでは微に入り細を穿った突撃レポートが満載ですので、ぜひ。

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JR和歌山駅(中央口)。大正13年(1924年)、紀勢西線(現在の紀勢本線)の東和歌山駅として開業。昭和43年(1968年)和歌山駅に改称、駅ビル化もこの時。

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往復とも冬の青春18きっぷ利用でしたが、帰りはJR和歌山線経由で。単一色塗装されてない105系デンシャでした。

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冬の天気はコロコロ変わって写真撮影で翻弄されることもありますけど、こんな光景を見せてくれる瞬間もあるからあなどれません。

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時間はかかるけど、和歌山線の(どっちかっていうと物悲しい)雰囲気はやっぱ好きです。

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紀ノ川に沿って走る和歌山線。

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奈良の五条(ごじょう)駅で乗り換えて高田までは和歌山色の117系。

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王寺(おうじ)駅から関西本線を経由して奈良駅。奈良線の京都行きに最後の乗り換え、この日の旅を終えました。


撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #05 和歌山電鐵 日前宮駅 〔和歌山県〕

01 25, 2014 | 和歌山電鐵

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2013年12月29日(日)、和歌山電鐵の駅めぐり。
結果的に最後の訪問駅となってしまったのは「きいちゃん電車」で訪れた日前宮(にちぜんぐう)駅。

※きいちゃん電車=2015年和歌山国体PRの期間限定ラッピング車

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日前宮駅。古本で入手した1993年発行の『JR・私鉄全線各駅停車別巻2/大阪・神戸・京都・福岡の私鉄(小学館)』の南海電鉄時代の写真には駅舎が写ってるんですが、現在はその位置に駅名の看板しかありません…。

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細長い島式ホームがあるだけの駅。

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駅名の通り、駅から北へすぐのところに日前宮という神社があります。ホントはすぐ別の駅へ折り返すつもりがミスってしまい、時間が空いてしまったので来てみました。

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僕は寺(ってか仏像)派なのもあって神社はイマイチ見どころが分からず、すぐ退散。僕には神社の前のこのデッサンが狂ったような家のたたずまいの方がよっぽど面白かったです(笑)。

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和歌山市内のちょっと下町な感じの光景を愛でながら遠回りして駅に戻りました。

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日帰りなのでもう和歌山電鐵の駅めぐりを諦めないといけません。和歌山駅へ戻るデンシャはこちら。奇しくも、「たま電車にはじまり、たま電車に終わる」形となりました。


撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #04 和歌山電鐵 伊太祈曽駅 〔和歌山県〕

01 23, 2014 | 和歌山電鐵

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2013年12月29日(日)、和歌山電鐵の駅めぐり。
「いちご電車」で訪れたのは伊太祈曽(いだきそ)駅。

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大正5年(1916年)、山東軽便鉄道の終着駅として開業(当時の駅名は山東)。

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和歌山電鐵貴志川線内でいちばん規模の大きな駅です。

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車両基地もここ。このとき休んでいたのは前身の南海電鉄カラーのままの車両が2編成、赤いのは「おもちゃ電車」。

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伊太祈曽駅舎。お正月仕様で門松がしつらえてありました。

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線内唯一の有人駅。和歌山電鐵グッズの購入もこちらで。ちょうど近隣の方が「正月休みに来る孫のために」と買い求めに来られてました。

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ホーム側から見た改札口。木製のラッチと、「熱烈歓迎」の文字。中国などアジアからのお客さんが多いみたいですね。

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ちょうどこの時もデンシャから降りてきた中国系言語の団体さんが、たま駅長(着ぐるみ)と入れ替わり立ち替わり記念写真されてました。っていうか、向こうで和歌山電鐵や「たま」をどんなアピールで訴求力を高めてるのか知りたいです(笑)。

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駅から南へ少し歩くと、駅名の由来である伊太祁曽神社。僕は時間の都合で諦めましたが、相互リンクさせていただいてるねじまきさんが訪問されてます。

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神社に面した通りの風景。何がどう、ってワケじゃないけど「和歌山」な雰囲気を僕は感じました。

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撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #03 和歌山電鐵 大池遊園駅と甘露寺前駅 〔和歌山県〕

01 22, 2014 | 和歌山電鐵

0 Comments
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2013年12月29日(日)、和歌山電鐵。
終点の貴志駅まで乗り通したあと、一日乗車券(650円)を買ってたのもあっていくつか駅めぐりをしてみます。

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まずは大池遊園(おいけゆうえん)駅。昭和8年(1933年)、和歌山鉄道の駅として開業。平成10年まで駅舎もあったそうです。

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駅前、春は桜の名所らしい大池へ至る道。滞在時間がビミョーだったので池には行かず…。

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手前にも線路があった島式の頃の名残りで細長いままのホーム。

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お次は終点の隣駅まで戻って、甘露寺前(かんろじまえ)。大池遊園駅と同年に開業。

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ここもかつては1面2線の島式ホームだったようです。(踏切からの撮影)

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何にもないけど、ナゼか魅かれて。

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撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #02  和歌山電鐵  〔和歌山県〕

01 21, 2014 | 和歌山電鐵

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2013年12月29日(日)。
和歌山電鐵(わかやまでんてつ)をついに訪問。
念願かなって、という意味じゃなく、人気の「たま電車」とか「ネコ駅長」の「ハレ」な雰囲気がニガテな僕なので今までどうにも足が向かず、ようやく意を決して、という感じなのでした(苦笑)。

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前身の南海電鉄の車両を、いまをときめく「ななつ星 in 九州」を手がけた水戸岡鋭治さんのデザインでリニューアルしたのがこの「たま電車」。

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もちろん車内も水戸岡さんテイスト溢れるつくり。だからコレ自体がどうこうじゃなくて、ハイテンションな観光客でいっぱいだろうからちょっとなぁ、とか危惧してたんですが、意外と地元の方っぽい乗客が多くて何だか気持ちが楽になりました(笑)。

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路線の雰囲気も生活感いっぱいの、僕の好きなタイプ。よく知らずに勝手なイメージだけで毛嫌いしてたことがちょっと恥ずかしくなりました。

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ルーツは大正5年(1916年)開業の山東(さんどう)軽便鉄道、平成18年(2006年)に前身の南海電鉄貴志川線(きしがわせん)を引き継いだのが和歌山電鐵です。

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途中駅はこんな停留所っぽいタイプのものがほとんど。

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伊太祈曽(いだきそ)駅で。起点の和歌山駅を除けば線内唯一の有人駅、列車交換と乗務員の交代などがあります。

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とりあえず終点の貴志(きし)駅まで乗り通してみました。2010年リニューアルのこの駅舎も水戸岡さんデザイン。

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この光景だけは想像通りでした(苦笑)。ツアーの団体さんなのか、アジアの色んな言語が入り混じってました。

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そしてネコ駅長。初代の「たま」(古希を迎えた高齢ニャンコ)はこの日はお休み、2012年お目見えの「ニタマ」が駅長代行を務めて…っていうか、「もうほっといてくれ」って感じで丸まってました(苦笑)。


撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-29 #01  JR阪和線 紀伊中ノ島駅  〔和歌山県〕

01 20, 2014 | デンシャ旅 -関西(JR)

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2013年12月29日(日)。昨年末、和歌山電鐵に乗りに行った時の話です。
和歌山までは冬の青春18きっぷを使ってJR奈良線、関西本線、阪和線(はんわせん)と乗り継いで行ったんですが、阪和線終点の和歌山駅の一つ手前に、以前から訪問したい駅があったのでちょっと寄り道しました。

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その駅の名は、紀伊中ノ島。

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訪問の動機は、もちろん駅舎。

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僕の駅めぐり旅のバイブルとも言える、『駅旅のススメ』(JTBパブリッシング刊)の著者、杉崎行恭(すぎざき ゆきやす)さんも「類似するデザインがないほど個性的な駅舎」と賞賛されてます。

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駅舎内から駅前を。

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昭和7年(1932年)、阪和線の前身・阪和電気鉄道の中之島(なかのしま)駅として開業。昭和10年に国鉄が和歌山線の接続駅として建てた当時の駅舎。

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築堤上のホームへ至る階段は上りと下りでそれぞれ分かれています。

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和歌山線が田井ノ瀬(たいのせ)から紀和(きわ)に直進していた時代のホーム跡が残っています。

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かつては手荷物扱いの窓口(右手)もあったみたいですが、出札窓口と共に塞がれていることからもお分かりのように、無人駅です。

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駅前の自転車の数からも利用者は多そうで、その割にキレイに保たれていることから、手をかけておられる方の存在を感じます。ターミナルの和歌山駅の隣にあることが信じられないほど素晴らしい、今後も変わらぬ姿で残り続けてほしいと強く願わずにいられない駅舎でした。


撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2013-12-22  嵯峨野観光鉄道  〔京都府〕

01 19, 2014 | 嵯峨野観光鉄道

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グダグダ言ってないで更新しましょう。
ちょっと時間を巻き戻して昨年暮れ、2013年12月22日(日)。
地元京都で唯一乗ってなかった、嵯峨野(さがの)観光鉄道を訪問した時のお話です。

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起点のトロッコ嵯峨駅。JR嵯峨嵐山駅に隣接しています。観光シーズンならお決まりの長蛇の列もなく、空席もあるというので、発車直前に急遽乗車を決意した次第。完全に観光用の鉄道なので、所用で乗る機会もなければ、混んでるのが分かってて観光客に混じってワザワザ乗りたくもないなぁ、とずっと目の上のタンコブみたいな存在だったんです(苦笑)。

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料金は600円(小人300円)、全席指定。年の瀬に寒い思いをしたくないのでみなさん窓ガラス付きの車両に乗られるようですが、僕は写真が撮りやすいのもあるけど、どうせ乗るんだったらコレでしょ、って意地を張って側面も床もスカスカの、いわゆる「トロッコ」な車両へ。

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改札口で使い捨てカイロをくれましたが、走り始めたら最後、ほとんど意味ナシでした(当たり前)。想像を絶する寒さなので、この時期に乗ろうという奇特な考えをお持ちの方は十分な防寒対策、または再考をオススメします

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トロッコ嵯峨駅を出発、渡月橋から天龍寺を経て続く嵐山のメインストリートをこんな車両で横断、とかいう場面はちょっと楽しかったです。

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しばらく山陰本線(嵯峨野線)上を走り、すぐに最初の停車駅・トロッコ嵐山に到着。右手の山陰本線とここで分岐して嵯峨野観光線へ。ここから乗車する人も多いです。

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途中いくつかあるトンネルの、最初のひとつに突入。車内の照明が天の川のような演出に変化しますが、ハンパない轟音と冷風にさらされ意識が遠のきかけている身には三途の川に見えてきます。

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トンネルを出たら出たで、冬の顔の保津峡(ほづきょう)を渡る凍える風が容赦なく肌を突き刺します。何か小雨まで降ってきたし。

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9月の台風18号で被害を受けた「星のや 京都」さん、休業のうえ修復中でした。今年(2014年)2月に営業再開だそうです。

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保津川橋梁の上で一時停止、保津峡の眺めを堪能させてくれます。もちろん僕の心境は「いいから。早く行ってくれ~!(凍)」

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保津川が進行方向右手に移り、やがて二つ目の途中駅・トロッコ保津峡に。かつての山陰本線・保津峡駅を転用した駅です。

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駅前の吊橋は、台風18号の被害でワイヤーが切れているとのことで、現在は通行止め。

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クリスマスシーズンだったので、駅ホームの信楽焼のタヌキもサンタ仕様に。てか、終点のトロッコ亀岡駅にもタヌキがあるんですけど、僕には意図がイマイチよく分かりません。

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ところでこの嵯峨野観光鉄道、嵐山から亀岡方面へはDE10形ディーゼル機関車が客車を押して走る形なんです。この場合、亀岡側の先頭車両にある運転台からこのDE10を遠隔操作してるんだそうです。

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ようやく寒さにも慣れ、景色を楽しむ余裕もでてきました。冬で保津川の水量も少なめですが、確かにトロッコ列車の開放感のもと味わう保津峡は魅力的です。

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それにこの嵯峨野観光線は、平成元年(1991年)に複線・電化で新線に付け替えられるまで山陰本線だった、明治32年に園部(そのべ)まで延伸開業した時の路線なので、トンネルなんかもよく見ると歴史が感じられます。

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車窓に二度ほど現れますが、こちらが現在の山陰本線。

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写真に時々写っていた、マレーシアから来たという団体の方々の写真撮影(シャッターを切る役)に応じてるうちに亀岡盆地がひろがり、あっという間に終点のトロッコ亀岡駅へ。

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トロッコ亀岡で待ってた人や往復乗車の方を乗せ、折り返しの便がすぐ発車します。

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今度はDE10が牽引する形で、嵐山方面へ去って行きます。何だかんだ結局楽しかったけど、多分、これが僕の最初で最後の乗車だと思うので、さよーなら。

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トロッコ亀岡駅。保津川下り乗船場への連絡バスに乗り換える人がほとんどですが、僕みたいに帰りは山陰本線に、という人間には、最寄りの馬堀(うまほり)駅まで中途半端に離れててちょっとメンドくさい位置にある駅です。

あ、これ見て真冬に乗りたい!って思う方はおられないと思いますけど(苦笑)、1月・2月は冬季運休で営業してませんのでご注意を。あと、ハイシーズンだと事前予約ナシにはまず乗れません。


撮影日:2013年12月22日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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全然更新できてない今年

01 16, 2014 | その他

14 Comments
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今年最初の旅から戻ってまいりました。もう3日も経ってますけど…。今回のナゾの写真の鉄道を全線制覇しに行ってきました。近日公開!…とか言いつつ、しかし今年は全然更新ができてませんねぇ。早々に、と考えてた昨年末の和歌山電鐵もまだだし(風来坊さんゴメンなさい)。

ところでその今年最初の旅には新カメラ、OM-D E-M1を持っていきました。やっぱ軽いので疲れ方が全然違いますね(苦笑)。特に最終日の。
ただ、そうして僕の気力体力に余裕ができたのに、今度はカメラが先に終わりやがります。カメラってか、バッテリーが。おかげで予備を2コ(つまり計3コ)と、それを効率よく充電するためにチャージャーまでもう1コ余計に購入して持ってくハメに。しかもそれが杞憂に終わらず、ガッツリ役立ってるんだからホントに困ったモンです…。
あと、これはレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6)の問題なんだと思いますが、動体に対するAFがダメすぎる。何てことない、デンシャが向こうから来る、あるいは去ってくのを捉えるのすらホントに下手で、C-AF(被写体追随)モードでもピントがまず合わずにボケまくります。関西人の嫌いな、面白くないボケです。14-40mm F2.8 PRO、っていう評判のいい明るいレンズなんかだとそんなことないんでしょうけど、まぁいいです。もっと設定とか追い込んで使い慣れて、調教してやりますよク○ったれ。

上記の2点には閉口しっぱなしでしたが、カメラ自体の造りの良さ、特にダイヤルの回し心地なんかはめっちゃ気持ちいいですし、何と言っても最高なのはEVF(電子ビューファインダー)。露出やホワイトバランスの変化を即座に確認できて、それがそのまま写真になってるってのはちょっと感動です。よっぽどでない限り、RAWで撮らなくてもいいや、と思えました。

とまぁ、そんな新たなモチベーションも加わり写真だけは増え続けてるんですけども、更新が追いついてないんですよね結局…。

撮影日:2014年1月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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遊園地は何処へ?

01 10, 2014 | その他

4 Comments
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正月休みの湖西線で気付いたことがあったんですけど。
堅田(かたた)駅付近から琵琶湖大橋の畔に見えるハズの大きな観覧車が、
跡形もなくなってたんです。

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遊園地「びわ湖タワー」の目玉、「イーゴス108」っていう、1992年完成当時は世界一の高さ(108m)だった大観覧車。2001年の閉園後もずーっと立ってました。何でも、ベトナムで再利用される話が決まって昨年秋に解体されたんだそうです。

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琵琶湖で釣りをしてる時なんかも見るともなく見ては、「びわ湖タワーのあった場所」ってぼんやり認識してたんですが。これでいよいよ何もかも消えてしまいました。跡地にはスーパーと家電量販店などがあるだけです。

考えてみると、僕が子供の頃よく連れてってもらった遊園地は、びわ湖タワーだけじゃなく関西一円ことごとく無くなっちゃってるんですよね。
地元京都なら、伏見桃山城キャッスルランド、八瀬(やせ)遊園(のちのスポーツバレー京都、森のゆうえんち)、比叡山頂遊園地。
滋賀県は、びわ湖タワーに紅葉パラダイス(のち、びわ湖パラダイス)、甲賀ファミリーランドとか。
奈良だと、奈良ドリームランド、近鉄あやめ池遊園地。
大阪、エキスポランドはよく行ったなぁ。行ったことないけど阪神パークもなくなった。
兵庫県なら、宝塚ファミリーランドに神戸ポートピアランド。東条湖ランドもかな。

生き残ってるのは生駒山上遊園地と、ガンバってる「ひらパー(ひらかたパーク)」ぐらいじゃないでしょうか。時代が変わったと言えばそれまでなんですけど、幼少時の記憶の一部が強制削除されたみたいな痛みと淋しさが…。
いまの子供たちはどこで遊んでるんだ?もし自分が親ならどこへ連れて行けばいい?なんてちょっと思いました。



youtubeで見つけた「びわ湖タワー」のCM3本です


撮影日:2009年4月18日
カメラ:Nikon D40 + Nikon AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G IF-ED VR

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※連休は旅に出るのでしばらく更新とコメントのお返事お休みします。そんな都合のお茶濁し記事でした(汗)
 週末はどこも厳しい冷え込みだそうで、いろいろ大丈夫かな…。

2014-01-05  初詣2と琵琶湖線  〔京都府~滋賀県〕

01 08, 2014 | デンシャ旅 -関西(JR)

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2014年1月5日(日)。
休みが長かった割にはロクに更新もせず、あまつさえ仕事始めも済んでしまいましたが、正月休み最後の日のお話です(汗)。冬の青春18きっぷがまだ余ってたので、初詣その2と、ついでに足を伸ばしてみたJR琵琶湖線というよく分からない取り合わせを、福袋スペシャルとして写真27枚の大盤振る舞いでお届けします。(もうエエっちゅーねん…)
初詣その2、伏見稲荷大社。三が日を過ぎてるので空いてるかと思ったらさすがお稲荷さん、やっぱ混んでました(泣)。

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18きっぷ消化のため、普段なら京阪電車を利用するところをJR奈良線で移動。

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京都駅へ向かうつもりが、急に気が変わって東福寺(とうふくじ)駅で京阪に乗り換え、出町柳(でまちやなぎ)駅まで行って下鴨(しもがも)神社(賀茂御祖神社=かもみおやじんじゃ)にも。転居してるものの本籍はここ下鴨、心情的に氏神さんなので(笑)。

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すっかり正午を回って京都駅。おとつい(3日)より遅いためトワイライト・エクスプレスは出てったあとで、0番ホームは特急サンダーバードのいるいつもの風景。

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さて、ホントは駅に着いても3日の湖西線の続きをやるか琵琶湖線にするか、と迷ってたんですが、違う景色を見よう、ってことで後者に。ちなみに琵琶湖線というのは滋賀エリアの東海道本線の愛称。京阪神間を疾走する長編成の「新快速」が行き交う大幹線です。2010年デビューの225系もすっかり見慣れたカオになりました。(写真は守山駅の普通列車)

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まずは滋賀県に入って最初の駅、大津(おおつ)。例の如く、駅めぐりです。

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大津駅。大正10年開業、駅舎(横長の平べったい建物)は昭和50年(1975年)の国鉄時代のもの。琵琶湖線は腐るほど乗ってるけどここで降りたのは何とこの日が初めて!県都大津の中心駅なのに商業圏や観光面でもポイント的に立地がズレてるので寂れた感じだし降りる用がないんですもの!

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以前に用があって降りたことのある膳所(ぜぜ)、石山(いしやま)、瀬田(せた)の3駅を飛ばして東へ。ちなみに「琵琶湖線」の愛称とは裏腹に、琵琶湖が望めるのは石山~瀬田間で瀬田川を渡るこの時だけです(爆)。湖西線の方がよっぽど琵琶湖が見えるってば。

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次に降りたのは南草津(みなみくさつ)駅。この辺りはいまモリモリ発展してる地域で、当駅も平成6年(1995年)に出来た新しい駅ですが、新快速も停車する、乗降客のとても多い駅。

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次、隣の草津駅。明治22年開業。草津線の分岐駅で、既に何度か訪問済みですが、「あ、そうやアレ(後述)を一度見に行ってみよう」と思い立ち、下車。

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東口駅前のペデストリアンデッキの新しさに気をとられて今まで気付きませんでしたが、駅舎自体は橋上駅舎化された昭和42年(1967年)の国鉄時代のままのようです。

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さきほどの「アレ」というのは、現在は流路が付け替えられて水は流れてませんが、天井川で有名だった旧草津川。

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草津駅ホームから西を望むとトンネルをデンシャが行き交ってますけど、そのトンネルの上の部分が旧草津川。つまり、川が線路をオーバークロスしてる、まさに天井川なワケです。

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先ほどと逆、天井川から草津駅を望んだところ。

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すぐそばに、東海道五十三次の52番目の宿場、草津宿。写真右手前が本陣なんですが、何かマンションとかそびえ建ってるし、初めて来たけどあんまり風情が感じられずガッカリ…。

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天井川の堤防沿いの通りの方がよっぽど情緒がありました。

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草津駅周辺で随分時間を費やしましたが、駅めぐりに戻ってお次は栗東(りっとう)。ここも平成3年(1991年)開業の新しい駅。

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次、守山(もりやま)駅。明治45年開業、駅舎は昭和48年(1973年)改築のものをリニュってる感じです。

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守山を過ぎたあたりで車窓右手(東)に見える「近江富士」、三上山(みかみやま)。子供の頃、麓の「希望が丘文化公園」にはよく家族で遊びに来ました。生まれて初めてスケートをした「竜王スケート」ってのもあったんですが、2000年に潰れたみたいです(号泣)。

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お次は野洲(やす)駅。写真の南口は駅前の整備中みたいです。何れにせよ橋上駅(線路を跨ぐ橋状部に改札のある、都会によくある駅のスタイル)ばっかでハッキリ言って駅舎を愛でる楽しみは皆無ですけど、いつも素通りばかりの駅をつぶさに見れる面白さはあります。

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それに、いくら近県でも普段は用がないのでもう二度と訪れる機会も多分ないんでしょうし(苦笑)。とか言ってるうちにもう夕暮れ。暗くなるまで、と決めてたので周れるのはもうあと2駅ほどかな。

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次は篠原(しのはら)駅。日本の大幹線・東海道本線の、しかも京都の近所にまだこんな駅舎が残ってたなんて!この日最大の発見でした。大正7年開設の篠原信号所を同10年に駅に格上げ開業。

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跨線橋も相当古そうです。

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普通列車が20分に1本ぐらいしか停まらないので駅前通りをブラついてたら、対岸の比良山もキレイに望めました。

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この日最後の訪問駅は、近江八幡(おうみはちまん)。南草津からは順に辿ってきましたが、暗くなってきたのでここらで打ち止めとします。2日前の湖西線に続き、またも中途半端な終わり方ですけど、まぁお隣の県なのでいつかまたユルく再開するでしょう。

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明治22年開業と歴史も古く大きな駅です。南北両サイドに規模の大きな商業施設(写真は南口)などがありますが、八幡掘や水郷めぐりなどの観光スポットからはかなり離れた場所に位置しています。

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近江鉄道の八日市線(ようかいちせん)がここを発着しています。たった2両編成でポツンとホームにたたずむ車両を見ると何だか不憫で思わず飛び乗りたくなります(笑)。まぁ翌日から仕事が始まるのでいい加減帰りましたけども。

撮影日:2014年1月5日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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2014-01-03  初詣と湖西線  〔京都府~滋賀県〕

01 04, 2014 | デンシャ旅 -関西(JR)

8 Comments
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2014年1月3日(金)。
今年最初の旅記事は、初詣とそのついでに足を伸ばしてみたJR湖西線(こせいせん)というよく分からない取り合わせを、お年玉スペシャルとして写真30枚の大盤振る舞いでお届けします。(迷惑な…)
まずは初詣から。

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今年は京都市・右京区(うきょうく)にある西院春日(さいいんかすが)神社に行ってみました。旅行安全・還来成就の守り神、「還来(もどろき)神社」が境内にあり、旅ばっか出てる僕に打ってつけだと思ったからです。

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失礼ながら、神社全体の規模も参拝客の数も知れてるので(笑)、バカみたいに順番を待って参拝しなくてもいいところも良かったです。

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さて、旅行安全のお守りも手にして、いざ京都駅へ。着くなりトワイライト・エクスプレスに遭遇!いきなりご利益?

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って、別に乗れるワケじゃないんですけど(苦笑)、思わぬ出会いはちょっと嬉しいものです。それにしても、これに乗れば明日の朝には札幌かぁ…。羨ましい。

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閑話休題。この日の僕のミッションは、冬の青春18きっぷ消化のための駅めぐり。意外と近県の幹線駅はよっぽど用がない限り降りたことないなぁ、とか最近気付いて、とりあえず沿線の景色のイイJR湖西線をターゲットに選定。まずは起点駅の山科(やましな)駅。京都駅の東隣の駅で、ここで東海道線と分岐します。

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かつての西大津(にしおおつ)駅、現・大津京駅は以前訪問したことがあるので飛ばして、唐崎(からさき)駅。

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比叡山坂本駅。駅舎も撮ってますが今回は割愛。何れにせよ湖西線は開業が昭和49年(1974年)と比較的新しい路線でほぼ全線高架なため、うっとりするような魅惑的な駅舎は皆無です(爆)。

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旧名・雄琴駅、現・おごと温泉駅は訪問済みのため飛ばして堅田(かたた)駅。特急通過待ちの間、今度は上り(大阪行き)のトワイライト・エクスプレスと遭遇。堅田駅も以前訪問してるので駅舎は割愛。

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昭和63年(1988年)と湖西線で最も新しい駅と知ってつい最近訪れた小野(おの)駅を飛ばして、難読駅の和邇(わに)。

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比良山(ひらさん)が迫ってきてこの辺りから景色がすこぶる雄大になってきます。

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これもなかなか読めない蓬莱(ほうらい)駅。

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蓬莱駅ホームからの眺め。この辺の風景が僕は大好きです。

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琵琶湖も駅からすぐなので、湖岸に出てみます。寒そうな光景に見えますが暖かい日でした。

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水もキレイだし、めっちゃ癒やされるひと時でした。「近畿の水がめ」と呼ばれる琵琶湖の水を飲んで育ってきたので、京都人の僕にとっても琵琶湖は「マザーレイク」なのです。

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頻繁に行き交う特急サンダーバード。湖西線内では堅田と近江今津ぐらいしか停まらない(まったく停まらないのもある)ので、暴力的なスピード(の印象)で駆け抜けて行きます。

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滋賀県ですけど「志賀」駅。

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志賀駅舎。湖西線が比較的新しい路線と言っても、今年でちょうど開業40周年。開業時の駅舎たちもくたびれてきた感は否めません。

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志賀駅から乗ったのは、国鉄時代の117系。やっぱイイなぁ。これ好き。

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しかも最近のJR西日本のケチな経費削減策による単色化塗装を施されてないヤツでした。つい嬉しくて、比良駅を飛ばして近江舞子(おうみまいこ)駅まで乗ってしまいました。

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近江舞子駅前の道路から、比良山系をバックに湖西線の普通列車。関係ないけど、近江舞子はまだ免許もクルマも持ってない中学生の頃、友人たちと始発に乗って釣りに来たことのある、ちょっとした思い出のある場所。

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あと、同じ頃に家族旅行で泊まったホテルが駅前にあったんですが、何と!廃墟になってました(号泣)。嗚呼、諸行無常…。

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でも白砂青松の近江舞子の浜の美しさは変わらず。夏は水泳場として賑わいます。

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琵琶湖と繋がる池のような水域を「内湖」と言うんですが、近江舞子のそれはかなりの規模。中学の時に釣りに来たのもここなんですが、いま考えると何でワザワザ?って感じです(笑)。琵琶湖本湖で釣ればいいのに。レンタルボートがあったからかな。何れにせよ中学生ってアホですね(笑)。

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近江舞子で思い出にひたってる間に日暮れが迫ってきました。湖西線の駅めぐりはまたの機会に回すことにして、以前から行ってみたかった場所まで足を伸ばしてみることに。

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安曇川(あどがわ)あたりから北は雪景色でびっくり。やっぱ滋賀県北部は全然気候が違うんですね。

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湖西線の終点・近江塩津(おうみしおつ)で北陸本線に乗り換え、米原方面へひと駅。

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この日最後の訪問地は、余呉(よご)駅でした。

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琵琶湖の最北部、琵琶湖とは独立した湖(現在は人為的に繋がってるらしいですが)、余呉湖がすぐそばに静謐な姿で控えていて、北陸本線に乗るたびにキレイだな、降りて見てみたいな、って思ってたのでした。
実際キレイでしたけど、写真よりもっと暗くなってたし、湖に至る小道は雪に埋まってるしで、やっぱ来るタイミング間違えたな、って感じでした(苦笑)。

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その後は東海道線経由で京都へ戻り、結局、駅めぐりは中途半端な挙句に琵琶湖一周しただけの意味不明な旅に終わったワケなんですが、まぁしかし、昼間は琵琶湖線の、夕方は神戸線の人身事故でダイヤが乱れまくるわ、東海道新幹線が東京の沿線火災で大混乱になるわ(写真は京都駅新幹線のり場の様子)、うーん、初詣の効き目というか実効性に早くも暗雲が!?
まぁでもユルく始めた割には、身近な場所の知ってるようで知らなかった色んな表情を終始穏やかな天気の下楽しめたので、旅の質としてはすごく満足してますけども。


撮影日:2014年1月3日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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あけましておめでとうございます

01 01, 2014 | その他

12 Comments
2014

あけましておめでとうございます。

一発目が和歌山電鐵の車内吊りの安直な写真で申し訳ありませんが(笑)、
今年も拙ブログをよろしくお願いします。

2014年 元旦





大晦日の大滝詠一さんの訃報にはホントびっくりしました。
偉大なアーティストでした。
この国が何だかメンドくさい感じになってきたので、
きっとさっさとロングバケーションに出かけられたんでしょう(笑)。
ご冥福をお祈りします。


撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

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