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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2015-05-04 #05 END  伊予鉄道 高浜駅  〔愛媛県〕

05 31, 2015 | 伊予鉄道

2 Comments
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2015年5月4日(月) GW5年ぶりの四国旅初日最終回
「三津の渡し」で渡してもらった港山から再び伊予鉄に乗り、高浜駅へ
写真は梅津寺(ばいしんじ)駅付近

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高浜駅

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1892年(明治25年)5月1日開業

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東野圭吾氏原作の「ガリレオ」シリーズ『映画「真夏の方程式」(2013年)の撮影で実際に使用された駅名看板』とのこと 駅舎も登場するそうだ

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高浜線の終点、かと思いきや戸籍上では起点らしい

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高浜港

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「三津の渡し」を楽しんだ後もまだ明るかったので、高浜線の終端、高浜駅まで足を伸ばす。2008年2月以来7年ぶりの再訪だが、当時初めて目にした感動がそのまま甦る、変わらぬ駅舎の姿がそこにあった。

そして今回、GW旅の行先を松山に定めたのも、そんな伊予鉄の駅舎にまた逢いたくなったからだった。建て替わってしまった三津や余戸(ようご)、建て替え計画中の横河原のような駅舎もある。この際だから翌日まるまる一日、腰を据えて伊予鉄郊外線の全部の駅を巡ろうと決めていた。多少馬鹿げている気がしないでもなかったが、折しも先日5/25、伊予鉄道は「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」と称した総額9億円、今後3年間を集中実施期間とする事業計画を発表。相応の大きな変化も予想されるため、今となってはやはり完遂しておいてよかったと思っている。

(2日目の旅につづく)


撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO

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2015-05-04 #04  三津の渡し  〔愛媛県〕

05 29, 2015 | 伊予鉄道

2 Comments
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2015年5月4日(月) GW5年ぶりの四国旅第4回
伊予鉄道高浜線に乗る

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三津(みつ)駅で下車

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三津浜の町を歩く

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壁面の傷みかと思ったが粋な港の絵だった

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西性寺

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三津浜港

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「三津の渡し」 乗り場

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港山(みなとやま)側に到着

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京都から9時間のデンシャ旅を経て松山に到着。ひとまず駅前のホテルにチェックインして荷を解き、再び街へ。最初は日暮れまで好きな路面電車でも乗ったり撮ったりして過ごそうと考えていたのだが、拙ブログとリンクしていただいている「Diary~記憶を記録に~」のmcdさんという方から以前もらったコメントで知った「三津の渡し」を思い出し、行ってみることにした。
伊予鉄道郊外線のひとつ、高浜線のデンシャを三津駅で降り、三津浜の町を西へ。町が古く、どこをブラついても楽しいので時間を忘れそうになる。しばらく歩いた後、北へ折れると三津浜港の西性寺(さいしょうじ)前に渡船乗り場が現れた。

「三津の渡し」はその名の通り、すぐ対岸の港山地区とを行き来する渡し船だが、面白いのは松山市道高浜2号線の一部として市道扱いとなっている点。ゆえに市が年中無休で運営する渡船で誰でも往来することができる。とはいえ、ほかに乗客はなく、県民でも市民でもない、カメラをぶら下げ明らかに興味本位で訪れている僕ひとりのために律儀に運航してもらって若干恐縮する。ほんの刹那だったが、なかなか得難い経験だった。

(つづく)

撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-05-04 #03  予讃線 伊予西条~松山  〔愛媛県〕

05 27, 2015 | デンシャ旅 -四国(JR)

4 Comments
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2015年5月4日(月) GW5年ぶりの四国旅第3回
13:53着の伊予西条で13:57発の4549M松山行きに乗り継ぎ

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14:15着の壬生川(にゅうがわ)で上り20M 特急「しおかぜ」20号の退避

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14:32着の伊予富田で上り4532Mと交換

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待合室の壁に国鉄時代の駅名標が

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14:37着の今治(いまばり) 14:51まで停車する

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その間に14:43着/発の下り11M 特急「しおかぜ」11号を先行させる 少し遅れている

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14:55着の波止浜(はしはま)で上り22D 特急「しおかぜ」22号を退避 少し遅れている

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伊予亀岡~菊間(きくま) 太陽石油のプラント

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15:15着の菊間で上り540Mと交換

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菊間~浅海(あさなみ)

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15:29着の伊予北条(いよほうじょう)
15:49に下り549Mとして出発するまで20分も停車するので駅の外へ

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駅舎併設の交流施設で ひょんなことからお湯を使わない半身浴機器を体験

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光洋台~堀江

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松山到着直前はさすがに混んできた

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ついに松山駅に到着

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16:12、松山着

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駅西側の松山運転所 南には貨物駅もある

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JR松山駅舎
1927年(昭和2年)4月3日、鉄道省の駅として開業

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松山へ、伊予西条で最後の乗り換え。今回の予讃線の旅の残り1/3ほどの距離なのに、ここからまだ2時間もかかる。相変わらずちょっと進んでは対向の上り列車を待たされ、今治では後続の特急を先行させるため10数分停車、伊予北条に至っては、列車番号が変わって別列車扱いになる運用上の段取りもあるとはいえ、20分間も停車する。道理で距離に見合わない時間がかかるわけだ。伊予北条ではさすがに手持ち無沙汰なので、車掌さんに一応断わってから気分転換に駅の外へ。京都~松山の路線距離は約450km、フリー切符でない通常の切符でも100km以上なら途中下車が可能なのだ。そうして駅舎併設の交流施設でソフトクリームを買ったら、何だかよくわからない、お湯不要の半身浴機器を厚意で勧めてくれるので納まってみた。傍目にもマヌケだと思ったが、何だかポワンとしながら、この日北条で催されるお祭りの話などを伺ったりして、まったく思いもかけない時間を過ごさせていただいた。

発車時刻が迫ってデンシャに戻ると、松山市近郊でさすがに混んできた車内の、捨てたつもりのボックス席がまだ空いていた。正確には向かいに座っていた少女と言っていい年頃の女の子二人もそのままだったので、またひと声かけて席に戻らせてもらう。今どきな感じだが最初に乗り込んできたときから礼儀正しいいいコたちだった。昨今頻発しているクソみたいな事件などに巻き込まれたりすることなく、これからも無事で過ごして欲しいと思わず願いたくなる。一方、観音寺からずっと同じ行程だった、胸に抱いたぬいぐるみに窓外を見せ続けている風変わりな女性のボックス席だけは、この時もそこだけポツンと空いていた。デンシャ旅でいつも思うが、本当に世の中いろんな人がいる。

京都を発って約9時間、最後は定刻通りの16:12、松山に到着。さすがに時間の感覚がほとんどおかしくなっていたが、伊予鉄市内線の路面電車が行き交う駅前風景を見てホッとする。

(つづく)

撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-05-04 #02  予讃線 宇多津~伊予西条  〔香川県~愛媛県〕

05 26, 2015 | デンシャ旅 -四国(JR)

2 Comments
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2015年5月4日(月) GW5年ぶりの四国旅第2回
予讃線の鈍行を乗り継ぎ松山を目指す
坂出11:38発の下り1231M琴平行き

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11:42着/11:48発の宇多津(うたづ)

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席にありつけた というか空いている

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晴れ間も出てきた

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11:58着の多度津(たどつ)で12:00発の1533M観音寺行きに乗り換え

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1533MはJR四国版113系 5年ぶりに見たがやはりヘンな顔 (観音寺駅で)

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ガラ空き

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古い給水塔のある多度津駅のたたずまい

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12:04、海岸寺

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海岸寺~津島ノ宮

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12:11着の詫間(たくま)駅で対向の上り14M 特急「しおかぜ」14号を退避 数分遅れていた

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3分遅れの12:24、高瀬駅で
俳優の要潤、馬渕英俚可の両氏がここ香川県三豊市の出身でふるさと大使を務めているんだそう

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12:33着予定が3分ほど遅れた1533M終点の観音寺

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12:40発の4547M伊予西条行きに乗り継ぎ

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豊浜~箕浦

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箕浦駅 12:49着/発だが遅れている

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時刻表では12:54着12:58発の川之江だが対向の上り6M 特急「しおかぜ」16号も遅れている

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13:05、2分遅れで伊予三島 どの駅もナゼか利用者の大半が若い女性

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13:20ごろ、伊予土居駅で上り138Mを待つ どちらも遅れている

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13:35ごろ、多喜浜(たきはま)駅で上り18M 特急「しおかぜ」18号退避

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それでもほぼ定刻の13:53ごろ、伊予西条に到着


瀬戸大橋を渡り終えて最初の停車駅、坂出で乗り換えたデンシャから予讃線の旅へと移行する。宇多津(うたづ)、丸亀(まるがめ)、讃岐塩屋(さぬきしおや)と5年前のGW旅以来の懐かしい駅名が続き、四国にいる実感が大いに湧く。宇多津でほとんどの乗客が降り、ボックス席を独占できるほど空いたから旅の気分も盛り上がってきた。多度津で乗り換えた列車はさらにガラ空きで、逆に大丈夫かJR四国、と心配になってくるほどだ。海岸寺駅を過ぎると瀬戸内海が間近に迫り、やっぱり来てよかったとしみじみ感じ入る。

ただ、こうして改めて予讃線に乗ってみると、四国屈指の大幹線なれど高松~多度津間を除いて単線という実情は、事あるごとに対向列車を待たされ、しかもそれが遅れて来ればこちらの出発も遅れ、最悪、乗り継ぎの失敗に繋がりかねない不安とフラストレーションを生じさせる。実際このときも観音寺では慌ただしい乗り換えになってしまったりもしたが、それでも行程の2/3ほどに位置する伊予西条まで何とか辿り着いた。

(つづく)

撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-05-04 #01  5年ぶりの四国  〔京都府~香川県〕

05 25, 2015 | デンシャ旅 -関西(JR)

2 Comments
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2015年5月4日(月)
GWの旅を始める

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京都駅7:29、3203M 新快速 播州赤穂行きでスタート

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東海道本線を下って7:57、大阪

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8:22三ノ宮、2駅先の神戸からは山陽本線

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舞子~朝霧(あさぎり)間 明石海峡大橋

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9:03着の姫路駅で

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9:29着の相生(あいおい)で9:33発の1311M岡山行きに乗り継ぎ、10:39、岡山

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瀬戸大橋線に乗り換える

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岡山10:53発の3123M 快速「マリンライナー」23号

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席にあぶれたため、最後尾に立つ 以下、しばらく後面展望

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11:18の児島からはJR四国 38D 特急「南風」8号とすれ違う

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四国上陸 マリンライナーは高松方面へ針路を東にとる

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11:34着の坂出(さかいで)駅で下車 11:38の予讃線(よさんせん)下り1231M(右の列車)に乗り換える


今年のGWはどうしようか迷った挙句、松山へ行くことにした。昨年の北陸本線のように、どうしても行きたい、いま行っておかないと、という場所もないので直前まで行先が決まらず、松山と思い定めたころには宿がほとんど塞がっていて、みんながそろそろ帰りはじめるような5月4日からスタートする旅程しか組めなくなっていた。おまけに、JR四国はフリー切符類が豊富だからと楽観していたら、今回の計画に上手くフィットするような条件のものがないことも判明。こんなグダグダなら本来やめにすべきだが、もう行く気になってしまったものだから半ば意地になって出かけた。

フリー切符がダメでも出費をなるたけ抑えようと、初日は移動日と割り切り松山までの全行程を在来線の鈍行のみに設定。それでも京都~松山は7,280円もかかる。時期外れなので使えないが1日分2,400円ほどでどこまでも行ける青春18きっぷの破壊力に今さらながら驚く。時間はというと、京都を出発して4時間後にようやく瀬戸大橋を渡り終えて四国上陸、松山到着まではさらに5時間を要するという長丁場だ。我ながら今回の旅は失敗だと思ったが、坂出に着いてそういえば5年ぶりの四国なんだなと気付いたら、何だか急に旅情が湧いて楽しくなってきた。

(つづく)

撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-11~04-12  京都丹後鉄道 (勝手に)視察旅 index

05 24, 2015 | 旅のindex

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2015年4月11日(土)

2015-04-11 #01  福知山へ  〔京都府〕
2015-04-11 #02  京都丹後鉄道 福知山駅  〔京都府〕
2015-04-11 #03  丹鉄 福知山市民病院口駅、特急はしだて3号で宮津  〔京都府〕
2015-04-11 #04  丹鉄 天橋立から与謝野  〔京都府〕
2015-04-11 #05  加悦鉄道廃線跡サイクリング  〔京都府〕
2015-04-11 #06  加悦SL広場  〔京都府〕
2015-04-11 #07  加悦 ちりめん街道  〔京都府〕
2015-04-11 #08  丹鉄 与謝野~西舞鶴  〔京都府〕
2015-04-11 #09 END  丹鉄 丹後由良駅と由良川橋梁  〔京都府〕

2015年4月12日(日)

2015-04-12 #01  丹鉄 西舞鶴~峰山  〔京都府〕
2015-04-12 #02  丹鉄 京丹後大宮、網野  〔京都府〕
2015-04-12 #03  丹鉄 コウノトリの郷、夕日ヶ浦木津温泉  〔兵庫県/京都府〕
2015-04-12 #04  丹鉄 豊岡、久美浜  〔兵庫県/京都府〕
2015-04-12 #05  丹鉄 小天橋駅と廃ホテル  〔京都府〕
2015-04-12 #06  丹鉄 かぶと山、天橋立  〔京都府〕
2015-04-12 #07  天橋立 傘松公園へ 〔京都府〕
2015-04-12 #08   傘松公園   〔京都府〕
2015-04-12 #09 END  丹鉄 また逢う日まで  〔京都府〕


撮影日:2015年4月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #09 END  丹鉄 また逢う日まで  〔京都府〕

05 22, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、最終回
天橋立駅15:50の宮豊線下り235Dで15:59、与謝野駅

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写真2枚目の待合室建物財産標

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与謝野駅南口 加悦鉄道廃線跡 かつてはフェンスの左手に加悦鉄道用のホームがあった

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前日と同様、4113D「丹後あおまつ」3号が回送されてきた

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前日の同じ時間、西舞鶴まで乗った232D この日はコミューター車両と呼ばれるリニューアル車での運用だった

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16:29、上りの特急4006D「たんごリレー」6号に乗車

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16:45着の宮津駅で進行方向を変え、宮福線へ 右手の線路は宮豊線

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17:02着/発の大江駅 下り5087MのJR特急「はしだて」7号と列車交換

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17:14、福知山駅に到着

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左に停まっている17:21発の下り119MはJR普通列車車両だった

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福知山駅18:02発の山陰本線上り1150M普通園部(そのべ)行きに乗車

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福知山城

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19:11、園部着 19:13発の上り274M普通京都行きに乗り継ぎ

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どこから帰って来ても京都タワーを目にするとやっぱりホッとする

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19:59、京都着


天橋立観光はこの旅最後のイベントだった。あとは帰るだけだ。一応、乗る列車は福知山まで最速で戻れる特急、「たんごリレー」6号に決めてあったのだが、観光を駆け足で済ませすぎて時間が余ってしまった。ふと思いついて、普通列車で福知山とは逆方向の与謝野駅へ。天橋立駅で、夕方2便しかない上り特急に乗客が集中するのは必至。ひとつ手前の停車駅、与謝野から乗れば座席を確保できると踏んだのだが、果たしてそれは正解だった。与謝野にて余裕で着席できた「たんごリレー」6号で天橋立駅に戻ると、空席はあっという間に埋まってしまった。

ただ、宮津駅から宮福線へと入る際、進行方向が変わるという大事なことを忘れていた。宮津で向かいの座席を転換させようとはしたのだが、その先の席のふんぞり返って半分寝ていたオッサンの面倒そうな態度と、その隣のビジネスマンのデカいキャリーバッグも障害になって断念せざるを得ず、小太りの中国人旅行客の男性ペアと向かい合わせで福知山まで過ごす破目になってしまった。別に中国人だからどうとかいう偏見は僕はないつもりだが、単純に二人組のオッサンと対面しているのは暑苦しい。

福知山からは、また往路と同様のJR山陰本線普通列車で、たっぷり2時間かけて京都まで帰った。驚いたことに、京都駅の改札口へ向かう人波の中に、天橋立観光船の帰りの便で見た、影のある一人旅の女性の姿があった。与謝野駅に寄ってないにしても、ダイヤとしてはつまり僕と同じタイムテーブルでここまで辿り着いたことになる。声の一つもかけたくなったが、船上と同じ「独りにしといてオーラ」が漲っているのでやめにする。斯くして追い抜いたから、彼女も改札を出たのか、それとも他の路線へ乗り換えたかは分からない。

北近畿タンゴ鉄道から丹鉄へ移行してどうなったか勝手な視察と、沿線の加悦と天橋立の訪問も果たせて個人的には満足の旅だったが、丹鉄は本当にまだようやく緒に就いたばかりで、北近畿タンゴ鉄道から利用客の数も含めてほとんど変化はないと言えるような状況だった。京都市内と宮津天橋立を結ぶ京都縦貫自動車道の7月全線開通など、取り巻く環境も前途多難だ。今後を注視していきたい。

(終)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #08   傘松公園   〔京都府〕

05 21, 2015 | 丹後海陸交通

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第8回
丹鉄をしばし離れて天橋立観光
傘松公園から見た天橋立

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丹後海陸交通のケーブルカー 傘松駅

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傘松公園

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手前がケーブルカー、奥はリフト

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海抜130mの傘松公園からの眺望
天橋立は全長約3.6kmの天然の砂州 左手が宮津湾、右手が内海の阿蘇海

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さらに北方には、オオミズナギドリの群生地として島全体が国の天然記念物に指定されている冠島(かんむりじま)も見える

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カップル向けの「願いの鐘 願いの鍵」

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prisoner of love…

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傘松公園キャラクター「かさぼう」…

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復路はリフトで

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復路の観光船「かもめ11号」

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一の宮桟橋を振り返る 左手の山上が傘松公園

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往路に乗った「かもめ1号」とすれ違う

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天橋立桟橋に帰着

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天橋立桟橋側の文殊山上にも「天橋立ビューランド」という展望所がある

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その「天橋立ビューランド」側からの眺望
北近畿タンゴ鉄道を初めて訪れた2007年9月に立ち寄った際の撮影


観光船とケーブルカーで傘松公園に到着。その場にいると単に松林としか感じられない天橋立も、こうして高みから俯瞰するとやっぱり壮観だな、としばし感慨に耽る。しかし、傘松公園自体に小学生時分の家族旅行の懐かしい感触はまったくなかった。AmaTerrace(展望レストラン)だのスカイデッキだのと色々リニューアルされているようだし、多分、大した工夫もない、昭和な「観光地の展望台」だった頃とは変わってしまっているからだろう。ただ、復路をリフトで降りた時だけは、特有の浮遊感と丸腰で味わう海風、という身体感覚が、ほんの微かに当時の記憶を呼び覚ましてくれたような気がした。

帰りの観光船は、2階部分が丸ごとオープンデッキになっているタイプだった。別に寒くもないのに誰も上がって来ないので気持ちのいい360度の視界を独占。途中で一人旅、それも傷心旅行ではと思わせる影のある雰囲気の女性と、インドな感じの3人の海外旅行客が現れてそれも束の間だったが、後者のうちのインドな感じの一人が、ニコリともしないでiPhoneを僕に渡して写真を撮れという。3人ともニコリともしないで写真におさまったあと、しばらく海と天橋立を眺めてまた階下へ降りて行った。欧米、中韓以外の観光客との邂逅は初めてなのでお国柄とか不案内なのだが、もしや、俯瞰で楽しむことを知らずただの松林の「天橋立」にガッカリしてたのじゃなければいいんだけれど。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #07  天橋立 傘松公園へ 〔京都府〕

05 19, 2015 | 丹後海陸交通

8 Comments
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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第7回
天橋立駅から歩いてすぐの観光船乗り場へ向かい、丹後海陸交通の船とケーブルカーで傘松公園を目指す

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まずは観光船 これは「かもめ1号」らしい
天橋立桟橋から一の宮桟橋までを約12分で結ぶ 休日は20分間隔の運航

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名物の廻旋橋 船を通す際に回転する

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右手の松並木が天橋立 航路は並行している

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カモメが船から離れない

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線内で販売されている「カモメのえさ」(かっぱえびせん)目当てだった

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一の宮桟橋に到着

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一の宮の観光船乗り場をあとに、ケーブルカー乗り場へ向かう

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徒歩5分ほどで昭和な土産店が並ぶケーブルカー乗り場(府中駅)前に到達

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ケーブルカー乗り場(府中駅)

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正式名称は天橋立鋼索鉄道

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経営は先ほどの観光船と同じく丹後海陸交通

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僕も含む観光船の乗客がそのまま移って来たのもあって盛況

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府中駅を発車 乗車時間は4分

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高度が上がり、「斜め一文字」の天橋立の景観が眼下にひろがって来た


天橋立駅で下車した本当の目的は、天橋立観光。僕の旅ではほとんどあり得ないパターンだが、小学生の頃の家族旅行で訪れた傘松公園を再訪してみたかったのだ。当時の記憶と写真によると駅の近くの民宿で一泊、海水浴や釣りを楽しんだあと、レンタサイクルで天橋立を一の宮へ渡り、リフトで傘松公園へと至ったようだが、逐一再現する暇も必要もないから、できるだけ速くて楽しそうなプランを一応考えておいた。お誂え向きに「観光船(往復)+ケーブルカー・リフト(往復)、通常 1,620円 → 割引 1,500円」という内容の「傘松観光券」なるお得な周遊券も販売されている。これだ。

まずは観光船。とはいえ、本当は天橋立の松並木の小径をゆっくり歩いてみたかったと思っていたのだけれど、これはこれで楽しい。船内販売の「えさ」(小袋のかっぱえびせん、100円)を嬉々としてカモメに与えていたおじさんが、「そんな30円ぐらいで買えるモンをわざわざ」と経済観念のシビアなご夫人に咎められていたのも可笑しかった。

ケーブルカーは一応、鉄道の範疇に入る乗り物なので、いずれは全国各地乗り尽くしたいとは考えてはいる。が、しかし、この天橋立ケーブルにしたって地元京都だというのに乗るのは今回が初めてだ。つまりは、何かのついでに乗れたら乗ろう、程度の気概のなさというわけだ。それはそうと、件の家族旅行の際は併設のリフトで登ったハズだが、当時と変わってなさそうなレトロな府中駅を目にしても、何にも記憶が甦って来ない。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #06  丹鉄 かぶと山、天橋立  〔京都府〕

05 18, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第6回
小天橋駅から12:25に乗った宮豊線下り2227Dは観光列車「丹後あかまつ」1号だった

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12:30、かぶと山駅で下車
丹鉄になって「甲山(こうやま)」から改称された駅

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1962年(昭和37年)3月1日、国鉄宮津線の甲山駅として開業

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ホームと待合室しかない駅

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兜山(かぶとやま)

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ホームの運転士用安全確認ミラー

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2008年訪問時の同じ位置のもの

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かぶと山駅から12:38の上り226Dで13:32、天橋立駅

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改札窓口が改修されていた

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1925年(大正14年)7月31日、国鉄宮津線の駅として開業

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どうやら駅全体が改修工事の最中のようだ

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駅前の昭和な雰囲気は変わってなかった

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ホームの車両位置案内
タンゴディスカバリーは2011年3月のダイヤ改定でなくなった


小天橋駅に現れた次の下り便は観光列車「丹後あかまつ」1号だった。予約と別料金が必要だが、2両編成の前の車両は普通列車で、そちらへ乗り込み9つ目の訪問駅、かぶと山へ。ここも国鉄時代からの「甲山」を、駅近くの観光地「兜山」の名に合わせて改称した駅なれど、ホームと待合室しかない寂しい無人駅。実態は地元の通学生のためのようなもので、駅前の駐輪場も満杯だが、2008年の初訪問時はホームに菓子や飲料のゴミもいっぱいだった。今回は散った桜の花びらしか目に入らず、マナーも向上したかと安堵しかけて、ふと運転士用の安全確認ミラーを見上げると、傘で突いたか石を中てたか鏡面に幾つもの凹みが。2008年はそれこそボコボコだったから、何が面白いのか「クソガキ」どもの悪しき伝統は続いているのだと思い知らされた。

とまれ、これで丹鉄になって改称された駅はすべて周り終えた。ひとまず天橋立駅まで戻り、改札を出てみると以前と勝手が違う。5月25日まで駅舎改修工事中との案内看板もあるが、駅舎だけでなく駅前の整備も含めて駅全体をリニューアルしているようだ。さすがは日本三景・天橋立、集客力も抜群でJRも電化してまで乗り入れるこの駅だけは、丹鉄も(まぁJRの資金提供もあるのかもしれないが)ハッキリ目に見える形で変化をアピールする作戦らしい。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #05  丹鉄 小天橋駅と廃ホテル  〔京都府〕

05 16, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

4 Comments
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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第5回
宮豊線上り224Dで久美浜駅を11:17に発ち、11:25、小天橋駅で下車

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丹鉄になって「丹後神野(たんごかんの)」から改称された駅

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1932年(昭和7年)8月10日、国鉄宮津線の丹後神野駅として開業
駅舎は3セク移管後のもの

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日間(ひま)の松原=小天橋
久美浜湾口の砂州が小型の天橋立のようなので小天橋
山陰海岸国立公園の指定、世界ジオパークの認定も受けている

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待合室に観光案内所を兼ねた駅事務所もある有人駅

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廃ホテル
バブル末期に未完成で建設が中断されたまま放置されている

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丹鉄車内から見た廃ホテル

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13階建て

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近くにはタクシー営業所の廃墟も

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葛野(かずらの)の集落

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久美浜湾
小天橋で日本海と隔てられている汽水性の潟湖(せきこ)

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対岸の兜山(かぶとやま)
山頂の展望台から久美浜湾と小天橋を一望できる

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復路は葛野(かずらの)の集落を歩いた

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この日8つ目の訪問駅は小天橋。国鉄時代からの「丹後神野」を、世界ジオパーク認定も受けた小天橋という観光地の名に合わせて改称。分かりやすい施策ではあると思うが、その割に駅前には連絡するバスはおろかタクシー1台の姿もない。一応、駅舎内の事務スペースが観光案内所を兼ねてはいるが、おじさんがひとり暇そうにTVを観ている。次のデンシャまで1時間あるので小天橋まで行ってみたいと伝えると気さくに応じてくれたけれど、レンタサイクルもないので徒歩だと厳しいとのこと。じゃあ久美浜湾でも眺めてきます、と観光マップをもらってブラつくことにした。

歩き出してしばらくすると、丹鉄も脇をかすめる大きなホテル様の建築物が現れる。2008年の初訪問時も今回も、車内からはホテル、あるいは特別養護老人ホームだろうか、何れにせよ看板もなく変だな、とは思っていたのだけれど、こうして近付いてよく見れば人の気配が全くないばかりか窓ガラスも割られ、廃墟以外の何ものでもないことが分かる。嫌いじゃない、というよりむしろ好きな部類の物件ゆえその場で急ぎスマホで調べたところ、マニア筋では割と知られた、建築途中で資金が尽きて20年ほど前から放置されたままの廃リゾートホテルらしく、Web上に内部潜入ルポ的なコンテンツも多数見受けられる。ロープもフェンスもないのをいいことに僕も少し中を覗いてみたが、いまだに建築資材も置かれたままで、それらの記事写真で見るのと同じ光景がひろがっていた。気味悪さより、勝手にこんなものを建て捨てて行った開発者のバブリーな魂胆に腹立たしさを覚える。

一応、小天橋も目指して歩いてみたが、片道だけで1時間かかりそうでやはり無理だった。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #04  丹鉄 豊岡、久美浜  〔兵庫県/京都府〕

05 15, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第4回
夕日ヶ浦木津温泉駅から10:14の宮豊線下り323Dに乗車

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ふたたび西に、兵庫県へ

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JR山陰本線と合流する形で豊岡駅に至る

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10:44、宮豊線終点の豊岡駅に到着

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JR豊岡駅
1909年(明治42年)7月10日、国鉄(播但線→山陰本線)の駅として開業
2011年(平成23年)2月13日に新しい橋上駅舎に建て替わってしまった

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駅前風景

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ホームは国鉄時代の雰囲気が残る

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豊岡から10:58発の上り224Dに乗車
円山川橋梁を渡る

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円山川

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丹鉄として乗務の面も新体制になったのか、運転指導員が付く便も多かった

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再び京都府、11:13、久美浜駅

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久美浜駅舎
1929年(昭和4年)12月15日、国鉄宮津線の駅として開業
立派な駅舎だが国鉄時代ではなく3セク移管後のもの

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日曜は駅舎内で朝市が催されている

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夕日ヶ浦木津温泉駅からまた西へ進み、宮豊線終点の豊岡駅へ。「北近畿」タンゴ鉄道から「京都」丹後鉄道へと大胆に社名が改められたが、コウノトリの郷と豊岡の両駅だけは兵庫県。その辺りはどう受け止めておられるのかコウノトリの郷駅で出会った方々にお聞きしたかったところだ。
豊岡は基本的にJR山陰本線の駅で、丹鉄は北東部の頭端式ホームを間借りしているような形。元々、3セク移管前は国鉄/JR宮津線だったのだから、JRホームとの仕切り柵や簡単な改札窓口の存在以外、風景としては当時とそう変わってないんだろう。多分、一番変化したのはJRの豊岡駅舎。歴史と風格のある特徴的な木造駅舎から、2011年、つまらない橋上駅舎になってしまった。

15分ほどで折り返し、再び京都府へ戻って久美浜駅。対向の225Dとの交換待ちの4分間で駅舎を拝んだだけだが、明治時代の久美浜県庁玄関を模したというお金のかかってそうな重厚な駅舎にもかかわらず、物産品の販売所としてしか機能してないようなミスマッチ感と、駅前の人影の薄さは2008年訪問時と相変わらずだった。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #03  丹鉄 コウノトリの郷、夕日ヶ浦木津温泉  〔兵庫県/京都府〕

05 13, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

2 Comments
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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第3回
宮豊線下り217Dで県境の峠を越え、兵庫県へ

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9:15、コウノトリの郷駅に到着
「但馬三江(たじまみえ)」から改称された駅

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1929年(昭和4年)12月15日、国鉄宮津線の但馬三江駅として開業

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当駅舎を校舎に見立てて様々な交流活動「ななえの学校~きまぐれ教室~」を主催されている森本七重さん(左)とご主人

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2010年9月に駅舎内に開店した「駅そば ぽっぽや」
お願いしてまだ準備中のところを撮らせていただいた

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国鉄時代の但馬三江駅写真

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2010年に架け替えられた旧円山川(まるやまがわ)橋梁を偲ぶモニュメントもある

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2008年訪問時、ホーム待合室向かいに辛うじて姿を留めていた古い小屋が、朽ち果てていた

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9:33、上り222Dに乗車

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9:59、再び京都府へ戻って夕日ヶ浦木津温泉駅に到着

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北近畿タンゴ鉄道時代の「木津温泉」から改称

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1931年(昭和6年)5月25日、国鉄宮津線の丹後木津駅として開業

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駅ホームに足湯「しらさぎの湯」がある

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豊岡方面へ西進、久美浜を過ぎると兵庫県北部へと至る。その旧国名を冠した但馬三江(たじまみえ)という美しい名の駅があったのだが、この度「コウノトリの郷」に改称されてしまった。寂しい思いで駅名標を見つめながら下車すると、駅舎に人が集まり何やら賑やかだ。何だろうとたまたま声をかけたのが、当駅で世代を超えた地域交流活動をされている森本七重さんという方で、色々とお話を伺ってその活動の意義に賛同もし、この日の集まりがその一環らしいことも分かったのだけれど、僕は駅名だけでなく駅舎まで2008年訪問時と変わってしまっていることにショックを受けていた。丹鉄唯一の国鉄時代の駅舎だったのに、2010年2月に改修され、駅舎内もソバ屋さんが開店している。

でも森本さんは晴れやかに言った。やっとコウノトリの郷という駅名になりました、と。北近畿タンゴ鉄道時代にも愛称としては採用されていたようだが、やっと、ということは請願を続けておられたということだろう。駅名に関して僕自身は、いかにも3セクの発想だと蔑んでいたところがあったのだが、土地の方が望んでいたのならもう何も言うことはない。駅舎の改修も、きっとその延長上のことのようで、本当に誇らしげだ。

コウノトリの郷駅をあとにして再び京都府へ戻り、この日5つ目の訪問駅、夕日ヶ浦木津温泉。ここも丹鉄になって改称された駅だが、北近畿タンゴ鉄道時代と見た目の変化はなかった。ホームの足湯を、つい先ほど温泉宿の送迎バスで駅に着いた若いカップルが利用していたのだけれど、小用でトイレに入ったところ、ちょうど窓の下に足湯と二人の背中が見える。まさか背後がトイレだと思わないからか二人はこちらには気付かないが、僕自身は何だか後ろめたい、というより変質者になったような妙な背徳感を味わう破目になった。丹鉄には足湯とトイレの位置関係の再考を切に望みたい。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #02  丹鉄 京丹後大宮、網野  〔京都府〕

05 11, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第2回
7:40、峰山駅から宮豊線上り218Dに乗車

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218Dは普通列車だが「くろまつ」や「あかまつ」同様、JR九州の「ななつ星in九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏デザインのリニューアル車

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7:46、京丹後大宮駅に到着

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北近畿タンゴ鉄道時代の「丹後大宮」から改称された駅

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京丹後大宮駅舎

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1925年(大正14年)11月3日、国鉄宮津線の口大野(くちおおの)駅として開業
1963年(昭和38年)5月25日、丹後大宮駅に改称

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建物財産標によれば昭和17年9月竣工のものという待合室
3セク移管後、軒並み国鉄時代の駅舎が失われたKTRの駅だが、待合室が残されているパターンが多い

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8:10、下り217Dに乗車

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8:28、網野駅  駅名に変更はナシ
時間調整で10分間停車

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網野駅舎
1926年(昭和元年)12月25日、国鉄宮津線の駅として開業

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整理券 フリー切符利用なので必要はないがチェック 社名の印字はちゃんと京都丹後鉄道に切り換わっていた

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さらに西へ

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9:01到着の久美浜(くみはま)駅
朝イチに乗ったKTR8000形が特急「はしだて」2号(豊岡~久美浜は快速)として上りホームに入線してきた


峰山駅から一駅戻り、丹鉄になって改称された京丹後大宮駅へ。峰山と同じく、駅名標と改札窓口付近の表示以外、北近畿タンゴ鉄道時代と変化はない。次に訪問した網野駅も同様。与謝野駅のように駅名看板すら架け替えていない。もうここらで察しがついてきた。駅名の改称云々に関わらず、丹鉄の駅としての目に見える変化は本当に必要最小限に留めてあるようだ。開業からまだ10日やそこらなので予断ではあるが、今後もそう大きな変更を加える様子はなさそうだ。なにしろ、WILLER TRAINSが「火中の栗を拾う」行為と揶揄の声もあるなか引き受けたのは、赤字額日本一の3セク鉄道なのだ。まずは運行ダイヤの再構築などを含むソフト面での改良に重点を置こうとしているようだし、僕もそれには大いに賛成だ。

ところで、駅前の府道の駅案内標識は北近畿タンゴ鉄道時代のままだということにも気付いたが、これは国土交通省の管轄だと思うのだけれど、どうするんだろうか。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-12 #01  丹鉄 西舞鶴~峰山  〔京都府〕

05 10, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目の朝
西舞鶴駅

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西舞鶴運転区
観光列車「丹後あかまつ」「丹後くろまつ」が車庫にいた

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下り始発の普通列車615Dは、かつて特急「タンゴディスカバリー」として運用されていたKTR8000形だった

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この旅4度目の由良川橋梁を渡る

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天橋立

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7:03着、7:05発の与謝野駅

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前日、レンタサイクルで駆け回った加悦谷(与謝野町)

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7:24、峰山駅で下車

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1925年(大正14年)11月3日、国鉄宮津線の駅として開業

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峰山駅舎(西口)

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上り218D


2015年4月12日(日)、朝6:17の西舞鶴駅始発便で丹鉄の旅2日目をスタート。豊岡行きの普通列車は、かつての特急「タンゴディスカバリー」用の車両だった。現在その名称は廃止されたものの、豊岡から特急「はしだて」2号として運用するための回送がてら、普通列車として営業の足しにしようということのようだ。だが生憎、日曜の朝の利用客は数えるほどしかいなかった。

僕にとっては、席に着くなり飲み食い騒ぎ、あとは目的地まで寝てるような弛緩した観光客のいない、貸し切り状態の車両の快適なシートに収まって、車窓写真も好きなタイミングで好きなだけ撮りまくれるこんな状況は至福以外の何ものでもない。途中で降りるのが惜しくなり、豊岡まで乗り通そうかとも考えたが、前日満足に遂行できなかった駅めぐりの反省を踏まえ、やはり昨晩組み直した計画通り、峰山で下車する。

と言っても、いま本当に用があるのは駅名が改称されたひとつ手前の京丹後大宮駅。素直に降りるとそこで過ごす時間が長すぎて困るため、峰山でワンクッション置いて戻るという、フリー切符ならではの駅めぐり旅の法則に則った行いではあるのだが、同じ時間でひとつでも多くの駅を見てまわることができる有意義な知恵だと思う。
峰山は、駅名標と改札口周りの表示が丹鉄のものに変わった以外、北近畿タンゴ鉄道時代と変化はなかった。

(つづく)

撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-11 #09 END  丹鉄 丹後由良駅と由良川橋梁  〔京都府〕

05 07, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月11日(土)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 初日最終回
西舞鶴駅から17:36発の宮舞線下り241D(左)に乗車

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四所(ししょ)駅で列車交換 対向の上り334Dは与謝野駅に停まっていた丹後あおまつ用車両だった

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再び由良川橋梁を渡る

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由良川河口

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17:57、丹後由良駅で下車
左手に写っているのは当地の宿の方 欧米からの外国人宿泊客を迎えに来られていた

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1924年(大正13年)4月12日、 国鉄宮津線の駅として開業 丹鉄になってからも駅名に変更はナシ

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丹後由良駅舎

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駅前風景

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由良川河口へ向かって歩き、途中の踏切から見た丹後由良駅

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由良川橋梁

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上り236D

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下り243D

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19:20の上り238Dに乗るため丹後由良駅へ戻る

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19:40、再び西舞鶴駅

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ホテルのTV KBS京都放送、J2第7節 対V・ファーレン長崎戦…


チェックインした西舞鶴駅前ホテルを出て再び丹鉄に乗る。余った中途半端な、でも好きな夕暮れ時の時間を、由良川橋梁を渡る丹鉄でも眺めて過ごそうと思ったのだ。最寄りの丹後由良駅へ向かうため西舞鶴駅ホームへ戻ると、到着時と違う列車が発車を待っていた。1面1線ホームだしダイヤ的にも着いた時の車両が折り返すと思っていたが、西舞鶴には丹鉄の車両基地・西舞鶴運転区があるから何らかの都合で入れ替えたのだろう。コウノトリやらカニやら、丹後の名物で賑やかなラッピングが施されているのに、どういうセンスかカラーリングがエヴァ初号機のようだ。意味が解らん。もっとも、この旅で見た限り、すべての車両のカラーリングやスペックは北近畿タンゴ鉄道時代のもので、丹鉄オリジナルの要素はまだ何も見受けられなかった。

丹後由良駅から由良川橋梁は、徒歩10分もあれば着く。前回2008年に訪れた時は駅に地元有志の方の無料のレンタサイクルがあったのだけれど、駅には人影もなく自転車はもう1台も置かれていなかった。野良ネコもたくさんいたのに、影も形もなかった。7年も経ったとはいえ、寂し過ぎる変わりようにちょっと心が塞ぐ。由良川橋梁も、上りと下りの列車を1本ずつカメラに収めたものの、光量不足とどんよりした雲とであまり爽快感や夕暮れの情緒は味わえず、結果的には無駄足だった気がしないでもなかった。

そんな気分を引きずったままホテルへ帰り、つけて観たTVのJリーグ中継で贔屓のクラブが大敗。どうにも冴えない初日の終わりだった。どうでもいいことだが、久々に府内に宿泊したため、TVのチャンネル番号も放送局も家で観るのと何ら変わらず、逆に妙な気がした。旅に出て、よその土地の知らない局のオリジナル番組やCM、地図上では馴染みのない区分けの天気予報を見るのは、いつの間にか僕にとってひとつの楽しみとなっていたようだ。

(2日目の旅に続く)

撮影日:2015年4月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-11 #08  丹鉄 与謝野~西舞鶴  〔京都府〕

05 05, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月11日(土)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 第8回
与謝野駅 「丹後あおまつ号」が回送されていた

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与謝野駅の待合室にある、国鉄/JR丹後山田駅時代の資料スペース

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宮豊線上り232Dに乗車

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宮津湾(内海の阿蘇海)と天橋立(右手の松林)

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天橋立駅 観光列車「丹後くろまつ」 臨時、とある

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宮津駅で

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栗田(くんだ)~丹後由良(たんごゆら)

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丹後由良海岸

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由良川橋梁

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西舞鶴駅構内
2011年3月廃止の特急「タンゴエクスプローラー」として走っていたKTR001形

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17:03、西舞鶴に到着

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丹鉄西舞鶴駅ホーム 右手はJR舞鶴線 西舞鶴駅ホーム

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駅前風景

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駅前ホテルから見た西舞鶴駅舎


与謝野駅から丹鉄の旅を再開。と言っても、加悦で過ごした時間が予定より大幅にオーバーしているため、この日の駅めぐりは諦め、ネット予約していた翌日分のフリー切符の受け取りの都合もあって西舞鶴駅へ。JRと共同使用の大きな駅なのに、丹鉄の窓口は午後5時過ぎには閉まるとのことで大いに焦った。朝の福知山駅の窓口の方は、無理そうなら翌日はプリントアウトした引き換え券で代用して頂いて構わない、と融通を利かせてくれたのだが何とか間に合った。西舞鶴泊と決めていたので深く考えずに2日目の分を西舞鶴受け取りにしたのが間違いだった。両日とも福知山ならハナシは早かったのだ。

ついでに、西舞鶴駅前ホテルのチェックインも済まし、荷物を置いてから少し考え、日没までの中途半端な時間を、ある場所で過ごすことに決めた。

(つづく)

撮影日:2015年4月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-11 #07  加悦 ちりめん街道  〔京都府〕

05 03, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)

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2015年4月11日(土)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 第7回
加悦SL広場からの復路は府道を通ってみた

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「ちりめん街道」の看板のある脇道へそれると古い町並みが

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丹後ちりめん発祥の地=ちりめん街道らしい

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丹後の「丹」がモチーフだろうか

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ちりめん商家 旧尾藤家住宅(内部) 端午の節句の幟が飾られていた
尾藤家はちりめん業だけでなく北前船を所有したり、11代頭首は加悦鉄道社長や加悦町長も務めた

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旧加悦町役場庁舎

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同上 現在は与謝野町観光協会

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16時過ぎ、丹鉄の与謝野駅へ帰着


1時間ほど過ごした加悦SL広場からの復路は加悦鉄道廃線跡と並行する府道を通ってみる。鉄道が廃止になるような土地でもクルマの往来だけは盛んだ。いや、だからこそ鉄道が廃止になるのか。何れにせよ自転車では走りにくい。往路のサイクリングロードへ戻ろうかと思った頃、「ちりめん街道」の看板が目にとまり、そちらの脇道へそれてみた。途端に静かな、古い町並みが現れた。

あとで調べて分かったが、与謝野町加悦伝統的建造物群保存地区、いわゆる伝建エリアで、古来から当地で盛んだった絹織物を西陣から導入した技術で「丹後ちりめん」として定着、発展させ栄えた町並みが残されているというわけだ。加悦鉄道も、ちりめん輸送のために発生したといってもいい。とにかく右を向いても左を向いても素晴らしい家並が続いている。夢中で写真を撮っていると、旧尾藤家住宅という、本来なら拝観有料のちりめん商家の方が玄関先だけでも、と招いて下さった。SL広場を出た時点で既に予定の時間をオーバーしていたので、再訪を誓ってやむなく駅へ戻ったが本当にいい町だった。
SL広場到着時はこんなに疲れて時間がかかるなら路線バスにすべきだったと悔やんだが、廃線跡を楽しんだり、それにちりめん街道に気づくこともなかったと思うとやはりレンタサイクルでよかったと思う。

(つづく)

撮影日:2015年4月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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2015-04-11 #06  加悦SL広場  〔京都府〕

05 01, 2015 | 加悦鉄道(廃線)

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2015年4月11日(土)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 第6回
丹鉄与謝野駅からレンタサイクルで辿り着いた加悦SL広場
敷地は大江山鉱山駅跡なんだとか

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加悦鉄道2号機(旧鉄道院123形) 英国製

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2005年、国の重要文化財指定を受けた

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キハ101 現存する国内唯一の片ボギー車両なんだとか
動態化復元され、走行が可能らしい

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DB201 国内で唯一現存する森製作所製機関車だとか

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DB201に繋がれている付随客車フハ2

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キハ10 18  加悦鉄道で最後まで走り続けた車両のひとつ

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手動の転車台もある

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キハユニ51の運転台

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キハユニ51の車内

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保存時に復元された郵便室 現役当時はキハ51だった

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DC351と国鉄車掌車 ヨ2047

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国鉄ラッセル車 キ165 直接は加悦鉄道に関係ない、展示用に国鉄から借りた車両もある

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キ 165の内部

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加悦鉄道で稼働していた付随客車 ハ21

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そして前回の資料館写真にも写っていたキハ08 3
営業最終日の「さよなら列車」の大役も果たした

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国鉄時代の北海道苗穂工場で客車を気動車化した3輌のうち唯一現存する車両だそう

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去り際には晴れ間も出てきた


丹鉄与謝野駅からレンタサイクルで8.5km先の加悦SL広場に辿り着いた頃には午後2時をまわっていた。ニッケル鉱石を搬出していた大江山鉱山駅跡を再利用した施設らしく、大江山の山裾へ向け最後の最後が登り坂となっていて、変速機のない自転車かつ運動不足の身にはちょっとキツかった。

だが、しんどい思いをしただけの価値はあった。廃線跡と加悦駅舎に触れ十分イメージが膨らんだところで仕上げに実際走っていた車両群を目の当たりにすると、圧倒的リアリティを伴って加悦鉄道を感じることができた、ような気がした。
GWの5月4、5日には「初夏の加悦鉄道まつり」と称した動態保存車両の体験乗車会もあるそうなので、丹後へお出かけ予定のある方はぜひ丹鉄込み(企画乗車券「加悦鉄道まつりきっぷ」が販売される)で訪問してみて欲しい。

加悦SL広場 公式HP

(つづく)

撮影日:2015年4月11日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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