モノクロ写真
01 31, 2016 | その他
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ブログ再開以来、モノクロ写真で僕のデンシャ旅史を一から振り返ってるんですが、モノクロなのは、肉親を失って世界から色が消えたとか過去の思い出だから感傷に浸って、とかではまったくないんですよホント。
振り返るにあたってコンデジ時代の写真の色とかレンズ収差が気になって仕方ないので、思い切ってモノクロに変換してみたら解決した、っていうのが発端なんですけど、そんなある意味余計な情報が削がれたぶん、当時の僕が見たかった/撮りたかったものがより鮮明に甦り、目からウロコ的な喜びを味わって今や病みつき、という次第です。
そうすると、写真ってホントによく言われてるように光や構図とかの方が重要なんだな、って再認識できたし、コンデジでも意外によく写ってるから、もう別にコレで十分やん(笑)とも思えてきます。っていうか、高感度性能とかボケ具合とかすらどうでもよくなるし、何だったらピンボケとか被写体ブレしてる方が、その時の撮りたい気持ちが逆に強く現れててイイ写真のような気がしてきます。
そんなワケで僕自身は新たな写真の面白さを大発見したつもりなのでした。
今回の写真は前回のオマケ、山寺(立石寺)本堂前で旧友に撮ってもらった一枚。自分でも意図が思い出せない意味不明なポーズ、メンドくささ全開の投げやりな構図etc…。モノクロにしたからって何でもイイ感じになるワケではない好例(笑)。
撮影日:2007年3月11日
カメラ:Canon IXY 800IS
Adobe Photoshop Lightroomでレタッチ
BEN FOLDS " Landed "
ジャズではよくあるピアノトリオ形態のポップバンド、というのが僕には衝撃的だったベン・フォールズ・ファイブのフロントマン、ベン・フォールズの3rdソロアルバムから。軽妙なメロディーセンスが好き。

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