2012-05-02 #5 END 根室本線 富良野~新得 〔北海道〕
06 15, 2012 | デンシャ旅 -北海道(JR)
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2012年5月2日、GW北海道・フリーパスの旅3日目。
この日最後は、根室本線(ねむろほんせん)。
初日に新得(しんとく)~根室間は乗車済みなんですけど、
道内最長路線だけあってまだ乗れてない区間があるんです。

16:45、富良野から下り列車に乗車。山部(やまべ)駅付近から望む芦別岳(あしべつだけ)。

かなやま湖(金山ダム)の畔を通ったり。

傾いた日差しが窓枠を照らします。

映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地、幾寅(いくとら)駅。
帰宅する学生さんたちが一斉に降りました。

夕暮れのせいか、鈍行のリズムに合ってるからか。やたら風景が美しく感じられました。

そして初日以来、2度目の狩勝峠。

特急で駆け抜けた時は何だかよく分からなかった信号場(列車行き違いのための設備)も、
前面展望でウォッチング。

2度目となると勝手も分かり、より雄大さが増した気がする狩勝峠越えでした。

18:09、新得に到着。
これで根室本線の富良野~根室間は制覇。でもまだ滝川~富良野間が残ってます…。
それは翌日に持ち越し、このあとは宿のある帯広へ向かう特急に。
こうして3日目が終わりました。
(翌日の旅につづく)
撮影日:2012年5月2日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)

富良野から16:45の根室本線下り2433Dに乗車。

単行のキハ40の車内は帰宅の通学生でいっぱい。

後部の小窓が開いてたのでガラス越しじゃない車窓風景撮影を楽しむ。
GWの北海道はまだ寒いと聞いてたが全然寒くないんだこれが。
暖かいGWで、ヒヤッとした空気は稚内に降り立った時に一瞬感じたぐらい。

16:59、山部駅で学生さんのまとまった下車があり、ボックス席が空いたので座る。

17:08、下金山(しもかなやま)駅。

17:17、金山駅。上り2436Dと列車交換。

金山駅を振り返って。うおっ、何か古いレンガ造りのランプ小屋がある!
列車交換の待ち時間があればよかったのに…。

金山駅を発ってトンネルを抜けると金山ダム。キレイやなぁ。

ダム湖の向こうの山に日が沈んでいく。

17:30、東鹿越(ひがししかごえ)駅。

17:36、幾寅(いくとら)駅。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影のために古っぽく改装された駅舎だそう。
劇中では「幌舞(ほろまい)」駅として登場する。
映画はCS放送で、鉄道員のドキュメント的な内容だと思って観たら
ファンタジーだったので虚を衝かれて号泣した(笑)。

17:46、落合(おちあい)駅。
狩勝峠の旧線もここから始まっていた。
それにしても、風景も駅舎もイイ感じで、気に入ったなぁ根室本線のこの区間。

狩勝峠、広内(ひろうち)信号場。

西新得信号場…かな?

18:09、2433Dの終点・新得に到着。
「北海道の重心地」とのことでヤジロベエのモニュメントが。

SL時代、難所の狩勝峠越えの基地として賑わったという新得駅。
かつての栄華を讃える、機関助士の像も。

新得から18:46の下り37D、特急「スーパーとかち」7号に乗車。
指定しておいた僕の席だけぽっかり空いてたというような満席の状態。
明日からのGW後半に向け、いよいよ混んできたか?
19:16、帯広着。
乗り残した富良野~滝川間を真っ暗闇の中で乗ってもつまらないし、
ホテルの林立する帯広までわざわざ足を伸ばしたというワケです。
デカい街だけど、夜に降り立ったらナゼか鳥取駅前と雰囲気が似てる気がした。
夜中、ホテルでTVつけたら「水曜どうでしょう」が放送されてた。
もう何度も見た「札幌→博多3夜連続深夜バスだけの旅」だった。
それでも格別ナリ 本場北海道で観る「どうでしょう」!(笑)

今回までで乗車済みの区間(赤線の部分)。
「乗りつぶしオンライン」にて作成。