2012-05-04 #4 江差線 函館~木古内 〔北海道〕
06 28, 2012 | デンシャ旅 -北海道(JR)
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2012年5月4日、GW北海道・フリーパスの旅5日目。
函館本線の旅はひとまず中断、函館観光も3年前に済ましているので
ここからは江差線(えさしせん)の旅へ。
函館13:15発の列車でまずは木古内(きこない)を目指します。

函館湾へと流れる川がヤバいことになってます…。
この時の僕はまだ知りませんが、同じ頃、日高本線が河川増水で運休になるなど
この日は東日本各地で雨の被害が多発したヒドい一日だったんです。

低い雲に覆われた函館山と、河川から流入する濁流で茶色く濁った函館湾。

青函トンネルで本州とを結ぶ津軽海峡線の一部でもあるこの区間ですが、
単線なので特急通過を待たされたりします。渡島当別(おしまとうべつ)駅で。

14:28、木古内に到着。
ここから本格的(?)な江差線の旅が始まります。

工事が着々と進んでいて驚きましたが、2015年度開業予定という
北海道新幹線がいよいよ現実味を帯びてきたのだと実感しました。
その際、ここ木古内は停車駅になるそうですが、
これから向かう江差線の末端区間の運命がどうも怪しいらしいのです。
(つづく)
撮影日:2012年5月4日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)

函館から13:15発の江差線上り132Dに乗車。
江差線の起点は隣駅の五稜郭だが、運行の実態はすべて函館を発着。
空いてる想像してたけど1両編成のキハ40の車内は地元の乗客らしき人で満員だった。

2駅先の七重浜で早速列車交換。

さらに2駅先の久根別(くねべつ)で今度は津軽海峡線特急との交換待ち。

清川口(きよかわぐち)~上磯(かみいそ)間の川が、河川敷を浸すほど増水してる。

13:52、茂辺地(もへじ)駅。

渡島当別(おしまとうべつ)駅。特急との交換待ちで14:06まで6、7分の停車、駅前へ。
近くのトラピスト修道院をモチーフにした駅舎だそうで郵便局も併設だそうだが、
GWだからか駅には誰もいなかった。

14:12、釜谷(かまや)駅。

14:17、泉沢駅。
どこも無人駅っぽいがここだけ味のある駅長さんらしき方がおられた。
同じ待たされるならこんな駅の方がよかったな。

14:22、札苅(さつかり)駅。好みの駅舎はなかったなぁ…。

14:28、木古内に到着。
車両はそのままで列車番号を4174Dに変えこの先 江差へ向かうが発車は14:44。
駅前に出てみる。

近くのサラキ岬沖で沈んだという幕府の軍艦、
「咸臨丸(かんりんまる)」にちなんだオブジェが駅の脇に。

木古内の駅前風景。

駅の北西側に北海道新幹線を通すようだ。
高架の橋脚、もしくは新幹線駅の柱だろうか。

青森方面は高架工事がもっと進んでいた。(4174Dの車内からの撮影)

駅の中に北海道新幹線に関する告知や資料が。
「平成27年度木古内駅開業」とのこと。
議論を呼んでいた整備新幹線だが奇しくも、いまこれを綴っている6月27日、
国土交通省が週内にも着工認可の方針を固める見通しが明らかになった。

今回までで乗車済みの区間(赤線の部分)。
「乗りつぶしオンライン」にて作成。