2012-05-05 #7 END 日高本線 終点・様似へ 〔北海道〕
07 12, 2012 | デンシャ旅 -北海道(JR)
2 Comments
2012年5月5日、GW北海道・フリーパスの旅6日目最終回。
静内(しずない)駅で16:00から30分もの長時間停車の後、
日高本線の列車は終点の様似(さまに)へ向け再び走り出します。

またしばらくギリギリの海沿いを。

やがていくぶん内陸部を走るようになり、本桐駅では列車交換も。

そしてやはり馬。

馬。馬。

浦河(うらかわ)を過ぎたあたりからまた海。刻一刻と表情が変わり、飽きません。

Jamさんからお聞きしていた、線路沿いで昆布を干す光景が見られるのは、
この辺りの集落でしょうか。そんな季節にまた訪れてみたいです。

18:00ちょうど、終点の様似に到着。日高本線の旅が終わりました。
運転席の窓に映る、北海道で見る最後の夕空。
明日のいまごろは、帰りの飛行機であの雲の上にいるんだな…。
(最終日の旅につづく)
撮影日:2012年5月5日
カメラ:Nikon D3S + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

★旅メモ(つぶやきレベルの備忘録)

静内駅。

駅前のサラブレッドのオブジェ。

30分の停車の後、再スタート。

海か馬。または両方見れる場所もある。

トンネルに縁のなさそうな路線だが、結構いくつか通り抜けた。

16:51、日高東別。
ブロック積みの待合室しかない小駅だが、何か雰囲気があった。

海沿いに比較的規模の大きな町がひろがり、
16:59、日高三石(ひだかみついし)。駅舎もオシャレでキレイだ。

ふたたび少し内陸部へ、17:08頃、本桐(ほんきり)駅。
交換待ちで8分ほど停まるというので駅前へ。ラッキー。

民家が密集するちょっとした町だが静かで、
砂利の敷かれたホームで対向列車を待つ、
時間以上にゆったりした貴重な時間を過ごせた。

車窓には常にキレイな青い芝の牧場がひろがっている印象だが、
なかには廃業したのか荒れ果てたものも。

17:24、荻伏(おぎふし)駅。
瓦屋根こそ見れないものの、山間の民家の密集する集落の光景が
何となく本州のそれを連想させる。

静内から乗客はかなり少なかったが地元の方が降りた本桐あたりからは
もうほとんど貸し切り状態。

競馬も乗馬もやらない僕は普段縁がないが馬って面白い。
走る、っつったらみんな走ってるし、
草を食む、っつったらみんな草を食んでいる。

17:36、浦河(うらかわ)駅。
日高三石みたいな大き目の町の駅だったが乗降はまったくなかった。
古い駅舎が良さそうだ。

東町付近の海岸で昆布を採ってる人を見かけた。
(密漁とかだったらどうしよ!?)
日高昆布をはじめ、北海道産昆布は京料理にも欠かせない存在。
でもどんな場所でどんな風に採ってるかとか全然知らなかったな…。

これほど地形に忠実に海沿いを走る路線を知らない。
でも光の加減とかで表情が変わるのでホントに飽きない。

前日の大雨の影響かどうか不明だが、水没してる牧場が。

17:55、終点ひとつ手前の西様似(にしさまに)駅。

18:00、行き止まりの終点・様似駅に到着。
時間的なものか、窓口も観光案内所も閉まっていた。
最後まで乗っていた数名の乗客はほとんど連絡するバスに乗って
襟裳(えりも)岬方面へ去っていった。

駅前風景。
突き当たりの国道沿いは店が建ち並んでいて結構ひらけている。

折り返しの時間まで、海の方へ行ってみる。
襟裳岬方面を。見えているのがそうなのかどうか分からないが、
バスで行くにしたって遠そうだ。

様似18:27発の2242Dで折り返し、
今宵の宿のある静内へ19:53に帰還。
北海道、最後の夜。

今回までで乗車済みの区間(赤線の部分)。
「乗りつぶしオンライン」にて作成。