万葉線 吉久、 「さまのこ」の残る町並み 〔富山県〕
07 30, 2008 | 万葉線
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越中デンシャ旅、第5回。
坂下町(さかしたまち)から再び万葉線に乗り、次に降りてみたのは吉久(よしひさ)。
「さまのこ」は、こちらで千本格子のことだそうで、懐かしい感じの町並みが拡がっていました。




通り沿いの『吉久の伝統的町並』という案内板によると、これらは旧・放生津(ほうしょうづ)街道に沿って江戸時代末から昭和初期にかけて建てられた、米商の町として栄えた歴史を伝える文化遺産で、吉久では千本格子を「さまのこ」「さまむすこ」等と呼ぶ、とありました。
文化遺産と言いつつもちゃんと生活の匂いのする、降り立ってみてホントに良かったと感激した場所でした。
(つづく)
1枚目=これは「Art Of Life」のステファンさんにぜひ撮ってもらいたい、と思った被写体(笑)。
生活と町並みに溶け込んでる感じがたまらなく愛しかったです。
2枚目=1枚目のお宅。戸の隙間からお年寄りの談笑が聞こえてきて、思わずお邪魔したくなりました。
3枚目=さまのこのある旧家。京都に帰ってきた気もしたけど、空が広いしやっぱりどこか空気も違います。
4枚目=これは電車通り沿いの民家でのショット。咲いてないけど、朝顔って何だか懐かしいとふと思いました。
5枚目=最新型の超低床車が、こんな吉久の町を走っていきます。万葉線ってホントに面白い。
撮影日:7月19日
カメラ:Nikon D300 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)

