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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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2012-11-23 #7 END 仙石線から石巻線、女川へ 〔宮城県〕

12 12, 2012 | デンシャ旅 -東北(JR)

10 Comments
121123_61.jpg
2012年11月23日、東北被災路線を巡る旅 初日の最終回。
JR仙石線、代行バス終点の矢本駅からデンシャ旅の再開ですが、車両は気動車。
陸前小野~石巻の区間は変電所の被災などもあり、このような運用になっているようです。
「奥の細道」ロゴの陸羽東線/西線専用車両がここにいるのも奇異な感があります。

121123_62.jpg
代行バスから乗り継ぐ方や近隣の利用客で結構賑わっていて、
やはり仙石線が沿線の方々の重要な足になっていると感じます。
僕が代行バスで乗り合わせた方も、石巻へ帰るんだとおっしゃってました。

121123_63.jpg
わずか15分の乗車で15:50、仙石線終点の石巻に到着。
ここからは石巻線に乗り換えて石巻線終点の女川(おながわ)を目指します。

121123_64.jpg
15:55発の列車で石巻を発ち、旧北上川(きゅうきたかみがわ)を渡っているところ。

121123_65.jpg
16:06、わずか10分たらずで現時点での石巻線の終点、渡波(わたのは)駅。

121123_66.jpg
簡易的な車止めが、ここから先、本来の終点・女川まで
不通区間であることを静かに告げています。

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暮れなずむ渡波駅舎。晩秋の、東北の日暮れは本当に早い。

121123_68.jpg
渡波駅前からは16:11発の代行バス709便に。
仙石線とは違い、列車から乗り継ぐお客さんはほとんどいない寂しい状況でした。

121123_69.jpg
ところが、バス車内からの光景は対照的に、希望の感じられる明るいものでした。
線路を直している!石巻線の復旧作業が、確かにいまこの目の前で!

121123_70.jpg
新しいバラスト、新しいPC枕木(特製コンクリートの枕木)。
レールこそまだの部分は多かったですが、帰ってから調べてみると
2013年度の運転再開が見込まれているそうで、なおさら頼もしい光景です。

121123_71.jpg
穏やかな万石浦(まんごくうら)。もう二度と牙をむくことがありませんように。

121123_72.jpg
しかし…。
終点の女川は、更地がひろがり津波で横倒しになった建築物がまだそのままの、
駅舎も含め町が丸ごと消えた壊滅的な被害を十分感じさせる状況でした。
先ほどの運転再開計画には、この女川は含まれていないそうです…。

121123_73.jpg
16:37ごろに到着したバスの終点も、高台にある仮設住宅の近傍でした。
女川駅舎があったかつての町の中心部は遠く暗く、また仮設でも営業されている
飲食店でもあれば利用して微力でも役立ちたいと考えていたのですがそれも叶わず、
この日の午前中の東京で過ごした時間など夢のことだったように思い返したりしながら
17:20の折り返しのバスをただ待ち続けたのでした。
(2日目の旅につづく)

撮影日:2012年11月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

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女川からのその後。

121123_74.jpg
女川17:20発の代行バス714便で17:44、渡波へ折り返し。
渡波から17:54発の石巻線・小牛田(こごた)行きの列車へ。

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18:05から20分間、石巻駅で停車するというので駅前へ。1年ぶりの石巻駅前。

121123_76.jpg
宮城県出身のマンガ家、故・石ノ森章太郎さん由縁の石巻駅オブジェ。
津波で被災した石巻市内の「石ノ森萬画館」もめでたく11月17日に再開したばかり。
石巻線も今年の秋、開業100周年を迎えたそうで、12月22・23日は記念のSLが走るそう。

121123_77.jpg
石巻から小牛田も未乗の区間ですが、とっぷり日が暮れて車窓が見れなかったのは無念。

121123_78.jpg
19:08、小牛田に到着。ここも陸羽東線に乗りに来た時以来、1年ぶり。

121123_79.jpg
19:28、小牛田からその陸羽東線へ。

121123_80.jpg
宿が石巻や仙台では見つけられず、東北新幹線駅でもある
古川(ふるかわ)の駅前ホテルに。19:40到着。
こうして初日の旅全行程を終えたのでした。

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10 Comments

やはりまだ被災地では終わっていないんですね…。
最近報道も少なくなって来たのでKyo-toさんのような記事が現状を知るのに大いに役立っているように思います。
女川駅近くの食堂でウニイクラの重ね丼という贅沢な丼を食べたのはもう12年前…。
当時記憶している景色には二度と会えないかもしれない、というのは悲しい限りです。

by ねじまき | 12 12, 2012 - URLedit ]

なんだかしみじみと思ってしまいます。
まだ被災地は続いているんですよね、苦しみから。
レポートありがとうございます。

by starfield | 12 12, 2012 - URLedit ]

★ねじまきさん

こんばんは。
いや、僕自身も勝手に何となく復興が進んでるイメージで今回訪問したんですけど、
確かにガレキの撤去や整地などは苦労がしのばれるほど進展がみられるんですが
受ける印象は、時間の経過と現状が釣り合ってない、不条理なものでした…。

ねじまきさんは震災前の女川への訪問経験がおありなんですね。
羨ましく感じつつも、仮に僕にもそんな記憶があったとして、
バスから見た限りでは港の船以外は写真の倒壊ビルしかなかった現在の女川と
その記憶を重ねることは、耐え難い悲しみなんじゃないかと思いました…。

by Kyo-to | 12 13, 2012 - URL [ edit ]

★starfieldさん

こんばんは。
はじまりは、「被災地の現状を伝えねば!」とか何か使命に燃えてのことじゃなく、
今回の訪問先は震災が起こる前に乗ることのできなかった路線ばかりなので、
どれぐらい復活してるんだろう、ということだったんで僕自身がまずショックでしたが、
それでも何か伝わるものがあったとしたら幸いです。
こちらこそ、見に来ていただいてありがとうございます。

by Kyo-to | 12 13, 2012 - URL [ edit ]

横倒しのままのビル、胸が痛みます…。
現地がこんな状況なのに復興予算を平気で横流ししているコームインっていったいどんな神経しているんでしょう。
コメントして頂いたとおり私のような病人がおいそれと出掛けられる状況ではないようですね。残念ながら。

by サットン | 12 13, 2012 - URLedit ]

★サットンさん

こんばんは。
「コームイン」って一瞬、何の用語だろ!?って思いましたが公務員ですね(笑)。
いや、もうホントにおっしゃる通り、復興予算はちゃんと復興に使えよ税金ドロボー!って腹立たしいです。
僕が当選した暁にはそんな輩は並べて線路の枕木にしてやります(って出馬してないし)。

確かに無理を押してまで訪問する場所ではないかもしれませんが、
こないだTVニュースで見た、被災地を現地の運転手さんが案内する
「語り部タクシー」なるものはサットンさんにもオススメしたい訪問方法だと思いましたよ。

by Kyo-to | 12 14, 2012 - URL [ edit ]

Kyo-toさん、ご無沙汰してました。

管理ページをチェックしていなかったため
コメント付けていただいていたのに
放置状態にしてしまいました。
ほんとごめんなさい(__)

今年に入って福島にも来られていたんですね。
風邪をひかれて大変だったようですが・・・大丈夫ですか?

過去の記事を拝見していて、
石巻、渡波、小牛田の写真が載っていたので、
ここにコメントさせていただくことにしました。
というのも石巻は私の地元で、母校石巻高校に通学していました。
渡波は母の実家のあるところで子供時代を思い出します。
それで親戚がたくさんいるのですが、震災で家屋など焼失したものの
奇跡的にみんな助かりました。

小牛田は少し寂れてしまいましたが県北の人間にとっては
本線と石巻線(マキセン)の交わる中心的な場所でした。

今は仙台に住んでいて
石巻や渡波には行くこともあるのですが
やはり車を使ってしまうので駅を見ることはまずないです。
それゆえKyo-toさんの写真を見て非常に懐かしく
その場所の匂いを感じました。

Kyo-toさんのデンシャ旅が楽しく
ずっと続けれれますよう祈っております。

またこちら方面に来られるようなことがあれば
声かけてください。

それでは。

by かくさん | 01 24, 2013 - URLedit ]

★かくさん

お返事遅くなって申し訳ありません。お久しぶりですね、お元気でしたか!?

そうでしたか…、かくさんが石巻線にそんなにも縁の深い方だったとは!!
できれば震災などなかった頃の石巻線を旅してみたかったんですけど、
かくさんのご親戚の方々も無事で何よりでしたし、
かくさんに懐かしさを感じていただけたのなら記事にした甲斐もありました。

完全に元通り、とはいかなくても早期復旧の計画のある渡波から先の石巻線、
必ずまた再訪したいと思っています。
その際はぜひお声をかけさせていただきます!
(何でも真に受けるヤツなので、ホントにかけますよ・笑)

by Kyo-to | 01 26, 2013 - URL [ edit ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

by | 01 28, 2013 - [ edit ]

★鍵コメさん

ありがとうございます!また追って連絡させていただきます。

by Kyo-to | 01 29, 2013 - URL [ edit ]

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