2012-12-23 #1 冬しか行けないあの場所へ 〔東京都~新潟県〕
01 29, 2013 | デンシャ旅 -信越(JR)
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2012年12月23日(日)、クリスマス三連休の中日。
初日は東急を乗りまわり、今回の旅の基本は首都圏の私鉄めぐりの腹づもりでしたが、
2日目は少し趣向を変えて、関東甲信越のJR路線で唯一乗り残しているあの路線へ。
鈍行だと一日仕事になるため、時間を買うことにして東京駅から
朝8時ちょうどの上越新幹線、Maxたにがわ87号に。

並走する埼京線のデンシャなど眺めつつ、関東平野を北上。

上毛高原(じょうもうこうげん)駅付近。

国境の長いトンネルを抜けると…そこはホントに雪国でした。
大清水トンネル内で新潟県に入り、トンネルを抜けると越後湯沢(えちごゆざわ)駅。
そこから分岐する支線がターゲットの未乗区間なのです。

9:29、ミッション完遂。
越後湯沢駅からわずか1.8km、たったの3分で乗り終えてしまう、
冗談みたいな支線を乗り残していた理由は…。

支線の終着駅の名はガーラ湯沢。
スキー場直結の、冬季スキーシーズンしか営業しない臨時駅。
ゆえに、この越後湯沢~ガーラ湯沢を結ぶ支線も、冬しか乗りに来れないワケなのです。
今冬も、前日の22日から営業が始まったばかり。

2つ前の写真で下車して行った人たちはみんなスキー・スノボのお客さんばかり。
かように乗りにくい路線なので、他にも乗りテツの人がいるかと思ったけど僕ひとり。
たったこれだけのことで新幹線ではるばる訪れたオレってホンマ、
アホやなぁ、と一瞬虚しさも感じた瞬間でした。

路線の終端部にも融雪用の温水スプリンクラー。
上越新幹線でしかここには来れませんが、扱いは在来線の上越線の支線だそうで、
越後湯沢からは運賃100円+特急料金140円でOK(青春18きっぷは不可)。

ガーラ湯沢駅舎。
(つづく)
撮影日:2012年12月23日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(7枚目)
