13-05-05 #12 地鉄立山線 釜ヶ淵駅 〔富山県〕
06 21, 2013 | 富山地方鉄道
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2013年5月5日(日)、GWの地鉄再訪駅めぐり旅・支線編。
15駅目は立山線、釜ヶ淵(かまがふち)駅。初訪問。

大正10年、立山鉄道の駅として開業。
地鉄本線の浜加積駅や西魚津駅と瓜二つと言えるほど似た意匠の駅舎です。が、それらは昭和10年代の富山電鉄の駅だったので、設計者が同じか当時の流行りでなければ富山電鉄がマネしたことになりますねぇ。この釜ヶ淵こそがこの型の駅舎のオリジンだったのかも。

ただ、前述の駅舎たちと違い近年リニューアルされて端正すぎるせいか、正直に告白すると僕にはグッとくる感じがなかった駅舎でした…。全面改築されたといっては嘆き散らし、いたわりで改装されてもコレジャナイと難癖をつける…。まったく難儀なヤツですね僕は。

前回の下段駅とホームの光景はほとんど一緒です。列車の行き違い可能駅だった頃の痕跡以外は。

かつての相対式ホーム上に、「花ぷらっと 釜ヶ淵駅をよくする会」の看板と共にプランターが並んでいます。駅を大事にされてる方々の努力には頭が下がります。駅舎がイマイチとか言ってゴメンなさい。

駅舎から回廊でホームに繋がる光景も下段駅と同じ。

無人駅ですが、とても手入れが行き届いてます。

駐輪場の長さや自転車の数を見ても利用客が多めな駅だということがうかがえます。僕に帰る田舎はありませんが、帰省して降り立つ駅がこんなだったらなと夢想してしまう、好みのタイプの駅前風景。

駅舎脇の、平成5年度に当時中学3年生(!)が描いたという力作の環境美化啓発看板。

さて、延々続くかと思われた今シリーズも、いよいよクライマックス。次回が訪問を予定していた最後の駅となります。もっとも、記事の構成など考えずダイヤの都合で巡ってただけなので、劇的な終わりとかそれに相応しい駅舎とか用意してるワケじゃないんですが。
(つづく)
撮影日:2013年5月5日
カメラ:Nikon D3s + Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR (4、5、7、9、10枚目)
