12-07-15 #04 奥羽本線 新庄~秋田 〔山形県~秋田県〕
07 28, 2013 | デンシャ旅 -東北(JR)
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2012年7月15日(日)、昨年7月3連休の蔵出し旅行記。
2日目第4回は、新庄駅から再び普通列車でJR奥羽本線をさらに北上します。
11:23発の秋田行きに乗車。

何度か旅するうち、東北北部の「電車」はこの701系という車両ばっかり、なイメージが僕の中で定着してしまいました。ロングシートで旅情もないし、正直、好きなデンシャではありません。これで秋田までロングドライブかぁ…(鬱)

身体を捻って眺めにくい車窓に目をやると、奥羽山中の風景は天気も手伝ってまるで水墨画のよう。

多少の雨ならそんな風情に感じ入るような余裕もありますが、この記事を作成中の現在(2013年7月末)、東北地方はとんでもない豪雨に見舞われてるみたいで心配です。

難読・珍駅名で知られる「及位(のぞき)」駅。この先、院内(いんない)駅との間で山形県から秋田県へと入ります。

時間があれば降りてみたかった、イイ雰囲気の湯沢(ゆざわ)駅。

北上線との接続駅・横手(よこて)を経て、田沢湖線との接続駅・大曲(おおまがり)を過ぎると、とてもレアな三線軌条(左手のレール3本線)が出現。
大曲~秋田間は線路幅の異なる秋田新幹線が通り優遇される関係でこんな区間もあるワケなんですが、何にせよ奥羽本線は近年イジられまくって、全線直通の優等列車が存在した国鉄時代を知る方にとっては別物と言っていい路線になってしまったんじゃないでしょうか。

その秋田新幹線がドヤ顔で鎮座する秋田駅に、14:01到着。新庄から2時間半、起点の福島からは途中、山形新幹線を利用しても6時間!これでも終点青森まではまだ道半ば…。

秋田駅ホームには他に、五能線(ごのうせん)の観光列車「リゾートしらかみ」も雨にうたれながら発車の時を待っていました。

秋田駅。この3年前の旅以来2度目の訪問。ホントは人の往来が盛んな駅前なんですけど、激しさを増した雨を避けて屋外のひと気が失せ、潰れかけのショッピングセンターみたいな光景に(苦笑)。
(つづく)
撮影日:2012年7月15日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
