09-08-01 #06 日田彦山線 香春~大鶴 〔福岡県~大分県〕
08 24, 2013 | デンシャ旅 -九州(JR)
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2009年8月1日(土)、4年前の九州蔵出し旅行記・第6回。
いま思えば日田彦山線に丸一日を費やしてもよかった、と強く感じるんですが、この時は一泊二日で欲張った行程を組んでいたので、夜明駅を折り返して次の路線の訪問へと移行してしまいました。
ということで日田彦山線の旅、最後は前回までにこぼれた車窓風景などを。

香春(かわら)駅のそばの日本セメント香春工場を車内から。

「石炭記念公園」から見た香春岳。石灰石採掘で平らになった一ノ岳も、左手の二ノ岳・三ノ岳と同様の山容だったそうです。

かつて香春駅から分岐していた添田線(そえだせん)の終点、添田駅。名残りの、無駄に広い構内に寂寥感が漂ってました。

添田駅から南は、筑豊炭田の風景から一変して大分県への山越え区間に。

修験道の山、英彦山(ひこさん)の登山口、彦山(ひこさん)駅。昭和17年開業時の名駅舎も訪問してみたかったんですが…。

日田彦山線の撮影名所でもある、筑前岩屋(ちくぜんいわや)駅~大行司(だいぎょうじ)駅間の通称「めがね橋」も、デンシャに乗ってる限りは「え?あ、これがそうか?」と慌てて写真におさめようとしてもワケも分からず一瞬で通り過ぎるだけ。

大行司駅での列車交換。ここからイイ木造駅舎が3つ連続するんですが、田川後藤寺(たがわごとうじ)駅以南は列車本数が極端に少ないので諦めちゃったんですよね…。

宝珠山(ほうしゅやま)駅。平成10年に建て替えられてはいるそうですが、雰囲気はあります。ホームが県境をまたいでいるそうです。

身切れした残念な写真ですが大鶴(おおつる)駅。本当に残念なのは、ここも夜明駅と同じくこの翌年(2010年)に駅舎が建て替えられてしまったこと。このボロっちさと雑に手の入った中途半端感をじっくり味わってみたかった…。
そしてこの2駅先が終点の夜明駅です。
(つづく)
撮影日:2009年8月1日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED (3枚目はトリミング写真)
