城端の町で 〔富山県〕
09 16, 2008 | デンシャ旅 -北陸(JR)
5 Comments
越中デンシャ旅、最終回。
JR城端(じょうはな)線の沿線風景がとても気に入った僕は、
終点・城端駅を降りて、城端の町も歩いてみることにしました。




予定では9:54に城端に着いたあと10:10の332D列車ですぐ折り返すつもりだったのですが、城端線の印象が良すぎて、デンシャを1本遅らせることにして城端の町も散策してみました。そんなに大きな町ではないのですが、『越中の小京都』と謳われるだけあって、たった5枚の写真では伝えきれないほど魅力にあふれた素晴らしい場所でした。もう少し山の方へ行けば世界遺産の五箇山(ごかやま)もあり、いつか今度、この辺りだけを目的に再訪しようと心に決めました。
1枚目=川島と呼ばれる地区。京都川島織物の創業者・川島甚兵衛氏の誕生地だそうです。織物工場らしいですが、初めて目にする渡り廊下のある古い建物に感動。
2枚目=坡場(はば)の坂を下ったところの家並み。
3枚目=2枚目の近くの家の庭先の何でもない風景なんですが、目に入るものすべてが輝いて見えるほどこの町が気に入ってしまいました。
4枚目=川島地区の、川沿いの織物工場。
5枚目=城端駅でたまたま町のことを尋ねただけなのに、「車で送ってあげるよ」と町の中心部まで乗せて下さった地元のおばさん。五箇山まで周ってあげる、とまで言って下さって(僕の時間の都合で断念)涙が出そうなほどありがたかったです。城端、町も風景も素晴らしいけど人の温かさも最高でした。
こうして数々の素敵な光景と思い出を胸に富山を後にし、引き続き青春18きっぷで普通電車を乗り継いで6時間ほどかけて京都へ帰ったのでした。
7/25以来、延々と続けてきた越中デンシャ旅の記録、お付き合いいただいて本当にありがとうございました。
撮影日:7月21日
カメラ:Nikon D300 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
