2013-12-29 #02 和歌山電鐵 〔和歌山県〕
01 21, 2014 | 和歌山電鐵
0 Comments
2013年12月29日(日)。
和歌山電鐵(わかやまでんてつ)をついに訪問。
念願かなって、という意味じゃなく、人気の「たま電車」とか「ネコ駅長」の「ハレ」な雰囲気がニガテな僕なので今までどうにも足が向かず、ようやく意を決して、という感じなのでした(苦笑)。

前身の南海電鉄の車両を、いまをときめく「ななつ星 in 九州」を手がけた水戸岡鋭治さんのデザインでリニューアルしたのがこの「たま電車」。

もちろん車内も水戸岡さんテイスト溢れるつくり。だからコレ自体がどうこうじゃなくて、ハイテンションな観光客でいっぱいだろうからちょっとなぁ、とか危惧してたんですが、意外と地元の方っぽい乗客が多くて何だか気持ちが楽になりました(笑)。

路線の雰囲気も生活感いっぱいの、僕の好きなタイプ。よく知らずに勝手なイメージだけで毛嫌いしてたことがちょっと恥ずかしくなりました。

ルーツは大正5年(1916年)開業の山東(さんどう)軽便鉄道、平成18年(2006年)に前身の南海電鉄貴志川線(きしがわせん)を引き継いだのが和歌山電鐵です。

途中駅はこんな停留所っぽいタイプのものがほとんど。

伊太祈曽(いだきそ)駅で。起点の和歌山駅を除けば線内唯一の有人駅、列車交換と乗務員の交代などがあります。

とりあえず終点の貴志(きし)駅まで乗り通してみました。2010年リニューアルのこの駅舎も水戸岡さんデザイン。

この光景だけは想像通りでした(苦笑)。ツアーの団体さんなのか、アジアの色んな言語が入り混じってました。

そしてネコ駅長。初代の「たま」(古希を迎えた高齢ニャンコ)はこの日はお休み、2012年お目見えの「ニタマ」が駅長代行を務めて…っていうか、「もうほっといてくれ」って感じで丸まってました(苦笑)。
撮影日:2013年12月29日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
