2014-04-03 #01 江差まで鈍行旅 福島~一ノ関 〔福島県~岩手県〕
05 17, 2014 | デンシャ旅 -東北(JR)
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2014年4月3日(木)。
青春18きっぷで京都から江差まで鈍行の旅、2日目の朝です。
到底一日では北海道に達することはできず、初日は福島県でピリオドを打ちました。ということで、2日目のスタートは福島駅から。果たして今日こそは津軽海峡を超えることができるのでしょうか!?
あ、ちなみに福島で一晩過ごしましたが鼻血などは出てませんのでw

本日最初に乗車するのは、福島駅6:16発のJR東北本線下り571M列車、仙台行き。

阿武隈川(あぶくまがわ)水系の松川(まつかわ)を照らす朝日、右手は信夫山(しのぶやま)。

11県目の宮城県に入って東白石(ひがししろいし)駅付近、白石川と蔵王(ざおう)連峰。この先の船岡(ふなおか)駅のあたりは川沿いの「一目千本桜」で有名ですが、満開の関西~関東と違って開花はまだまだ先のようでした。

7:39、仙台駅に到着。「平成28年3月まで大規模な駅の改良工事を行っております」とのことで、ホームの至るところ工事のフェンスだらけでした。

仙台駅からは7:46発の2529M、小牛田(こごた)行きに乗車。でも11分後に途中下車してその列車を見送ってます。

降りたのは陸前山王(りくぜんさんのう)駅。昭和8年(1933年)開業、仙台からたった3つ先の駅って信じられます?この駅舎(笑)。

ネットの乗り換え案内だと仙台駅で22分も待ち時間が生じるような検索結果でしたが、本の時刻表を見るとその間に2本、中途半端な駅止まりの列車が走ってて、それを利用すれば2駅寄り道できると判明。その一つ目がこの陸前山王駅というワケなのでした。

ただ時間的には当然厳しく、わずか7分後の8:04、227M列車に飛び乗って次の寄り道駅へ(苦笑)。

「松島や!」「ああ松島や」「松島や…」(関西人の会話)
東海道線などと違い、さっきの蔵王連峰しかり、やっぱ東北は愛でたい風景が目白押しで鈍行旅こそが相応しい、とさえ思えます。

8:17、227M列車の終点でもある松島駅に到着。観光地としての松島には仙石線(せんせきせん)の「松島海岸駅」の方が近く、駅舎もキレイなだけで特筆すべきものはないんですけど(苦笑)、何度もここを通ってるのに降りたことがなかったので一度見てみたかったんです。

ホームは結構味があると思います。今度はぜひ、現在は松島町健康館デイサービスセンターとして再利用されているという初代松島駅舎を見に行ってみたいです。

プチ駅めぐりはこれにて終了、松島駅からは8:26の525M、一ノ関(いちのせき)行きに乗車。ネット乗り換え案内の、22分待ちで仙台駅から乗ることになっていた便です。

2両編成でビビりましたが、仙台から北上する下り列車なので通勤ラッシュもなく、フツーに空いてました(笑)。あともう一駅ぶん時間の余裕があれば、この可愛らしい駅舎の品井沼(しないぬま)駅にも寄ってみたかったなぁ…。

8:46ごろ到着の小牛田(こごた)駅。陸羽東線(りくうとうせん)、石巻線(いしのまきせん)との接続待ちか3分間ほど停車。さすがに首都圏などとは違って、ホームの端っこですが喫煙コーナーがあるので、わずかな時間でも一服できてありがたい(涙)。

9:15ごろ、石越駅。くりでん廃線跡訪問に半年ほど前の昨年9月に訪問したんですそういえば。

その時よりブルーシートの位置が北寄りに移ってましたが何なんでしょうね…。結局、くりでんの石越駅ホーム跡はただの駐車場になってましたし…。

石越の先で12県目の岩手県に入り、9:36、525M終点の一ノ関に到着。「ようこそ一関」って書いてありますけど、駅名は「一ノ関」なんですよ。

一ノ関駅舎。さて、困ったことに次に乗り継げる列車は10:21までないんですよ(泣)。45分間、どうしましょう。
(つづく)
撮影日:2014年4月3日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
