2014-05-04 #02 北陸本線 田村駅と長浜駅 〔滋賀県〕
06 21, 2014 | デンシャ旅 -関西(JR)
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2014年5月4日(日)、GWの北陸本線駅めぐり初日・第2回。
この日、北陸本線に乗り入れて最初に訪問したのは、米原から2駅先の田村(たむら)駅。
5135M列車で8:36着。

昭和6年(1931年)10月14日、国鉄の駅として開業。現在は無人駅。

昭和32年(1957年)に北陸本線交流電化の起点となった頃は、ここで特急「日本海」などの機関車交換が行われたそうで、上下線の間のスペースは当時の機関車留置線の跡なんだそう。
右手に見えるのは県立のスポーツ施設、長浜ドーム。

上り(米原方面)ホーム、駅舎から跨線橋までの間の植栽スペースに、昔ながらの駅の趣きを感じました。

下り(長浜・敦賀方面)ホームの出入口は、こちら側の駅前にある長浜ドームや大学・企業のために後年設置されたようです。

滞在時間16分、下りホームに8:52到着の137Mで次の駅へ。

っていうか、137Mは隣の長浜駅止まりの列車なんですが、何かどこかで非常停止ボタンが押されたとかで走り始めてすぐに緊急停止(泣)。伊吹山(いぶきやま)を望める景色のいい場所だったのが不幸中の幸いですが、昨年富山へ行く際も人身事故で足止め喰らったり、それでなくともよく遅れる特急を退避させられたりと、実を言うと北陸本線はいつも必ずどこかでトラブるイメージなんです(苦笑)。駅めぐりの段取りも一応決めてきてはいますが、初っ端からこれなので果たして計画通りに運ぶかどうか…。

幸いすぐに運転再開(ホッ)、定刻8:55から6分遅れで長浜駅に到着。

明治15年(1882年)3月10日、官設鉄道の駅として開業。

今回の駅めぐりでは記録という観点から、普段は割愛することの多い駅名標もこだわって載せていきます。
北陸新幹線計画、敦賀以西はまだルートすら決定してないので経営分離問題も未定、滋賀県内はまだまだ当分「北陸本線」でいてくれるハズですが…。

橋上駅舎の長浜駅。
ところで今回は駅めぐりの旅ということで、フツーに毎度切符を買って乗り降りしてたら手間もお金もかかり過ぎます。青春18きっぷの期間でもないし、そこで注目したのがJR西日本「北陸おでかけパス」。土休日限定、2,060円で北陸エリア自由周遊区間内の普通列車が1日乗り放題のフリー切符です。ただ、エリア内のみの販売、しかも利用開始日の1ヶ月前~3日前までしか購入できないのが難点。幸い電話予約は可能だったので3日分をリザーブ、京都から最も近い、エリア南限の長浜駅で受け取る形をとったのでした。
なので、ここまでの運賃と田村駅の途中下車は自腹ということですが、以降のコスパを考えればまぁ割り切れます。

駅前風景。滋賀県のスーパーといえば平和堂(笑)。

現在の長浜駅舎は2006年の敦賀駅までの直流化・新快速乗り入れに併せて改築されたもので、その前年に訪れた時はこんなでした。いろいろすぐ変わっちゃうのでやっぱ記録は大事だな…。
(撮影日:2005年10月16日、カメラ:Canon IXY DIGITAL L)
(つづく)
撮影日:2014年5月4日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
