2014-05-04 #09 北陸本線 牛ノ谷駅と春江駅 〔福井県〕
07 01, 2014 | デンシャ旅 -北陸(JR)
0 Comments2014年5月4日(日)、GWの北陸本線駅めぐり初日・第9回。
福井駅から15:45発の341M、下り金沢行きに乗車。
13ヶ所目の訪問駅、牛ノ谷(うしのや)に16:10到着。
牛ノ谷駅。石川県との県境にある福井県最北の駅。
大正10年(1921年)4月15日開業。昭和23年6月28日発生の福井地震では駅舎が傾いたそうで、こんな広範囲に被害が及ぶなんて、当時原発がなくてホンマに良かったですね…(苦笑)。
小ぢんまりしたイイ木造駅舎だと思いますが、昨年、古本で入手した「国鉄全線各駅停車(7) 北陸・山陰510駅」(昭和59年 小学館)の写真では横幅が倍ぐらいあるので、無人化の際などに正面右半分を取り壊して切り詰めたと思われます。
ということで、無人駅。窓口の跡すらない一番寂しいタイプの。
駅舎の脇から見たホーム。この位置からだと分かりにくいですが10‰(パーミル)の勾配上にあってしかもカーブしてます。
駅前風景。長閑に見えて、突き当りの土手の上は北陸自動車道。クルマの走行音が割と耳障りです。
そして、特急だけは頻繁に通り過ぎていく北陸本線。
(駅舎脇からの望遠撮影)
牛ノ谷駅から16:36の上り350M列車でまた福井駅方面へ戻って16:52、春江(はるえ)駅。
駅前通りから見た春江駅舎(左手の建物)。
大正15年(1926年)5月1日開業。ここも福井地震の際に駅舎が全壊したんだそうです。
有人(業務委託)駅で、利用者の姿も結構多かったです。
駅舎とホームが完全に分離してて、跨線橋で島式ホームへ渡らないといけない急いでる時にはメンドくさいタイプの構造。
跨線橋から見た春江の町。かつては織物が盛んだったそうです。
駅前風景はちょっと寂しい感じに映ります。
駅舎の正面右手、貨物などを取り扱っていたスペースでしょうか。
(つづく)
撮影日:2014年5月4日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
拍手も併せてありがとうございます