2014-05-06 #06 北陸本線 糸魚川駅と浦本駅 〔新潟県〕
07 23, 2014 | デンシャ旅 -北陸(JR)
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2014年5月6日(火)、GWの北陸本線駅めぐり3日目・第6回。
この旅通算53駅目の糸魚川(いといがわ)に到着。
直江津から先、北越急行ほくほく線を経由して越後湯沢へ向かう特急「はくたか」9号もほぼ同時刻に入線。

青海駅から11:31の539M、下り直江津行きで11:38着。何と539Mはここ糸魚川で12:15の発車まで37分も停車するため、その間を利用して駅訪問を敢行。

来春、北陸新幹線駅となる糸魚川。新幹線高架ホーム(左)はほぼ完成した模様。代わりにこちら側、在来線は3セクの「えちごトキめき鉄道」に。
しかしこのネーミング、僕の地元で例えるなら「きょうと古都コト鉄道」みたいなモンでしょ?もうほとんど羞恥プレイ…。

糸魚川駅到着直前の車内から。新幹線高架ができる前、富山寄りのこの位置には素晴らしい赤レンガ車庫がありました。

すっかり新しくなった糸魚川駅。
1912年(大正元年)12月16日、国鉄信越線の名立~糸魚川間の延伸時に終着駅として開業。翌年4月1日、青海から延伸した北陸本線に編入、全通。以来、北陸本線所属の途中駅に。

2011年(平成23年)11月8日に着工、2013年(平成25年)12月1日に完成した橋上駅舎。まだ新幹線口には通じていません。

駅舎から見た駅前(北口)。駅前の整備はまだまだ途上のようです。

糸魚川は世界ジオパークにも認定され、縄文時代から世界的にも珍しい翡翠(ひすい)の産地。改札口に翡翠の勾玉のモニュメント。

長野県・松本から延びるJR大糸線の終着駅でもある糸魚川駅。大糸線ホームで佇むキハ120。来春の北陸本線3セク化後は飛び地路線となるため、JR西日本は南小谷駅~糸魚川駅間を廃止したかったみたいですが…。

糸魚川駅を発ってまた次の駅へ。

54駅目、浦本(うらもと)。糸魚川12:15の539Mで12:24着。

1950年(昭和25年)1月28日、国鉄北陸本線の駅として開業。

戦後に地元の人々の請願で開業、500万円の資金を借りて住民が駅を作ったんだそう。そんな思いのこもった駅舎も開業当時のもののようで、3セク化後もぜひ残して欲しいです。

現在は無人駅。

駅前がすぐ日本海。井上陽水の「少年時代」を口ずさみたくなる風景。

ホーム。昔の幹線駅ホームはどこも、こんな小駅でさえもめちゃめちゃ長くて改めてビックリします。

下りホーム側に駅舎があって、階段で繋がっています。

上りホームとの連絡は線路をくぐってスロープで。夜とか大雪の時はちょっと怖そう…。

昨年のGWも日本海を望める有間川駅を訪れて北陸駅の白眉だと思ったんですが、何か、こっちの方が気に入っちゃったなぁ。
それはそうと、もうホントに今回の北陸本線駅めぐり旅の東進もここらでおしまい。京都へ帰らねば…。
(つづく)
撮影日:2014年5月6日
カメラ:Nikon D3s + Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
