2014-05-10 #01 南海高野線 橋本駅と紀伊清水駅 〔和歌山県〕
07 27, 2014 | 南海電鉄
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2014年5月10日(土)。
GWの北陸本線駅めぐり旅を終えた週末、今度は地元関西の私鉄、南海電鉄の駅めぐり。
1回分余ってた春期の「スルッとKANSAI 3dayチケット」の有効期限が迫ってたので、ターゲットを高野線(こうやせん)の山岳区間に選定。早く訪問せねば、と思いつつ後回しになってた、古いイイ駅舎が多数残るエリアなんです。

南海高野線は汐見橋(しおみばし)駅~極楽橋(ごくらくばし)駅間 64.4kmを結ぶ路線ですが、今回の対象は和歌山県の橋本駅~極楽橋までの19.8km、世界遺産・高野山へと向かう標高差443mの山岳区間。

まずは橋本駅から。京都からは2時間ぐらいの距離、ユルめの出発だったので着いたのは正午前。

JR(和歌山線)との共同使用駅で、元からの駅舎はJR線側にありますが、2011年3月に南海の橋上駅舎も完成。

橋本駅からの最初の訪問駅は、紀伊清水(きいしみず)。いきなりシブい!

1925年(大正14年)3月15日開業。

駅舎は開業当時のもののようです。ネットで見かけた数年前の写真では、左手の自販機のスペースは売店でした。

2010年4月1日に無人化されたそうです。

駅前風景。紀ノ川沿いの、JR和歌山線沿線とも共通する感じの長閑さ。

駅舎側に遮断機の付いた構内踏み切りで上下線のホームが結ばれてます。

下り(極楽橋方面)ホームに、放置されて久しい駅庭が。

ホームの上屋には古いタイプの駅名標も。撤去せずに2012年導入の駅番号を追加(もしくはパネルを変更)してるところが古い駅舎を安易に建て替えたりしない南海さんのイイところ。

高野線自体は高野山訪問で既に二、三度往復の経験がありますが、初っ端でこれだから、やっぱ駅めぐりに訪れた甲斐がありました。ワクワクしながら次の駅へ。
(つづく)
撮影日:2014年5月10日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
