2009-08-15 #03 信越本線 長野~直江津 〔長野県~新潟県〕
09 03, 2014 | デンシャ旅 -信越(JR)
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2009年8月15日(土)、5年前のお盆の旅最終日、第3回。
飯山線の列車で辿り着いた長野駅からは、この時点では未乗だったJR信越本線の長野~直江津(なおえつ)間へ。
乗車する便をホームで待っていると、何か来ました。「普通」ってなってるけど、え?コレ!?

長野11:24発の下り345M普通列車は、時刻表には別に何の表記もないのに、やって来たのは国鉄特急型の車両でした。快速「くびき野」すら知らなかった僕には完全なサプライズでしたが、ホームがどうも浮き足立った雰囲気に満ちていたので、撮りテツの方々などは運用事情を把握されてたんでしょうね。

とはいえ、18きっぷ旅ゆえ何かカン違いしてたら困るので、何度もホームの発車標(時刻や行先、列車種別などの案内表示)を確認しながら恐る恐る車内に足を踏み入れます(どんだけチキンやねん)。

何事もなく定刻通りに長野を出発。普通列車なのでホントに各駅に停車していきます。飯山線の起点でもある、豊野(とよの)駅停車中のひとコマ。対向の列車も、18きっぷで乗れる「妙高」号でした。

長野盆地ともお別れ。いまならまず間違うことはありませんが、この時は長野駅から列車がどっち向きに走り出すか分からず、うっかり進行方向を背にしたシートに、おまけに見知らぬオジさんと向かい合わせで座ってしまうハメに(泣)。

でもそのオジさんは地元の方らしく、「あれが黒姫山」とか、車窓の案内などとても親切にして下さって、助かりましたし楽しかったです。

やがて列車は、この区間のハイライトとも言える、スイッチバック駅の二本木(にほんぎ)へ。いまも入念なリサーチなしに旅に出る僕はそんなことは知る由もなく、やっぱりそのオジさんが説明して下さったんですが。

二本木駅に入線してきた対向列車も、国鉄特急型の車両でした。この国鉄時代にタイムスリップしたような光景とスイッチバックのインパクトが強く印象に残り、3年後の2012年7月、この駅だけを目当てに再訪しています。

再び新潟県の平野部へと降りてきました。多分オジさんに教えてもらったんでしょう、脇野田(わきのだ)駅付近の、まだ足場が組まれたばかりの北陸新幹線工事の様子を撮影してました。現在この位置には上越妙高駅が完成しています。

何じゃこりゃ(笑)。
コレは完全に脱力ネタ好きの僕の趣味で撮ってます。南高田(みなみたかだ)駅付近。

12:58、終点の直江津に到着。ここにも妙高号。
これで、この旅で信越本線の長野駅~新潟駅間を乗車することができました。篠ノ井駅~長野駅間は3セクに移管された「しなの鉄道」と共に前年2008年の秋に乗車済み、残る高崎駅~横川駅間はのちの2010年のお盆の旅で訪問、晴れて信越本線完乗を果たしています。
(つづく)
撮影日:2009年8月15日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
