2014-08-14 #05 篠ノ井線・姨捨駅と信越本線・長野駅 〔長野県〕
09 14, 2014 | デンシャ旅 -信越(JR)
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2014年8月14日(木)、お盆休みの旅初日・第5回。
塩尻からJR篠ノ井線(しののいせん)で長野へと移動中。
15:07、篠ノ井線のハイライト、姨捨(おばすて)駅に到着。

眼下に広がる善光寺平(ぜんこうじだいら)。いわゆる「日本三大車窓」の一つですが、訪問回数が多いのもあるけど、僕はここが一番好きかも。
(あとの二つは根室本線・狩勝峠と肥薩線・矢岳越え)

スイッチバック駅でもあるし、乗っても降りても楽しい場所だと思います。

スイッチバックといえば、姨捨駅と稲荷山駅の間にある桑ノ原信号場もそう。この時も、対向する特急「ワイドビューしなの」18号の通過を、スイッチバックで進入した引き上げ線で待たされました。

篠ノ井駅からは信越本線。長野駅到着直前、長野新幹線ホームに北陸新幹線用新型車両E7系の姿が。初めて見ました。

15:41、村井駅から乗ってきた1539Mの終点・長野駅に到着。

改札を出ると、あれ!?コンコース(東西自由通路)の様子が何か違う!
プレハブの建屋なんか無かったし、第一、善光寺口が塞がってるじゃありませんか。

塞がれた善光寺口壁面のこの告知パネルで全てを理解しました。来春の北陸新幹線金沢延伸開業にあわせて新駅ビルに建て替え中なんだと。

仮設の出入口から善光寺口へ出て、恐るおそる駅を振り返ると…。うわ、ホンマに建て替え真っ最中やん!

てか、かなり進んでる様子。いつものごとくリサーチなしで旅する僕にはまったく寝耳に水の、ショッキングな「事件」でした。

工事の囲いに展示されていた、長野駅前の移り変わりを記録した写真。中段左端と下段右端が3代目の仏閣型駅舎。北陸新幹線開業後、北陸方面からの観光客も増えると思いますが、これだったら絶対インパクトあると思うんですけどねぇ…。

こないだまでの4代目も没個性な褒められた駅舎じゃなかったけど、ペデストリアンデッキから、精一杯都会のフリをしてるのにどこか長閑にも思えた駅前を眺めるのは好きでした。新駅ビルはそのペデストリアンデッキも取っ払うようです。
北陸新幹線延伸開業をチャンスとみたのか、「長野新幹線」の終着駅が「北陸新幹線」の途中駅に変わる危機感からか、慌てて化粧直しに大わらわな長野駅が、何だか僕にはとても痛々しく見えました。
(つづく)
撮影日:2014年8月14日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)
