2014-08-15 #07 北陸本線 能生駅と越中宮崎駅 〔新潟県/富山県〕
09 25, 2014 | デンシャ旅 -北陸(JR)
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2014年8月15日(金)、お盆休みの旅2日目・第7回。
来春の北陸新幹線開業に伴って3セク鉄道になる北陸本線の、GWに周れなかった駅を訪問中。

青海(おうみ)駅から14:24の下り545M直江津行きで14:57、能生(のう)駅に到着。所在地は新潟県・糸魚川(いといがわ)市。

1912年(大正元年)12月16日、国鉄信越線の駅として開業。翌年4月1日、全通した北陸本線に編入、同線所属駅に。線路移設の複線電化に伴い1969年(昭和44年)10月1日に現在地に移転。
来春は「えちごトキめき鉄道」、日本海ひすいラインの駅となります。

側線がいくつもある、まるで何らかの拠点駅のような佇まいですが、現在は貨物の扱いも特急の停車もありません。線路の先、黒く口を開けているのは前回の筒石駅のある頸城(くびき)トンネル。
ともあれ、これで新潟県内の北陸本線駅は全て訪問できました。

能生駅15:17の上り556M富山行きで次に訪ねたのは富山県、朝日町(あさひまち)にある越中宮崎駅。15:53着。

9月末まで改良工事中だという長い島式ホームに、到着前から落ち始めた雨が強さを増して降り注いできました…。

跨線橋を渡る最中、下り551M列車がホームに。乗降客は誰一人いないのに、激しい雨の中、ホームで安全確認を行う車掌さんにプロ魂と健気さを感じます…。

同じく跨線橋から、越後湯沢発・金沢行きの上り1014M、特急「はくたか」14号の通過。先の475系普通列車もそうですが、半年後には見れなくなる光景です。

越中宮崎駅。1957年(昭和32年)10月1日、国鉄北陸本線の越中宮崎信号場として開設、11月20日に駅に昇格。
半年後、来春の北陸新幹線開業時に3セクの「あいの風とやま鉄道」の駅となります。

駅前の飲食店はお盆だからか何なのか閉まってます。コロ、というのはお店の名前のようです。

駅のすぐ前が海水浴場なんですが、近くにオートキャンプ場ができたせいか、駅前の宿泊施設は廃墟になってます…。

徒歩数秒の、その海水浴場へ。日本の渚百選にも選定されている、宮崎・境(みやざき・さかい)海岸が正式名で、浜でヒスイが見つかることから「ヒスイ海岸」とも呼ばれているそう。

海も凪いでるし、写真ではまったく表現できてませんが雨はキツいわ、傘が煽られるほど風は強いわで浜に降りる気にもならず、次のデンシャまで1時間近くあるというのに大きな松の木の下で呆然と海を見つめることぐらいしかできませんでした…。

16:46、ようやく待望の富山行き上り560Mがやって来ました。
(つづく)
撮影日:2014年8月15日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)
