2009-10-12 #04 豊肥本線 あそ1962 〔熊本県〕
11 17, 2014 | デンシャ旅 -九州(JR)
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2009年10月12日(月)。5年前の九州「西日本パス」の旅最終日、第4回。
南阿蘇鉄道訪問のあと再び戻った立野駅に、次に乗る列車がやってきました。
JR豊肥本線の観光列車、「あそ1962」です。

SL「あそBOY」の後継として水戸岡さんデザインでリニューアルされたキハ58系2両編成、熊本~宮地間を一往復する臨時快速の観光列車。この翌年、2010年12月26日に運転を終了してしまい現在は走ってないので、今となっては貴重な体験でした。

時刻表には立野11:36発とあったのに11:16頃に到着したので「?」と思ってたら、駅の近くの立野橋梁をアテンダントさんと一緒に歩いて見学に行く時間がとってあったんです。

南阿蘇鉄道の立野橋梁。1928年(昭和3年)完成の、九州では珍しいトレッスル橋。山陰本線の旧余部橋梁なき現在、日本最長 (136.8m) の鉄道用トレッスル橋なんだとか。

南阿蘇鉄道で往復してたのに、この先の第一白川橋梁とごっちゃになって価値がよく分かってませんでした(汗)。

さて、また立野駅に戻って、今度こそ「あそ1962」で出発。

車内の様子。全席指定で、もちろん「西日本パス」で押さえておいたんですけど、確か本来は熊本駅から乗る予定を、南阿蘇鉄道訪問をぶっ込むプランを思いついたため、立野からの乗車にした記憶が。

立野駅を発つと、アテンダントさんからほのぼのした立野駅スイッチバックの説明が。

2両編成のワンマン列車なので運転士さんはスイッチバックの際に運転席を前後に移動。

スイッチバック完了。眼下にいま登って来た線路と立野駅を含む集落が。
立野駅は海抜277m、隣駅の赤水(あかみず)駅は465m。駅間距離わずか8kmに対して高低差は190mもあるため、こうした勾配緩和の策が必要なのでした。

豊肥本線はいよいよ阿蘇カルデラ内へ。

11:55、赤水駅。立野橋梁もいいけど、ここでも時間を割いてくれたら、と思ったイイ駅舎…。

南阿蘇鉄道で南側から眺めていた阿蘇五岳を、今度は北側から望みながら進むことになります。
(つづく)
撮影日:2009年10月12日
カメラ:Nikon D700 +
Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
