2014-09-07 北陸本線起点 米原駅 〔滋賀県〕
12 07, 2014 | デンシャ旅 -北陸(JR)
8 Comments
JR北陸本線、滋賀県エリアの駅めぐり。最終回。
東海道本線/東海道新幹線の駅でもありますが、北陸本線はココが起点。米原駅。

1889年(明治22年)7月1日、官設鉄道の駅として開業。JR西日本とJR東海の会社境界駅であり共同使用駅でもありますが、在来線構内はJR西の管轄だそうで、駅名標もJR西日本仕様。新幹線構内は共に逆。
ちなみに地名の正確な読みは「まいはら」なんですよ。

東海道本線と北陸本線の分岐点、会社境界による乗り換え、新幹線や北陸線特急「しらさぎ」との乗り換え、北陸本線直通新快速電車の分割・併合などで人の流れが絶えない駅。

駅南手にはJR貨物の米原操車場もあり、古くから要衝の駅として栄えてきました。

東西自由通路から見た東海道新幹線ホーム。この写真では分かりにくいけど、品川や豊橋と並ぶ珍しい、地平にある(高架じゃない)新幹線駅。

そんなこんなで、米原駅を利用したことがないという鉄道旅行者は少ないハズですが、駅を外から見た、という方もまた少ないんじゃないでしょうか。僕もいつも通り過ぎてばかり。久々に西口へ向かってみると以前はなかったキレイなエスカレーターが。

米原駅西口。

以前西口を見たのは、この写真を撮った2007年だから7年ぶりか!そりゃ知らんハズや…。
ちなみに米原の橋上駅化は2009年のことです。

西口駅前風景。平和堂(ショッピングセンター)もあり、町の玄関口はこちら側。米原は鉄道の機能上は要衝ですが、残念ながらそれ以外の面ではちと寂しい…。

そんな駅前にも、ついにチェーンホテルの進出が。東横INNさんが来年2015年の2月オープンに向けて鋭意建設中。ようやく米原の駅前も新幹線駅らしくなった?(苦笑)。

さて、先ほどもちょっと述べたように米原は橋上駅なので東西自由通路の途中にある在来線の改札窓口。

こちらは西口寄りにある新幹線改札口(在来線構内に乗り換え口もあります)。

東口のエントランス。東口の方が在来線の改札から近いので18きっぷ旅の乗り換え待ちなどでちょくちょく出入りしてたつもりでしたが、ここも知らないうちに近江鉄道米原駅の直結改札窓口ができてました(2012年4月のことだとか)。

JRホームから見た近江鉄道米原駅。近江鉄道本線もここ米原が起点。

米原駅東口。

東口駅前風景。

東口の駅前はつい最近まで先ほどのロータリー以外は更地だった気がするんですが、駐車場やこんなとってつけたような「米原湊(まいばらみなと)跡」のモニュメントができてました。米原湊は、江戸時代の彦根藩が琵琶湖水運の拠点として当駅付近に開削したという港のこと。

国道8号線や北陸自動車、かつての中山道や北国街道も東口側を通っていて、米原が昔から交通の要衝だったことがよく分かります。古い町並みは断然、東口。

そういえば東口の南、鉄道総合研究所米原風洞技術センターに試作新幹線車両が展示してあるんですが、また今回も見に行くの忘れてた…。(東海道線車内からの撮影)

最後は滋賀県といえば道路沿いのどこにでもあるコレ、飛び出し坊や。
これにて北陸本線滋賀県エリアの駅めぐり、終幕。
(おしまい)
撮影日:2014年9月7日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)
