2015-04-12 #02 丹鉄 京丹後大宮、網野 〔京都府〕
05 11, 2015 | 京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)
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2015年4月12日(日)、京都丹後鉄道(丹鉄)の旅 2日目、第2回
7:40、峰山駅から宮豊線上り218Dに乗車

218Dは普通列車だが「くろまつ」や「あかまつ」同様、JR九州の「ななつ星in九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏デザインのリニューアル車

7:46、京丹後大宮駅に到着

北近畿タンゴ鉄道時代の「丹後大宮」から改称された駅

京丹後大宮駅舎

1925年(大正14年)11月3日、国鉄宮津線の口大野(くちおおの)駅として開業
1963年(昭和38年)5月25日、丹後大宮駅に改称

建物財産標によれば昭和17年9月竣工のものという待合室
3セク移管後、軒並み国鉄時代の駅舎が失われたKTRの駅だが、待合室が残されているパターンが多い




8:10、下り217Dに乗車


8:28、網野駅 駅名に変更はナシ
時間調整で10分間停車

網野駅舎
1926年(昭和元年)12月25日、国鉄宮津線の駅として開業




整理券 フリー切符利用なので必要はないがチェック 社名の印字はちゃんと京都丹後鉄道に切り換わっていた

さらに西へ

9:01到着の久美浜(くみはま)駅
朝イチに乗ったKTR8000形が特急「はしだて」2号(豊岡~久美浜は快速)として上りホームに入線してきた
峰山駅から一駅戻り、丹鉄になって改称された京丹後大宮駅へ。峰山と同じく、駅名標と改札窓口付近の表示以外、北近畿タンゴ鉄道時代と変化はない。次に訪問した網野駅も同様。与謝野駅のように駅名看板すら架け替えていない。もうここらで察しがついてきた。駅名の改称云々に関わらず、丹鉄の駅としての目に見える変化は本当に必要最小限に留めてあるようだ。開業からまだ10日やそこらなので予断ではあるが、今後もそう大きな変更を加える様子はなさそうだ。なにしろ、WILLER TRAINSが「火中の栗を拾う」行為と揶揄の声もあるなか引き受けたのは、赤字額日本一の3セク鉄道なのだ。まずは運行ダイヤの再構築などを含むソフト面での改良に重点を置こうとしているようだし、僕もそれには大いに賛成だ。
ところで、駅前の府道の駅案内標識は北近畿タンゴ鉄道時代のままだということにも気付いたが、これは国土交通省の管轄だと思うのだけれど、どうするんだろうか。
(つづく)
撮影日:2015年4月12日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
