2015-05-04 #03 予讃線 伊予西条~松山 〔愛媛県〕
05 27, 2015 | デンシャ旅 -四国(JR)
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2015年5月4日(月) GW5年ぶりの四国旅第3回
13:53着の伊予西条で13:57発の4549M松山行きに乗り継ぎ

14:15着の壬生川(にゅうがわ)で上り20M 特急「しおかぜ」20号の退避


14:32着の伊予富田で上り4532Mと交換

待合室の壁に国鉄時代の駅名標が

14:37着の今治(いまばり) 14:51まで停車する

その間に14:43着/発の下り11M 特急「しおかぜ」11号を先行させる 少し遅れている

14:55着の波止浜(はしはま)で上り22D 特急「しおかぜ」22号を退避 少し遅れている

伊予亀岡~菊間(きくま) 太陽石油のプラント

15:15着の菊間で上り540Mと交換

菊間~浅海(あさなみ)

15:29着の伊予北条(いよほうじょう)
15:49に下り549Mとして出発するまで20分も停車するので駅の外へ

駅舎併設の交流施設で ひょんなことからお湯を使わない半身浴機器を体験

光洋台~堀江

松山到着直前はさすがに混んできた

ついに松山駅に到着

16:12、松山着


駅西側の松山運転所 南には貨物駅もある


JR松山駅舎
1927年(昭和2年)4月3日、鉄道省の駅として開業

松山へ、伊予西条で最後の乗り換え。今回の予讃線の旅の残り1/3ほどの距離なのに、ここからまだ2時間もかかる。相変わらずちょっと進んでは対向の上り列車を待たされ、今治では後続の特急を先行させるため10数分停車、伊予北条に至っては、列車番号が変わって別列車扱いになる運用上の段取りもあるとはいえ、20分間も停車する。道理で距離に見合わない時間がかかるわけだ。伊予北条ではさすがに手持ち無沙汰なので、車掌さんに一応断わってから気分転換に駅の外へ。京都~松山の路線距離は約450km、フリー切符でない通常の切符でも100km以上なら途中下車が可能なのだ。そうして駅舎併設の交流施設でソフトクリームを買ったら、何だかよくわからない、お湯不要の半身浴機器を厚意で勧めてくれるので納まってみた。傍目にもマヌケだと思ったが、何だかポワンとしながら、この日北条で催されるお祭りの話などを伺ったりして、まったく思いもかけない時間を過ごさせていただいた。
発車時刻が迫ってデンシャに戻ると、松山市近郊でさすがに混んできた車内の、捨てたつもりのボックス席がまだ空いていた。正確には向かいに座っていた少女と言っていい年頃の女の子二人もそのままだったので、またひと声かけて席に戻らせてもらう。今どきな感じだが最初に乗り込んできたときから礼儀正しいいいコたちだった。昨今頻発しているクソみたいな事件などに巻き込まれたりすることなく、これからも無事で過ごして欲しいと思わず願いたくなる。一方、観音寺からずっと同じ行程だった、胸に抱いたぬいぐるみに窓外を見せ続けている風変わりな女性のボックス席だけは、この時もそこだけポツンと空いていた。デンシャ旅でいつも思うが、本当に世の中いろんな人がいる。
京都を発って約9時間、最後は定刻通りの16:12、松山に到着。さすがに時間の感覚がほとんどおかしくなっていたが、伊予鉄市内線の路面電車が行き交う駅前風景を見てホッとする。
(つづく)
撮影日:2015年5月4日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
