2015-05-05 #01 伊予鉄道高浜線 梅津寺、港山、三津 〔愛媛県〕
06 01, 2015 | 伊予鉄道
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2015年5月5日(火)
伊予鉄道郊外線の全35駅を訪問する
まずは高浜線

起点の高浜駅は前日訪れたので梅津寺(ばいしんじ)駅から

1899年(明治32年)7月6日に夏季海水浴客のための臨時停車場が設けられ、1931年(昭和6年)5月1日に常設駅として開業





2009年3月に閉園した梅津寺パーク跡地に、Jリーグ愛媛FCのクラブハウス兼練習場の「愛フィールド梅津寺」

※写真のために集めたわけではない

港山(みなとやま)駅

1898年(明治31年)9月21日に貨物駅として開業後、1907年(明治40年)7月1日に一旦廃止されたが、1931年(昭和6年)5月1日に旅客駅として再設置された



三津(みつ)駅

1888年(明治21年)10月28日開業 四国最古の駅のひとつ

2009年(平成21年)2月5日竣工の3代目駅舎 実態は待合室兼交流施設


ホーム出入口に改札口、切符券売機や駅員も配置されているため、先の駅舎を通る必然性はない


委託の駅員さんが先代駅舎の駅長室看板を見せて下さった
2015年5月5日(日)、旅の2日目。松山到着時に購入、前日も利用した「ALL IYOTETSU 2Day Pass」というフリー切符で伊予鉄道郊外線3線の全35駅を巡る。
まずは高浜駅を起点に松山市駅までを結ぶ全長9.4kmの高浜線。明治21年に軽便鉄道として松山(現・松山市)~三津間が開業、四国最古の鉄道路線。高浜駅は前日訪れたので梅津寺駅からのスタート。なお、実際は朝、JR松山駅前のホテルをチェックアウトして大手町駅から始めたのだが、時間軸に沿ってもあまり意味がないため、起点から終点へ辿るスタイルを採ることにする。
梅津寺駅は2008年2月以来の再訪。駅舎に見るべきものはないが、浜辺という駅自体の立地が出色。今回も青天に恵まれ、気持ちのいいことこの上ない。潮風に吹かれながら朝飯代わりのパンなど食べてつい長居してしまったが、7年前には梅津寺パークという小さな遊園地のあった場所が、サッカー練習場になっていたのはちょっと寂しかった。
今回が初訪問の港山駅は前日、「三津の渡し」のあとに訪れた。写真もその時のもの。「三津の渡し」は当駅からの方が断然近かった。およそ9時間の京都~松山鈍行旅で疲れていたのか、駅名標を撮り忘れるという痛恨のミスを犯してしまった。伊予鉄の新事業計画で駅名標などは早晩変更されそうだから、悔やんでも悔やみきれない。
三津駅は前日も訪れたが「三津の渡し」が目的ですぐに去ったので、この日もう一度訪問した。何れにせよ2010年のGWに、先代の素晴らしい木造駅舎が建て替わってしまったのを確認しに来て以来だが、旧駅舎を模していながら人間と人型ロボットぐらいの違和感がある現駅舎にやっぱりガッカリする。救いは、とても気さくな委託駅員さんと話しが弾み、秘蔵の旧駅舎駅長室看板まで見せていただけたこと。他の遺構も、旧駅舎解体時に気前よく進呈したり勝手に持って行かれたりしたのだそうだ。
残り31駅。
(つづく)
撮影日:2015年5月5日
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
+ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
