九州デンシャ旅 【15】 みつあんきょ 〔福岡県〕
04 22, 2009 | 平成筑豊鉄道
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九州デンシャ旅、第15回。
『 みつあんきょ 』とは、平成筑豊鉄道の内田(うちだ)~赤(あか)間にある
明治時代の三連アーチ橋の通称です。




旅の前に平成筑豊電鉄HPの内田駅のページで知り、これはちょっと見ておきたいな、と
軽い気持ちで寄ってみたつもりが、思いのほか見つけるのに苦労して2時間もさまよってしまいました(アホ)。
福岡県道418号線沿いに探せば必ず見つかりますので、クルマが頻繁に通るから歩きにくいと
僕のように線路の西側の農道から探すのは間違いです(泣)。
場所が分かってしまえば何てことないんですけど、いづれにせよ、歩いて探していると
ちょうど不安と挫折に見舞われて引き返してしまうような絶妙な位置にあるのです。

(クリックでもうちょっと拡大)
1枚目=見つけたと同時にご褒美のようにデンシャが来たのですが、咄嗟でまぁヒドい写真です…。
2枚目=凹凸が激しいのは、複線化を見越してレンガを継ぎ足せるように積んだ未完の状態だからだそう。
複線化は現在に至るまで叶わず…。
3枚目=こちらが完成状態の壁面。案内板と「近代化産業遺産」の碑が立っています。
4枚目=トンネル内に文化庁による「登録有形文化財 第40-0011号」のプレート。
明治28(1895)年建造のこの三連橋梁は「明治中期の工法などの技術を知る上からも
貴重な近代遺産」と案内板にあります。
5枚目=簡素なつくりの内田駅。
撮影日:1月25日
カメラ:Nikon D700 + TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD
イラストマップ:Corel Painter9.5 + wacom Intuos2 で作成
