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Kyo-to (キョート)

Author:Kyo-to (キョート)

線路を走るのは何でも「デンシャ」ぐらいのユルさで鉄道旅を通して出会った風景や人、古い駅舎や古い町並みを記録していきたいと思っています。時々、地元京都。
リンク、そして古い記事でもコメントなど、お気軽にどうぞ。

※万が一、写真を気に入ってもらえて、私的な保存などは構いませんが、改変・転載等は勘弁してください。


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「京都から来ました」

06 06, 2009 | 京都

15 Comments
ponto-kiyamachi

旅先で出会った方に、まぁカメラをブラさげてウロウロしているんですから
どこから来たのかというのはほぼ毎度訊かれることです。
そこで今回の記事のタイトルのようにお答えするんですが、
実はこれが何となく後ろ暗いというか、いつも僕は複雑な気持ちで口にしています。

さすがに「京都?知らんなぁ…」という方はおられないようで(笑)、説明が省けて助かるのですが、
大抵は「それは遠いところから」とねぎらって下さった上で、次の2つの反応に分かれることがあります。
目をキラキラさせて京都の良さや訪問された時の思い出話などを語って下さる方と、
どことなく戸惑いというか不審な表情が伺える方です。

前者がほとんどで、もちろん僕の生まれ故郷ですから素直に嬉しいし、ありがたい気持ちでいっぱいになります。
でも、別に僕が褒められてるワケでもないのにどこかおもはゆい感じで、いたたまれなくなるのも事実です。

そして後者なんですが、これは僕の好きなローカル線沿線で時々お見受けするタイプで、
どうも「何で(名所旧跡で溢れる)京都からわざわざこんな何もない所へ…?」と感じておられるようなのです。
先日の山陽の旅の山口県で出会った方も口々に「何もない、何もない」とおっしゃってました(苦笑)。
逆に、全国的に知名度の高い観光地で対抗意識のような形で表れている感じがすることもあります。

確かに京都は歴史のある街ですし、やっぱり生まれ育った街なので僕も大好きで誇りには思ってますけど、
かえって名所なんかはいつでも行けると思って実際にはほとんど行ったことがない所ばかりだし、
住んでいると当たり前になって、特別素晴らしい、他より優れている街だなんて感じることはありません。
まして、旅先でその土地と京都を比べてどうだと考えたりすることもありません。
それどころか旅を重ねるごとに、それぞれの風土とそこに暮らす方々も多様で
日本には素晴らしいところがいっぱいあるんだ、という思いが強くなるばかりです。

そんなワケで、たとえそこが万人にアピールする要素という意味で「何もない」場所だったとしても、
僕はその何もないところがいいんです、などと真剣に言ってみたりするのですが、
社交辞令のように受け取られてしまったり、嫌味に感じられたりしないかと気になって
やっぱりいたたまれない気持ちになってしまうのでした。

と、ここまで書いて、僕は自意識過剰なんじゃないかという気もしてきました(苦笑)。
京都を一番好きなのは京都人、という説もありますし…。


写真:先斗町(ぽんとちょう)と木屋町(きやまち)通りを結ぶ小路で
撮影日:5月30日
カメラ:Nikon D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D

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15 Comments

京都って、やはり特別な場所という認識があって
関東住まいの私には「詣でる土地」とさえ思います。
場所にせよ職業にせよ、世間で固定されたイメージって、結構すごいですよね。

しかし、観光名所であれ、何にもない街であれ
わざわざ出向くという点においては、どこでも変わらぬことだと
Kyo-toさんの文章を読んで思いました。
有名/無名に関わらず、自分の知らないものを見聞きするのは愉しい!

JRのCMではないですけれど、京都に行きたくなりました。

by pltr0 | 06 06, 2009 - URLedit ]

私も住まいが奈良なので、旅先で
「奈良から来ました」
というと、ここでKyo-toさんが書いておられるのと全く同じ反応に出会います。

「こんなナンニモないところへ・・・」

というフレーズもホントによく耳にします(笑)
確かに謙遜ではあるかもしれないけれども、その内側には「じぶんとこ」への愛情というか誇りというか・・・そういう意識みたいなものが感じられます。
そんなニュアンスが日本人っぽくて、私はトッテモ好きだったりします。考えすぎかなぁ(笑)


今日のお写真を拝見して・・・あそこやん!
と、思わず「うふ」と笑みをもらしてました。

木屋町通りは・・・昨年の冬はよく歩いたっけ
とっても好きな「通り」です。

by halfmoon | 06 06, 2009 - URLedit ]

校舎の反応をする方は、特に「ひとり旅」の経験がない方ではないかと推察します。それていわゆる「観光旅行」しかしたことがない人。

Kyo-toさんも僕と同じ血が流れていると思いたいのですが(笑)、地方都市などにぶらりと出かけ自分の生活の手垢のない町を歩き、一時そこの住人になったかのように地元の喫茶店に入ったり図書館に入って本でも読んでみたりそういうことが好きな人には、そこがいわゆる「観光地」だったり、「みるべきものがなにもない」といわれる土地だったりしても関係がないんですよね。

by かっちん | 06 06, 2009 - URLedit ]

上のコメント
「校舎」→「後者」でお願いします(^^;

by かっちん | 06 06, 2009 - URLedit ]

こんにちは~
ホント、有名な観光地の有無は無関係ですよね。その場所の空気とか情感、人々の佇まい。知らない土地に立つと痛いほど感じる、あの体験が欲しいのですから。
でもね、京都はね、有名な観光地すべてを取り払っても、完全に魅力的で素晴らしい町です。
このお写真。
灯りが写りこむ、夕方の暗い濡れた路地。。すぐ先にある人々の気配。ソソりますねえ。

by shockatz | 06 06, 2009 - URLedit ]

こういう風情ある京都を撮りたいんですよね、、、
なぜか自分では変なところばかり撮っちゃうもので、、、^^;
この辺りもウロウロしてたんですが、、、
先斗町(ぽんとちょう)、この読み方知りませんでした、、、恥ずかしい、、、(笑


by ステファン@Art Of Life | 06 07, 2009 - URLedit ]

お返事が遅くなってすみません。

>pltr0さん
住んでると「あぁ、ここもまたマンションに…」と町家が減っていくのを
嘆きたくなる具合な京都なんですが…(苦笑)。
でも、先日のインフルエンザ禍で観光集客面で
大きなダメージを負ってますので、ぜひお越しをお待ちしてます(再び苦笑)。

「有名/無名に関わらず、自分の知らないものを見聞きするのは愉しい!」
というお言葉にはまったく同感です!

>halfmoonさん
奈良は仏像好きな僕にとっても素晴らしい街です(笑)。
京都は大抵、庭しか見せてくれなくてケチんぼです(笑)。

「何にもない」の謙遜という面からの考察、おっしゃる通りですね。
halfmoonさんの感性は素晴らしいと思いますよ。

木屋町通りは交番も新しく出来て、以前に比べると
安心して歩ける通りになりましたね(笑)。

>かっちんさん
わー!もうまったくおっしゃる通りです。
僕が書きたかったことをたった数行でまとめていただけて素晴らしいです。
変換ミスなんて全然問題じゃないですよ(笑)。
ありがとうございます。

>shockatzさん
ホントに的を得たコメントを下さる方ばかりで幸せを感じてます僕。
たとえば越ノ潟や浜加積に降り立った時の感覚なんか、おっしゃる通りです(笑)。

ただ、京都はこういう佇まいの場所が減ってきてるのが
やっぱり残念なんですよね…。

>ステファンさん
サッカー観戦の帰りに雨に降られてたまたま撮れた写真を
ステファンさんにそんな風におっしゃっていただけると
夢心地になってしまいますが(苦笑)、ありがとうございます。

先斗=ぽんと、これはフツー読めませんし恥じることなんて全然ありませんよ(笑)。
大体、先斗町の「町」は「ちょう」と読ませてるのに
木屋町や河原町は「まち」とか、とかくややこしいんですよ京都は…(苦笑)。

by Kyo-to | 06 08, 2009 - URLedit ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

by | 06 08, 2009 - [ edit ]

>鍵コメさん
いやぁ、そこまで言っていただけると
逆に「京都」のブランド力(りょく)みたいなものに
空恐ろしささえ感じてしまいます(笑)。
まぁ何だかんだ言ってもやっぱり嬉しいんですけどね。

「何にもないところだって、見方によっては素敵なもので溢れてる」
っていうのはおっしゃる通りですよね。
写真を撮られる方なんかは特に、そういう点を
すぐに見つける才能をお持ちですね。

by Kyo-to | 06 09, 2009 - URLedit ]

そうそう。
京都人は京都大好きだし、決して京都を否定しませんよね。

生まれた故郷で「こんな田舎はいやだ」と上京する人の気持ち。
私にはよく解るのです。
私もそのうちの一人だったので。

京都がいつまでも京都人が誇れる京都で有り続けてほしいと思います。

うまく税金使ってや~!!!

by へから夫人 | 06 09, 2009 - URL [ edit ]

京都という街は好きでも、いわくイケズetc…な京都人気質みたいなものは
敬遠される方もおられるし、そのせいで京都自体を嫌う方も時々お見受けします。

そういう面に息苦しさを感じて京都を出て行く人なんかもいて、
僕も旅に出て外から京都を見たとき、「京都」って何だろうな、
と思ったりすることもあります。

by Kyo-to | 06 10, 2009 - URLedit ]

京都に長い歴史があるから。


なんだと思います。
京都を語れば長くなります。
「京都学」という講義ができそうなくらいに。


この記事、読めば読むほど語りたくなります。


私がまだ北九州に住んでいて、京都から来たkyotoさんを見れば、
修学旅行で経験した京都の素晴らしさを、(きらきらした目で)一通り語った後、
「で、なんで、あんなすばらしいところから、わざわざこんな田舎に来たん?」と
いう反応をしてしまいそうです。

対抗意識を燃やすほどの観光地でもない北九州出身の私がそういう気持ちの奥には、

「京都から来た人にも、いいなと思ってもらえるようなところが、ここにもあるの?それはどんなところ?」

と聞きだしたいから。だと思うんですけど。
そうすることで、自分の地元も捨てたもんじゃない!
というのを、再認識したい。からではないでしょうか。

故郷は離れて思うもの・・・。
みたいな言葉があったとおもいますが、京都が息苦しくて離れた人にとっても、やはり京都は「故郷」であると思うし、
「やっぱりええなぁ」と思う故郷が「京都」というのは、ヨソ者にしては、うらやましい限り。ですけどね。

なにはともあれ、日本人にとって「京都」が特別なまちであることは間違いありませんし、
京都人が誇れる京都でなければこのまちは守られない。とも大げさながらに思います。

余談ですが、京都のイケズは、地方出身者には大そう怖いものです。(笑)

「でも、京都の人は、そんなの日常やし言われても、今度なんか言われたら言い返してやろうくらいにしか思ってないよ。」

なんてサラリと京都人に言われると、
ますます「おぉぉ・・・」と京都のイケズが恐ろしくなるのです。(苦笑)

そのたくましさが、日本の歴史を支えてきたんだと勝手に思ってます。


スミマセン。よそ者のたわごとでした。

by へから夫人 | 06 10, 2009 - URL [ edit ]

エラいぎょうさん語ってくれはっておおきに~ ←イケズ?(笑)

いや、でも真剣に興味深いご意見でした。特に、

「京都から来た人にも、いいなと思ってもらえるようなところが、
ここにもあるの?それはどんなところ?」 と聞きだしたいから

というのは思いも及びませんでした。
もしそうだとしたら、「何にもないところが」なんていうのは、
たとえ本心でも、とてもガッカリさせてしまう返答ですよね…。
でも実際、京都と違う景色を見に行こうと思って旅してるのでもないし、
お世辞で見当外れなことも言いたくないし、難しい問題に突き当たってしまいましたよこれは。
うーん。

by Kyo-to | 06 11, 2009 - URLedit ]

こんばんは。
ご挨拶が遅くなりましたが、ブログをリンクさせて頂きましたぐうと申します。
改めまして、よろしくお願いします。

「何もないところ・・・」という地元の方が言われる。
これは、住み慣れてしまうと、地元の良いところが見えなくなってしまうという事もあると思います。
その土地に、何もないという所はどこにもないんですね。必ず、良いところがある。
その魅力を見つけられるのは、よそ者である、旅人なんだと思います。
よく、町おこしや、まちづくり会社の話題を最近は目にしますが、
キッカケになる人は大概よそ者なんですね。
そこにある、良さを地元の人は見つけられないのはどこも同じようです。
そう言いながら、自分も地元の魅力を見つけられないでいた一人です。
それが、銚子電鉄のぬれ煎餅騒動で、全国から銚子へ訪れてきて
その方達と話しをする機会が出来ました。

すると、銚子は良いところだよねって、みんなが言ってくれる訳です。
そんなに良いところなのかと、初めは思っていたのですが、
改めて、その方々と一緒に地元を歩いて、
空が広い、夕陽がきれい、食べ物が美味しいなんて、
地元にいると意識しない所に感動して話しをしてくれました。
そうして、話しをしていく内に、もう一度地元を見直して見ようと思い始めた訳です。
何もないと思っていた場所が、そうじゃなかった。

その土地の良いところは、よそ者が見つけて、
地元の人たちに伝えてみると、意識が変わって行くんじゃないでしょうか。

田んぼの中の一本道や、町中のカーブ、小さな交差点、
角の店などなど、そこにある風景すべてが魅力あるものなんですね。
でも、最近はどこの町へ行っても画一的になって来て、
旅人の目で見ても、魅力の無い町が増えているは寂しい限りです。

長々と、突然のカキコミ失礼致しました。

by ぐう | 06 22, 2009 - URLedit ]

ぐうさん、ご丁寧にご挨拶だなんて
恐縮してしまいますが、ありがとうございます。
あ!ぐうさんのブログの僕のコメントで
肝心の「銚子」を「調子」なんて初歩的なミス、大変申し訳ありませんでした。

そして今回いただいた実体験に基づいた素晴らしいコメント、
まったくおっしゃる通りですね。
今度はもっと自信を持って現地の方にその土地の魅力をお伝えしたいと感じましたし、
末尾の、「最近はどこの町へ行っても画一的になって」というのも
僕も旅を重ねてホントに懸念していることでした。

こちらこそ、ホントに改めてよろしくお願いします。

by Kyo-to | 06 22, 2009 - URLedit ]

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