JR武豊線 亀崎駅 〔愛知県〕
09 26, 2009 | デンシャ旅 -東海(JR)
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7月20日、青春18きっぷで京都へ戻りつつ寄り道の旅。
2ヶ所目は、日本で現役最古の駅舎と言われている、
JR武豊(たけとよ)線の亀崎(かめざき)駅です。
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

明治19(1886)年開業当初から残る駅舎と聞いてワクワクして降り立ったんですが…。
駅舎の正面に掲げられた看板も新しくて思いっきり「JR」って書いてあるし、
駅舎自体もデザイン以外に全然古さを感じません。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

待合室というか改札の辺りも壁や天井は改装されてて情緒はまったくないのですが
こんな位置にこんな柱があるのは駅舎の元の構造の名残を
最大限留めてくれているということなのでしょう。
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

最初はかなり不満な印象の亀崎駅でしたが、しばらく滞在しているうちに、
コストの問題で放ったらかしにされて見た目が古い駅舎は数あれど、
味気ない姿に建て替えられたりもせず丁寧に修繕されて使い続けられているのは
幸せなことなんじゃないかと思えてきました。
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

この亀崎駅のあるJR武豊線は、東海道本線の大府(おおぶ)駅から分岐して
知多(ちた)半島を武豊まで南下する全線単線・非電化の短い盲腸線なんですが、
駅の自転車置き場に掲げられた住民の方々の願いは、肝心の
「複線電化 高架」という部分が色褪せてしまうほど長く、いまも実現されていません。
でも僕自身が武豊まで乗り通した印象では、利用者は結構な数でしたよ。
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
撮影日:7月20日
カメラ:Nikon D700
