"こんぴらさん" 金刀比羅宮 〔香川県〕
01 03, 2010 | デンシャ旅 -四国(私鉄・三セク)
5 Comments
ことでん琴平線の終点、琴電琴平駅まで辿り着いたらやっぱり、
「こんぴらさん」こと金刀比羅宮(ことひらぐう)へのお参りは欠かせません。
重いカメラとレンズを抱えて石段を登り切れるか一抹の不安はありましたが(苦笑)、
ともかく歩き出してみました。

石段がはじまる前から麓の参道沿いには店が建ち並び、
この時は獅子舞なんかが披露されてて早くも賑やかな雰囲気。

石段を登りはじめてしばらくは土産店が両脇にひしめく
まだまだ余裕のたたずまい。

「はぁ…もうだいぶ登ったんちゃう?」と思った頃に、ようやく金刀比羅宮の大門。
門のところで365段目だそうです。

「無理!でもお参りはしたい…」という方には
有料ですがカゴで担いでいってもらうこともできます。

大門を抜けたところに「五人百姓」と呼ばれる、金刀比羅宮の境内で唯一
土産物の販売を許されているという名物の飴を売る5人の女性がおられます。
帰りに購入してみた際に撮影させていただきました。

もう思い残すことはない、ってぐらい登ったところに本殿
…かと思ったら「旭社」という重要文化財の大きな建造物。
まだもうちょっと先があります。

石段の幅が狭くさらに急になってきてくじけそうになった頃、
ようやく空が開けてきて…

今度こそ本殿です。ここまで785段。
金刀比羅宮は全国の金刀比羅/琴平/金比羅神社の総本宮なんだそうです。
ご利益は海の安全、五穀豊穰、商売繁盛などなど。

実はまだこの先、計1,368段を登り切った先に「奥社」があるんですが、
まだこの時点では「ことでん」全駅下車の旅も道半ばで
「時間がないな…やむをえない」と苦しい言い訳を胸に、
本殿脇から讃岐平野の大パノラマを眺めてから引き返したのでした。
でもバッグ含め総重量3kgぐらいのこのカメラセットで
これからさらにどこでも行けそうな自信だけはつきました(苦笑)。
撮影日:09年11月22日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
(最後の写真のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))
