名鉄美濃町線 新関駅跡 〔岐阜県〕
01 24, 2010 | 名鉄(名古屋鉄道)
3 Comments
前回の続きです。
名鉄美濃町線の廃線跡はやがて小さな川に突き当たるのですが、
そこには短い鉄橋が線路ごと、そしてその先に
新関(しんせき)駅跡が駅舎ごと残っていました。

雪が似合う、小ぶりながらも立派な鉄橋。

名鉄、新関駅跡。
岐阜市内の徹明町(てつめいちょう)から続く美濃町線の列車の多くは
ここが終点だったそうで、実質的な終着駅といえるだけに
しっかりした造りの駅らしい駅の佇まいがほぼ当時のまま残ってるのは
奇しくもプチ名鉄廃線跡めぐりの旅になった僕には嬉しい限りです。
っていうか、何も知らなかった僕はこの時点でテンションMAX。

相対するホーム側から駅舎の改札口を通して駅前を見ています。
時間がなくて駅舎正面へ回れなかったのが悔やまれます。

さすがに駅名標は残ってませんでしたが、こんな当時のままの看板が。

デンシャでここへ降り立ってみたかったです…。
事前にあまりリサーチしすぎると、ただそれを確認しに行くだけの旅になる気がして
僕はいつも大して下調べせずに旅に出ます。おかげでたったこれだけのことでも
「大発見!」と感動しまくりだったんですけど、帰ってからよく調べてみると
廃線から数年しか経ってないためか美濃町線の廃線跡は結構な範囲にわたって
遺構が残ってるみたいで、ネット上にたくさんの記事も散見されます。
当時は鉄道に興味がなくて乗る機会もなかった僕には
貴重な現役時代の写真と併せて拝見するととても興味深く、
また改めて美濃町線廃線跡だけを再訪したいと思えるほどでした。
ということで、旧名鉄美濃駅と関~新関駅間だけの
非常に断片的な僕の美濃町線廃線跡めぐりでしたが、
僕自身は長良川鉄道訪問のサイドストーリーとして
すごく楽しめたひと時でした。
撮影日:09年12月20日
カメラ:Nikon D700 + Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
(3、4枚目のみレンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF))
